映画「007」シリーズおすすめの見る順番を解説!全作品のあらすじを歴代順に紹介
タップできる目次
- 映画「007」シリーズおすすめの見る順番は?
- 1.『007は殺しの番号 ドクター・ノオ』(1962年)
- 2.『007 ロシアより愛をこめて』(1963年)
- 3.『007 ゴールドフィンガー』(1964年)
- 4.『007/サンダーボール作戦』(1965年)
- 5.『007は二度死ぬ』(1967年)
- 6.『女王陛下の007』(1969年)
- 7.『007 ダイヤモンドは永遠に』(1971年)
- 8.『007 死ぬのは奴らだ』(1973年)
- 9.『007 黄金銃を持つ男』(1974年)
- 10.『007 私を愛したスパイ』(1977年)
- 11.『007 ムーンレイカー』(1979年)
- 12.『007 ユア・アイズ・オンリー』(1981年)
- 13.『007 オクトパシー』(1983年)
- 14.『007 美しき獲物たち』(1985年)
- 15.『007 リビング・デイライツ』(1987年)
- 16.『007 消されたライセンス』(1989年)
- 17.『007 ゴールデンアイ』(1995年)
- 18.『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)
- 19.『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999年)
- 20.『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002年)
- 21.『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)
- 22.『007/慰めの報酬』(2008年)
- 23.『007/スカイフォール』(2012年)
- 24.『007 スペクター』(2015年)
- 25.『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年)
- 「007」シリーズを順番におさらいしてお気に入りのボンドを見つけよう!
映画「007」シリーズおすすめの見る順番は?
【順番①】公開順で見る
2023年現在25作品あるためどこから見ればよいか迷うと思いますが、結論「時系列=公開順」であるため見る順番に悩んだら、公開順で見れば間違いありません。 6代目ダニエル・クレイグ版のみ話がつながっているため公開順が尚更おすすめです。
1 | 『007は殺しの番号 ドクター・ノオ』(1962年) |
---|---|
2 | 『007 ロシアより愛をこめて』(1963年) |
3 | 『007 ゴールドフィンガー』(1964年) |
4 | 『007/サンダーボール作戦』(1965年) |
5 | 『007は二度死ぬ』(1967年) |
6 | 『女王陛下の007』(1969年) |
7 | 『007 ダイヤモンドは永遠に』(1971年) |
8 | 『007 死ぬのは奴らだ』(1973年) |
9 | 『007 黄金銃を持つ男』(1974年) |
10 | 『007 私を愛したスパイ』(1977年) |
11 | 『007 ムーンレイカー』(1979年) |
12 | 『007 ユア・アイズ・オンリー』(1981年) |
13 | 『007 オクトパシー』(1983年) |
14 | 『007 美しき獲物たち』(1985年) |
15 | 『007 リビング・デイライツ』(1987年) |
16 | 『007 消されたライセンス』(1989年) |
17 | 『007 ゴールデンアイ』(1995年) |
18 | 『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年) |
19 | 『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999年) |
20 | 『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002年) |
21 | 『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年) |
22 | 『007/慰めの報酬』(2008年) |
23 | 『007/スカイフォール』(2012年) |
24 | 『007 スペクター』(2015年) |
25 | 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年) |
【順番②】好きなボンド俳優から見る
ショーン・コネリー | 『007は殺しの番号 ドクター・ノオ』(1962年) 〜『007は二度死ぬ』(1967年) , 『007 ダイヤモンドは永遠に』(1971年) |
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ジョージ・レーゼンビー | 『女王陛下の007』(1969年) |
ロジャー・ムーア | 『007 死ぬのは奴らだ』(1973年) 〜『007 美しき獲物たち』(1985年) |
ティモシー・ダルトン | 『007 リビング・デイライツ』(1987年) 〜『007 消されたライセンス』(1989年) |
ピアース・ブロスナン | 『007 ゴールデンアイ』(1995年) 〜『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002年) |
ダニエル・クレイグ | 『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年) 〜『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年) |
「007」シリーズは各作品が独立したストーリーになっているため、基本的にはどの作品から観ても問題ありません。ただし、第1作目は1962年に公開されたものなので、古い映画を見慣れていないひとには違和感がある可能性が。 いちばんおすすめなのは、ダニエル・クレイグ版からさかのぼって観ていくこと。最新シリーズなので、映像面での違和感は少なく、世界観に入っていきやすいといえます。ただし、上述のとおりダニエル・クレイグ版はすべての作品がつながっているので、2006年の『007 カジノ・ロワイヤル』から公開順に観ていきましょう。
1.『007は殺しの番号 ドクター・ノオ』(1962年)
イギリス秘密情報部員ジェームズ・ボンドの誕生
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ショーン・コネリー , ウルスラ・アンドレス , ジョセフ・ワイズマン |
主題歌 | 『ジェームス・ボンドのテーマ』(ジョン・バリー) |
記念すべき第1作目。ジェームズ・ボンドがアメリカの月面ロケット打ち上げを無事成功させるため、電波妨害をしている組織を突き止め、その本拠地へと乗り込みます。
ここがおすすめ!
