2022年8月31日更新

【2022最新】おすすめスパイ映画ランキング49!シリアスな諜報戦からコメディまで

キングスマン
© Twentieth Century Fox Film Corporation/zetaimage

失敗の許されない緊張感あるシチュエーション、ワクワクするようなスパイガジェット、爽快感のあるアクション。そのエンタメ性の高さから幅広い世代に人気のスパイ映画は、「007」「ミッション・インポッシブル」など数多くの人気シリーズを輩出してきました。 この記事ではおすすめのスパイ映画をセレクトし、あらすじと見どころを紹介しています

おすすめのスパイ映画を選んだ基準は?

おすすめのスパイ映画の順位はどう決めた?

スパイアクションの完成度の高さ、スパイ映画としてのストーリーの完成度の高さ、ハラハラ・ドキドキの緊張感を演出できているかなどの評価指標を加味して、映画に詳しい編集部が最終的な順位を決定しました。

おすすめのスパイ映画は?

上記の基準で選んだ結果、『ボーン・アイデンティティー』、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』がおすすめです。

記事ではciatr編集部が自信をもっておすすめできるスパイ映画を49作品紹介しています。

1位〜10位

1位『ボーン・アイデンティティー』(2002年)

新たなスパイヒーローを生み出した「ボーン」シリーズ1作目

ジャンルアクション , ヒューマンドラマ , ミステリー・サスペンス
キャストマット・デイモン , フランカ・ポテンテ

2002年の『ボーン・アイデンティティー』は新たなスパイヒーローを生み出した「ボーン」シリーズの1作目。記憶を失ったエージェント、ジェイソン・ボーンの自分探しの物語の始まりが描かれています。

マルセイユ沖で引き揚げられたとある男は記憶をすべて失っていました。男は唯一の手掛かりであるスイス銀行の貸金庫の中身を確かめます。そこには「ジェイソン・ボーン」という名前のパスポートと、偽造パスポートの数々、そして拳銃が入っていました。

ここがおすすめ!

ド派手なアクション映画とは一風変わった、リアルなスパイアクションと丁寧な描写、緻密に展開するストーリーが魅力。「007」のボンドや「ミッションインポッシブル」のイーサンと比べると、普通の青年に見えるマット・デイモンの見た目と活躍ぶりのギャップもたまらないです。

2位『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年)

007 ノー・タイム・トゥ・ダイ ダニエル・クレイグ

ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドの旅の終わり

ジャンルアクション
キャストダニエル・クレイグ , ラミ・マレック , レア・セドゥ

監督の降板騒動やコロナ禍による度重なる公開延期に見舞われながらも上映に漕ぎ着けたシリーズ25作目にしてクレイグ=ボンドの引退作。

現役を退いたボンドは、ジャマイカで穏やかな日々を過ごしていました。そこへ現れたのは旧友のCIAエージェント、フェリックス・ライター。彼の依頼により、攫われた科学者を救うため、ボンドは想像を超えた戦いへと挑むことに……。

今作にはキーパーソンとして前作「スペクター」のボンドガールであるマドレーヌが引き続き登場しています。「007」シリーズを観たことがない場合は「スペクター」を鑑賞してから臨むことをおすすめします。

ここがおすすめ!

2006年から本作を含めて5本の映画でボンド役を務めたダニエル・クレイグが、「今作こそ最後の作品」と宣言し出演した作品。センチメンタルかつ美しいラストシーンは、「007」ファンのみならず、映画批評家からも高評価です。クレイグの体を張ったアクションはもちろん、アナ・デ・アルマスやレア・セドゥといった女性陣の活躍が今作を新時代の「007」を標榜するのに相応しい最高の映画にしています。

3位『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018年)

ミッション:インポッシブル フォールアウト トム・クルーズ
©︎Paramount Pictures/Photofest/zetaimage

トム・クルーズが骨折しながらも撮影した体当たりすぎるアクションを見よ

ジャンルアクション
キャストトム・クルーズ , ヘンリー・カヴィル

トム・クルーズが1996年の第1作から主人公イーサン・ハントを演じてきたスパイ・アクション「ミッションインポッシブル」シリーズの第6弾。

盗まれたプルトニウム回収ミッションの任務についたイーサン・ハント。しかし何者かにプルトニウムを奪われ、CIAからも疑われて監視役のエージェント・ウォーカーが送り込まれる始末。イーサンたちは秘密組織「アポストル」が関与していると見て、手がかりとなる男ジョン・ラークを追います。

シリーズ6作目ですが、前作からの繋がりが希薄なため、ここから鑑賞しても楽しめます。

ここがおすすめ!

これまでにも危険なスタントに自ら挑戦してきたトム・クルーズが、今作ではヘリコプターのアクロバット飛行に挑んでいます。ウォーカーを演じたのは、『マン・オブ・スティール』(2013年)のヘンリー・カヴィル。イーサンとの壮絶なヘリコプターの空中戦が大きな見どころです。

4位『TENET テネット』(2020年)

『TENET テネット』
© 2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved

複雑なプロットとド迫力の映像に圧倒される

ジャンルアクション, SF
キャストジョン・デヴィッド・ワシントン , ロバート・パティンソン , エリザベス・デビッキ

CIAエージェントである「名もなき男」は、キエフのオペラ劇場におけるミッションで敵に捕まり、自殺用のカプセルをかみ砕いて意識を失います。やがて彼は北海を航行する船の上で目を覚ましました。

「名もなき男」は新たに人類滅亡の危機を阻止する任務を与えられ、「テネット」という合言葉を教えられます。時間を逆行する技術を持つ謎の組織を追って、「名もなき男」はインド、ヨーロッパ、ロシアの各地を旅することになるのでした。

ここがおすすめ!

CGを極力使わないことで有名なクリストファー・ノーラン監督が作り出す、IMAXカメラの性能を最大限に引き出した迫力の映像に圧倒されます。入り組んだストーリーで、劇場公開時にはリピーターが続出しました。

5位『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015年)

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
©Paramount Pictures/Photofest/Zeta Image

開幕からテンション全開なトム・クルーズのアクション

ジャンルアクション
キャストトム・クルーズ , ジェレミー・レナー , レベッカ・ファーガソン

「ローグ・ネイション」は2015年公開の「ミッションインポッシブル」シリーズ第5作目。スタントなしで演じた飛行機しがみつきアクションは公開前から話題になりました。

IMFに所属するイーサンは無国籍スパイ集団シンジケートの調査に当たっていましたが、IMFはCIAから解散を命じられ、さらにイーサン自身もシンジケートに捕まるという窮地に陥ります。謎の美女イルサの助けで事なきを得たイーサンでしたが、待ち受けていたのはさらに困難な任務でした。

説明が多く理解しやすいストーリーなので「MI」シリーズを観たことがない人にもおすすめです。

ここがおすすめ!

