2017年7月6日更新

モデルTAOが美しい!映画『ウルヴァリン: SAMURAI』に出演

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TAO

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モデルTAOのプロフィール

TAOは1985年5月22日生まれ、千葉県市川市出身の女優・モデルです。身長は177cm、血液型はAB型。 本名は岡本多緒で、名前の由来はタオイズム(道教)。母親は妊娠時男の子が生まれると思っていて、「丹生」と名付けるつもりでしたが、女の子が生まれので「多緒」という漢字に変更したそうです。モデル・女優として活躍していますが、大学では声楽を専攻しているなど音楽も好きなようです。 もともとコンプレックスだった高い身長を逆手に取ろうと14歳でモデルとしてデビューします。2006年には単身パリに行き、エリート・モデル・マネジメントに所属しました。 2009年に髪型をのちに「TAOヘアー」と呼ばれるマッシュルームカットに変えると一気に注目が集まります。同年4月、スタイルドットコムが選ぶ「09/10年秋冬コレクションで活躍した新人モデル10人」に選ばれ、6月には第52回FEC賞 FECモデル・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。 ラルフ・ローレンやエンポリオ・アルマーニなど、有名ブランドのキャンペーンに参加してきたTAOは、2013年『ウルヴァリン:SAMURAI』でスクリーンデビューを果たします。その後アメリカの国内テレビシリーズにも出演するようになるなど、活躍の場を広げています。 記事後半では出演作についても一挙ご紹介いたします。

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TAOがワールドワイドに活躍するモデルになるまで

流暢な英語が海外での武器に

Wish you had wonderful holidays...????#itsover #tooshort

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2006年、21歳のとき単身パリに渡り海外でのモデル活動を始めたTAO。ファッションの都であるパリに憧れるモデルは多いですが、彼女は若干21歳でその土を踏んでいます。 彼女がそんな思い切った行動を取れたのは、高校のときに培った語学力のおかげだったようです。高校2年のとき一年間イギリスに留学していたため、言葉の問題はまったくなく、海外に住むことへの抵抗もなかったと言います。

イヴ・サンローランのランウェイにも出場

パリに到着したTAOがまず始めたことは、現地のエージェントリストを作ることでした。リストを作り、電話をして、面接を受けました。 初日にハイレベルな事務所3社に連絡をとり、2つ断られたときには挫けてしまったそうです。しかし、3社で採用をもらい、同事務所から2006年3月のパリコレに出場しています。

2008年春夏パリコレクションでは、世界的有名ブランドであるイヴ・サンローランのランウェイにも立っています。これはアジア系唯一の快挙でした。

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そして、TAOヘアーがトレンドに

Almost pretty if I didn't have this cupping mark?????? #butitfeltgood

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それまでは黒の長髪だったTAOですが、2009年の春に思い切ってマッシュルームヘアにチェンジをしました。 当初は自身のチャームポイントであった眉が隠れてしまうことを懸念していましたが、これがのちに多くのデザイナーやエージェントの目に止まり彼女を一躍人気者へと成長させることになります。 このときのTAOを担当したスタイリストの松浦美穂さんは、
当時、バングをつくるのが流行っていたからではなく、TAOの個性を生かすためのスタイルを考えたんです。70’Sの雰囲気を持たせた、グラフィカルではあるけれど、人間的な匂いのするショートヘア。前髪をつくって額を隠すことで、かえって目鼻立ちが際立って見えるようになった
と語っています。 前髪を切りそろえたボーイッシュでかつレトロな髪型は「TAOヘアー」とよばれ、2010年ごろ、若い女性を中心に人気のヘアスタイルとなりました。 こちらは髪型がロングなとき。髪型によってガラッと印象が変わりますね!どんなスタイルもこなしてしまうのは、さすがモデルという感じがします!

世界を舞台に大活躍するTAO

????With my sista @rila_fukushima aka #Yukio ????

