2017年7月6日更新

『劇場版MOZU』あらすじ・キャスト・ネタバレ感想まで紹介【謎のダルマの正体を追え】

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『劇場版MOZU』

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ついに映画化!大人気刑事ドラマシリーズ完結編『劇場版MOZU』

Season2まで放送された2014年のTBSとWOWOWの共同制作ドラマ『MOZU』の劇場版が、11月7日についに公開されます。本作はドラマシリーズの完結編にあたる映画となり、いよいよ「ダルマ」の謎が明らかになるとされています。 倉木尚武(
)は爆破事故で亡くなった妻千尋(石田ゆり子)がなぜ死ななければならなかったのか、叩き上げの刑事大杉良太(香川照之)、公安部の明星美希(
)と一緒に事件を追うことになります。大きな事件には必ず関係するという都市伝説の「ダルマ」とは一体何なのか、3人は思いもかけない大きな事件に巻き込まれていくことになります。

ついに「ダルマ」が現れる!『劇場版MOZU』のあらすじ

MOZU
倉木尚武(西島秀俊)は妻千尋(石田ゆり子)の死因、爆破事故の真相を知り気力を失っていました。同じ頃、刑事大杉良太(香川照之)も警察への不信感から退職し、探偵事務所を開所していました。 そして半年が経ち、2つの大規模なテロ事件が発生します。ひとつは高層ビル強盗・脅迫事件、そしてもうひとつはベトナム大使館が襲撃されるという2つの事件が同時に発生します。この事件の黒幕は「ダルマ」であり、犯罪プランナーの高柳(
)と殺し屋の権藤(
)の犯行だったことがわかります。
倉木は大杉、明星美希(真木よう子)と事件に巻き込まれていきます。そして都市伝説として囁かれていた最後の敵=「ダルマ」の正体を追い、最期の闘いが幕を明けます。

映画『劇場版MOZU』の出演キャスト

西島秀俊:倉木尚武

西島秀俊は1979年3月29日生まれの俳優です。1992年に『はぐれ刑事純情派5』で俳優活動を開始。その後、数多くのドラマ、映画に出演。宮崎駿監督の映画『風立ちぬ』(2013)では、声優にも挑戦しています。 西島秀俊演じる倉木尚武は公安のエースと呼ばれていたが、妻の千尋を爆破事故で亡くし、死の真相を捜査をしていきます。性格は冷静。禁煙していましたが、妻の死がきっかけとなりヘビースモーカーに。強い格闘能力を持っています。

香川照之:大杉良太

香川照之は1965年12月7日生まれの俳優です。2009年に映画『劒岳 点の記』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞しています。 香川照之演じる大杉良太は、ノンキャリアで叩き上げの刑事。直情型の熱血漢であり、倉木には負けるが相当な格闘能力を持っています。妻とは別居しており、娘との間もある事件がきっかけで溝ができています。映画では刑事をやめ探偵事務所を開所しています。

真木よう子:明星美希

真木よう子は1982年10月15日生まれの女優です。2014年に『さよなら渓谷』(2013)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『そして父になる』(2013)で最優秀助演女優賞をW受賞しています。 真木よう子演じる明星美希は公安部の調査官。女性でありながら身体能力が大変高いです。父親も同じ公安の人間でしたが、明星が高校生の時に行方不明になってしまい、現在も居所は不明です。大杉とは正反対のタイプで常に冷静で口数も少ないですが、姪には優しく接するなどの一面もあります。

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伊勢谷友介:高柳隆市

伊勢谷友介は1976年5月29日生まれの俳優です。人気コミックの実写映画『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』では剣士・四乃森蒼紫を演じ話題を集めました。 伊勢谷友介演じる高柳は犯罪事件のプランナー。テロ集団の中では常に冷静沈着でブレーンの役割を果たしています。テロ事件の実行者でもあります。

