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『スター・ウォーズ』レイア姫役キャリー・フィッシャーの生涯【画像】

2017年11月24日更新

『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫として有名な大女優キャリー・フィッシャー。成功の影で、ドラック中毒に陥った過去など、彼女の人生はまさに波瀾万丈でした。そんなキャリーのデビューからその若すぎるまで死までの軌跡を紹介します。

キャリー・フィッシャーのプロフィール

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キャリー・フィッシャーは1956年10月21日、カリフォルニア州のビバリーヒルズで生まれました。父親は歌手のエディ・フィッシャー、母親は『雨に唄えば』に出演した女優デビー・レイノルズと、著名な両親を持つサラブレッド女優です。 キャリー・フィッシャーは13歳のときに母親が出演する『Irene』で初舞台を踏み、1973年の『シャンプー』で映画デビューをはたしました。 また、女優業のほか、脚本家としても活躍し、マルチな才能を見せています。 サイモン&ガーファンクルのポール・サイモンと1983年に結婚しましたが、わずか一年で破局しています。

『スターウォーズ』のレイア姫役でブレイク!

キャリー・フィッシャーを一躍大スターにしたのは『スター・ウォーズ』のレイア姫(レイア・オーガナ)でした。 レイア姫はアナキン・スカイウォーカーの実の娘であり、ルーク・スカイウォーカーの双子の妹です。

1977年に公開された『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』を皮切りに、以後続編の『エピソード5/帝国の逆襲』(1980年)と『エピソード6/ジェダイの帰還』(1983年)の三部作すべてでレイア姫を演じ、キャリーはハリウッド女優としてその名をとどろかせました。

レイア役のオーディションで最後まで残ったのはキャリー・フィッシャーとジョディ・フォスターだったそうです。ジョディ・フォスター版レイア姫を見てみたい気もしますね。

キャリー・フィッシャーの主な出演作

『シャンプー』1975年

1975年にアメリカで公開された映画『シャンプー』は、ビバリーヒルズの美容師ジョージ(ウォーレン・ベイティ)を主人公とする物語。 マダムたちに大人気のジョージは、いつも上流階級の女性との情事に熱中しています。 しかし、そんな堕落的な生活に嫌気がさし、ジョージは美容師として独立開業を宣言します。 上流社会や著名人の優雅な生活を痛切に風刺した映画です。キャリー・フィッシャー初の出演映画です。

『スター・ウォーズ』シリーズ(1977,80,83年)

1977年の公開以来爆発的なヒットとなり、その続編が次々と発表されたSF超大作『スター・ウォーズ』シリーズ。キャリー・フィッシャーのレイア姫がとてもきれいです。 2015年12月には『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』の公開が決まっており、その人気は衰えるどころかどんどん増すばかりです。

映画『ハンナとその姉妹』1986年

マンハッタンに住む3人の姉妹の姿を描いたウディ・アレン監督作。キャリー・フィッシャーの他、マイケル・ケイン、ダイアン・ウィーストが出演しています。

『ブルース・ブラザーズ』共演者とドラッグに溺れる

『スター・ウォーズ』のレイア姫を演じ一躍スターダムに躍り出たキャリー・フィッシャー。しかし、その成功によるプレッシャーから『ブルース・ブラザーズ』の共演者とともに薬物中毒に陥ってしまいます。

映画『ブルース・ブラザーズ』とは

『ブルース・ブラザーズ』は1980年にアメリカで公開されたミュージカル・コメディです。黒いサングラスに黒い帽子、黒いスーツに身をやつしたブルース兄弟のバンド結成と、彼らを追う警察やライバルバンド、謎の女を描いています。

共演者とドラッグ中毒に

『スター・ウォーズ』での成功後、キャリー・フィッシャーはプレッシャーに耐えられずドラッグに手を出してしまいました。 キャリー・フィッシャーは『ブルース・ブラザーズ』でブルース兄弟を演じたジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイドらとドラッグに溺れ、病院へリハビリに通う生活を送っていたようです。 また、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』では雪の惑星ホスの裏でコカインを吸っていたことも明らかになっています。 通院して無事回復したキャリー・フィッシャーは、ドラッグ中毒の経験を自伝『崖っぷちからのはがき(原題:Postcards From The Edge)』に記し告白しました。 この自伝はのちに『ハリウッドにくちづけ』という題名で映画化されています。 ハリウッドとドラッグは、いまだに分けては考えられない問題のようです。アメリカ映画にはドラッグがかなりカジュアルな小道具として出てきますが、それはとりもなおさず日常においてもドラッグが身近であることを表しています。

