『スター・ウォーズ ジェダイの帰還』のトリビア・裏話10個

2017年7月6日更新

1983年公開、旧3部作最終章リチャード・マーカンド監督『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』、今作には驚きの製作秘話やトリビアが盛りだくさんです。今回はio9.comよりスター・ウォーズ ジェダイの帰還のトリビア・裏話10個を紹介します。

1.ハン・ソロはジェダイの帰還で死ぬ予定だった!?

『スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還』

スターウォーズ中で屈指の人気を誇るキャラクター、ハンソロ。

ジョージ・ルーカスは元々、ハン・ソロを『スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』に登場させるつもりがなかったそうです。他のメインキャストとは異なり、ハリソン・フォードは新たなる希望(エピソード4)、帝国の逆襲(エピソード5)の2作に出演する契約を結んでいました。

しかし、ハン・ソロが人気キャラクターとなったため、スタジオが改めてハリソン・フォードと契約、エピソード6に登場することになりました。

さらに、今作初期の脚本ではハン・ソロが死ぬプロットが考えられていました。ハリソン・フォードもジェダイの帰還(エピソード6)でハン・ソロは死ぬべきだと思っていたそうです。

他にも、反乱軍を率いるレイアを自殺行為だとして止めようとするハン・ソロ。フォースを使ってハン・ソロをミレニアムファルコンに拘束するルークなどの展開も考えられていました。

2.あまり顔が知られていないことがダースベイダーの条件!?

#StarWars #SpotlightOfTheWeek - Darth Vader: Emissary of the Emperor

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ダースベイダーは殺陣担当、声担当など役割分担制で演じられていたキャラクターです。驚愕の事実が明かされる大事なシーンでダース・ベイダーの素顔を演じたのはセバスチャン・ショウでした。

元々、リチャード・マーカンド(ジェダイの帰還の監督)はローレンス・オリビアやジョン・ギールグッドのようなイギリスの有名舞台俳優をキャスティングしたいと考えていたそうです。

しかし、有名な俳優をあの衝撃的な場面でキャスティングするのは適切ではないとジョージ・ルーカスは判断、あまり顔の知られていない役者を探し、選ばれたのがセバスチャン・ショウでした。

また、パルパティーンはアラン・ウェブが演じる予定でしたが、ウェブが撮影前に病気になったため、イアン・マクダーミドがキャスティングされることになりました。

3.ネタバレ防止のためにニセの台本を渡していた!?

A Death Star is born... #StarWars

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ダース・ベイダーのスーツアクターはデビッド・プラウズ、声を演じていたのはジェームズ・アール・ジョーンズでした。

ジョーンズはジョークで、もしプラウズがオスカーを獲得したら、舞台袖からスピーチのアテレコをしたいと語っていたそうです。

プラウズは作品のネタバレをよくしてしまうことで悪名高い役者でした。そのため、ジョージ・ルーカスはプラウズに偽物の台本まで用意して対策を講じていました。

マスクをはずしたベイダーはプラウズではなく、他の俳優が演じると噂で聞いたプラウズはこんな風に言っていたそうです。

“まさか!そんな酷いことが出来るはずないだろう。とても大事な瞬間に他の人物がダース・ベイダーのスーツを着ているなんて。”
引用:io9.com

また、プラウズはジェダイの帰還でダース・ベイダーが死んでしまうことも信じられなかったそうです。

4.”Blue Harvest”映像化計画!?

『スターウォーズ ジェダイの帰還』

ネタバレを注意しなくてはならないのはデビッド・プラウズだけではありませんでした。

『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』はファンやジャーナリストからのネタバレを防ぐために“Blue Harvest”という偽タイトルを付けて撮影に臨んでいました。

サーラックのシーンを撮影している最中にとてつもない砂嵐に見舞われ撮影を中断、クルーやキャストは長い間トレーラーの中で待機していました。その間、本当に“Blue Harvest”を製作する計画がされていたそうです。

プロットはお墓の真ん中に止められたトレーラー。襲い掛かる砂漠の化け物、そしてウォーウルフたち、“Blue Harvest”のキャッチコピーは“想像を超えた恐怖”でした。

5.最新技術が無駄になっていた!?