話題の軍用機に取りつくシーンは、惜しげもなく冒頭に登場。それもそのはず、そこからもまったくテンションを下げないままに怒涛のアクションシーンが続きます。5作目にしてさらに“インポッシブル”な任務に挑むイーサンから目が離せません。

6位『キングスマン』(2015年)

キングスマン
© Twentieth Century Fox Film Corporation/zetaimage

コリン・ファース主演の大ヒットアクションスパイ映画

ジャンルアクション , コメディ
キャストタロン・エガートン , コリン・ファース

ロンドンのとある高級テーラー・キングスマン、その裏の顔は国籍フリーの最強スパイ組織。そこに属するベテランエージェントのハリー・ハートは、亡き父もキングスマンの候補生であったゲイリー・アンウィンをスカウトします。

厳しい新人試験に挑むゲイリーと、巨大な陰謀に挑むハリーに待ち受ける運命は……。

ここがおすすめ!

往年のスパイ映画を彷彿とさせるアクション&スパイガジェットと、コメディ寄りの軽快なストーリーが魅力。その完成度は折り紙付きで、頭を空っぽにして映画を見たいときにオススメなエンターテインメント映画です。

7位『007 スカイフォール』(2012年)

『007 スカイフォール』ダニエル・クレイグ
© MGM/Columbia Pictures/Photofest/Zeta Image

息を呑む美しい映像とタイトなアクションで新たなスパイ映画の領域へ!

ジャンルアクション
キャストダニエル・クレイグ , ハビエル・バルデム

任務中の事故で死んだと思われていたジェームズ・ボンド。それをいい事に怠惰に過ごしているとMI6本部が爆破されたとのニュースがありました。使命感に苛まれてまたMI6に復帰することに。

イギリス諜報員のエージェントであるジェームズ・ボンドは、NATOに関する情報を奪った敵のアジトを探し出すことに成功します。イスタンブールで敵に辿りつこうとしたとき、同僚が怪我をしてしまいます。ボンドは命令により、そのまま追跡を続けますが……。

ここがおすすめ!

世界各地で撮影された映像が美しい、ジェームズ・ボンドシリーズ第23弾。主役は今回もダニエル・クレイグが演じきります。ハードボイルドな風合いが増し、「007」ファンが認める傑作のうちの1つと言えるでしょう。

8位『キングスマン: ゴールデン・サークル』(2018年)

キングスマン:ゴールデン・サークル (プレス)
© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

英国スパイ機関「キングスマン」の活躍を描くシリーズ第2弾

ジャンルアクション , コメディ
キャストコリン・ファース , ジュリアン・ムーア , タロン・エガートン

世界的大ヒットとなったスパイ・アクション『キングスマン』(2015年)の続編。監督のマシュー・ボーンと主演のタロン・エガートンが続投し、スパイ機関「キングスマン」と麻薬組織「ゴールデン・サークル」との戦いを描きます。

ゴールデン・サークルの女ボス・ポピーは、落ちこぼれキングスマン・チャーリーを味方にして、ミサイル攻撃で「キングスマン」を壊滅させます。ただ2人生き残ったエグジーとマーリンは、アメリカの同盟スパイ機関「ステイツマン」と協力して、ゴールデン・サークルに立ち向かうのでした。

ここがおすすめ!

前作を上回る豪快なアクションと超豪華キャストが見どころ。エグジーの師ハリー・ハート役のコリン・ファースも続投しています。さらに「ステイツマン」のエージェントとしてチャニング・テイタムやハル・ベリーが参戦、エルトン・ジョンが本人役で登場して注目を集めました。

9位『インファナル・アフェア 無間道』(2002年)

『インファナル・アフェア』(2002年)
© MEDIA ASIA FILMS / WANG-FAI WONG /All Star Picture Library/Zeta Image

互いの組織に潜入している男たちの高度な頭脳戦

ジャンルアクション, ヒューマンドラマ , ミステリー・サスペンス
キャストアンディ・ラウ , トニー・レオン

『インファナル・アフェア』は2002年の香港映画。香港でのブレイク後にハリウッドに移ったジョン・ウー監督に代表される、香港ノワール映画の最高傑作との呼び声も高い作品です。

香港マフィアの若き構成員ラウはボスの指示で警察に潜り込み、10年かけて警察内の信頼を築いてきました。一方で、ラウの同期の警察官ヤンは捜査としてラウのマフィアへの潜入を命じられます。

ここがおすすめ!

設定を聞いただけでワクワクする本作ですが、それを上回る秀逸なストーリーと、互いの組織に潜入する2人の高度な頭脳戦が見どころ。2006年には『ディパーテッド』としてレオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン主演でリメイクされています。

10位『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)

007 カジノ・ロワイヤル
© MARTIN CAMPBELL/All Star Picture Library/Zeta Image

辛口ファンも唸らせた!重圧を跳ね除け成功したクレイグ版1作目

ジャンルアクション
キャストダニエル・クレイグ , エヴァ・グリーン , マッツ・ミケルセン

『007 カジノ・ロワイヤル』は原作小説第1作目を21世紀の設定に置き換え、ボンド役にダニエル・クレイグを据えて新たなシリーズの皮切りとなった作品。殺しのライセンス“007”に昇格した若きボンドはテロ組織に資金を供給しているル・シッフルの企みを阻止すべく、カジノで対決します。

バカラのゲームでル・シッフルを見事に負かしたものの、彼の背後には、もっと大きな組織が控えていました。ボンドと相棒の女性・ヴェスパーの身に魔の手が迫ってきます。

ここがおすすめ!

公開前から金髪のボンドとしても注目を集めたダニエル・クレイグの色気、CGなしのド迫力なアクション、緊迫感のあるストーリーとどれをとっても高水準で、低迷していたシリーズのファンを一気に取り戻しました。北欧の名優マッツ・ミケルセンの代表作でもあります。

11位〜20位

11位『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011年)

『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』
©PARAMOUNT PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

作品を重ねるごとに評価が高まる「MI」シリーズ4作目!

ジャンルアクション
キャストトム・クルーズ , ジェレミー・レナー

ロシアのクレムリン爆破事件の容疑者にされた主人公イーサン。アメリカが関与否定をするべくイーサンを任務に任命します。

アメリカ政府はゴースト・プロトコルを発令することで、事件との関係性を疑われることを防ぎます。そして、組織名簿から名前を消されたイーサンに、過酷な指令を下しますが……。

ここがおすすめ!