自伝『崖っぷちからのはがき』が映画化される

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キャリー・フィッシャーはドラッグに耽溺した経験を『崖っぷちからのはがき』という自伝的小説にして発表しました。「何かへの依存を断ち切りたいと思っている人に読んでほしい」というキャッチ通り、ドラッグ中毒の主人公がドラッグから抜け出すためもがく姿が描かれています。

映画『ハリウッドにくちづけ』1991年

自伝『崖っぷちからのはがき』は1991年に『ハリウッドにくちづけ』という題名で映画化されました。

女優のスザンヌ・ヴェイル(メリル・ストリープ)はドラッグの過剰摂取により意識を失い病院に運ばれます。幸い意識は回復したものの、幻覚症状と闘う辛い日々が続きました。

ある日、スザンヌのもとに母ドリス(シャーリー・マクレーン)が見舞いに訪れます。ミュージカルスターとして名を馳せた母とスザンヌの間には葛藤が絶えませんでしたが、入院を契機に二人の仲は再び繋がりました。 女優としての復活を目指し、ドラッグと格闘するスザンヌ。キャリーの体験が痛々しくも詰まった一作です。

自分を取り戻す物語

小説、映画ともに見所は、物語が進むにつれて主体性を取り戻していく主人公の姿でしょう。ドラッグ漬けになった主人公がリハビリ、周囲の支え、そして何より自らの意思で回復を目指す姿は、何かから抜け出したいと思っている人すべての心を揺さぶります。 小説の筆力も映画の表現力も、キャリー・フィッシャーが徹底的に内省した結果実現できたものです。キャリー・フィッシャーの人生にドラッグが必要であったはずはありませんが、こういった体験記が多くの人の目に触れ、ドラッグの被害者が減ることを祈るばかりです。

その後のキャリー・フィッシャー

『シャンプー』でのデビュー後40年以上が経っているキャリー・フィッシャーですが、どんどん新作映画やドラマに参加していました。

テレビドラマ『Catastrophe』2015年

アメリカ人ロブ・ノリス(ロブ・ディレーニー)はイギリス出張の際出会ったシャーロン・モリス(シャーロン・ホーガン)と恋に落ちます。何度かの逢引きのあと、シャーロンが妊娠してしまい、生活が一変した二人を描くコメディです。

『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』にレイア姫役で出演!

なんと言っても注目すべきは『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』です。もはや伝説と呼べるSF超大作の新作が公開されました。 『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の30年後の銀河宇宙が描かれる本作は、シリーズ最新作にして新たな三部作の幕開けでもあります。

キャリー・フィッシャーは引き続きレイア・オーガナ役で登場します。他にも同じく旧3部作のメンバー、ルーク役のマーク・ハミルハン・ソロ役のハリソン・フォードも出演しています。

1977年の衝撃から38年が経ち、どのような演技を見せてくれるのでしょうか。

キャリー・フィッシャー、60歳にして生涯の幕を閉じる

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2016年12月27日、あまりに突然にキャリー・フィッシャーの訃報が知らされました。 同月23日ロンドンからロスへ向かう途中で心臓発作を起こし、そのまま帰らぬ人となってしまったキャリー。享年60歳でした。

『スター・ウォーズ』を通して共演、実際に恋仲の噂もあったハリソン・フォードは、「キャリーは才気にあふれた、独創的で愉快な、恐れを知らない女性でした。彼女は勇敢に自分の人生を過ごした……娘のビリー、母のデビー、兄弟のトッド、そして彼女の数多くの友人たちに心からお悔やみ申し上げます。とても寂しいです。」とコメントを寄せています。

その死因は?断ち切れなかったドラッグ

2016 年12月23日、ロンドンからロサンゼルスに向かっている飛行機内で心臓発作を起こし心拍停止となり27日に搬送先の病院で亡くなったキャリー・フィッシャー。 そしてその翌日の28日には母親で女優のデビー・レイノルズが脳卒中で娘の後を追うように亡くなるという悲劇が続きました。

やっと発表された検視結果とは

死後約半年が経った2017年6月16日、ロサンゼルス郡検視局は検視結果を発表しました。その結果は心臓の問題だけでなく、直接の死因は睡眠時無呼吸症候群とドラッグ等その他複数の要因が関係したものであったとの報告が出されました。

