2026年10月16日更新

宮藤官九郎の監督・脚本映画おすすめ11選!笑って泣ける「クドカン節」全開の傑作たち

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宮藤官九郎のプロフィール

名前宮藤官九郎(くどう かんくろう)
愛称クドカン
生年月日1970年7月19日
出身地宮城県
所属大人計画
主な監督作(映画)『真夜中の弥次さん喜多さん』『少年メリケンサック』『中学生円山』『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』
主な脚本作『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』『あまちゃん』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』『不適切にもほどがある!』、映画『GO』
主な受賞歴第25回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞(『GO』)、2005年度新藤兼人賞 金賞(『真夜中の弥次さん喜多さん』)、第29回向田邦子賞(『うぬぼれ刑事』)

宮藤官九郎は1970年7月19日生まれ、宮城県出身の脚本家・映画監督・俳優です。1991年に松尾スズキが主宰する劇団「大人計画」に参加し、2000年の『池袋ウエストゲートパーク』で連続ドラマの脚本を初めて担当しました。2001年公開の映画『GO』では、第25回日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞しています。 その後も『木更津キャッツアイ』、朝ドラ『あまちゃん』、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』、『不適切にもほどがある!』と話題作を次々と執筆。映画監督としては、2005年の『真夜中の弥次さん喜多さん』から2016年の『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』まで4本を手がけました。2023年にはドラマ『季節のない街』で企画・監督・脚本を務め、映像作家としての顔も見せています。2028年度前期には、『あまちゃん』以来となる朝ドラ『ほんのモキチ』の脚本を担当することも発表されました。

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宮藤官九郎の監督作一覧【映画】

宮藤官九郎が監督を務めた劇場公開の長編映画を、公開年の古い順にまとめました。4作品とも、監督と脚本の両方を宮藤官九郎が担当しています。

公開年作品名主なキャスト原作
2005年『真夜中の弥次さん喜多さん』長瀬智也、中村七之助、小池栄子、阿部サダヲしりあがり寿
2009年『少年メリケンサック』宮崎あおい、佐藤浩市、木村祐一、田口トモロヲ、三宅弘城オリジナル
2013年『中学生円山』草彅剛、平岡拓真、坂井真紀、仲村トオルオリジナル
2016年『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』長瀬智也、神木隆之介、尾野真千子、森川葵、桐谷健太オリジナル

※劇場公開された長編映画の監督作を掲載しています。ドラマでは『季節のない街』(2023年、ディズニープラス)で企画・監督・脚本を務めています。

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宮藤官九郎監督のおすすめ映画4選

ここからは、宮藤官九郎の監督作4本を、最新作から順に紹介します。どの作品も監督・脚本ともに宮藤官九郎が手がけているので、クドカンらしさを味わうならまずここから見ていきましょう。

『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016年)地獄が舞台のロックコメディ

公開日2016年6月25日
上映時間125分
監督・脚本宮藤官九郎
配給東宝、アスミック・エース
主なキャスト長瀬智也(キラーK)、神木隆之介(大助)、尾野真千子(なおみ)、森川葵(ひろ美)、桐谷健太(COZY)、清野菜名(邪子)、古田新太(えんま校長)、宮沢りえ(手塚ひろ美) ほか

『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』は、宮藤官九郎の監督4作目となるオリジナル作品です。修学旅行中のバス事故で命を落とした高校生・大助が目を覚ますと、そこは地獄でした。片思いの同級生・ひろ美とキスをするため、大助は現世への生まれ変わりを目指して奮闘します。 大助の前に現れるのが、長瀬智也演じる地獄専属ロックバンド「地獄図(ヘルズ)」のボーカル&ギター・キラーKです。神木隆之介とのかけ合いに加え、本物のミュージシャンも多数出演し、全編に鳴り響くハードロックと、くだらなさを極めた地獄めぐりに笑わされます。宮藤官九郎のロック愛がもっとも濃く詰まった1本です。

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『中学生円山』(2013年)妄想が止まらない中学生の青春コメディ