ジェレミー・レナー、レア・セドゥら、トム・クルーズの脇を固める俳優も近年話題作に出演する俳優ばかり。特にジェレミー演じるブラントがイーサンに振り回されるさまはシリーズ屈指の笑えるシーンです。人気のためか続編「ローグ・ネイション」でも登場しています。

12位『善き人のためのソナタ』(2006年)

『善き人のためのソナタ』
©SONY PICTURE CLASSICS/zetaimage

一般市民の生活を盗聴する国家保安省職員の心の葛藤

ジャンルヒューマンドラマ
キャストウルリッヒ・ミューエ , マルティナ・ゲデック , セバスチャン・コッホ

1984年、共産主義体制下の東ドイツでは、密告や盗聴といった国家の監視が市民生活の隅々にまで浸透していました。

そんな東ベルリンの国家保安省職員・ヴィースラーは、劇作家ドライマンとその同棲相手の舞台女優クリスタを監視するよう命じられます。しかし、彼らの生活を盗聴するうちに、孤独だったヴィースラーは人間の温かい心を知るようになります。やがてドライマンたちに親しみを感じるようになった彼は、市民を理由なく弾圧する国家に対しても疑問を抱くようになるのでした。

ここがおすすめ!

かつて東ドイツ市民が経験した監視社会の実像を克明に描いたヒューマンドラマ。一般市民を監視する国家保安省職員の心の苦しい葛藤を丁寧に描いたことが高く評価され、アカデミー外国語映画賞に輝いています。

13位『007 スペクター』(2015年)

007 スペクター
©MGM/Columbia/Photofest/Zeta Image

ダニエル・クレイグの最後のボンドとも噂されたシリーズ第4作目

ジャンルアクション
キャストダニエル・クレイグ , クリストフ・ヴァルツ , レア・セドゥ

2015年に公開された『007 スペクター』はダニエル・クレイグが演じる「007」シリーズとしては第4作目。

前作スカイフォールで得た手掛かりをもとにメキシコシティで非公認の任務に就いていたボンド。一方、所属するMI6はMI5に吸収される危機に瀕しており、さらに謎の犯罪組織スペクターの影もちらついていました。ボンドは真実に辿り着けるのでしょうか……。

ここがおすすめ!

第4作目では相変わらずのCGなしのハードなスタントに加え、ストーリーの良さにも注目したいところです。これまでの3作で積み上げてきた伏線を巧みに回収しつつ、ボンドの引退が暗示されるのですが……。

14位『マリアンヌ』(2017年)

マリアンヌ
(C)2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

過酷な時代に翻弄されるスパイ夫婦の究極の愛を描くラブ・サスペンス

ジャンルアクション , ヒューマンドラマ , 恋愛 , 戦争
キャストブラッド・ピット , マリオン・コティヤール

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや『フォレスト・ガンプ 一期一会』で著名なロバート・ゼメキス監督によるスパイを主人公としたラブストーリー。ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールが夫婦役で共演を果たしています。

第二次世界大戦下の1942年、カサブランカで出会ったカナダ人スパイのマックスとフランス軍レジスタンスのマリアンヌ。2人はドイツ軍に対して共闘した後、恋に落ち結婚しますが、幸せな生活はマリアンヌの二重スパイ容疑で一転します。

ここがおすすめ!

前半はカサブランカでのアクション、後半は時代に翻弄される2人の愛の行方が見どころ。愛する妻の汚名をそそぐべく奔走するマックスと、夫と子どもを守ろうとするマリアンヌの純粋な愛に、最後は涙腺崩壊です。

15位『ボーン・アルティメイタム』(2007年)

ボーン・アルティメイタム マット・デイモン
©Universal Studios/Photofest/zetaimage

大人気「ボーン」シリーズ3部作の最終章

ジャンルアクション , ヒューマンドラマ , ミステリー・サスペンス
キャストマット・デイモン , ジュリア・スタイルズ , デヴィッド・ストラザーン

2007年に公開された『ボーン・アルティメイタム』は、『ボーン・アイデンティティー』から始まったマット・デイモンを主演とする「ボーン」シリーズ3部作の完結編。

失った記憶を求めるジェイソン・ボーンは、CIAの極秘作戦ブラック・ブライヤーの手掛かりを追う新聞記者サイモン・ロスと接触を試みますが、ロスは目の前でCIAによって殺されてしまいます。そして、ボーン自身もCIAに命を狙われて……。

ここがおすすめ!

シリーズの売りであるジェイソン・ボーンの大迫力なアクションは、前作からの続投となったポール・グリーングラス監督の細かなカット割りによってさらにスピード感を増し、視聴者が瞬きをする間もないほどです。

16位『アトミック・ブロンド』(2017年)

アトミック・ブロンド
©FOCUS FEATURES

シャーリーズ・セロンがMI6のスパイを演じるアクション・スリラー

ジャンルアクション
キャストシャーリーズ・セロン , ジェームズ・マカヴォイ

ベルリンの壁崩壊直前の1989年11月、MI6のエージェントがKGBに殺され、ベルリンにいるすべてのスパイの情報が記録されたリストが奪われました。リストを奪還するため、MI6の凄腕女性エージェント・ロレーン・ブロートンがベルリンに派遣されます。

到着早々KGBに襲撃されたロレーンは、怪しげなMI6の支部長・デヴィッド・パーシヴァルと嫌々タッグを組まされます。しかし、彼女の行く先々には、「サッチェル」という二重スパイの影がつきまとうのでした。

ここがおすすめ!

1980年代末のベルリンのパンクな雰囲気を背景に、イギリス、アメリカ、フランス、ロシア、ドイツといった東西両陣営のスパイが複雑に絡み合う物語。主演のシャーリーズ・セロンの体を張ったアクションシーンも見逃せません。

17位『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015年)

アカデミー賞も受賞、実話をもとにしたスパイスリラー

ジャンルヒューマンドラマ
キャストトム・ハンクス , マーク・ライランス

2015年に公開された『ブリッジ・オブ・スパイ』はスティーヴン・スピルバーグ監督の手による、東西冷戦時代の実話をもとにした伝記的映画。

1957年、アメリカの弁護士ジェームズ・ドノヴァンはブルックリンで逮捕されたソ連のスパイ、ルドルフ・アベルの弁護を担当します。ソ連のスパイを弁護することに対する逆風にさらされながらも、ドノヴァンの弁護によってアベルは死刑を逃れました。

5年後、不運にもソ連に捕らえられたアメリカ人パイロットとアベルを交換する交渉役にドノヴァンは任命されますが……。

ここがおすすめ!

