映画『007』シリーズ全作品&歴代ジェームズ・ボンド俳優まとめ

2017年12月8日更新

1962年の第一作が公開されてから、最新作まで24作となり長く世界中のファンから愛されている『007』シリーズ。スパイアクション映画の金字塔となっているこのシリーズの主人公、ジェームズ・ボンドについてご紹介します。歴代のボンドは一体どんな俳優が演じてきたのでしょうか。

あなたが好きな映画『007』はどの作品?

007

2015年12月4日日本公開の『007 スペクター』を含めると映画『007』シリーズは全部で24作品あります。記念スべき第1作目『007は殺しの番号, ドクターノオ』は1962年の作品なので、実に50年以上もの間人々に愛され続けた人気シリーズであることがわかります。

全24作品の中で、6人の俳優が主役の007ことジェームズ・ボンドを演じました。この人以外にはありえない、とまで言われた俳優や1,2作で降板してしまった幻の俳優まで、007シリーズ全作の紹介とともにまとめました。

元祖にして映画『007』歴代シリーズ最高のボンド、ショーン・コネリー

【初代】第1作~第5作、第7作

007:ショーン・コネリー

ジェームズ・ボンドと言えばショーン・コネリーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。元祖ジェームズ・ボンドであり、同シリーズをここまで大きく成長させた人物の一人であるとも言えます。

イギリス秘密情報部員ジェームズ・ボンドの誕生(1962年)

記念すべき第1作目。ジェームズ・ボンドがアメリカの月面ロケット打ち上げを無事成功させるため、電波妨害をしている組織を突き止め、その本拠地へと乗り込みます。

命を狙われたボンドはどう切り抜けるのか…(1963年)

ソビエト連邦情報機関の最高幹部会議はボンドの殺害を企て、スメルシュの手によってそれを成功させようとします。緻密な計画の中ボンド殺害に抜擢されたタチアナ・ロマノーヴァは、ボンドに夢中になってしまい…。

ゴールドフィンガーに囚われ危機に!(1964年)

カジノ・ロワイヤルでオーリック・ゴールドフィンガーのカードゲームの如何様を暴いたボンドはゴールドフィンガーが金の密輸を行っていると聞かされその調査に乗り出しました。ところが、調査中、ボンドはゴールドフィンガーに捕らわれしまい、危機に瀕していくのでした。

バハマで繰り広げられる死闘!(1965年)

イギリス空軍機が飛行訓練中に消息を絶ち、謎の組織スペクターから1億ポンド相当の金塊を要求され、ボンドは空軍機が消えた先と思われるバハマに飛びます。そこでは今まさにスペクターの幹部エミリオ・ラルゴが空軍機から原爆を引き上げようとしているところだったのです。

最愛の妻を殺害された007に降りかかる危険とは…?(1967年)

結婚式の直後に妻を殺害され絶望の淵に立たされたボンドは任務を次々に失敗してしまいます。それを見かねた上司のMは、ボンドを00課から外交官課に異動させて7777号とし、日本へ派遣します。東京で見慣れた街並みが多く登場し、それだけでも見ごたえのあるシーンの連続になっています。

ニューヨークを舞台に、ダイヤを巡って巻き起こる争い(1971年)

ダイヤモンド密輸ルートの解明の任務を任されたボンドは運び屋に扮してニューヨークへダイヤを運びます。そこで密輸ルートを仕切っていたのはギャング団スパングルド組だということを突き止め、ルート壊滅へと奮闘します。

たった一作。幻の007、ジョージ・レーゼンビー

【2代目】第6作

007:ジョージ・レーゼンビー

ショーン・コネリーが主演の降板を表明し、多くのボンド候補の中から選ばれたのが演技経験の全くないジョージ・レーゼンビーでした。見事なアクションを披露したことを監督に評価されたのも起用のひとつの理由でもあります。彼はこの1作でボンドを降板していますが、コネリーとの比較やプレッシャーに負けたものだったようです。

細菌兵器を使った恐るべき殺人計画に立ち向かう(1969年)

巨大悪の組織スペクターの首領、ブロフェルドの居所を突き止めたボンドはスイスへと乗り込みます。しかし、そこで細菌を使った殺人計画があることが明らかになるのです。

復活に一役買った!ファンも認めたMr.ボンド、ロジャー・ムーア

【3代目】第8作~第14作

007/ロジャー・ムーア

3代目とは言え、ショーン・コネリーから引き継ぐ形となったロジャー・ムーア。歴代最多で出演し、甘いマスクとユーモア溢れるキャラクターで落ち込んでいた007人気を復活させたとも言われている俳優です。ボンドと言えばショーン・コネリーという常識を覆すほどの存在感を示しました。

派手なアクションで魅せる麻薬組織との死闘!(1973年)

麻薬事件を追っていたボンドは、ニューヨークに派遣されに乗り込みました。そこで麻薬をタダで配り社会の壊滅を図ろうとしているミスター・ビッグという男に行き当たり、対決を余儀なくされます。

スカラマンガに命を狙われたボンド(1974年)

ロンドンのMの元に、ジェームズ・ボンドの命を奪うと書かれたメモと共にひとつの黄金の弾丸が届けられました。送り主は、殺し屋の帝王KGBやマフィアを手下に従えるスカラマンガ。挑戦状を叩き付けれたボンドがスラマンガの元に向かうのでした。

第10作『007 私を愛したスパイ』(1977年)

ボンドの元にイギリスの原潜が姿を消したと情報が入り、また一方ではソ連の原潜が姿を消したことがわかり真相解明のためボンドはエジプトへと向かいます。何者かが、戦略用に原潜航跡追跡システムを開発したことがわかるのですが…。

007が不死身の強さを見せ付ける!(1979年)

