『世界の中心で、愛をさけぶ』は、2001年に小説が出版され、柴咲コウの書いた「泣きながら一気に読みました」という帯がつくやいなや人気が爆発、コミック化・映画化・テレビドラマ化・ラジオドラマ化・舞台化と様々なジャンルで描かれている片山恭一の作品です。 この記事では、映画・ドラマのそれぞれのキャストを解説していきます!
『世界の中心で、愛をさけぶ』映画・ドラマのキャスト一覧表
| 役名 | ドラマ版 | 映画版 |
|---|---|---|
| 松本朔太郎(高校生) | 山田孝之 | 森山未來 |
| 松本朔太郎(大人) | 緒形直人 | 大沢たかお |
| 廣瀬亜紀 | 綾瀬はるか | 長澤まさみ |
| 大木龍之介(高校生) | 田中幸太朗 | 高橋一生 |
| 大木龍之介(大人) | — | 宮藤官九郎 |
| 朔太郎の祖父/写真館主 | 仲代達矢(松本謙太郎) | 山崎努(重蔵) |
| 朔太郎の恋人(大人) | 桜井幸子(小林明希) | 柴咲コウ(藤村律子) |
| 少女・律子 | — | 菅野莉央 |
| 亜紀の父 | 三浦友和 | 杉本哲太 |
| 亜紀の母 | 手塚理美 | — |
| 谷田部敏美 | 松下由樹 | — |
| 松本芙美子 | 夏帆 | — |
| 松本潤一郎 | 高橋克実 | — |
| 松本富子 | 大島さと子 | — |
| 松本綾子 | — | 木内みどり |
| 中川顕良 | 柄本佑 | — |
| 上田智世 | 本仮屋ユイカ | — |
| ジョニー | — | 津田寛治 |
| 出井 | — | 天海祐希 |
松本朔太郎
映画版:森山未來

ドラマ版:山田孝之

この物語の主人公。高校生の朔として青春の輝きと切なさを体現した役です。 映画版で主人公を演じた森山未來は、本作で2004年の日本アカデミー賞新人俳優賞・ブルーリボン賞新人賞などを受賞。空港でのシーンは特に多くの人の記憶に刻まれました。その後も「苦役列車」(2012年)など話題作に出演し、ダンサーとしても国内外で高い評価を得ています。 ドラマ版で主人公を演じた山田孝之も、同役でドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞。「WATER BOYS」(2003年)でドラマ初主演を務めたのを皮切りに、「電車男」(2005年)や「クローズZERO」(2007年)、「闇金ウシジマくん」シリーズ(2010年)、「全裸監督」(2019年)など話題作への出演が続きました。2024年には「七夕の国」で丸神頼之役を演じています。
廣瀬亜紀
映画版:長澤まさみ

ドラマ版:綾瀬はるか

この物語のヒロイン。陸上部に所属していて、勉強もスポーツもできる人気者。映画もドラマも白血病で髪の毛が抜けて丸坊主になっているシーンは、実際に剃ったそうです。 長澤まさみは自ら剃毛を申し出て役に真摯に取り組み、その透明感と清潔感あふれるアキを見事に演じ切りました。本作で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など数々の映画賞を受賞。その後も「HERO」(2015年)、「コンフィデンスマンJP」シリーズ(2019年〜)など話題作への出演が続き、日本を代表する女優の一人として活躍しています。 ドラマ版の綾瀬はるかは、このころまだ知名度がなく、初めて挑んだ大役でした。700人以上の候補者の中からオーディションで勝ち取り、映画版の長澤さん同様に剃毛を行って役に臨みました。その後も「ホタルノヒカリ」シリーズ、「JIN-仁-」シリーズ、「八重の桜」(2013年)などの人気ドラマに主演。「海街diary」(2015年)や「今夜、ロマンス劇場で」(2018年)、大河ドラマ「麒麟がくる」(2020年)にも出演し、「義母と娘のブルース FINAL 2024年謹賀新年スペシャル」にも登場しました。
大人になった松本朔太郎
映画版:大沢たかお

