2017年11月24日更新

『アナと雪の女王』のあなたが知らない40個の秘密

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アナと雪の女王
©2019 Disney

全世界で大ヒットし、アニメ興行収入で歴代1位をたたき出した『アナと雪の女王』。強大な魔力をコントロールできなくなってしまったエルサとその妹アナを描いた本作には子供を中心に多くのファンを抱えていますが、そんなファンも知らない裏設定や、トリビアなどが多く存在します。 今回はそんな『アナと雪の女王』のトリビアや裏話などの、あなたが知らない様々な秘密を紹介したいと思います!お楽しみください!

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1.『アナと雪の女王』にラプンツェルが出演?さらに驚愕のつながりを紹介!

塔の上のラプンツェル1
2010年に公開された映画『塔の上のラプンツェル』の主人公、ラプンツェルはアナやエルサと従姉妹の関係にあるのをご存知でしょうか? 実は、アナ達とラプンツェルの母親同士は姉妹でアナ、エルサとラプンツェルは従姉妹という設定を、クリエーターが暴露しています。また、作中ではラプンツェルとフリン・ライダーがこっそり登場していました。

2.『アナと雪の女王』には原作があった!キャラの名前の由来にも

これまでのディズニー作品にも原作となった物語はあります。「アナ雪」も例外ではありません。 原作は『雪の女王』と言う、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話です。鏡の破片が目に入って心が凍ってしまったカイを雪の女王が自分の城へ連れ去ってしまいます。仲良しのゲルダはカイを探してお城を目指います。女王のお城でカイを見つけ、ゲルダの涙が瞼にかかると、鏡の欠片が流れ落ち、元の優しいカイに戻るのです。 『アナと雪の女王』の登場人物たちの名前は、この作者からヒントを得たといも言われています。

3.「アナ雪」と「ターザン」は兄弟関係?!

ターザン(ディズニー)
上ではラプンツェルと血縁関係にあることをご紹介しましたが、監督のクリス・バックは自身が共同監督を務めた『ターザン』とも『アナと雪の女王』が繋がっていることを明かしています。 クリス・バックが公式で出した声明で、アナ達の両親はラプンツェルの帰還を祝うパーティに向かう途中に船が難破してしまい、あるジャングルの沖に流れ着いていたことを明かしました。 さらに話を述べると、その際に両親はかろうじて生きることができ、お腹の中の子供とともに島で暮らすことになったといいますが後に、両親はヒョウに食べられてしまうそうです。そして、その子供がゴリラに育てられるようになったと明かし、その子供がターザンであることをはっきりと断言しました。そのため、ターザンとアナ&エルサは兄弟関係に当たることがわかります。

4.エルサの声を務めたインディナ・メンゼルの裏話

イディナ・メンゼルというアメリカ人女優が『アナと雪の女王』でエルサの声優を務めることになりますが、このアメリカ人女優は2010年にラプンツェルの声優のオーディションを受けていましたが、ラプンツェルでは彼女に役が渡されることにはなりませんでした。 そのため、ラプンツェルとして出演していたら、イディナの世界を魅了した『let it go』は聞けなかったかもしれないですね。

5.続いて、アナを務めたクリスティン・ベルの裏話

先ほど、イディナ・メンゼルが『アナと雪の女王』のオーディションを受ける前にラプンツェルのオーディションを受けていたことを明かしましたが、アナを務めたクリスティン・ベルもラプンツェルのオーディションを受けに行ったことが明かされています。 このクリスティン・ベルはディズニーキャラクターの声を演じるのが子供の頃からの夢だったようで、『リトルマーメイド』や『アラジン』の主題歌を何度も歌っていたそうです。そして小さい頃に歌った『パート・オブ・ユア・ワールド』がカセットに保存されていたそうで、それを聞いた、プロデューサーがアナのイメージにぴったりだと思い、クリスティン・ベルに演じさせることを決定したそうです。後に、あのカセットがなかったら彼女が役を取っていたのは難しかっただろうと語っています。

6.エルサは悪役の予定だった!