奇抜なスパイ道具はほとんど登場せず、現在のシリーズ作品と比べるとスケールは小さいもののシリーズを通して引き継がれるセリフがあるなどジェームズ・ボンドの記念碑的作品として観ておきたい一作です。
2.『007 ロシアより愛をこめて』(1963年)
命を狙われたボンドはどう切り抜けるのか……
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ショーン・コネリー , ダニエラ・ビアンキ , ペドロ・アルメンダリス |
主題歌 | 『ロシアより愛をこめて』(マット・モンロー) |
ソビエト連邦情報機関の最高幹部会議はボンドの殺害を企て、スメルシュの手によってそれを成功させようとします。緻密な計画のなかボンド殺害の任務に抜擢されたタチアナ・ロマノーヴァは、ボンドに夢中になってしまい……。
ここがおすすめ!
007の人気に火をつけたと評価される名作。スパイ道具が次々と出てくるアタッシュケースを筆頭に1作目よりスパイ映画の魅力が大きく増しています。
3.『007 ゴールドフィンガー』(1964年)
ゴールドフィンガーに囚われ危機に陥る
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ショーン・コネリー , ゲルト・フレーベ , オナー・ブラックマン |
主題歌 | 『ゴールドフィンガー』(シャーリー・バッシー) |
カジノ・ロワイヤルで、オーリック・ゴールドフィンガーのカードゲームのイカサマを暴いたボンドは、彼が金の密輸を行っていると聞かされその調査に乗り出しました。ところが調査中、ボンドはゴールドフィンガーに捕らわれしまい、危機に瀕してしまいます。
ここがおすすめ!
銃のスコープから登場するボンド、ガジェット搭載のアストンマーチン「ボンドカー」などシリーズの定番が本作で初お披露目。名(迷)シーンとして語り継がれる金粉死体も本作のみどころです。
4.『007/サンダーボール作戦』(1965年)
バハマで繰り広げられる死闘!
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ショーン・コネリー , クローディーヌ・オージェ , アドルフォ・チェリ |
主題歌 | 『サンダーボール』(トム・ジョーンズ) |
イギリス空軍機が飛行訓練中に消息を絶ち、謎の組織スペクターから1億ポンド相当の金塊の要求が。ボンドは空軍機が消えた先と思われるバハマに飛びます。そこでは今まさにスペクターの幹部エミリオ・ラルゴが、空軍機から原爆を引き上げようとしていました。
ここがおすすめ!
シリーズ初の海を舞台に戦うボンド。船の上での戦いや終盤の大規模な水中戦闘シーンなど余す所なく海を活用しています。ストーリーでは謎の組織スペクターのNo.2が敵として登場しました。
5.『007は二度死ぬ』(1967年)
最愛の妻を殺害された007に降りかかる危険とは……?
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ショーン・コネリー , 丹波哲郎 , 若林映子 |
主題歌 | 『007は二度死ぬ』(ナンシー・シナトラ) |
結婚式の直後に妻を殺害され絶望の淵に立たされたボンドは任務を次々に失敗してしまいます。それを見かねた上司のMは、ボンドを00課から外交官課に異動させて7777号とし、日本へ派遣することに。東京に住む人には見慣れた街並みが多く登場し、それだけでも見ごたえのあるシーンの連続になっています。
ここがおすすめ!