派手なアクションシーンはないもののスリルあるストーリーは見ごたえ十分。主演のトム・ハンクスと、アカデミー助演男優賞を受賞したマーク・ライランスの迫真の演技は、画面越しでも当時の緊張感が伝わってくるようです。

18位『コードネーム U.N.C.L.E.』(2015年)

『コードネーム U.N.C.L.E.』
©︎Warner Bros./Photofest/Zeta Image

CIAとKGB、所属の違う2人のエージェントの関係性がシビレる!

ジャンルアクション , コメディ
キャストヘンリー・カヴィル , アーミー・ハマー , アリシア・ヴィキャンデル

『コードネーム U.N.C.L.E.』は2015年に公開された英米合作のスパイサスペンス。60年代に日本でも放映された人気TVシリーズ『0011ナポレオン・ソロ』のリメイクです。

東西冷戦真っ只中、CIA最高のエージェントと名高いナポレオン・ソロと、ロシアのKGBエージェントであるイリヤ・クリヤキン。2人はとある組織の核開発を阻止すべく、政治的対立を超えてコンビを組むことになります。

当初は互いに足を引っ張り合う2人でしたが、事態が深刻さを増すにつれて絶妙なコンビネーションを見せ始め……。

ここがおすすめ!

ありそうだけど探してみると意外と見つからないエージェントのバディもので、「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督が描く、2人のスパイのコンビネーションが最高にカッコイイ作品です。ウィットに富んだ掛け合いにもシビレます。

19位『裏切りのサーカス』(2012年)

英国とソ連のスパイ工作に圧倒

ジャンルヒューマンドラマ , ミステリー・サスペンス
キャストゲイリー・オールドマン , コリン・ファース

本作は二重スパイが誰かを暴くため、引退した老諜報員が真実を巡って繰り広げる頭脳戦映画です。

スマイリーがイギリス諜報部を退いたのは、東西冷戦が激化していた80年代。そんな彼に、諜報部に潜んでいた二重スパイを始末するという指令が下ります。苦労してスマイリーが見つけ出したスパイは、一体誰だったのでしょうか。

ここがおすすめ!

混沌とした中で主人公が犯人を探す姿に、思わず手に汗握る緊張感がたまりません。多数の個性的な登場人物が複雑に絡み合い、少し難しい内容ですが、何度も観たくなる魅力的な作品です。

20位『SPY スパイ』(2015年)

CIAの冴えないオバサンエージェントが現場で巻き起こすドタバタ

ジャンルアクション , コメディ
キャストジュード・ロウ , ラード・ラウィ , メリッサ・マッカーシー

『SPY スパイ』は2015年に公開されたアクションコメディ。主人公であるCIA所属のスーザン・クーパーは、オフィスからエージェントのブラッドリー・ファインをサポートする内勤分析官です。

とある任務中、ファインは唯一核爆弾の隠し場所を知る重要人物ボヤノフを誤って殺し、さらにボヤノフの娘レイナによって射殺されてしまいます。そして、唯一レイナに身元がばれていないスーザンが現場に出ることに。

ここがおすすめ!

リブート版『ゴーストバスターズ』、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』でもコンビを組んだ、ポール・フェイグ監督とメリッサ・マッカーシーのコメディは爆笑必至。ジェイソン・ステイサムやジュード・ロウの意外なコメディ演技も話題になりました。

21位〜30位

21位『Mr.&Mrs.スミス』(2005年)

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの夢の共演

ジャンルアクション , コメディ , ヒューマンドラマ
キャストブラッド・ピット , アンジェリーナ・ジョリー

2005年の『Mr.&Mrs. スミス』はブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが夢の共演を果たしたスパイ映画。

夫婦でカウンセリングに訪れるほど最近はすれ違いのスミス夫妻は、互いに秘密を抱えていました。なんと、2人は別々の組織で活動する殺し屋だったのです。偶然にも作戦中に遭遇してしまった2人の運命は!?

ここがおすすめ!

監督は『ボーン・アイデンティティー』のダグ・リーマン。本作ではリアル路線の『ボーン・アイデンティティー』とは打って変わったド派手なアクションシーンが展開し、いかにもハリウッド大作らしい作品です。共演をきっかけに結婚した2人の夫婦ぶりにも注目。

22位『ミッション:インポッシブル』(1996年)

『ミッション:インポッシブル』
©PARAMOUNT PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

宙吊りシーンが超有名! スパイ映画のアイデア溢れる名作

ジャンルアクション
キャストトム・クルーズ , ジョン・ヴォイト , ジャン・レノ

『ミッション:インポッシブル』は、シリーズ1作目にして最高傑作とも言われるスパイ映画の金字塔的作品です。

スパイ組織IMFのエージェントであるイーサンのチームは極秘任務に挑みますが、イーサンを除く全員が殺され、任務は失敗に終わります。

さらに唯一生き残ったイーサンには裏切りの容疑がかけられ、当局に追われることになります。イーサンは次々と危機に見舞われながらも、真犯人を突き止めるべく奔走します。

ここがおすすめ!

トム・クルーズ扮するイーサン・ハントが機密室に宙づりで降りていくシーンはあまりにも有名です。他にも腕時計型モニターやロック・クライミング用の手に付ける装置など、今見てもワクワクするようなスパイガジェットも見どころです。

23位『ボーン・スプレマシー』(2004年)

ボーン・スプレマシー マット・デイモン
©Universal/Photofest/zetaimage

1作目よりさらに過酷な試練がボーンを襲う

ジャンルアクション , ヒューマンドラマ
キャストマット・デイモン , フランカ・ポテンテ

「ボーン」シリーズ第2作目の『ボーン・スプレマシー』は2004年公開の映画で、前作『ボーン・アイデンティティー』から2年後のジェイソン・ボーンの活躍が描かれています。

記憶がいまだ戻らないまま、恋人のマリーと人目を忍んで暮らしていたボーン。そんなボーンのもとに謎の刺客が送り込まれ、不幸にもマリーは命を落としてしまいます。復讐を誓ったボーンは敵の痕跡をたどり、CIAのトレッド・ストーン計画の真実へと近づいていきます。

ここがおすすめ!

前作よりさらにパワーアップしたアクション、そして恋人を巻き込んだ新たな試練に挑むボーンにハラハラすること間違いなしです。完結編へとテンションを上げていく「ボーン」シリーズ2作目も見逃せない内容となっています。

24位『007 ロシアより愛をこめて』(1963年)

『007 ロシアより愛をこめて』
©︎ EON PRODUCTIONS/zetaimage

「007」シリーズの方向性を決めた第2作目

ジャンルアクション
キャストショーン・コネリー , ダニエラ・ビアンキ , ロバート・ショウ

1963年に公開された『007 ロシアより愛をこめて』は「007」シリーズ2作目にあたります。前作『007 ドクター・ノオ』に引き続き主演はショーン・コネリー。

犯罪組織スペクターは007を暗殺すべく、美人工作員タチアナとソ連の暗号解読器を餌にボンドを誘い出します。タチアナのイギリス亡命のために、護衛としてイスタンブールに到着したボンドには刺客が襲いかかり……。

ここがおすすめ!