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2009年には、第52回FEC賞 FECモデル・オブ・ザ・イヤーの受賞や、「vogue」などの様々な雑誌から新星のスーパーモデルとして大々的に取り上げたために、知名度も大きくあがりました。なんと2009年には、世界第5位の出演数となる58ブランドのファッションショーに出演しました。 そして翌年の2010年には、ドキュメンタリー番組『情熱大陸』に出演し、ニューヨークでの一人暮らしの様子や、モデルとして体型維持のための食生活へのこだわりなど、普段目にすることができないモデルの生活を明かしました。

アジア人モデルとしての成功と葛藤

パリコレクションをはじめとして、世界の有名コレクションで人気ブランドの衣装を着こなすモデル・TAO。その綺麗な黒髪と凛とした表情はまさに、アジアンビューティーの象徴ともいえますが、本人はアジア人モデルとしての地位が確立されていくことに少し戸惑いもあったようです。 「アジア人らしい美しさ」が人気となる一方で、ステレオタイプ的な評価に悔しい思いも抱えていたようです。

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2016年、雑誌編集長と結婚

Thank you @louisvuitton and @nicolasghesquiere for having me at such a magical show! ❤️ #LVCruise

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2016年5月に結婚を発表したTAO。お相手は、雑誌『The Last Magazine』のチーフエディターを務めるテンジン・ワイルド。エディターだけでなく、有名ブランドのデザイナーなども務めているファッション界のスターです。 2014年には、当時恋人同士だった二人で揃ってバナナリパブリックの広告にも登場しています。 とても絵になる二人です。 ここまで、モデルとしてのTAOのキャリアを振り返りました。今後も抜群のスタイルでショーや広告で活躍を続けること間違いなしですね。 次に、女優としてのTAOの一面を出演作から一挙紹介します。

『ウルヴァリン:SAMURAI』ではウルヴァリンの恋人、矢志田真理子役を演じる

世界的トップモデルとして活躍するTAOは、2013年『ウルヴァリン:SAMURAI』に矢志田真理子役で出演し女優としてのキャリアをスタートさせました。

『X-MEN』シリーズの主人公・ウルヴァリンを描いたスピンオフ第2弾。東京で再会した旧友・矢志田の葬儀に参列したウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)は、謎の組織に襲われた矢志田の孫娘・マリコ(TAO)を救い逃走する。しかし、何者かの罠で治癒能力を失ったウルヴァリンは、初めて「限りある命」と「死」を意識するようになる。 ヤクザvsウルヴァリン。日本を舞台に、MARVELのヒーローとサムライ魂が奇跡のコラボレーションを遂げた奇跡の一作です。

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矢志田真理子役で女優デビュー

本作でTAOは、ウルヴァリンの旧友で矢志田産業総裁の孫娘・真理子を演じました。 もともとヒュー・ジャックマンのファンだったという彼女は、オーディションの話が来たときも臆せず挑戦したようです。将来は「女性版ヒュー・ジャックマンになりたい」というくらいの大ファンで、彼が「マリコにはTAOが絶対にいい」と推してくれたことも女優に挑戦する勇気となりました。 女優デビュー1作目でいきなりヒロインを飾り、この演技が認められて以降アメリカ国内のテレビシリーズに出演するようになります。

ヒュー・ジャックマンに初対面でキスされた?!

ヒュー・ジャックマンの大ファンだったために、映画のオーディションを受けてみたというTAOは、その大好きなヒューに初対面でキスされ、椅子から崩れ落ちたというエピソードをインタビューで明かしています。 幼い頃には、自身の高い身長がコンプレックスだったという彼女ですが、今では、1m89cmという身長を持つヒュー・ジャックマンと釣り合う身長があったからこそこの役を勝ち取れたと、自身の1m77cmという身長に感謝しているそうです!

映画『クロスロード』では野村志穂役に抜擢

『クロスロード』あらすじ

カメラマン助手になったものの、目標の見えない日々を過ごしていた沢田(黒木啓司)は、状況を変えるため青年海外協力隊に入ることに。しかし、訓練所では隊員の羽村(渡辺大)と対立し、さらには規則を破るなど問題を起こしてばかりだった。 沢田は羽村と助産師隊員の志穂(TAO)とともにフィリピンに派遣される。そこでの現状を身をもって体感した沢田は、徐々に考えを変えていく...。

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本作で邦画初出演

TAOは助産師隊員の野村志穂を演じています。本作が邦画デビューとなりました。

『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』ではクールなボディガードに

アメリカンコミック、人気ヒーローの双璧であるスーパーマンとバットマンの闘いを描いた本作。2016年3月に公開されました。2013年の『マン・オブ・スティール』の続編で、監督は前作に引き続きザック・スナイダーが務めました。 TAOはヒーローと対峙する不気味な悪役レックス・ルーサーのボディガードであるマーシー・フレイブスを演じました。