無数の触手を持ち、巣穴へと獲物を引きずり込む恐ろしい生物サーラック。

当初、サーラックの触手は約500万円をかけてクルーが制作、ワイヤーを張りめぐらせ、アニマトロ二クス(電子工学を使用して動物の動きを再現する技術)を採用、無線によってコントロール出来る仕様でした。

しかし、ジョージ・ルーカスは最新技術が使用されたサーラックに許可を出さず、結局単純なアナログ方式で撮影されることになったそうです。

6.ボバ・フェットに関する驚愕の噂!?

『スターウォーズ』 ボバフェット

『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で映画初登場したキャラクター、ボバ・フェット。ダースベイダーがハン・ソロを捕らえるために雇った賞金ハンター、出番は少ないながら人気の高いキャラクターです。

これはあくまでファンの噂ですが、ボバ・フェットがルーク・スカイウォーカーの母親だという説があります。

7.オビ・ワンは出演に乗り気でなかった!?

『スターウォーズ』 オビ=ワン

ジェダイの帰還は公開されたバージョン以外にも、ルーカスが考えていた異なるエンディングが存在していました。

そのアイデアは最後の祝宴シーンでルークがオビ・ワンやヨーダと再会するというものや、オビワンが肉体を復活させなければ、自身のアイデンティを失うというプロットなど、ルーカスはオビ・ワンの霊体になにか重要な役割を担わせたかったようです。

さらに、初期の脚本では自身の過ちで事態が悪化したとオビ・ワンが長く退屈なスピーチをルークにするシーン、オーウェンおじさんがオビ・ワンの兄弟であることを打ち明けるシーンなどが考えられていました。

今作の撮影前、オビ・ワンを演じたアレック・ギネスはグリーンバックのセットで演技をして、説明的なセリフを言うだけなら、あまり出演したくないと語っていたそうです。

8.フォースは誰にでも使える!?

ジョージ・ルーカス

会議中、ジョージ・ルーカスは脚本家の一人、ローレンス・カスダンにこんなことを言っていたそうです。

“フォースとはヨガや空手をやるようなものだ、もし時間をかければ、君にも出来るよ。ヨーダのようなジェダイマスターはジェダイの騎士とは異なる。彼はいわば先生なんだ。実際はジェダイではない。ヨーダは指導者であり、表に出て戦うことをしない。だからダースベイダーのように戦闘力は高くない。”
引用:io9.com

これを聞いたカスダンは反応したそうです。

“言いたいことは分かるけど、信じられない、めちゃくちゃショックだ。”
引用:io9.com

9.デス・スターは一つじゃない!?

『スターウォーズ』 デススター

銀河帝国の宇宙要塞デス・スターは一つではありません。

初代デス・スターは設計図が流出したことで、反乱同盟軍に弱点を露呈、破壊されることになります。

第2のデス・スターは『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』に登場、弱点を見直すなど大幅に強化されましたが、結局、ミレニアム・ファルコンの侵入を許し破壊されます。

10.驚愕の展開の後にまた驚愕の展開!?

スター・ウォーズを観れば分かるように、ジョージ・ルーカスは明るくハッピーなエンディングを望む監督です。しかし、今作ではとてもダークなエンディングを考えていたそうです。

ダース・ベイダーがパルパティーンを守るために自ら犠牲に。父であることが分かったベイダーのマスクをはずすルーク。その後、驚愕の展開が待ち受けていました。会議中、ルーカスはカスダンにこんなことを言っていたそうです。

“ルークがベイダーのマスクをはずして自らマスクをかぶる。そしてこう言い放つんだ。”今から私がベイダーだ。これから反乱軍を滅ぼし、私が世界を支配するのだ。”これなら驚きのラストになるだろ。”
引用:io9.com

カスダンは“それこそ私が望んでいた展開”とすぐさま反応したそうです。

しかし、子供も観る映画だからここまでダークな展開にするべきでないと判断、ジョージ・ルーカスがそのアイデアを採用することはありませんでした。