公開日2013年5月18日
上映時間119分
監督・脚本宮藤官九郎
配給東映
主なキャスト草彅剛(下井辰夫)、平岡拓真(円山克也)、坂井真紀(円山ミズキ)、仲村トオル(円山克之) ほか

『中学生円山』は、団地に暮らす妄想好きな中学2年生を主人公にしたオリジナル作品です。円山克也はある目的のために、体を柔らかくする特訓をこっそり続けている少年。そんな克也の団地に、謎めいたシングルファーザー・下井辰夫が引っ越してきた頃、近所で殺人事件が起こります。 主人公の克也を演じたのは平岡拓真で、草彅剛が演じるのは克也の団地に越してきた謎の男・下井辰夫です。下井の怪しさも相まって、妄想と現実の境目がどんどん曖昧になっていく展開が見どころ。思春期の頭の中をそのまま映像にしたような、宮藤官九郎の監督作のなかでもとびきり振り切ったコメディです。

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『少年メリケンサック』(2009年)宮崎あおい主演のパンク・コメディ

公開日2009年2月14日
上映時間125分
監督・脚本宮藤官九郎
配給東映
主なキャスト宮崎あおい(栗田かんな)、佐藤浩市(アキオ)、木村祐一(ハルオ)、田口トモロヲ(ジミー)、三宅弘城(ヤング)、勝地涼(マサル)、ユースケ・サンタマリア(時田) ほか

『少年メリケンサック』は、宮藤官九郎の監督2作目となるオリジナルのパンク・コメディです。レコード会社で新人発掘を担当する栗田かんなは、ネットで見つけたパンクバンド「少年メリケンサック」と契約しようとします。ところが、その映像は25年前のもので、現在のメンバーは50歳近い中年男性ばかりでした。 主演の宮崎あおいが演じるのは、仕事に追われる新人発掘担当・栗田かんなです。佐藤浩市、木村祐一、田口トモロヲ、三宅弘城が演じる中年パンクバンドとの全国ツアーは、ドタバタの連続なのに、最後にはなぜか胸が熱くなる1本。年齢を重ねても「少年」であり続ける大人たちの姿に、背中を押される人も多いはずです。

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『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005年)長瀬智也×中村七之助の監督デビュー作

公開日2005年4月2日
上映時間124分
監督・脚本宮藤官九郎
原作しりあがり寿『真夜中の弥次さん喜多さん』『弥次喜多 in DEEP』
配給アスミック・エース
主なキャスト長瀬智也(弥次さん)、中村七之助(喜多さん)、小池栄子(お初)、阿部サダヲ(金々)、柄本佑(呑々) ほか

『真夜中の弥次さん喜多さん』は、しりあがり寿の漫画を原作にした、宮藤官九郎の長編映画監督デビュー作です。江戸に暮らす弥次さんと喜多さんは、互いを深く想い合う仲。「リヤル」がわからなくなって苦しむ喜多さんを救うため、ふたりはお伊勢参りの旅に出ます。 主演は長瀬智也と中村七之助で、宿場町ごとに現れる奇妙な世界と人物たちに、ふたりがひたすら翻弄されていくシュールな旅が見どころです。時代劇の枠をあっさり飛び越える自由な作風で、宮藤官九郎は本作により2005年度の新藤兼人賞で金賞を受賞しました。

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宮藤官九郎が脚本を手がけた主な映画一覧

監督作以外にも、宮藤官九郎は多くの映画で脚本を担当しています。行定勲監督の『GO』では第25回日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞し、2026年3月には田口トモロヲ監督の『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』が公開されました。脚本のみを手がけた主な映画をまとめます。

公開年作品名監督
2001年『GO』行定勲
2002年『ピンポン』曽利文彦
2003年『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』金子文紀
2003年『アイデン&ティティ』田口トモロヲ
2004年『ドラッグストア・ガール』本木克英
2004年『ゼブラーマン』三池崇史
2004年『69 sixty nine』李相日
2006年『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』金子文紀
2007年『舞妓Haaaan!!!』水田伸生
2009年『カムイ外伝』崔洋一
2009年『鈍獣』細野ひで晃
2009年『なくもんか』水田伸生
2010年『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』三池崇史
2013年『謝罪の王様』水田伸生
2014年『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』三池崇史
2016年『土竜の唄 香港狂騒曲』三池崇史
2018年『パンク侍、斬られて候』石井岳龍
2021年『土竜の唄 FINAL』三池崇史
2023年『1秒先の彼』山下敦弘
2023年『ゆとりですがなにか インターナショナル』水田伸生
2025年『サンセット・サンライズ』岸善幸
2026年『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』田口トモロヲ

