『1秒先の彼』あらすじ・キャストまとめ 原作の台湾ラブコメもネタバレありで紹介！

台湾アカデミー賞で最多5部門を受賞した話題作『1秒先の彼女』。この作品の日本版リメイク『1秒先の彼』が2023年夏に公開されることが決定しました！ この記事では注目の新作映画『1秒先の彼』について、あらすじやキャスト情報を紹介し、原作映画もネタバレ解説していきます。

郵便局に勤める青年、ハジメ。彼は何をするにも「ワンテンポ早い」性格から、残念なイケメンと評されています。そんな彼がある日、ストリートミュージシャンの女性に一目ぼれ！積極的なアプローチのすえ、デートの約束を取り付けることに成功しますが……目覚めるとそのデートの「翌日」に。 デートするはずだった「消えた1日」。戸惑うハジメですが、これには自身が勤める郵便局に毎日やってくる、何をするにも「ワンテンポ遅い」レイカという女性が関係しているようで……。

主人公のハジメは何をするにもひとよりワンテンポ早く、周囲から浮いてしまうちょっと残念なイケメンです。 演じる岡田将生は『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007年)でスクリーンデビューして以降、様々な映画やドラマに出演。ヒロイン役の清原果耶とはNHK連続テレビ小説『なつぞら』(2019年)以来の共演です。 本作で演じるハジメについては「ちょっと口悪く、だけどぬけててとても可愛らしい役」とコメントしています。

ヒロインのレイカは何をするにもひとよりワンテンポ遅く、周囲のリズムと少しズレてしまう女性です。 演じる清原果耶はNHK連続テレビ小説『あさが来た』(2015年)で演技デビューし、昨今多くの作品で注目を集める新進気鋭の女優です。 『護られなかった者たちへ』(2021年)では重要な役どころを演じ、第45回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を獲得。成長を続ける確かな演技力が本作でどう発揮されるのか、期待感高まるキャスティングとなりました。

レイカと共に、消えた1日の鍵を握る謎のバス運転手。詳細は明かされていない人物ですが、物語のキーパーソンとなるようです。 彼を演じるのは名バイプレーヤーとして知られる荒川良々。本作へのコメントでは「どんな感じに物語に関わるのかも謎の運転手役なのでかけない」としており、本作の重要な役どころであると示唆しています。

ハジメの妹にあたる舞。ガングロギャルの特徴的ないでたちをしており、ハジメとは同じ長屋で同居しているようです。 彼女を演じるのは『茜色に焼かれる』(2021年)で新人賞を多数受賞した、注目の若手女優片山友希です。

舞の彼氏であるミツル。彼も舞と同様強烈なメイクをしているギャル男です。ハジメと舞が住む長屋に同居しており、ハジメを「お義兄さん」と呼び慕っています。 彼を演じるのはなんとAV男優として活動するしみけん。まさかのキャスティングで多くの映画ファンを驚かせました。

ハジメが勤める郵便局の同僚にあたる小沢。 彼女を演じるのは様々な映画や舞台などを中心に活躍する女優、伊勢志摩。本作に対し「めんこい映画になったと思います」とコメントし、作品が持つやさしい雰囲気に言及しています。

監督を務めるのは山下敦弘。 報知映画賞監督賞を受賞した『天然コケッコー』(2007年)には岡田将生も出演しており、2人がタッグを組むのは実に16年ぶりとなります。

脚本を務めるのは宮藤官九郎。 『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)で脚光を浴び、『GO』(2001年）では日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を獲得。その後も様々な人気ドラマ・映画の脚本を担当してきたヒットメーカーです。

『1秒先の彼女』は台湾アカデミー賞で作品賞や監督賞など計5部門を受賞した、ファンタジックなラブストーリー作品です。 SFやファンタジーの要素も取り入れ、多彩な表現に挑戦した作品となっています。

何をするにもひとよりワンテンポ早くなってしまう女性、シャオチー。恋人もおらず退屈な日々を過ごす彼女でしたが、街で出会ったダンスインストラクターの男性とバレンタインデーデートをすることに。 自分には縁がないと思っていた恋の始まりにはしゃぎ、当日を楽しみに待っていたシャオチーでしたがーー。

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