ドラマ版:緒形直人
大人になった主人公。映画版では30代のITエンジニアで、ドラマ版では34歳の病理研究医という設定でした。高校生の頃の亜紀との思い出に、心に深い傷を負っています。 映画版を演じた大沢たかおは、本作の前年「解夏」(2003年)でも日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した実力派。繊細な演技で大人の朔の痛みを表現しました。近年は「翔んで埼玉」(2019年)、「Fukushima 50」(2020年)など話題作にも出演し、幅広い役柄で活躍しています。 ドラマ版では数々の連続ドラマに出演してきた緒形直人が、記憶の傷を抱えた34歳を演じました。
大人になった時の朔太郎の恋人
映画版:柴咲コウ

ドラマ版:桜井幸子
映画版では藤村律子という名前で、朔太郎の婚約者です。ドラマ版には同じ設定の人はおらず、朔太郎の大学時代からの親友、シングルマザーの小林明希が新恋人のポジションになります。明希は、保険外交員をしながら息子・一樹を育てています。 映画版で婚約者・律子を演じた柴咲コウは、テレビドラマ版の主題歌「かたちあるもの」も担当。「JIN-仁-」シリーズ(2009年〜)や「99.9 刑事専門弁護士」シリーズ(2016年〜)など人気ドラマにも多数出演し、女優・歌手として長年にわたり活躍しています。
ちなみに映画版少女時代の藤村律子:菅野莉央
写真館の経営者
映画・重蔵(重じぃ):山崎努

ドラマ・松本謙太郎:仲代達矢
映画版では、深みを持った芝居を感じさせてくれる山崎努が、朔太郎とも仲がいい町の写真館を経営する老人・重蔵(重じぃ)を演じました。「蒲田行進曲」(1982年)や「マルサの女」(1987年)など名作を彩ってきた大ベテランで、「おくりびと」(2008年)では日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞するなど、今も第一線で活躍しています。 ドラマ版では、写真館の館長でもある朔太郎の祖父・松本謙太郎を仲代達矢が引けを取ることなく演じ切りました。ドラマでは、朔太郎の実家が写真館を経営しているという設定です。
大木龍之介
映画:宮藤官九郎

朔太郎のために何かと協力してくれる友人・大木龍之介の大人版を映画で演じたのは宮藤官九郎。脚本家・演出家としても知られる宮藤さんが、コミカルな味わいのある龍之介を体当たりで演じました。ドラマ版には、大人になってからの龍之介は登場しません。
高校生時代の大木龍之介
映画版:高橋一生
ドラマ版:田中幸太朗
ドラマ版で高校時代の龍之介を演じた田中幸太朗は、同役でザテレビジョンドラマアカデミー賞(2004年夏クール)第42回新人俳優賞を受賞しました。その後も「H2〜君といた日々」(2005年)や「白夜行」(2006年)、大河ドラマ「風林火山」(2007年)などに出演。ドラマ出演後には『世界の中心で、愛をさけぶ』の舞台でも主演を務めています。2017年には一般女性との結婚を発表し、2024年には「366日」に出演しました。
中川顕良
ドラマ版:柄本佑
朔太郎の同級生・中川顕良を演じたのは柄本佑。本作は芸能活動を本格的に開始してから間もない頃の出演でした。その後も連続テレビ小説「あさが来た」(2015年)や「アルキメデスの大戦」(2019年)で活躍。2023年には「シン・仮面ライダー」でライダー2号を演じ話題を集めました。2024年には大河ドラマ「光る君へ」に出演。私生活では2012年に女優の安藤サクラさんと結婚し、2017年には第1子が誕生しています。
上田智世
ドラマ版:本仮屋ユイカ
朔太郎の同級生・上田智世を演じたのは本仮屋ユイカ。10歳で子役としてデビューし、本作での演技が大きな注目を集めました。同年には連続テレビ小説「ファイト」にも主演。その後も多くのドラマや映画で活躍し、2012年からは「王様のブランチ」でMCも務めました。2021年からは「ゆいか」名義で歌手としても活動しています。
ドラマ・映画『世界の中心で、愛をさけぶ』キャストの現在を解説
この記事では、『世界の中心で、愛をさけぶ』のドラマと映画のキャストを解説してきました。 キャストの違いにも注目しながら、映画とドラマを見比べてみてはいかがでしょうか。