アメリカのスペース・シャトル、ムーンレイカーが何者かによって奪われるという事件が発生し、ボンドが追及していくとそこには、恐ろしい人類抹殺計画と判明するのでした。

ボンドの体当たりのアクションが見所!(1981年)

イギリスの監視船がギリシャ沖で遭難するも、そこにはミサイル誘導装置ATACが積載されていたのです。引き上げ作業を進めていた海洋考古学者ティモシー・ハブロック卿が殺害されその真相を探るべく、ボンドはマドリッドヘ。

ファベルジュの卵の謎を巡って繰り広げられる死闘の連続(1983年)

ファベルジュの卵を手に入れようとした009が、殺害されその秘密を解明するよう任務を任されたボンド。卵を巡ってインドへ乗り込みそこで出会ったのが謎の女性実業家オクトパシーでした。

強敵!ボンドの前に立ちふさがる最強の女殺し屋(1985年)

ソ連国内に潜入していた003はアメリカ製の半導体チップを持ち出そうとして雪山で遭難してしまいます。その遺体からチップを回収したボンドは、それが核爆発で発生する強力な磁気にも対抗できるものだと知るのでした。

目新しさが認められた?ティモシー・ダルトン

【4代目】第15作,第16作

007/ティモシー・ダルトン

歴代ボンドで最も人気の高かったとも言われる、ロジャー・ムーアの後任としての抜擢に人気低迷も危ぶまれましたが、アクティブさから湧き出てくる若々しさが評判になり、新しいボンド像を作りあげたとして評価されました。

合言葉は「スパイに死を」(1987年)

ジブラルタルでのNATOの演習訓練中に殺害された004。ボンドは真相を解明するために暗殺者を追うのですが、KGBのプーシキン将軍が黒幕となり英米のスパイの総抹殺を企んでいるとわかるのでした。

007至上、もっとも血なまぐさい作品(1989年)

アメリカ領内に姿を見せたという麻薬王サンチェスを捕らえるが、すぐに逃亡しボンドも仲間も次々と襲撃されてしまいます。復讐を誓ったボンドはサンチェスを鮫の餌にして落とし前をつけるのですが…。

完全無欠のスマートな007、ピアース・ブロスナン

【5代目】第17作~第20作

007:ピアース・ブロスナン

4代目のボンドのときにオファーを受けていたにも関わらずそれを叶えることができず、ティモシー・ダルトンが引退の後にようやく5代目のジェームズ・ボンドに。最初のオファーから15年もの月日を経ての抜擢となりました。ワイルドさとエレガンスさに加え、ユーモアもありかつスマートという非の打ち所のないボンドを好演しました。

9年前に見捨てた006と衝撃の再会!(1995年)

電磁波攻撃用の衛星システム「ゴールデンアイ」に隠された秘密とそれに関係している人物を探し出すために、ボンドはサンクトペテルブルクに飛ぶのですがそこで、9年前に死んだはずの006と再会し…。

メディアの帝王と謎の中国人女性ウェイ・リンが握る秘密とは(1997年)

イギリス戦艦が中国領域付近で攻撃を受けるもそれは中国からの攻撃ではなく、世界で名を知られているメディアの帝王エリオット・カーヴァーの操るステルス艦の仕業であることが判明したのでした。

不死身のテロリスト「レナード」との戦いで危機一髪(1999年)

MI6本部で石油王が暗殺され、その裏に国際的テロリスト集団の影があることが判明し、次に危険が迫るのは石油王の娘だと感じたボンドは警護に付き石油王殺害の真犯人の登場を待っていました。

00(ダブルオー)ナンバーの剥奪された007の危機(2002年)

ボンドは北朝鮮側の非武装地帯にある基地で、長きに渡る監禁・拷問を受けることに。14カ月後ようやく解放されたボンドは00(ダブルオー)ナンバーの剥奪を言い渡されるという思いがけない事態に陥るのです。

寡黙でタフな金髪のジェームズ・ボンド、ダニエル・クレイグ

【6代目】第21作~第24作

007:ダニエル・クレイグ

歴代では、初の金髪のジェームズ・ボンドとして当初は違和感が消えず抜擢に対してのバッシングがとても多く、作品への仕上がりに影響を及ぼすかと思われましたが、寡黙でタフなボンドを熱演しそれが高い評価を受けてシリーズ最高記録の興業収入を樹立しました。

新ボンドで、007となる前の物語がスタート(2006年)

ジェームズ・ボンドが007となる以前の物語を描いた作品となり話題をさらいました。初任務を任命されたボンドは、国際テロ組織の壊滅へと乗込み死闘を繰り返すのでした。

人生とは一体何をもって幸せというのか考える(2008年)

前作からの引き続きとなるストーリー展開で、ボンドの個人的な復讐心を抱きながらも任務という感情の介入が許されないものの狭間で揺れ、葛藤している心情を見事に描き出しています。世界中を駆け巡るロケに作品のスケールアップしているところも見所です。

ボンド、死す?(2012年)

トルコでの作戦に参加していたボンドは、フランス人傭兵パトリスとの死闘の末ボンドに動向していたエージェントに誤って打たれてしまい、峡谷に落下し行方不明となってしまいます。そして、数カ月後経過しボンドは公式に死亡が認定されてしまうのでした。

封印されていた謎が明らかに!(2015年)

ボンドのトラウマともなっている、幼少期の秘密が明かされるとも言われている同作。ボンドガールにはレア・セドゥモニカ・ベルッチの二人を起用することでも話題を呼んでいます。

歴代のジェームズ・ボンドにはそれぞれ個性もありストーリーも様々。いつの時代も、このスパイアクション映画は多くの人に愛されているシリーズです。最新作『007スペクター』の公開は2015年12月4日(金)です。