大量のドラッグが検出

体内からはアルコールと共に、コカイン、メタドン(ヘロイン中毒の治療薬)、MDMA(エクスタシー)、アヘンといった薬物が検出され、発作までの3日間、コカインを摂取していた事も明らかにされました。 ただ、複数のドラッグの影響は大であるものの、直接キャリーの死亡に直接の関係していたかどうかは断定できなかったという事です。

ドラッグ依存症と闘い続けた一生

この報告を受けてキャリー・フィッシャーと歌手エディ・フィッシャーの娘で女優のデビー・レイノルズは、キャリーが一生をかけてドラッグ依存症と精神病と闘い、その為に世を去る事になったと語っています。 一時はドラッグ依存症を克服したと思われていたキャリー・フィッシャーですが、結局は完全には断ち切れず人生を終えることになってしまったという残念な結果となってしまいました。

遺作となってしまった『スター・ウォーズ/最期のジェダイ』

「スター・ウォーズ」シリーズの10年ぶりの新作として注目され大ヒットした、レイを主人公とする新たな三部作の第1章『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の続編で第2章となる『スター・ウォーズ/最期のジェダイ』。「スター・ウォーズ」シリーズのエピソード8となります。 本作には主人公レイに第抜擢され一躍注目を集めたデイジー・リドリーを始め、ストームトルーパーの脱走兵フィンを演じるジョン・ボイエガ、ダース・ベイダーを受継ぐカイロ・レン役のアダム・ドライバー、そしてルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルといったお馴染みのメンバーと共に、引き続きキャリー・フィッシャーもレイア・オーガナ役で出演しています。 急死前の2016年の夏に本作の撮影を全て終えていたというキャリーは、撮影をとても楽しんでいた様子だったとのことです。

レイア・オーガナが中心となる物語になるはずだった?エピソード9

エピソード7の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ではハリソン・フォード演じるハンス・ソロが物語の中心となり、続くエピソード8『スター・ウォーズ/最期のジェダイ』ではマーク・ハミル演じるルーク・スカイウォーカーが物語の中心となっているため、エピード9では物語の中心がキャリー・フィッシャー演じるレイア・オーガナになる可能性もあったということ。 このことは生前キャリー自身も望んでいたそうです。 しかしながらキャリー・フィッシャーの急な死去を受けて、まだは撮影に入っていないエピソード9ではレイアを失ってどの様にストーリーを展開していくのか、レイアを登場させるのかが注目されていました。

CGでレイア・オーガナが登場?

「スター・ウォーズ」のスピンオフ映画シリーズ第1作目『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)では、『エピソード4/新たなる野望』でグランド・モフ・ターキンを演じ1994年に亡くなっていた名優ピーター・カッシングをCGでスクリーンに蘇らせて話題になりましたが、製作陣はレイアのCGでの復活はないと断言していました。

未使用の映像をつなぎ合わせて登場?

キャリー・フィッシャーの弟で俳優のトッド・フィッシャーはキャリーの出演はあると言い、エピソード8『スター・ウォーズ/最期のジェダイ』で撮影した未使用の映像の使用許可を製作会社のルーカスフィルムに出したと発言していました。 しかしながら、これをルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディー社長は否定し、レイアはエピソード9では残念ながら登場しないと断言。エピソード8でレイアはその役目を全うし、キャリーはとても素晴らしかったと語っています。

『スター・ウォーズ/エピソード9』公開日は?

当初発表されていた『ジェラシック・ワールド』(2015)のコリン・トレヴォロウ監督が降板し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でメガホンを取ったJ・J・エイブラムスがカムバックして監督に就任。それに伴って2019年5月24日とされていた米国公開日は同年12月20日に延期されています。 レイアを失った「スター・ウォーズ」の物語は今後どうなっていくのか、その展開が気になるところです。

追悼ビデオでみる、キャリー・フィッシャーの最期

キャリー・フィッシャーの急な死を受けて「スター・ウォーズ」のツイッターに載せるせられたキャリー・フィッシャーの追悼ビデオをご紹介します。 レイアの歴史とともにキャリーの人柄が偲ばれ、最期は映画での名セリフ、”フォースとともにあらんことを”との祈りの言葉で締めくくられています。