当時最高峰のスパイアクション、美しきボンドガールとのロマンスなど、その後の「007」シリーズの方向性を決定づけた作品で、シリーズ最高傑作に上げられることも多い名作です。

25位『007 慰めの報酬』(2008年)

『007/慰めの報酬』ジェマ・アータートン、ダニエル・クレイグ
© Sony Pictures/Photofest/Zeta Image

ダニエル・クレイグ版「ボンド」映画2作目は全体的にパワーアップ

ジャンルアクション
キャストダニエル・クレイグ , オルガ・キュリレンコ , マチュー・アマルリック

「007」シリーズ第22作目、ボンド役ダニエル・クレイグとしては「カジノ・ロワイヤル」に続く第2弾にあたるのが、2008年公開の『007 慰めの報酬』。

前作で最愛のヴェスパーを失ったボンドは、上司であるMとともに彼女を操っていたミスターホワイトの尋問にあたっていましたが、仲間の裏切りによってホワイトに逃げられてしまいます。

少ない手がかりをたどってボンドはハイチへと飛び、暗躍するドミニク・グリーンという男に近づいていきます。

ここがおすすめ!

前作よりさらに増量されたアクションは、派手なスパイ映画好きにはたまらないです。冒頭からのカーチェイスシーン、ボンドが屋根から屋根へと駆け回るシーンがかっこよすぎます。

26位『誰よりも狙われた男』(2014年)

9・11以降のスパイのリアル! 元MI6のジョン・ル・カレの小説を映画化

ジャンルサスペンス
キャストフィリップ・シーモア・ホフマン , レイチェル・マクアダムス

スパイ映画の中でも、徹底したリアリズムが評価されているのが『誰よりも狙われた男』。2014年公開のイギリス・アメリカ・ドイツの合作スパイ映画です。

ドイツの港湾都市ハンブルク。フィリップ・シーモア・ホフマン扮するベテラン捜査官ギュンター・バッハマンは、チェチェン人の青年イッサ・カルポフが密入国したという情報を入手します。青年はイスラム過激派組織の構成員として国際指名手配されている人物で……。

ここがおすすめ!

原作はスパイ小説の大家ジョン・ル・カレ。自身がMI6に所属していた経験を生かしたリアルなスパイものを得意としており、数多くの作品が映画化されています。本作では9・11以降のリアルな諜報戦が展開していきます。

27位『ミュンヘン』(2005年)

1972年のミュンヘンオリンピック事件を描いたスピルバーグ監督作

ジャンルアクション , ヒューマンドラマ
キャストエリック・バナ , ダニエル・クレイグ

『ミュンヘン』は2005年に公開された、スティーヴン・スピルバーグ監督のスパイサスペンス映画。1972年のミュンヘンオリンピックで起こった実際の事件をもとに作られています。

1972年のミュンヘンオリンピック。パレスチナの過激派“黒い九月”は選手村に侵入し、イスラエルの選手11人を人質にとります。銃撃戦の末、人質は全員死亡し、そのことに対してイスラエル政府は報復を決断しました。実行部隊のリーダーには、もうすぐ父になるアブナーが指名されます。

ここがおすすめ!

ユダヤ系のスピルバーグが描く、イスラエルのテロ事件ということで大いに注目され、公開後も物議をかもしました。アブナー役エリック・バナを中心とした人間ドラマは見ごたえがあります。

28位『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012年)

『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012年)
© COLUMBIA PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

ジェシカ・チャステインが演じるCIA分析官の執念

ジャンルサスペンス , ヒューマンドラマ
キャストジェイソン・クラーク , レダ・カテブ , ジェシカ・チャステイン

2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件の首謀者・ウサーマ・ビン・ラーディンを追い詰めていくCIA女性分析官の執念深い捜査を描いたフィクションです。

CIA分析官・マヤはアメリカ同時多発テロ事件の資金調達者から「アブ・アフメド・アルクウェイティ」という名前を聞き出します。アブ・アフメドは、それまで知られていなかったビン・ラーディンの連絡係でした。

自爆テロの防止を優先する上司を無視して、マヤはビン・ラーディンの居場所を突き止めるため、執拗にアブ・アフメドのデータを解析します。

ここがおすすめ!

マヤ役を務めたジェシカ・チャステインの迫真の演技が見どころ。残虐な捕虜の尋問にも参加してビン・ラーディンを追い詰める主人公の冷徹な姿勢に、背筋が寒くなります。彼女は本作の演技でゴールデン・グローブ賞初受賞を果たしました。

29位『レッド・スパロー』(2018年)

レッド・スパロー (プレス)
©2018Twentieth Century Fox Film Corporation

オスカー女優ジェニファー・ローレンスが美貌の女スパイ「スパロー」に

ジャンルミステリー・サスペンス
キャストジェニファー・ローレンス , ジョエル・エドガートン

足の怪我でバレリーナとしての生命を絶たれたドミニカは、病気の母の治療費を稼ぐため、ロシアの極秘諜報機関に雇われました。

厳しい訓練を受けてスパイ「スパロー」となったドミニカはブダペストに派遣されます。彼女の任務は、CIAのエージェント・ナッシュに近づき、ロシアの諜報機関内部の裏切り者の正体を暴き出すこと。

しかし、彼の信頼を得たドミニカは、母とともにいつの日かロシアから脱出するため、CIAのスパイになることを決意します。

ここがおすすめ!

『世界にひとつのプレイブック』(2012年)でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンスが、体当たりで女スパイを演じた本作。恋と騙し合いの末に、それまでの伏線が回収されるどんでん返しにも驚かされます。

30位『チャーリーズ・エンジェル』(2019年)

『チャーリーズ・エンジェル』
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

人気女性スパイ・シリーズ、装いも新たにリブート

ジャンルアクション , コメディ
キャストナオミ・スコット , クリステン・スチュワート , エリザベス・バンクス

おしゃれな女性エージェントたちの活躍を描く「チャーリーズ・エンジェル」シリーズ。2019年に公開された本作では、クリステン・スチュワートやナオミ・スコットなどが新しい「エンジェル」に扮しました。

エンジェルたちが所属するタウンゼント探偵社のボスであるジョン・ボスレーが引退してから1年後。女性技術者・エレーナが「開発中の装置・カリストが危険な兵器になる可能性がある」と連絡してきます。

新しい女性上司のレベッカ・“ボスレー”に率いられたエンジェルたちは、エレーナとともにカリストの試作機を盗み出そうとするのですが……。

ここがおすすめ!