このスケッチがもともとのエルサのイメージ図!?睨まれただけで凍りそうですね… しかし、プロデューサーたちが「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を聞き悪役にふさわしくないと判断したため、変更したそうです。 さらに、オラフも悪役として当初描かれていたキャラクターの一人です。エルサが送り込まれた兵士によって、追い詰められるシーンにエルサが作り上げるモンスターが当初のイメージではオラフだったらしいのですが、キャラクタ構想を考えている際に、ドジだけど愛くるしいキャラクターにするのがいいと言うことになり、今のオラフになったといいます。

7.「アナ雪」に出てくるお菓子は『シュガー・ラッシュ』に出てきたもの!

シュガー・ラッシュ:ディズニー
途中で出てきたお菓子は『シュガー・ラッシュ』に出てきた国のものだというトリビアをご存知でしょうか?とても美味しそうなお菓子ですね。

8.エルサはディズニープリンセス初の20代設定

エルサは21歳設定ですが、今までのディズニープリンセスたちは全員10代。初の20代ディズニープリンセスが誕生しました。ちなみに、アナは18歳、そしてハンスは23だといいます。

9.「ジェニファー・リー」はディズニー初の女性監督だった!

ディズニー映画の中で最も高い興行収入をたたき出した『アナと雪の女王』ですが、その偉業を成し遂げたジェニファー・リーは、初めてディズニー長編映画を監督した女性でした。

10.「アナ雪」のプロダクションチームはある場所へ訪れていた!

アナと雪の女王:エルサ3
『アナと雪の女王』のプロダクションチームはインスピレーションを得るために、氷でできたホテルを訪れていたようです。確かに劇中の「氷でできた城」と似たような雰囲気を感じさせますね! その他にもノルウェーに訪れて、インスピレーションを得たようです。

11.世界中にエルサという英語名が急上昇中?!

「アナ雪」効果はこんな意外なところにまで影響を及ぼしています。アメリカでは1131人もの新生児に『エルサ』という名前が付けられたそうです! ちなみに、エルサという名前はここ100年で初めて「最も人気な名前500」に選ばれたとのことです。

12.小さい頃のアナを演じたのは「リビー・スタベンラッチ」

アナと雪の女王:アナ(幼少期)
幼少期のアナの声を担当したのは、今、人気子役として注目されている「リビー・スタベンラッチ」です。彼女の将来には期待です!

13.『アナと雪の女王』のために総勢50人のアニメーターが大結集

アナと雪の女王:宮殿
この宮殿を建てるシーンでは総勢50人ものアニメーターを総結して、完成させたと言います。氷の結晶は努力の結晶とでも言うべきでしょうか?

14.クレジットに赤ちゃんの名前が?

アナと雪の女王5
ここに書かれている名前は、クルー達の間に生まれた赤ちゃん達の名前だというのです!誰も赤ちゃんの名前がクレジットで流れてくるとは思わなかったでしょうね。

15.『アナと雪の女王』の主題歌は1日で完成した?

アナと雪の女王4
『アナと雪の女王』のヒットとともにこちらも爆発的人気を博した、主題歌「let it go」ですが、この歌を作詞、作曲したクリステン・アンダーソン・ロペスとロバート・ロペスによるとこの曲を完成させるのにかかったのは1日だけだったといいます。 当初、2人の間で「アナの悪かっこいい歌」というテーマで考えていたらしく、2人で公園に行き歩きながら、完璧で高貴な人物を演じるにはどんな気持ちかといったことを考えながら、そんな人物がどういう気持ちかをフレーズにして言い合っていたといいます。その最中に「kingdom of isolation」というフレーズが浮かび、帰って一気にこの曲を仕上げたといいます。 最終的には第86回アカデミー賞オリジナルソング部門を受賞するなど数々の賞や記録を樹立したこの「let it go」ですが、わずか1日でできた歌だということにはびっくりですね。

16.消防士が「let it go」を熱唱?その経緯が素晴らしい!!!