※宮藤官九郎が脚本のみを担当した主な劇場公開映画を掲載しています(監督作は上の一覧を参照)。

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宮藤官九郎が脚本を手がけたおすすめ映画7選

宮藤官九郎の脚本は、組む監督の個性とぶつかり合うことで、監督作とはまた違った魅力を見せてくれます。ここからは、脚本を担当した映画のなかから特に見ておきたい7本を、新しい順に紹介します。

『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』(2026年)東京ロッカーズの熱狂を描く音楽青春映画

映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』
©2026映画『ストリート・キングダム』製作委員会
公開日2026年3月27日
上映時間130分
監督田口トモロヲ
脚本宮藤官九郎
原作地引雄一『ストリート・キングダム』
配給ハピネットファントム・スタジオ
主なキャスト峯田和伸(ユーイチ)、若葉竜也(モモ)、吉岡里帆(サチ)、仲野太賀(未知ヲ)、間宮祥太朗(DEEP)、中島セナ(加世子)、大森南朋(S-TORA)、中村獅童(ヒロミ) ほか

『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』は、1970年代末の東京で生まれたパンク・ニューウェーブのムーブメント「東京ロッカーズ」を描いた音楽青春映画です。原作は、当時カメラマン兼マネージャーとしてシーンを記録した地引雄一の著書。1978年、ラジオで聴いたセックス・ピストルズに衝撃を受けて上京した青年カメラマン・ユーイチは、ライブハウスで出会ったバンド「TOKAGE」の演奏に圧倒されます。 主演の峯田和伸が演じるのはカメラマンのユーイチ、若葉竜也が演じるのはTOKAGEのボーカル・モモです。監督・田口トモロヲ、脚本・宮藤官九郎、音楽・大友良英という『アイデン&ティティ』のチームが再結集しており、名もなき若者たちが自分たちの音で時代を動かしていく熱気が見どころ。宮藤官九郎の脚本作のなかでも、ロック愛がひときわ濃く刻まれた最新作です。

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『サンセット・サンライズ』(2025年)菅田将暉主演、宮城の港町を舞台にした移住コメディ

『サンセット・サンライズ』より
(C)楡周平 / 講談社 (C)2024 「 サンセット・サンライズ 」 製作委員会
公開日2025年1月17日
上映時間139分
監督岸善幸
脚本宮藤官九郎
原作楡周平『サンセット・サンライズ』
配給ワーナー・ブラザース映画
主なキャスト菅田将暉(西尾晋作)、井上真央(関野百香)、中村雅俊(関野章男)、三宅健(高森武)、竹原ピストル(倉部健介)、池脇千鶴、小日向文世 ほか

『サンセット・サンライズ』は、楡周平の小説を『正欲』の岸善幸監督が映画化したヒューマンコメディです。コロナ禍でリモートワークになった東京の会社員・西尾晋作は、釣り好きが高じて宮城県の港町へ「お試し移住」。大家の関野百香や町の人々との近すぎる距離感に戸惑いながらも、持ち前の前向きさで少しずつ町になじんでいきます。 主演の菅田将暉が演じるのは、ポジティブすぎる移住者・西尾晋作です。宮城県出身の宮藤官九郎が、地元の東北を正面から描いた作品でもあります。過疎化や震災の記憶といったテーマを抱えながら、笑いの絶えない会話劇で、人と町が再び前を向いていく姿を描く脚本が見どころです。

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『1秒先の彼』(2023年)台湾発のラブコメを男女逆転でリメイク