松坂桃李:権藤剛

松坂桃李は1988年10月17日生まれの俳優です。2009年にスーパー戦隊シリーズ『侍戦隊シンケンジャー』で俳優デビュー。2015年10月10日に後悔された映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』にも出演しています。 松坂桃李演じる権藤は、残虐な殺し屋でテロ集団の中ではリーダー的存在です。高柳と同じようにテロ事件の実行者であり、大杉の娘を誘拐します。松坂桃李は映画で青い髪に染めており、左右の目の色をカラーコンタクトで変えるなど自らキャラクターを作り上げています。

長谷川博己:東和夫

長谷川博己は、元舞台俳優で蜷川幸雄とタッグを組んでキャリアを積んできた実力派俳優です。ドラマ『セカンドバージン』『鈴木先生』『家政婦のミタ』に出演し注目を集め、多くの映画・ドラマに出演を続けています。2016年公開の『シン・ゴジラ』にも出演が決定しており、今後日本を背負う俳優になっていくことが予想されています。 長谷川博己演じる東(ひがし)和夫は、元公安部捜査官でアテナセキュリティの一員。殺人を含めた様々な犯罪を請け負い実行するプロフェッショナルです。また、狂気に溢れる言動をを見せ、「イカレている」ことを誇りに思っているという不気味なキャラクターです。『劇場版 MOZU』ではとんでもない演技を披露しているそう。

小日向文世:津城俊輔

小日向文世
小日向文世は稀代のバイプレイヤーとして、ドラマ・映画などに多数出演しています。かなりの苦労人で、木村拓哉主演のドラマ『HERO』にメインキャストとして出演しブレイクする以前は、ほんの端役しか仕事が来ず借金生活をしていたそう。最近では『ダブルフェイス』『まれ』等でメインキャストとして活躍することも増えています。 小日向演じる津城は、警察内部の調査を任務とする監察官。経験と巧みな技術はさることながら、その嗅覚によって様々な情報を得ているあなどれない男と言う役柄です。

ビートたけし:ダルマ

ビートたけしは1947年1月18日生まれのお笑い芸人、俳優、映画監督です。1989年『その男、凶暴につき』で映画監督としてデビューし、世界のキタノとして多くの映画に出演・監督として参加して活躍しています。映画監督名義は本名の「北野武」。 ビートたけし扮するダルマは事件の影に必ず名前が挙がる謎の人物。「日本事件史の闇」とも言われており、多くの人の夢の中に現れる都市伝説的な存在です。舞台挨拶で、たけし自身はダルマについてこう語りました。
「ダルマという役はなんだかよくわからなくて、メイク室に行ったらハゲヅラをかぶせられて、顔じゅうやけど跡のメイクをされて……誰でもいいんじゃないかと思ったんですけど。それでも『存在感が……』とか言われたんで『存在感だったら北島三郎じゃねえか』って返したんですよ」
そんなコミカルな発言をして注目を集める、お笑い芸人としてのたけしが影を潜めている「ダルマ」としての『MOZU』出演。彼と西嶋秀俊演じる主人公とのかかわりにも注目です。

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池松壮亮:新谷和彦/新谷宏美

子役時代にハリウッド映画『ラストサムライ』で映画初出演をし、現在では個性派俳優として様々な作品に出演している池松壮亮。ブルーリボン賞やキネマ旬報ベスト・テンなど様々な国内映画賞を受賞している演技派で、『ぼくたちの家族』『紙の月』での演技は特に注目を集めました。2016年には『セトウツミ』『無伴奏』『シェル・コレクター』に出演が決定しています。 池松が本作で演じるのが、新谷和彦/宏美という双子の殺し屋役。宏美は、百舌と名乗る殺し屋です。ドラマ放送時、一人二役での演技が素晴らしいとして話題になりました。深いトラウマを抱えていたり、殺人衝動を抑えきれなかったりという一癖もふた癖もあるキャラクターです。