本作のポイントはなんと言っても日本が舞台という点です。トヨタ・2000GTで日本の町並みを走るシーンは必見。そして秘密警察に忍者が出てくるなど「とんでも日本」の元祖としても有名な作品です。
6.『女王陛下の007』(1969年)
細菌兵器を使った恐るべき殺人計画に立ち向かう
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ジョージ・レーゼンビー , ダイアナ・リグ , テリー・サバラス |
主題歌 | 『女王陛下の007』(ジョン・バリー) |
巨大悪の組織スペクターの首領、ブロフェルドの居所を突き止めたボンドはスイスへと乗り込みます。しかし、そこで細菌を使った殺人計画があることが明らかになり……。
ここがおすすめ!
レーゼンビー版ボンド唯一の作品です。スパイ道具に頼らない武闘派ボンド、さらに物語もボンドの純愛を描くなど異色作となりました。原作を忠実に再現した哀しいラストはファンの間で賛否が分かれています。
7.『007 ダイヤモンドは永遠に』(1971年)
ニューヨークを舞台に、ダイヤを巡って巻き起こる争い
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ショーン・コネリー , ジル・セント・ジョン , チャールズ・グレイ |
主題歌 | 『ダイヤモンドは永遠に』(シャーリー・バッシー) |
ダイヤモンド密輸ルートの解明の任務を任されたボンドは、運び屋に扮してニューヨークへダイヤを運ぶことに。そこで密輸ルートを仕切っていたのはギャング団スパングルド組だということを突き止め、ルート壊滅へと奮闘します。
ここがおすすめ!
1作のみショーン・コネリーが復活しました。前作のシリアスな雰囲気とは一転コメディ要素が強くなっています。前作の復讐という流れからスタートするため続けて観るとより楽しめる作品です。
8.『007 死ぬのは奴らだ』(1973年)
派手なアクションで魅せる麻薬組織との死闘!
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ロジャー・ムーア , ヤフェット・コットー , ジェーン・シーモア |
主題歌 | 『死ぬのは奴らだ』(ポール・マッカートニー&ウイングス) |
麻薬事件を追っていたボンドは、ニューヨークに派遣され乗り込みました。そこで麻薬をタダで配り社会の壊滅を図ろうとしているミスター・ビッグという男に行き当たり、対決を余儀なくされます。
ここがおすすめ!
ロジャー・ムーア版ボンド初の作品。さらにコメディ要素が強くなったボンドですが、2階建てバスの激突やボートアクション、はたまた3匹のワニを橋代わりにするなどアクションシーンは見どころです。
9.『007 黄金銃を持つ男』(1974年)
スカラマンガに命を狙われたボンド
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ロジャー・ムーア , クリストファー・リー , ブリット・エクランド |
主題歌 | 『黄金銃を持つ男』(ルル) |
ロンドンのMの元に、ジェームズ・ボンドの命を奪うと書かれたメモとひとつの黄金の弾丸が届けられました。送り主は、殺し屋の帝王でKGBやマフィアを手下に従えるスカラマンガ。挑戦状を叩き付けれたボンドはスカラマンガの元に向かいます。
ここがおすすめ!
香港を舞台に庭に力士がいたり空手女子高生が出てきたり、またしても不思議なアジアが登場。スターウォーズのドゥークー伯爵でおなじみクリストファー・リー対ロジャー・ムーアの戦闘シーンも必見です。
10.『007 私を愛したスパイ』(1977年)
原子力潜水艦を操る人物の正体は
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ロジャー・ムーア , バーバラ・バック , クルト・ユルゲンス |
主題歌 | 『私を愛したスパイ』(カーリー・サイモン) |
ある日ボンドのもとに、イギリスの原子力潜水艦が姿を消したと情報が入ります。さらに、ソ連の原子力潜水艦も行方不明になっていることが発覚。真相解明のため、ボンドはエジプトへ。そこで彼は、何者かが戦略用に潜水艦航跡追跡システムを開発していたことを知りますが……。
ここがおすすめ!
