ドミニク・スコット・ケイを知らないあなたに...
— Dominic Scott Kay (@dominicskay) 2013年12月31日
ドミニクは2002年、スティーブン・スピルバーグ監督作『マイノリティ・リポート』でデビューし、そのたぐいまれなる才能を存分に発揮しています。同作の演技が認められ、2003年ヤング・アーティスト・アワードで10歳以下のベストパフォーマンス賞にノミネートされました。
これまでにケヴィン・ベーコン監督初作品『バイバイ、ママ』(2005)で主人公を演じ、その愛らしいルックスで日本でも大きく知られるきっかけとなり、また、2006年に公開された『シャーロットのおくりもの』では子ブタのウィルバーの声を担当するなど、当時子役として大活躍していました。
認知度を一気に上げたあの有名作品
そんな彼の名を一気に広めたのが、2007年の『
』シリーズ第3作『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』です。ドミニクはオーランド・ブルーム演じるウィル・ターナーと
演じるエリザベス・スワンの息子ウィルJr.として出演しています。
彼の登場シーンは非常に短いものの、とても愛らしい顔立ちがインパクトを与え、一躍有名になりました。
マルチな才能を持つ天才少年!
TBT to my very first director Steven Spielberg pic.twitter.com/QTTYRe3WDZ
— Dominic Scott Kay (@dominicskay) 2014年7月4日
2003年に、ドミニクは若干7歳にして、バンド”Wisdom”を結成し、リードシンガーを担当していました。
そして、動物が大好きな彼は当時11歳だった2007年に、『Saving Angelo』で脚本/監督/主演を務めました。本作はドミニク本人と家族が2003年に体験した実話を基にした作品で、道路に横たわっている死にかけ寸前の捨て犬を彼らが救出する姿を描いた物語となっています。また、同年に『Grampa's Cabin』という作品で監督/脚本を務めています。マルチな才能は俳優兼ドラマーでもある父親譲りかもしれませんね。
最近では病院に入院している10代の慢性患者や小児患者を対象にしたNPO法人Starlight Children’s Foundationの大使を務めるなど社会貢献にも関心を示しています。
ドミニク・スコット・ケイの現在は!?
@randytravis and Mary, you are two of the most beautiful and genuine human beings I have ever gotten to know. Love you both! pic.twitter.com/J4kNLJqT7u
— Dominic Scott Kay (@dominicskay) 2017年5月3日
当時彼はまだ11歳でしたが、2017年現在は21歳に成長し、役者やミュージシャンとして頑張っています。
ドミニクのFacebookによると、彼はDSK Motion Pictures & Music, Inc.のCEO兼執行役員であり、またDSK Studios Nashvilleのオーナー兼プロデューサーを務めています。
また、カントリーミュージックの大ファンだそうで、これまでにiTunesで3つのシングル曲を発売しており、19歳にして俳優/監督/プロデューサー/ミュージシャンをこなすなど、アーティストとしての才能を十分に発揮しています。
デビューから13年が経ち、立派な青年へと成長したドミニク。残念ながらパイレーツ最新作『デッドメン・テル・ノーテイルズ』には出演していませんが、ドミニクの今後の活躍に期待しましょう!