伊藤淳史:鳴宮啓介

子役として幼いころから俳優活動にいそしみ、多くの映画・ドラマに出演する伊藤淳史。その人当たりの良さが染み出る面持ちから、温厚で優しいキャラクターを演じることが多い俳優です。『チーム・バチスタシリーズ』『ビリギャル』などで有名。 そんな伊藤演じる鳴宮啓介は、情報通でコンピューターにたいする深い知識を活かし、協力者として大杉(香川照之)をサポートしているキャラクターです。非常に頼りがいのあるキャラクターながら、「土足禁止」のこだわりを持つも大杉に無視されているなど、伊藤淳史らしいコミカルな部分を兼ね備えています。

杉咲花:大杉めぐみ

杉咲花
杉咲花は、『トイレのピエタ』など、映画を中心に活躍する若手女優。また、広瀬すず主演の『学校のカイダン』など、ドラマにも脇役として度々出演しています。2011年までは「梶浦花」として活動していました。 杉咲が演じるのは大杉(香川照之)の娘で、強引な取り調べで悲劇を生んでしまった父との複雑な関係性に悩まされています。

阿部力:村西悟

阿部力は、日本・中国で活動する中国系の日本人俳優です。日本語は勿論中国語も堪能で、中国でも多くのファンを抱えています(中国での芸名は「李振冬」)。『ワイルド7』『花より男子2(リターンズ)』等の漫画原作の作品から、近年はミステリードラマに多数出演するなど、幅広い役柄で活躍しています。 本作では、「パラサイトネット」幹部の千葉(永岡卓也)をマークしている公安として出演しています。

原作小説は、逢坂剛の「百舌シリーズ」

MOZU
百舌シリーズとは「裏切りの日日」から始まる逢坂剛の小説群の総称で、ドラマ・映画『MOZU』の原作となっている作品で、2002年の「鵟の巣」まで6作品が出版されています。直接的にはシリーズ第2作目の「百舌の叫ぶ夜」と、3作目の「幻の翼」が実写版ドラマ・映画の元となっています。

映画公開に合わせ、スピンオフドラマ『大杉探偵事務所』が放送!

ドラマシリーズや、映画『劇場版 MOZU』と世界観を共通する新たなストーリーであるスピンオフドラマ『大杉探偵事務所』が、WOWOWの「砕かれた過去編」、TBSの「美しき標的編」としてそれぞれ2時間程度の枠で放送されることが決定しています。 主人公を、本編で西嶋秀俊・真木ようこと共にメインキャストとして活躍した大杉良太(香川照之)とし、相棒で交番勤務の鳴宮啓介(伊藤淳史)と共に依頼を解決していくバディものとなっています。今までのMOZUワールドについて詳しくなくても楽しめるとのこと。オリジナルキャストである西島秀俊、真木よう子、小日向文世らは勿論、桐谷健太、早見あかり、浦井健治、飯島直子、片桐はいり、水崎綾女など、様々な役者が共演しています。 そんなスピンオフドラマ『大杉探偵事務所』の「美しき標的編」が11/2(月)21:00~ TBS系列で放送されます。また、WOWOWプライムでは11/8(日)22:00~「美しき標的編」、11/15(日)22:00~「砕かれた過去編」がそれぞれ放送されます。

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フィリピン・マニラでの日本映画最大規模のアクション撮影

架空の国「ペナム共和国」で事件が起きますが、そのシーンはフィリピンで撮影されました。日本では到底許可がおりないような過激な爆破シーンやカーアクションなどの撮影のために、フィリピンのマニラで一ヶ月も間ロケが続いたそうです。
この場所はハリウッド大作『ボーン・レガシー』のロケ地でもあるとか。西島秀俊はこれらのシーンのために、スタッフが命がけで撮影したと語っています。 この映画で中心人物となるビートたけしは2時間かけて特殊メイクを施しています。また伊勢谷友介はハードボイルドのストーリーの中で完全主義者の役を演じ、松坂桃李は今までにないようなダークな殺し屋の役を演じています。MOZUの完結編をぜひ映画館で楽しんでください。

