スクライドとは
『無限のリヴァイアス』のメインスタッフが作り上げたオリジナルアニメで、二人の男の主人公のぶつかり合いをの中で生き様を描くバトルアクションアニメです。
2001年7月~2001年12月までテレビ東京系列のBSジャパンで全部26話が放送されました。
舞台は21世紀初頭の近未来に突如現れた「ロストグラウンド」という大地。そこに生まれる子供たちの一部に特殊能力「アルター能力」を持つ者が現れました。
その力を使って犯罪を犯す「アルター犯罪者」が数多くいる社会で、ネイティブアルターの主人公カズマとその能力を使って警察の役目をはたす「HOLD」に所属する劉鳳が活躍する物語です。
カズマの名言
主人公であり、喧嘩っ早く難にでも猪突猛進する熱い男ですね。男らしい名言が多いです。
人を勝手にランク付けするんじゃねえ!
第3話で劉鳳に向かって投げかけるセリフ。自分の価値は、人に決められるものではありません。
一度こうと決めたら、自分が選んだのなら、決して迷うな。迷えば、それが他者に伝染する。選んだら進め。進み続けろ
第4話より、大切なのは自分を信じて歩み続けるということなのですね。
他人が俺のことを幸せとか不幸とか言うんじゃねぇよ!それが見下してるって言うんだ
第7話より、人はみな平等なのです。
ないなら見つけてやる!なくても見つけだす!
第9話より、とにかくアツい想いが伝わる一言。
倒れるかよ…。倒れるとしても、前のめりだ!そうだろ、君島?
第13話より、一歩も引かない姿勢がアツいです。坂本龍馬にも通じるものがあります。
死ぬのが怖いわけじゃない。何もせずに死ぬのが怖い。なんの証も立てないまま、朽ち果てるのは・・・・・・それだけは死んでもゴメンだ!
生きていく証を残していくため命をかける男のかっこよさが見える台詞です。
スクレイト・クーガーの名言
「HOLY」の隊員で、カズマの戦いの師匠でもあります。常に「速さ」を求めるこだわりがあり、行動や口調にもその影響が出ています。
俺が遅い? 俺がスロウリィ!?
第5話より、劉鳳に先を越されてしまったクーガーがショックを受ける叫んだセリフ。
愚問ですなァ隊長。俺は俺の味方です!
第12話より、ジグマール隊長に誰の味方だと問われた時のセリフ。潔さがかっこいいですね。
お前に足りない物、それは!情熱、思想、理念、頭脳、気品、優雅さ、勤勉さ!そして何よりもー!速さが足りない!!
第18話より、スクライドの伝説的な名言のうちの一つ。速さをひたすらに求める男の最も速いセリフ。
元々他人同志がつるんでいただけだろ。オレが選んだオレの道だ。それを最速で突っ走ってなにが悪い!
第18話より、自分の信念をまげない潔さがかっこいいですね。
あなたが自分の道を選んだように、オレもオレの道を選んだだけです。
第22話より、愛するみもりさんのために、行動するかっこよさが見れます。
劉鳳の名言
もう一人の主人公で、自分が信じる正義を貫く一途な男。自分にも他人にも厳しいです。
制御できない力はただの暴力。ネイティブアルターこそ、それを理解すべきだ。
第2話より、ただ暴れることほど、やっかいなものはないですね。
謝罪など意味がない。罪は償うしかないのだ。
第10話より、インナーの目の前で堂々と語った信念。
悪は処断しなくてはならない。罪は処断されなくてはならない。
第14話より、彼を突き動かしている強い信念。正義感の強さが垣間見れます。
オレはオレの中にあるルールでおまえを悪だと断定する。
第18話より、世の中のルールですべてははかれません。
油断をするな。容赦もするな。徹底的にやれ!
第24話より、彼を敵に回したくはないですね。
桐生水守の名言
劉鳳の幼馴染でアルター能力はありませんが、7年の飛び級をするほどとても頭が良くて科学者をしています。
安易な優しさは相手を堕落させる
やさしさにも種類があります。相手を思いやらないやさしさは、相手にとって毒でしかないのです。
人は人を助けるものよ。 少なくとも私はそう教わってきたわ。
第5話より、桐生水守という人間のやさしさに触れられる台詞。
私は何も知らないで安穏と暮らすより、真実を知って傷つく方を選びたい。そのために私はここに来たと気付いたのです。
第10話より、真実を受け止めようとする心は素晴らしいですね。
生きるために戦う。 そんなの、悲しすぎませんか。
第15話より、橘あすかに向けてのセリフ。戦うことだけを目的とすることはつらいですね。
君島邦彦の名言
カズマの親友で、ロストグラウンドではカズマとともに仕事をするパートナー。アルター能力がないことに劣等感を抱き逆境の時には弱音を吐くけれど、カズマとともに行動するあたりはとっても人間味あふれる男の子です。
時よりよ、おまえが羨ましくてしょうがねえんだ。 何でそんなに決められる。何で迷わない。 期待しちまうだろ。 俺もお前のようになれるかもしれないって。
第11話より、とても人間らしいセリフですね。
こんなチンケな俺にも、すぐに諦めちまう俺にもくすぶってるものがあるのさ・・・ 意地があんだろ、男の子にはぁ!!
第12話より、君島邦彦が弱い自分を奮起させる台詞。
橘あすかの名言
「HOLY」の隊員。貧しい地域の出身で隊員として裕福になる事に執着しています。
僕はできるだろうか…掴むことが…違う!勝ち取るんだ! そして見極めるんだ。自分が何を必要としているのか。何を求めているのか。
第7話より、常に自分と対話をし、見極めようとするあすかの強さが見られる台詞。
いいえ、逃げません。 ここはそんな事が出来る場面じゃない! 諦める方向には進みたくない…そう、ここは抗う場面です!!
第18話より、暴走した強化ビフから水守を守るために戦うかっこいいセリフ。
雲慶の名言
自称天才脚本家のアフロが特徴的な「HOLY」隊員。
そう!優しさに包まれて、人は弱くなるものである! ぬくもりに包まれて、人はいやされるものである。 一方的に与えられる幸せは、人間を堕落させ、骨抜きにされてしまう。
第16話より、一方的な思い程、人をダメにするものはないというセリフです。