記念すべきシリーズ10作目とあって過去作オマージュがいくつも出てくる本作。巨匠スタンリー・キューブリックからアドバイスを貰ったというタンカー内部の美術も要注目です。
11.『007 ムーンレイカー』(1979年)
007が不死身の強さを見せ付ける!
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ロジャー・ムーア , ロイス・チャイルズ , ミシェル・ロンダール |
主題歌 | 『ムーンレイカー』(シャーリー・バッシー) |
アメリカのスペース・シャトル、ムーンレイカーが何者かによって奪われる事件が発生。ボンドが追及していくと、恐ろしい人類抹殺計画が判明するのでした。
ここがおすすめ!
スター・ウォーズによるSFブームが到来し、世界中を飛び回ったボンドも宇宙へ進出。前作で悪役として登場した無敵の怪人ジョーズは人気があったため再登場しています。
12.『007 ユア・アイズ・オンリー』(1981年)
ボンドの体当たりのアクションが見所
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ロジャー・ムーア , キャロル・ブーケ , トポル |
主題歌 | 『ユア・アイズ・オンリー』(シーナ・イーストン) |
イギリスの監視船がギリシャ沖で遭難するも、そこにはミサイル誘導装置ATACが積載されていたことが発覚します。引き上げ作業を進めていた海洋考古学者ティモシー・ハブロック卿が殺害され、その真相を探るべくボンドはマドリッドヘ。
ここがおすすめ!
前作がSF強めで賛否両論あり、本作は硬派なストーリーが展開されます。またロッククライミングやスキーなどアクションシーンはムーア版ボンドでも1、2を争うド派手な内容です。
13.『007 オクトパシー』(1983年)
ファベルジュの卵の謎を巡って繰り広げられる死闘の連続
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ロジャー・ムーア , モード・アダムス , ルイ・ジュールダン |
主題歌 | [『オール・タイム・ハイ』(リタ・クーリッジ ) |
ファベルジュの卵を手に入れようとした009が殺害され、その秘密を解明するよう任務を任されたボンド。卵を巡ってインドへ乗り込み、そこで出会ったのが謎の女性実業家オクトパシーでした。
ここがおすすめ!
コメディタッチのボンド好きならおすすめの1作。ファンの間でおもしろガジェットとして名前が上がるワニ型潜水艦、さらにピエロ姿のボンドや美女軍団のアクションシーンなどユニークな作品に仕上がっています。
14.『007 美しき獲物たち』(1985年)
強敵!ボンドの前に立ちふさがる最強の女殺し屋
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ロジャー・ムーア , クリストファー・ウォーケン , タニア・ロバーツ |
主題歌 | 『美しき獲物たち』(デュラン・デュラン) |
ソ連国内に潜入していた003は、アメリカ製の半導体チップを持ち出そうとして雪山で遭難してしまいます。その遺体からチップを回収したボンドは、それが核爆発で発生する強力な磁気にも対抗できるものだと知るのでした。
ここがおすすめ!
ムーア版ボンドのラスト。クリストファー・ウォーケンが冷徹なゾーリンを演じ、高い評価を得ました。また主題歌はビルボード誌が選ぶ主題歌No.1に選ばれるなど話題となる要素が多かった作品です。
15.『007 リビング・デイライツ』(1987年)
合言葉は「スパイに死を」
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ティモシー・ダルトン , マリアム・ダボ , ジョー・ドン・ベイカー |
主題歌 | 『リビング・デイライツ』(a-ha) |
ジブラルタルでのNATO演習訓練中に殺害された004。ボンドは真相を解明するために暗殺者を追いますが、KGBのプーシキン将軍が黒幕となり、英米のスパイの総抹殺を企んでいるとわかり……。
ここがおすすめ!
