アナキン子役で有名!ジェイク・ロイドのプロフィール
ジェイク・ロイドは1989年生まれのアメリカ人俳優です。 1997年に『きみに読む物語』で知られるニック・カサヴェテス監督作品『ミルドレッド/輝きの季節』で子役デビュー。 アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『ジングル・オール・ザ・ウェイ』にも出演。その後『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』のアナキン・スカイウォーカー役に抜擢され、日本でも名が知られるようになりました。高校卒業後は俳優を引退し、映像作家として活動していたそうです。
幼少期のアナキン・スカイウォーカーを演じて世界中の注目を集める
ジェイク・ロイドは「スター・ウォーズ」シリーズのエピソード1,2,3で主人公となるアナキン・スカイウォーカー役に大抜擢。新3部作エピソード1作目である1999年公開の映画『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』に出演しました。 アナキン・スカイウォーカーは「選ばれし者」として一目置かれた少年で、若干9歳でありながら高い戦闘能力を持っていました。一度入門を断られながらも、ジェダイとして修行を積むことになります。 「スター・ウォーズ」出演をきっかけに全世界で大ブレイクを果たしました。
アナキン子役で出演後、学校でいじめられるなど大変な日々を送る
「スター・ウォーズ」に出演し一躍人気者となったジェイクですが、華やかなスターの生活とは裏腹に当時通っていた学校では陰湿ないじめを受けていたことを後のインタビューで告白しています。
「ほかの子どもたちは本当に意地悪だった。僕を見掛けると、ライトセーバーの『ブォン』という音をまねしたんだ」引用:cinematoday
と英紙のインタビューで語っていました。 当時は一日に60件のインタビューを受けることもあったという忙しい毎日を送っていた彼ですが、学校でも居場所を見つけられずに辛い日々を送っていたようです。
ジェイク・ロイドにとって「スター・ウォーズ」は相当なトラウマ?
学校でいじめられたり、1日で60件ものインタビューを受けたりすることはジェイクにとって生き地獄だったといいます。その怒りの矛先は監督であるジョージ・ルーカスに向いてます。 「スター・ウォーズ」の出演後、長く立たない間に俳優業を引退した彼ですが、引退以外にも様々な影響を及ぼしたそうで、トラウマから映画を見ることもできなくなってしまったといいます。さらに、カメラが自分に向いているのに不快感を表すようにもなったといいます。 本人いわく、「スター・ウォーズ」のグッズや思い出の品は全て捨てたらしく、相当な恨みを抱えていることがわかります。
アナキン・スカイウォーカーの子役、ジェイク・ロイドの現在
2005年以降は俳優活動を行っておらず、最近は映像作家としてコンベンションに出品するものの目立った報道はなかったジェイク。2009年には『Peer Pressure』というショートフィルムの撮影にスタッフとして参加をしたりと、映像作品に関わる生活をしていたようです。 そんな彼ですが、2015年6月21日サウスカロライナ州チャールストンで危険な運転をしていたところを警察が発見。追いかけた警察車両とカーチェイスになり、最後には木に衝突して車は止まりました。無謀運転、停止命令に対する無視、逮捕に抵抗したこと、免許不携帯などの罪に問われ逮捕されました。
ジェイク・ロイドがダークサイドに堕ちる?精神疾患
ジェイク・ロイドは2015年6月の時点で26歳になっていますが、19歳の時から統合失調症を患っていたようです。 先ほど述べた自動車の暴走運転で逮捕される前にも、母親に対し「俺の人生を狂わせたのはお前だ」などとののしり、家に入るのを拒んだ母に暴行を加えました。腕に擦過傷と挫傷を負った母は告訴することは避けましたが、インタビューで19歳から統合失調症であったことを明かしました。投薬によって落ち着いてたジェイクですが、この事件が起きた頃には薬を飲むのをやめていたといいます。
アナキン子役が成長して来日!
ジェイク・ロイドが子供時代のアナキン・スカイウォーカーとして出演している『スターウォーズ エピソード1/ファンとメナス』が2012年に3Dとして再公開されることになった際には、レイア姫を演じたキャリー・フィッシャーとともに来日を果たしています。 その際にはジェイク・ロイド自身の現在の状況や当時の思い出など様々なことについて語りました。
「撮影開始から1週間くらいのときに、ジョージ(・ルーカス)やスタッフみんなで中華料理を食べに行ったんだ。僕は料理の乗ったテーブルをグルグル回していて『やめなさい』と言われて急停止したら、料理が全部吹っ飛んで、ジョージを料理まみれにしてしまったんだ(笑)。ジョージは笑って許してくれて、撮影への緊張も解けたよ」引用:シネマトゥデイ
知らなかった!こんなところにジェイク・ロイドが
『ミルドレッド/輝きの季節』で俳優デビュー!
『きみに読む物語』『私の中のあなた』等の傑作を生みだしたニック・カサヴェテス監督のデビュー作である『ミルドレッド/輝きの季節』に、子役時代のジェイク・ロイドが出演していました。母親によって未亡人であるミルドレッドに預けられた子供JJを演じています。
『ジングル・オール・ザ・ウェイ』でシュワちゃんと共演
実は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のクリスマスコメディ映画『ジングル・オール・ザ・ウェイ』にも出演しています。シュワルツネッガーが演じる父ハワードが、息子のジェイミー(ジェイク・ロイド)にプレゼントを買うために、品切れのおもちゃを求めクリスマス・イヴの街を奔走する物語です。
『スター・ウォーズ』後にもひっそりと映画に出演していた!
アメリカ初の宇宙有人飛行で活躍した、実験用チンパンジーとある少年の実話を描いたファミリー映画『スペース・ミッション 宇宙への挑戦』に、『スター・ウォーズ』の2年後の2001年に出演していまいた。チンパンジーのマックと友情を深めていく少年を好演しています。 また、パワーボートを題材とした2005年の映画『プライド・オブ・マディソン/栄光への挑戦』にも出演していました。