『1秒先の彼』
©2023『1秒先の彼』製作委員会
公開日2023年7月7日
上映時間119分
監督山下敦弘
脚本宮藤官九郎
原作台湾映画『1秒先の彼女』(チェン・ユーシュン監督)
配給ビターズ・エンド
主なキャスト岡田将生(ハジメ)、清原果耶(レイカ)、福室莉音(桜子)、荒川良々、羽野晶紀、加藤雅也 ほか

『1秒先の彼』は、台湾アカデミー賞(金馬奨)で最多5部門を受賞した台湾映画『1秒先の彼女』を、日本でリメイクしたラブコメディです。舞台は京都。何をするにも人よりワンテンポ早い郵便局員のハジメは、路上ミュージシャンの桜子と花火大会デートの約束をとりつけますが、目覚めるとなぜか翌日になっていました。 最大の特徴は、原作の男女の設定を入れ替え、岡田将生がせっかちなハジメを、清原果耶がワンテンポ遅いレイカを演じたことです。宮藤官九郎らしいとぼけた笑いを散りばめながら、京都の町並みを背景に「消えた1日」の謎がほどけていく切なさが見どころ。原作を見た人も、違いを比べながら楽しめます。

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『69 sixty nine』(2004年)妻夫木聡主演、村上龍の自伝的青春小説を映画化

公開日2004年7月10日
上映時間113分
監督李相日
脚本宮藤官九郎
原作村上龍『69 sixty nine』
配給東映
主なキャスト妻夫木聡(矢崎剣介/ケン)、安藤政信(山田正/アダマ)、金井勇太(岩瀬学/イワセ)、太田莉菜(松井和子/レディ・ジェーン)、水川あさみ(長山エミ)、柴田恭兵(ケンの父) ほか

『69 sixty nine』は、1969年の長崎県佐世保市を舞台にした青春コメディです。高校3年生のケンは、学校のマドンナ・松井和子の気を引くため、親友のアダマたちと学校のバリケード封鎖を計画。さらに映画・演劇・ロックを詰め込んだフェスティバルの開催まで企てます。 主演の妻夫木聡が演じるのは、お調子者の主人公・矢崎剣介(ケン)です。大人たちに反発する高校生たちの暴走を、宮藤官九郎がテンポのいい会話劇で軽快に描きました。とにかく楽しく生きようとする若者たちのエネルギーに、笑いながら元気をもらえる1本です。

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『アイデン&ティティ』(2003年)峯田和伸主演、バンドブームの裏側を描くロック青春映画

公開日2003年12月20日
上映時間118分
監督田口トモロヲ
脚本宮藤官九郎
原作みうらじゅん『アイデン&ティティ』
配給東北新社
主なキャスト峯田和伸(中島)、麻生久美子、中村獅童(ジョニー)、大森南朋(トシ)、マギー ほか

『アイデン&ティティ』は、みうらじゅんの漫画を、俳優の田口トモロヲが初監督で映画化したロック青春映画です。舞台は1980年代のバンドブーム。メジャーデビューを果たしたバンド「SPEED WAY」はヒット曲に恵まれず、ギタリストの中島は、売れるための曲と自分が本当に鳴らしたいロックとの間で悩み続けます。 ロックバンド・銀杏BOYZの峯田和伸が、悩めるギタリスト・中島を演じています。そんな中島の前には、ボブ・ディランを思わせる不思議な存在が現れます。「ロックとは何か」をまっすぐに問いかける青臭さが胸に刺さる1本です。2026年の『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』は本作の監督・脚本・音楽のチームが再結集した作品なので、あわせて見るのもおすすめです。

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『ピンポン』(2002年)窪塚洋介×ARATA、松本大洋の卓球漫画を実写化

公開日2002年7月20日
上映時間114分
監督曽利文彦
脚本宮藤官九郎
原作松本大洋『ピンポン』
配給アスミック・エース
主なキャスト窪塚洋介(星野裕/ペコ)、ARATA(現・井浦新/月本誠/スマイル)、サム・リー(孔文革/チャイナ)、中村獅童(風間竜一/ドラゴン)、大倉孝二(佐久間学/アクマ)、竹中直人(小泉丈/バタフライジョー)、夏木マリ(田村/オババ) ほか