『劇場版MOZU』Ciatrユーザーの感想・評価をご紹介!【ネタバレあり】

kinuingen #ネタバレ ドラマからずっと見てたので「帰ってきた俺たちのチャオ」「帰ってきたカズヒコvs偽ヒロミちゃん」というサブタイトルをつけたい とても楽しみにしていた2人の再登場それだけを観に行ったと言ってもいいくらい正直ダルマの秘密とか超どーでもいいw 偽ヒロミちゃん演じる松坂桃李のキレッぷりが良かった ただね君は所詮偽物だからね〜憧れて会いたくて震えてラストようやくヒロミちゃんになれたじゃないw結果オーライ⁉︎ チャオ東の登場がこれまた大爆笑でなぜか能面つけてのご登場wしかも西島秀俊演じる倉木の乗ってる車追いかけてロケットランチャーぶっ放しますさすがですチャオ ようやく倉木の乗ってた車両を止める事が出来たけど車中で公安の裏切り者からリンチされて倉木さん血まみれのボロッボロになってるから車止まったところで動けないの それをお茶目に写メるチャオ東パシャパシャパシャ3枚も撮っちゃうw そしてスキューバダイビングするみたいに川に向かって背中から落ちます もちろんトレジャーボートが下に待機してあって去り際にチャーーーオーーー チャーーーーーオーーーと大事なことなので2回言いましたみたいなw あれ?この映画主人公誰だっけ?w
forza_gamba 2015年11月14日TOHOシネマズ渋谷にて鑑賞。テレビシリーズにハマってたので見てきました。これはテレビ版見てからでないと半分も楽しめないですね。見てたひとなら新谷や東の登場でのワクワク感がたっぷり味わえると思います。最後までまったくブレない男・倉木はやっぱりカッコよかった。たけしは大物感はさすがですが、やっぱりセリフがちょっと聞き取りづらいのが残念でした。
B50371952 さすがWOWOW!民放だけでは出来ないことをやってのける!そこに痺れる!憧れるゥ! デモーニッシュな照明、執拗にくゆらされる紫煙とスモーク、映像のケレン味を追求する羽住組の面目躍如。邦画にしては偉いことに映像でストーリーを見せてくれるの、好き。ストーリーは前進する力ならドラマは留まろうとする力である。同じく邦画の警察超大作『アンフェア』は監督が脚本家ということもあってドラマへのこだわりが強く、言葉による支配が見ていて受け付けなかったところがある。今作はそういったストレスが極力なかったので、好き。時々倉木のセリフがギャグみたいに聞こえるとこはあったけど。 まぁ邦画はキャラ萌えで見る派なので僕には格好のお祭りでした。ひたすら指と煙草の色気の西島秀俊さん、おっさん香川照之さん、拘束おっぱい&ニットおっぱい
amazon02 オンタイムでは視聴時間が全く取れず、入院を期にDVDで追っかけて、退院したら絶対観る!と、心の拠り所にしてリハビリまで頑張りました。 邦画、特にTBS制作のものはバチスタ以降は、⁇しか付かない内容の作品が多かったので、スケール感、世界観、編集センス、其々が期待以上だと思えたのはマイナススタートだったから? TV版のベースが観客側にないと、単独作品としてはかなり突き放された印象のストーリー。敷居の高い作品になってしまった感は否めないが、作品として一貫した流れや羽住監督の色がブレてないのは評価すべき。 エンディングで、全ての始まり、銀座アーケードを倉木に歩かせるシーンはニヤリとさせられ、まだまだ先の見えない終わりにしたのはセンスを感じました。 2015.11.19 109シネマズ名古屋
1023 話しが飛び飛びなのでわかりづらい所がある。 アクションは海外で撮影している事もあり迫力満天、東役の長谷川博樹のいかれてる感は相変わらずよい。 でも期待が大きかった分、ちょっと残念