ファッショナブルな変装や、ユーモアたっぷりの痛快アクションが盛りだくさん!監督・脚本・製作を務めたのは、「ピッチ・パーフェクト」シリーズの製作・監督でも知られるマルチタレント女優・エリザベス・バンクスです。

31位〜40位

31位『007 ゴールデンアイ』(1995年)

『007/ゴールデンアイ』ピアース・ブロスナン、ファムケ・ヤンセン
© MGM/Photofest/Zeta Image

ピアース・ブロスナンを迎えての「007」映画1作目!

ジャンルアクション
キャストピアース・ブロスナン , ショーン・ビーン , イザベラ・スコルプコ

1995年公開の『007 ゴールデンアイ』は5代目ジェームズ・ボンドにピアース・ブロスナンを迎えてのシリーズ第17作目。

ジェームズ・ボンドはロシアの犯罪組織「ヤヌス」の女構成員ゼニアを追いかけていましたが、ゼニアは将軍ウルモフと結託して秘密兵器ゴールデンアイを強奪。ボンドもそれを追いかけてサンクトペテルブルグへと赴きます。

ここがおすすめ!

ボンド役としてもシリーズ屈指の人気を誇るピアース・ブロスナンの第1作目、新たに若返ったセクシーなボンドは必見です。冒頭、約220メートルの高さのダムから飛び降りるシーンを始め、スタントとアクションの連続に息を呑みます。

32位『007 ゴールドフィンガー』(1964年)

『007/ゴールドフィンガー』
©1964 Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved

ファンの間でも『007 ロシアより愛をこめて』と並んで評価が高い

ジャンルアクション
キャストショーン・コネリー , ゲルト・フレーベ , オナー・ブラックマン

1964年公開の「007」シリーズ第3作目で、主演は初代ボンドのショーン・コネリー。前作『007 ロシアより愛をこめて』と本作はシリーズの人気を確立した名作とされています。

ボンドの次のターゲットは億万長者のゴールドフィンガー。諜報部の指示を受けてボンドは英国の金を密輸しているゴールドフィンガーに接近します。さらに、彼が企む“グランド・スラム計画”という恐るべき計画が動き出していて……。

ここがおすすめ!

本作では初めて本格的にボンドカーが登場し、モデルとなったアストンマーティン・DB5は『007 スカイフォール』にもセルフパロディ的に登場しています。ボンドカーの活躍に注目するのも面白いかもしれません。

33位『シュリ』(1999年)

シュリ
©Samuel Goldwyn/Photofest/zetaimage

歴史が生んだ悲恋のストーリー

ジャンルアクション , サスペンス , ヒューマンドラマ
キャストハン・ソッキュ , キム・ユンジン

北(北朝鮮)の工作員として、南(韓国)に潜り込んだ女と、エリート情報局に勤める男の悲恋のストーリー。『シュリ』とは朝鮮半島にだけ生息し、かつては北と南を自由に行き来していた魚です。

韓国秘密情報機関OPの情報部室長であるユ・ジュンウォンは、最近相次いで起きる要人暗殺事件に、北朝鮮の特殊第8軍団が関与していることを突き止めます。捜査を進めたジョンウォンは、北朝鮮の凄腕女性工作員が液体爆弾を入手しようとしていることを知るのですが……。

ここがおすすめ!

北のスパイとして男に近づいたはずが、いつしか、本気で愛するようになる。しかし、殺せと命令されれば、愛する人さえ殺さなくてはいけない。真実を知った男が、彼女に銃を向けるラストシーンは必見です。

34位『コンドル』(1975年)

コンドル ロバート・レッドフォード
©Paramount Pictures/Photofest/zetaimage

名優ロバート・レッドフォード扮するエージェント「コンドル」

ジャンルミステリー・サスペンス
キャストロバート・レッドフォード , フェイ・ダナウェイ

『コンドル』は1975年のスパイサスペンス映画で、主演を務めるのは名優ロバート・レッドフォードです。

ニューヨークにあるアメリカ文学史協会は、実は世界中の書籍を分析するCIA下部組織。ある日、文学史協会は何者かの襲撃を受け壊滅、コードネーム「コンドル」の名を持つターナーだけが生き残りました。

ターナーはCIAの指示でウィクスと落ち合うはずでしたが、そのウィクスに襲撃され、孤立無援となり、独力で事件の真相に迫っていきます。

ここがおすすめ!

ロバート・レッドフォードとフェイ・ダナウェイの共演で、ポリティカル・サスペンスにロマンスが散りばめられた作品です。ウォーターゲート事件の直後という時代背景もあって、国家の陰謀に対する厳しいメッセージも込められています。

35位『スパイ・ゲーム』(2001年)

スパイ・ゲーム ブラット・ピット
©Universal/Photofest/zetaimage

CIAスパイである師匠と弟子の絆

ジャンルアクション
キャストロバート・レッドフォード , ブラッド・ピット

ブラッド・ピットとロバート・レッドフォードの、命を賭けた師弟の絆を描いている作品です。

CIAで工作員を務めているネイサンの相棒は、自らがスカウトしたトムでした。自分の手で育て上げたトムですが、ネイサンが退官するその日に、容疑をかけられ捕まってしまいます。

すべてを承知で、CIAの反対も押し切り、ネイサンはトムを助け出そうと奔走するのでした。

ここがおすすめ!

60代半ばで変わらぬ格好良さと気品ある演技のロバート・レッドフォードが輝いている映画です。アクションは控えめですが、軽快なカメラワークやエッジの効いた演出で描かれる、頭脳を駆使した熱い戦いはひとときも見逃せません!

36位『007 ユア・アイズ・オンリー』(1981年)

『007 ユア・アイズ・オンリー』ロジャー・ムーア、カサンドラ・ハリス
(C) UNITED ARTISTS/zetaimage

前作から一転したド派手なスタントが見どころ

ジャンルアクション
キャストロジャー・ムーア , キャロル・ブーケ

『007 ユア・アイズ・オンリー』は1981年公開の映画でシリーズ第12作目。ボンド役はロジャー・ムーア。

地中海アルバニア沖、イギリスの秘密兵器ATACを積んだ船が何者かによって沈められました。ソ連の手に渡れば東西のバランスを崩しかねないATACを守るため、ボンドは任務中に出会ったメリナとともにギリシャへと乗り込みます。

ここがおすすめ!

コメディ色が強いロジャー・ムーアのボンドを、ジョン・グレン監督が一新。迫力のカーチェイス、スキーアクションなどを盛り込んだシリアスなストーリーが展開していきます。

37位『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)

『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』ピアース・ブロスナン、テリー・ハッチャー
© United Artists/Photofest/Zeta Image

「007」シリーズ第18作は中国が舞台!