『ピンポン』は、松本大洋の卓球漫画を、本作が初監督となる曽利文彦が実写化した青春スポーツ映画です。天才肌でお調子者のペコと、笑わない少年スマイルは、幼なじみの卓球部員。ふたりは高校の大会で、中国からの留学生チャイナや強豪校のドラゴンといったライバルと出会い、それぞれの壁にぶつかっていきます。 窪塚洋介が演じるのは、自信家のペコこと星野裕。原作のエピソードを2時間弱に凝縮した宮藤官九郎の脚本は、第26回日本アカデミー賞で優秀脚本賞に選ばれました。VFXを駆使したスピード感あふれる卓球シーンと、個性的なキャラクターたちのぶつかり合いが見どころです。

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『GO』(2001年)日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた窪塚洋介主演の青春映画

映画「GO」
(C)2001「GO」製作委員会
公開日2001年10月20日
上映時間122分
監督行定勲
脚本宮藤官九郎
原作金城一紀『GO』
配給東映
主なキャスト窪塚洋介(杉原)、柴咲コウ(桜井)、山﨑努(杉原の父)、大竹しのぶ(杉原の母)、萩原聖人、新井浩文、大杉漣 ほか

『GO』は、直木賞を受賞した金城一紀の小説を、行定勲監督が映画化した青春映画で、宮藤官九郎の映画脚本デビュー作です。在日韓国人三世の高校生・杉原は、父に教わったボクシングで喧嘩に明け暮れる毎日。ある日出会った個性的な少女・桜井に惹かれていきますが、自分の出自を打ち明けられずにいました。 宮藤官九郎は本作で、第25回日本アカデミー賞の最優秀脚本賞とキネマ旬報ベスト・テンの脚本賞を受賞しています。国籍や差別という重いテーマを扱いながら、窪塚洋介演じる杉原の軽快な語りで、痛快な青春映画に仕上げた脚本が光る1本。2026年6月には、公開25周年を記念したリバイバル上映も行われました。

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クドカン脚本のおすすめドラマはこちら

あまちゃん のん 能年玲奈
(C)NHK

『あまちゃん』『不適切にもほどがある!』など、宮藤官九郎が脚本を手がけたドラマは、こちらの記事で一覧とおすすめ作品を紹介しています。

宮藤官九郎の監督作についてよくある質問

宮藤官九郎が監督した映画は何本ありますか?

劇場公開された長編映画の監督作は、『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005年)、『少年メリケンサック』(2009年)、『中学生円山』(2013年)、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016年)の4本です。いずれも監督と脚本の両方を宮藤官九郎が担当しています。

宮藤官九郎の監督デビュー作は何ですか?

2005年4月公開の『真夜中の弥次さん喜多さん』です。しりあがり寿の漫画を長瀬智也と中村七之助の主演で映画化し、2005年度の新藤兼人賞で金賞を受賞しました。

宮藤官九郎が監督したドラマはありますか?

2023年にディズニープラスで配信されたドラマ『季節のない街』で、企画・監督・脚本を務めています。山本周五郎の小説を原作に、池松壮亮が主演しました。

『木更津キャッツアイ』の映画は宮藤官九郎の監督作ですか?

監督作ではありません。映画『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』(2003年)と『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』(2006年)は、宮藤官九郎が脚本を担当し、金子文紀が監督を務めました。

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宮藤官九郎の映画は監督作も脚本作もクドカン全開!気になる1本から見てみよう

宮藤官九郎の監督作は、時代劇、パンクバンド、団地の中学生、そして地獄と、舞台も題材もばらばらです。それでも、ばかばかしい笑いの奥に、不器用な人たちへの温かいまなざしがあるという点は4作品に共通しています。 脚本作では、行定勲、曽利文彦、田口トモロヲ、岸善幸といった監督たちと組み、青春映画からラブコメディ、ロック映画まで幅広い作品を生み出してきました。監督作で「クドカン節」をそのまま味わい、脚本作で監督との化学反応を楽しむ。そんな見比べ方もおすすめです。

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