アナと雪の女王6
ボストンに住む4歳の女の子は母親と共に美容院に向かう途中で、エレベーターが止まってしまうというアクシデントに見舞われました。救助に2人の消防士が駆けつけましたが、女の子は恐怖のあまり動くことができませんでした。 そこで消防士は女の子に「アナ雪は見た?」と質問し、let it goを熱唱するという行動に。そうすると、女の子は徐々に恐怖が和らいぎ、無事に救出されました。let it goを使った救出劇に感動ですね。

17.ジャン・オノレ・フラゴナールの絵画

ジャン・オノレ・フラゴナール『ぶらんこ』
©︎パブリック・ドメイン
宮殿に飾ってあるアナの絵は18世紀にフランスで活躍したジャン・オノレ・フラゴナールの「the swing」を元にした絵のようです。

18.アナとエルサのフィギュアが10,000ドル!?

アナと雪の女王:アナとエルサ
この写真のものではありませんが、アナとエルサの限定版フィギュアがeBayで10,000ドルもの価格で取引されているそうです。もはや子供が買える金額ではありませんね...。

19.『アナと雪の女王』でディズニー史上初となる悪役とデュエット?

アナと雪の女王:ハンス王子
『アナと雪の女王』でアナが“Love is an Open Door”を歌いましたが、これはディズニー史上発となる悪役とのデュエットになったとのことです。

20.『アナと雪の女王』公開後、ノルウェーへの観光客が急増!?

アナと雪の女王3
アナと雪の女王が公開された後、ノルウェーへの観光客が急激に増加しています。あなたも映画で見たあの舞台へ訪れて見てはいかがでしょうか?

21.オーケンにゲイ疑惑???

サウナ付き山小屋の主人として登場するオーケンがゲイかもしれないという噂があります。オーケンがアナに見せた家族の写真には妻の写真ではなく、男の姿が映っています。オーケンがゲイなのかという質問を受けたディズニーはこれを否定しましたが、真相はどうなのでしょうか?

22.挿入曲「氷の心」はアナへの忠告だった

挿入歌「氷の心」は氷を切り取りながらツンドラの厳しい自然の力を歌っていますが、それはエルサの力を危険視して、アナに忠告するものだったそうです。

23.オラフの名前の由来はダジャレ

お茶目で可愛らしくておもしろいオラフ。そんな彼の名前はそのまま英語の「Oh!Laugh」、「あぁ、おかしい」を名前にしてしまったのだそうです。 ちなみに、このオラフが作中で見せたダンスは1964年に公開されたディズニー映画の『メリーポピンズ』のオマージュになっています。

24.オラフは意外とまじめ?ちゃんと60秒数えてた!

エルサの城に入るとき、アナがクリストフとオラフに「ちょっと待って」と言いましたが、英語だと「Wait a minute」と言っていました。直訳すると「1分待って」。本当にほぼ60秒後にオラフは「60!」と叫び、エルサの城へと入っていっていました。意外とまじめなのでしょうか…?

25.アナとエルサの部屋は隔離されていた

幼少期の二人の姉妹の絡みがもっと描かれている姿も見て見たい本作。しかし制作者はエルサが能力を暴走させてアナを傷つけてしまってからは、二人の間には距離があったほうがいいという方向性を提案していたそうです。そのことからふたりの部屋は離れていました。

26.オーケンは映画監督だった!

山小屋の店主をしていた、印象に残るキャラクター・オーケン。彼の声優を担当したクリス・ウィリアムズは映画『ベイマックス』の監督をその後担当しています!オーケンの愛らしい性格はベイマックスにも反映されているのかもしれません。

27.『アナと雪の女王』での意外な意味深シーン

挿入歌「Let It Go」の最中にエルサは紫色のケープを脱ぎ捨てます。実は北欧で、紫は伝統的な王室カラー。その紫を捨てたのは、「王室の責任から逃れる」という意味を表していたんだとか。

28.エルサの美しい編みこみの秘密

エルサの美しい編みこみは42万本ものCGI(コンピューター生成画像)による髪の毛でできています。この髪の毛を表現するためにアニメーターたちは、「トニック」という新しいソフトウェアまで開発したそうです。 通常、人間の髪の毛は約10万本。また、美しいロングヘアを持ったディズニープリンセスといえば『塔の上のラプンツェル』のヒロイン ラプンツェルが有名ですが、彼女の髪の毛も約2万7千本なので、エルサの髪の毛がどれほど多いかがわかりますね。

29.「アナ雪」効果で”ローズマリング”の人気が上昇中!?