ジャンルアクション
キャストピアース・ブロスナン , ジョナサン・プライス , ミシェル・ヨー

1997年公開の『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』はシリーズ第18作目にあたります。ボンド役は5代目ボンドのピアース・ブロスナン。

南シナ海の中国沿岸でイギリスの戦艦が撃沈され、英中間の軍事的緊張は一気に高まります。しかしその事件は中国ではなく、メディアの帝王の異名をほしいままにするカーヴァーによるものでした。状況を看過できない英国諜報部はカーヴァーのもとへ直ちに007を送り込みます。

ここがおすすめ!

シリーズ通して舞台が変わるのも「007」シリーズの魅力ですが、本作の舞台は中国。アジアで活躍するボンドと、ボンドガールを務めた香港の女優ミシェル・ヨーにも注目です。

38位『007 ドクター・ノオ』(1962年)

007 ドクター・ノオ ジェームズ・ボンド 007は殺しの番号
©MGM/UA/Photofest/zetaimage

記念すべき「007」シリーズ第1作目

ジャンルアクション
キャストショーン・コネリー , ウルスラ・アンドレス

『007 ドクター・ノオ』(『007は殺しの番号』)は1962年公開の記念すべき「007」シリーズ第1作目です。ボンド役は初代ボンドのショーン・コネリーが演じています。

1962年、ジャマイカ駐在の英国秘密情報部支局長ストレングウェイズが消息を絶ちました。MI6に所属する007ことジェームズ・ボンドは事件解明のために直ちに現地へと派遣されます。

ここがおすすめ!

スパイ映画としての方向性がはっきりしていなかった第1作目で、SF色の強さ、コメディよりな作風など今では見られない「007」となっています。シリーズファンなら是非見ておきたい作品です。

39位『ソルト』(2010年)

数少ない女性エージェントを主役にしたスパイアクション映画

ジャンルアクション , ミステリー・サスペンス
キャストアンジェリーナ・ジョリー , リーヴ・シュレイバー

2010年の『ソルト』はスパイ映画では珍しい女性アクション全開な作品。

CIAロシア担当のエージェントのイヴリン・ソルトは、ロシアから亡命したオルロフの尋問を担当します。ですが、ソルトはオルロフの証言によりロシア側のスパイの容疑がかかり、CIAから追われる羽目に。果たしてソルトは敵か味方か!?

ここがおすすめ!

『トゥームレイダー』でも主役を演じたアンジーのアクションは必見。もともとはトム・クルーズ主演の企画で、彼が演じるはずだったハードなアクションにアンジー自ら挑戦しています。

40位『ミッション:インポッシブル2』(2000年)

『ミッション:インポッシブル2』
©PARAMOUNT PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

シリーズ第2弾!トム・クルーズのハードなアクションは健在

ジャンルアクション
キャストトム・クルーズ , ダグレイ・スコット , タンディ・ニュートン

トム・クルーズ主演の「ミッションインポッシブル」シリーズ第2弾。2000年に公開された作品で、この年の世界興行収入No.1のヒットを記録しました。

休暇中にロッククライミングを楽しんでいたイーサンのもとに新たな依頼が舞い込みました。それは元同僚アンブローズによって奪われた、感染すると20時間で死亡する驚異の「キメラウイルス」を奪い返すことでした。イーサンはまずアンブローズの元恋人であるナイアに接近します。

ここがおすすめ!

多くの期待を集めた『ミッション:インポッシブル』の続編は、その期待に応えたアクション超大作です。アクション表現が評価されているジョン・ウー監督の息もつかせぬスペクタクル映像、そしてトム・クルーズ自らが演じるハードなスタントにワクワクが止まりません。

41位〜49位

41位『ラストミッション』(2014年)

ケビン・コスナー久々の主演となったスパイアクション映画

ジャンルアクション , ヒューマンドラマ
キャストケヴィン・コスナー , アンバー・ハード , ヘイリー・スタインフェルド

『ラストミッション』は2014年のスパイアクション映画。病気で余命を宣告されたベテランエージェント・イーサンの活躍を描いています。

CIAのエージェントであるイーサンは医者から余命わずかと告げられ、残りの人生は家族と過ごすことを望んでいます。そんな中、謎の女エージェント・ヴィヴィから病気の特効薬と引き換えに、困難な現役最期の任務を依頼されます。

ここがおすすめ!

ケビン・コスナー久々の主演作は王道のスパイもの。脚本は『96時間』、『レオン』のリュック・ベッソン、監督は『チャーリーズ・エンジェル』のマックGです。任務と家族という2つの困難に直面するイーサンのストーリーは定番ながらハラハラできます。

42位『スパイキッズ』(2001年) 

『スパイキッズ2 失われた夢の島』ダリル・サバラ、アレックス・ヴェガ
© DIMENSION/zetaimage

子どもが主人公のファミリー向けスパイコメディ

ジャンルアクション , コメディ , ファミリー
キャストアントニオ・バンデラス , アレクサ・ヴェガ , ダリル・サバラ

元スパイを両親に持ったカルメンとジュニの姉弟が、ジェームズ・ボンドなみの冒険をするスパイコメディ・シリーズです。

2001年に公開された第1作目で、カルメンとジュニの両親が極秘任務を遂行中に拉致されたことから、2人はスパイの子どもであったことを知ります。天才的なガジェットの開発者である叔父の協力を得て、カルメンとジュニは子ども型のアンドロイドを作る黒幕と対決することになりました。

ここがおすすめ!

家族で楽しめることから人気を博し、2021年12月の時点で長編映画4本とテレビシリーズが2シーズン製作されています。映画『デスペラード』(1995年)の監督として知られるロバート・ロドリゲスが、長編映画全4作の監督を務めました。

43位『007 黄金銃を持つ男』(1974年)

007 黄金銃を持つ男
©United Artists/Photofest/zetaimage

シリーズ9作目は凄腕の殺し屋スカラマンガとの直接対決

ジャンルアクション
キャストロジャー・ムーア , クリストファー・リー , モード・アダムス

1974年に公開された『007 黄金銃を持つ男』はシリーズ第9作目。東洋を舞台にボンドと殺し屋スカラマンガの対決が描かれます。ボンドを演じるのは3代目ボンド、ロジャー・ムーア。

イギリス諜報部に届いたジェームズ・ボンドへの殺害予告は、「黄金銃を持つ男」と呼ばれる凄腕の殺し屋スカラマンガからでした。ボンドはスカラマンガが潜伏するマカオに潜り込みますが、実は殺害予告はスカラマンガの愛人アンドレアの謀略で……。

ここがおすすめ!