ダルトン版の1作目として原作に近いシリアスな雰囲気に。一方雪山でのアクションやボンドカーなど定番要素はいくつか登場します。特にボンドカーは機能が一気に進化しており真面目な雰囲気にもボンドらしさは忘れていません。
16.『007 消されたライセンス』(1989年)
007史上、もっとも血なまぐさい作品
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ティモシー・ダルトン , キャリー・ローウェル , ロバート・ダビ |
主題歌 | 『消されたライセンス』(グラディス・ナイト) |
アメリカ領内に姿を見せた麻薬王サンチェスを捕らえたボンドでしたが、すぐに逃亡されボンドも仲間も次々と襲撃されてしまいます。復讐を誓ったボンドは、サンチェスを鮫の餌にして落とし前をつけるのですが……。
ここがおすすめ!
ダルトン版ボンドとして硬派な内容にさらにダークさが加わりました。親友を狙われ、復讐の鬼と化して戦う人間味のあるボンドは新鮮で、シリーズの中でも根強い人気を誇っています。
17.『007 ゴールデンアイ』(1995年)
9年前に見捨てた006と衝撃の再会
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ピアース・ブロスナン , ショーン・ビーン , イザベラ・スコルプコ |
主題歌 | 『ゴールデンアイ』(ティナ・ターナー) |
電磁波攻撃用の衛星システム「ゴールデンアイ」に隠された秘密と、それに関係する人物を探し出すため、サンクトペテルブルクに飛んだボンド。そこで彼は、9年前に死んだはずの006と再会し……。
ここがおすすめ!
ブロスナン版ボンドのお披露目作品。制作陣も一新され現代的なストーリー展開になったと評価されています。またボンドの上司「M」には女優ジュディ・デンチが起用されました。
18.『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)
メディアの帝王と謎の中国人女性ウェイ・リンが握る秘密とは
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ピアース・ブロスナン , ジョナサン・プライス , ミシェル・ヨー |
主題歌 | 『トゥモロー・ネバー・ダイ』(シェリル・クロウ) |
中国領域付近でイギリス戦艦が攻撃を受ける事態が発生。しかしそれは中国からの攻撃ではなく、世界で名を知られているメディアの帝王エリオット・カーヴァーの操る、ステルス艦の仕業であることが判明します。
ここがおすすめ!
「メディアの情報操作」を取り上げており、今のネット社会に通ずる作品として再評価されています。またボンド・ガールには『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)のミシェル・ヨーが登場します。
19.『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999年)
不死身のテロリスト「レナード」との戦いで危機一髪
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ピアース・ブロスナン , ソフィー・マルソー , ロバート・カーライル |
主題歌 | 『ワールド・イズ・ノット・イナフ』(ガービッジ) |
MI6本部で石油王が暗殺され、その裏には国際的テロリスト集団の影があることが判明します。次に危険が迫るのは石油王の娘だと感じたボンドは、彼女の警護につき石油王殺害の真犯人がやってくるを待っていました。
ここがおすすめ!
ボンドよりもソフィー・マルソー演じるボンド・ガールが目立つ珍しい作品。そして2作目から登場するデスモンド・リュウェリン演じる科学者「Q」の引退作としても愛されています。
20.『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002年)
00(ダブルオー)ナンバーの剥奪されたボンドの危機
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ピアース・ブロスナン , ハル・ベリー , トビー・スティーブンス |
主題歌 | 『ダイ・アナザー・デイ』(マドンナ) |
ボンドは北朝鮮側の非武装地帯にある基地で、長きに渡る監禁・拷問を受けることに。14カ月後ようやく解放されたボンドは、殺しのライセンスである00(ダブルオー)ナンバーの剥奪を言い渡されるという思いがけない事態に陥り……。
ここがおすすめ!
ブロスナン最後のボンドで、20作品目かつ40周年というメモリアルな作品です。そのため過去作に登場したレーザー拷問や新聞に「ダイヤモンドは永遠だが〜」の記事など、過去作オマージュがいくつも散りばめられています。
21.『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)
新ボンドで、007となる前の物語がスタート
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ダニエル・クレイグ , エバ・グリーン , マッツ・ミケルセン |
主題歌 | 『ユー・ノウ・マイ・ネーム』(クリス・コーネル) |
ジェームズ・ボンドが007となる以前の物語を描き、話題をさらった本作。初任務を任命されたボンドは、国際テロ組織の壊滅へと乗込み死闘を繰り返します。
ここがおすすめ!