ローズマリング
映画公開以降、ローズマリングというノルウェーのフォークアートの模様が注目を集めています。 ローズマリングはバラを中心とした花や、その花の囲むように描かれる葉の模様が特徴的で、アナやエルサの衣装だけでなく、クリストフのソリやお城のインテリアにも使われていました。

30.スタジオを訪れた意外なお客とは?

クリストフの相棒であるトナカイのスヴェンについてのインスピレーションを得るため、ディズニースタジオには本物のトナカイが連れてこらました。監督のジェニファー・リーはこの経験を、製作中の最高の時間だったと語っています。 ところがこのトナカイはスタジオに入ったものの全く動かず、チームは製作総指揮のジョン・ラセターの愛犬の動きを観察して、参考にしたそうです。

31.『アナと雪の女王』はディズニー映画初のゴールデングローブ賞受賞作

本作はピクサー作品を含めないディズニーの長編映画の中で、初めてゴールデングローブ賞を受賞した作品となりました。 第71回ゴールデングローブ賞で、アニメ映画賞に輝いています。

32.イディナ・メンゼルとクリステン・ベルが同時にアフレコ

エルサの声を演じたイディナ・メンゼルとアナの声を演じたクリステン・ベルは、同時にアフレコを行いました。アニメ作品で複数の声優が同時にアフレコを行うのは珍しいそうですが、製作側の希望により実現しました。 同時に収録することで二人の魅力がより引き出されることを期待したそうです。

33.ハンスの愛馬の名前はシトロン

アナとハンスの出会いのシーンで登場するハンスの愛馬には、シトロンという名前が付けられています。シトロンはノルウェー語で”レモン”という意味です。

34.監督クリス・バックの過去の作品

ポカホンタス
ジェニファー・リーと共に監督を務めたクリス・バックは、本作の他にもディズニー映画の監督を務めてきました。 代表作には『ターザン』『サーフズ・アップ』『ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!』などがあります。また『ポカホンタス』にはアニメーターとして参加していました。

35.トロールがいるのは『指輪物語』のはなれ山?

エルサとアナの父であるアレンデール国王が、トロールの居場所を調べるために本棚から本を取り出す場面。その本はよく見てみると、製作チームが大きな影響を受けたスカンジナビアに起源を持つ北欧のルーン文字で書かれています。 このルーン文字はJ.R.R.トールキンの『指輪物語』で使われる、ドワーフのルーン文字のもとにもなりました。そしてその本から滑り落ちる地図には、ドワーフ王国のはなれ山によく似た山が描かれています。

36.エルサは初めて戴冠式が描かれたディズニープリンセスだった

エルサはこれまでのディズニープリンセスの中で、作品内で女王に即位した2人目のディズニープリンセスです。さらに、戴冠式の様子が描かれたのは本作が初めてのことでした。 『アトランティス 失われた帝国』のプリンセス・キーダが、物語の中で女王となった1人目のディズニープリンセスですが、戴冠式の様子は作品内では描かれませんでした。

37.アニメーターたちのリサーチが本格的!

ディズニーのアニメーターたちは雪について深く知るために、気象学の短期集中講座を受けました。 ドクター・スノーとして有名なカリフォルニア工科大学のケネス・リブレット教授を講師に招き、雪の結晶の構造について学んだそうです。

38.美術監督はディズニーの名作映画からインスピレーションを得ていた

シンデレラ
美術監督を務めたマイケル・ジャイモは本作の製作にあたって、ディズニーの名作映画からインスピレーションを得たそうです。 『シンデレラ』や『ピーター・パン』を手がけた画家のメアリー・ブレアや、『眠れる森の美女』の背景と色彩を担当した画家のアイヴァンド・アールから、大きな影響を受けたと話しています。

39.『アナと雪の女王』に隠れミッキーが存在している?

ミッキーマウス:ディズニー
あるシーンの中で隠れミッキーがいました。あなたは見つけられましたか?

40.『雪の女王』へのオマージュ?『アナと雪の女王』にも同名のキャラクターが登場していた

ディズニー映画『アナと雪の女王』の原案となったアンデルセンの『雪の女王』は、カイとゲルダという2人の主人公の物語です。本作にも同じ名前のキャラクターが、エルサとアナが住むお城の使用人として登場しています。