2017年12月10日更新

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの色気が半端じゃない

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
©Nicky Nelson/WENN.com/zetaimage

中性的で憂いのある雰囲気が魅力的な、ケイレブ・ランドリージョーンズ。東京国際映画祭でグランプリを受賞した『神様なんかくそくらえ』を始め、数々の話題作に出演している彼の魅力に迫ってみましょう。

目次

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズのプロフィール

ケイレブ・ランドリージョーンズは1989年12月7日、アメリカ合衆国テキサス州ガーランドで生まれました。色白で中性的そして憂いのある表情は、まるで絵本の中から出てきた王子様のよう。日本の女性ファンにも大人気の俳優です。

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で一気に注目を浴びる

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)はアメリカの人気コミックを映画化したもので、映画『X-MEN』としては5作品目となり、X-MENの成り立ちが描かれた作品です。 ケイレブはこの映画でX-MENの一員であるショーン・キャシディ(バンシー)役に大抜擢されました。ケイレブが口から高振動波(ソニック・スクリーム)を発して空を飛ぶシーンは、ただただ圧巻の一言に尽きます。

映画『ノーカントリー』でデビューの後、『ラスト・エクソシズム』で演技を絶賛される

ケイレブ・ランドリージョーンズは、コーエン兄弟が手がけた、麻薬取引をめぐるサスペンス映画『ノーカントリー』(2007)で自転車に乗った少年役を演じ、映画デビューを果たしました。 その後、テレビドラマや映画などで脇役を担当し、少しずつキャリアを積んだケイレブ。 2010年彼に転機が訪れます。映画『ラスト・エクソシズム』で演じた、悪魔に憑依された少女の兄役が大絶賛され、ニューヨークタイム誌でも取り上げられました。彼自身「この映画が自分の映画人生を変えた」と話しており、本作をきっかけに彼は大きく飛躍することとなります。

『ハード・ラッシュ』では大物俳優・女優と共演

『ハード・ラッシュ』(2012)は2008年のアイスランド映画『レイキャビク・ロッテルダム』をハリウッド・リメイクした作品。マーク・ウォールバーグを始め、ケイト・ベッキンセール、ベン・フォスターら名だたる俳優たちが出演し、この映画は全米公開時初登場1位を記録しました。 ケイレブ・ランドリー・ジョーンズが演じたのは、主役のマーク・ウォールバーグを窮地に立たせてしまう情けない義弟アンディ役。 他の映画でしたら美少年として扱われるケイレブの端正な容姿ですが、この映画ではその儚げな容姿が、アンディの情けなく頼りない感じによくマッチしています。

映画『アンチヴァイラル』では初主演を務める

『アンチヴァイラル』(2012)の舞台は近未来。ケイレブが演じるシドは、セレブリティから採取したウイルスをファンに密売する会社で注射技師として働いていました。彼は偉業を達成するために、自身の肉体でウイルスを培養する危険な作業に挑戦するのですが、そこから様々なトラブルが発生していきます。 ケイレブはこの脚本に惚れ込み、役を得るために監督に猛アピールしようやく主役を勝ち取ったそうです。 ケイレブの熱演の成果もあり、この映画は2012年カンヌ国際映画祭やトロント国際映画祭などの映画祭で大絶賛されました。

映画『ビザンチウム』(2012)ではヒロインと恋に落ちる白血病の青年を熱演

『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994)のニール・ジョーダン監督が手がけた、セクシーでスタイリッシュなファンタジースリラー作品。人間の血を吸うことによって200年以上生き続けているヴァンパイアの母子。行き場がなくさまよっていたところ、とある寂れた海辺の街にたどり着きます。街の親切な人の協力もあり、彼女らはゲストハウス「ビザンチウム」にとどまることを決め、そこからストーリーが展開していきます。 ケイレブが演じるのは、主人公の少女と恋に落ちる白血病の少年フランク役。彼と恋に落ちてしまったことで、この親子に今までになかったトラブルが生じることに。色白で繊細な雰囲気のあるケイレブにぴったりの役で、彼の儚げな演技は多くの観客を魅了しました。

『クイーン アンド カントリー』(2014)にも出演

第二次世界大戦下で生きる子供たちのたくましい姿を描いた、1987年公開のジョン・プアマン監督作品『戦場の小さな天使たち』の続編。 その後何年かが過ぎ子供達が青年に成長し、軍隊へ徴兵されたところからストーリーが展開します。 ケイレブが演じるのは主人公ビルの友達でちょっと風変わりなパーシー。ビルと一緒に軍隊で奮闘し、時には街で恋愛を経験しながら、大人への階段を上る過程をみずみずしく演じています。

美声の持ち主!ボーカルだけでなく楽器の才能も

俳優としてだけでなくミュージシャンとしても活動しているケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。10代の頃に、友人と共にサイケデリックロックバンド「Robert Jones」結成し、ボーカルとドラムを担当していました。2009年には『Men and Their Horses』というタイトルのファーストアルバムがデジタル・ダウンロードとしてリリースされました。 ケイレブの俳優業や他のメンバーの学業が忙しくなってしまいバンド活動は休止中。彼はドラムだけでなく、ギター、ハーモニカ、ピアノのいろんな楽器を演奏もこなすことができ、動画サイトYouTubeで、俳優業とは別の一面を垣間見ることができます。

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの魅力を堪能できる映画『神さまなんかくそくらえ』

東京国際映画祭でグランプリを受賞した『神様なんかくそくらえ』。この映画は、主演を務めたアリエル・ホームズの自伝的作品でもあります。 ニューヨークでホームレス生活を送っていたジャンキーのアリエル。のちにこの映画の監督をすることになる、ジョシュア・サフディとベニー・サフディの兄弟は、次の作品のリサーチのために訪れたニューヨークで、たまたまアリエルと出会いました。 最初は他愛もない会話でしたが、徐々に身の上話などの深い話もするように。彼女の語るストーリーが大変ユニークで魅力的であることに気づいた兄弟は、自伝を書いてみないかと彼女に提案します。 時にはアップルストアのパソコンで9時間立ちっぱなしで書いたこともあるというアリエル。彼女の作品はサフディ兄弟によって、彼女主演で映画化されることが決定しました。まさに現代のシンデレラストーリーです。 彼女のホームレス仲間も彼女の実際の友達が演じましたが、恋人イリヤ役だけは、イリヤが不安定すぎるためプロの俳優が演じることに。そこで選ばれたのがケイレブでした。ケイレブはオーディションでこの役を獲得したそうです。 本物のイリヤに会って彼と行動を共にしたり話を聞いたりしながら役作りに励み、イリヤとケイレブはいつしか深い友情で結ばれました。アリエルのことで、イリヤがケイレブに嫉妬せずにすんだのも、ケイレブがイリヤと深い信頼関係を築いていたおかげでしょう。 「人間嫌いでニヒリスト、でもスマートという複雑なイリヤを演じるのは、今までの役作りの中でも一番大変だった」と、ケイレブは漏らしていました。

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの勢いは止まらない!

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
©Nicky Nelson/WENN.com/zetaimage

2015年公開の映画『ストーンウォール』や、トム・クルーズ主演の犯罪スリラー映画『バリー・シール/アメリカをはめた男』など『神さまなんかくそくらえ』後も話題の映画に着々と出演してきたケイレブ・ランドドリー。2020年にはジム・ジャームッシュのゾンビ映画『デット・ドント・ダイ』でボビー・ジェンキンス役を演じるなど今後も彼の活躍から目が離せません!