大バッシングからシリーズ屈指の人気ボンドとなるダニエル・クレイグの1作目。007以前という設定もあり、人間味あふれるボンドを熱演しています。
22.『007/慰めの報酬』(2008年)
人生とは一体何をもって幸せというのか考える
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ダニエル・クレイグ , オルガ・キュリレンコ , マチュー・アマルリック |
主題歌 | 『アナザー・ウェイ・トゥ・ダイ』(ジャック・ホワイト , アリシア・キーズ) |
前作からの引き続きとなるストーリー展開が特徴の本作。ボンドが個人的な復讐心を抱きながら、任務という感情の介入が許されないものの狭間で揺れ、葛藤している心情を見事に描き出しています。世界中を駆け巡るロケで、作品がスケールアップしているところも見どころです。
ここがおすすめ!
オープニングのカーチェイスシーンでは高級車を水没、ダニエル・クレイグ自身も怪我に見舞われるなど限界に挑戦したアクションシーンが本作の目玉です。
23.『007/スカイフォール』(2012年)
ボンド、死す?
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ダニエル・クレイグ , ジュディ・デンチ , ハビエル・バルデム |
主題歌 | 『スカイフォール』(アデル) |
トルコでの作戦に参加していたボンドは、フランス人傭兵パトリスとの死闘の末に動向していたエージェントに誤って打たれ、峡谷に落下し行方不明に。そして数カ月が経過し、ボンドは公式に死亡が認定されてしまいます。
ここがおすすめ!
007シリーズ初のアカデミー賞ノミネートとなった本作。ストーリー的なボンドの復活はもちろん「アストンマーティン DB5」やガジェット担当「Q」が登場するなどシリーズファン歓喜の「復活」も見どころです。
24.『007 スペクター』(2015年)
封印されていたボンドの過去が明らかに
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ダニエル・クレイグ , クリストフ・ワルツ , レア・セドゥ |
主題歌 | 『ライティングズ・オン・ザ・ウォール』(サム・スミス) |
ボンドは少年時代の思い出がつまった生家「スカイフォール」で、焼け残った写真を受け取ります。写真の謎を解き明かすため単身メキシコとローマと訪れた彼は、死んだ犯罪者の妻ルチアと出会い、悪の組織スペクターの存在を確信するのでした。
ここがおすすめ!
『007 ユア・アイズ・オンリー』(1981)から権利問題で出演のなかった悪の組織スペクターとその首領ブロフェルドがまさかの復活。クレイグ版007のすべてをつなぐ重要人物として描かれます。
25.『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年)
ダニエル・クレイグのボンド引退作
ジャンル | アクション , ホラー |
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キャスト | ダニエル・クレイグ , ラミ・マレック , レア・セドゥ |
主題歌 | 『ノー・タイム・トゥ・ダイ』(ビリー・アイリッシュ) |
シリーズ25作目となる「ノー・タイム・トゥ・ダイ」は、ダニエル・クレイグのボンド役引退作となります。
現役を退いたボンドは、ジャマイカで穏やかな暮らしを送っていました。ある日そんな彼のもとに、旧友でもあるCIAエージェントのフェリックス・ライターが訪れ、誘拐された科学者の救出を依頼します。現役復帰したボンドは、危険な最新技術を操る正体不明の敵との想像を超える戦いに身を投じていきます。
ここがおすすめ!
シリーズのお約束とは一味違うラストの展開は衝撃的。これまでのボンドとは違う人間味あふれるクレイグ版ボンドらしい最終章です。
「007」シリーズを順番におさらいしてお気に入りのボンドを見つけよう!
これまでに、さまざまな個性を持った俳優が演じてきたジェームズ・ボンド。それぞれに魅力があり、お気に入りのボンドを見つけられるでしょう。 25作目『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)でダニエル・クレイグが降板。7代目ボンドが誰になるのか楽しみですね。 この記事で気になった作品から「007」シリーズを見返してみてはいかがでしょうか。
ダニエル版ボンドがおすすめ!
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