ボンド映画のなかでも、特にコメディ仕立てで難しいことは考えずに楽しめる作品。空手あり、ボートチェイス、カーチェイス、さらに空飛ぶ自動車ありと贅沢すぎるアクションの連続で最後までハラハラドキドキさせてくれます。

44位『ジョニー・イングリッシュ』(2003年)

マヌケな諜報員ジョニーは無事に祖国イギリスを守ることができるのか?

ジャンルアクション , コメディ
キャストローワン・アトキンソン , ナタリー・インブルーリア

ジョニー・イングリッシュは、イギリスの諜報機関で内勤を務めています。しかし、彼のミスから、機関で最も有能なエージェント1号が亡くなってしまいます。

さらに、エージェント1号の葬儀中にテロが起き、多くのエージェントが命を落とすことに。

幸運にも1人だけ生き残ったおバカエージェント、ジョニー・イングリッシュは祖国を守るため奮闘することになるのでした。

ここがおすすめ!

セリフ無し、顔芸と表情だけでひとを笑わせる「Mr.ビーン」で世界中に大旋風を巻き起こしたローワン・アトキンソンが主人公のおバカエージェントに扮しました。大マヌケにもかかわらず、なぜか生き残ってしまうジョニーの姿は、爆笑無しには見られません。

45位『エージェント・ウルトラ』(2015年)

『エージェント・ウルトラ』ジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート
©︎ Lionsgate/Photofest/zetaimage

最強のCIAエージェントはコンビニバイト!?

ジャンルアクション , コメディ
キャストジェシー・アイゼンバーグクリステン・スチュワート

『エージェント・ウルトラ』は2015年に公開されたアクションコメディ。かつてCIAが行っていたという極秘実験“MKウルトラ計画”を題材に、突如として覚醒したエージェント・マイクの活躍をコミカルに描いています。

主人公のマイクはコンビニバイトで生計を立てる冴えない青年。ある日、1人の女性客がマイクに謎の言葉をささやくと、突如として眠っていたエージェントの能力が目覚め、偶然居合わせた暴漢をあっという間に打ちのめしてしまいます。

それからは、計画の漏洩を恐れるCIAの刺客と戦っていくことに。

ここがおすすめ!

マイク役のジェシー・アイゼンバーグと、恋人役のクリステン・スチュワートの2人の掛け合いが絶妙。恋人たちが試練に立ち向かうなかで愛を深めあっていく姿を、ハードなアクションが際立たせ、ワクワクドキドキさせてくれます。

46位『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』(2002年)

「007」のパロディネタ満載のコメディ!本作はラストの3作目

ジャンルコメディ , SF
キャストマイク・マイヤーズ , ビヨンセ

世界征服を企むドクター・イーブルとミニー・ミー。彼らは刑務所から脱出を図り、見事に成功します。さらに、世界征服のためにタイムスリップをし、宿敵であるオースティン・パワーズの父のナイジェル・パワーズを誘拐します。

というのも、ナイジェルはイギリスの諜報員だったためです。一方のオースティンもタイムスリップで仲間を集めます。

ここがおすすめ!

沢山のセレブが出演しており、今回のヒロインはなんとあのビヨンセ!「007」のパロディやシモネタ満載、馬鹿らしくて笑える映画ですが、しっかりストーリーは作り込まれており、見応えがあります。

47位『グッド・シェパード』(2006年)

グッド・シェパード アンジェリーナ・ジョリー マット・デイモン
©Universal Pictures/Photofest/zetaimage

名優ロバート・デ・ニーロ監督・出演の本格スパイ映画

ジャンルヒューマンドラマ
キャストマット・デイモン , アンジェリーナ・ジョリー , ロバート・デ・ニーロ

本作は、家族にも自分が何者であるか明かせない辛さと戦いながら、敵と対峙していくスパイ映画です。

カストロ政権が国を治める1961年のキューバ。政権を終わらせるべく上陸作戦が決行されますが、CIA内で情報が漏れ、作戦は失敗に終わります。責められるCIAですが、指揮していたエドワードに1本のテープが届きます。そこに映されていたのは、どうやらCIA内部の者とスパイで……。

ここがおすすめ!

監督、出演と共にロバート・デ・ニーロがこなし、その他にもマッド・デイモンやアンジェリーナ・ジョリーなども出演しています。派手なアクションシーンなどはなく逆にリアルで緊迫感があり楽しめます。

48位『シリアナ』(2005年)

シリアナ ジョージ・クルーニー マット・デイモン
©Warner Bros./Photofest/zetaimage

実話をもとにした骨太のポリティカルスリラー

ジャンルヒューマンドラマ
キャストジョージ・クルーニー , マット・デイモン

『シリアナ』は2005年に公開された社会派サスペンス映画。元CIA諜報員のロバート・ベアの自伝をもとに作られています。

CIA工作員バーンズは引退前の最後の任務として、中東の産油国における作戦への参加を命じられます。一方、スイスで活動するアナリスト・ウッドマンはスペイン王家のパーティーで不幸にも息子を亡くしてしまいます。

ここがおすすめ!

ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、クリス・クーパーなどの豪華キャストと、複雑に絡み合うスリリングなストーリーが見どころ。アカデミー賞助演男優賞を受賞したジョージ・クルーニーの役作りにも注目です。

49位『エージェント・マロリー』(2012年)

ガチで強いエージェント! 美人格闘家ジーナ・カラーノが主演

ジャンルアクション , ヒューマンドラマ
キャストジーナ・カラーノ , マイケル・ファスベンダー

2012年に公開された『エージェント・マロリー』は、アメリカの美人格闘家ジーナ・カラーノを主役に迎えたスパイ映画です。監督は「オーシャンズ」シリーズで知られるスティーブン・ソダーバーグ。

凄腕女スパイのマロリーはバルセロナでの人質救出を依頼され、見事に成功させます。さらにMI6からの依頼が舞い込んで、新たなパートナーのポールと任務に臨むマロリーでしたが、そこに待ち受けていたのは卑劣な罠でした。

ここがおすすめ!

WWEの世界的スター、ドウェイン・ジョンソンを筆頭にハリウッドでは格闘界のトップ選手が俳優も務めるケースはありますが、女性格闘家の主演デビューは異例ではないでしょうか。強さと美貌を兼ね備えたジーナ・カラーノが見せる本物の格闘技にあなたも震え上がることでしょう。

スパイ映画でしか満たされないスリルとサスペンスがそこに

おすすめのスパイ映画をランキング形式で49作紹介しました。 一言にスパイ映画といっても、ハリウッドのイメージそのままなスペクタクル大作から、リアル路線の社会はサスペンスまで実にさまざまですが、選んだ作品は見どころの多いものばかりです。 見逃している映画があればぜひチェックしてみてください。