2017年4月15日更新 8,439view

『東京グール』の謎・伏線を考察!【鈴屋のピン留めの意味とは】

人間を捕食しながら、人の心を持つグールという怪物と、彼らを取り巻く物語を描いた作品『東京喰種』。原作は14巻で一旦区切られましたが、数多くの謎と伏線が残されたままです。疑問点を上げながら、ネタバレを含んだ考察をまとめてみました。

東京喰種(グール)とは?

東京グール

ヤングジャンプで連載されている石田スイ原作の漫画で、アニメ化もされています。東京の街を舞台に、人間を捕食する喰種(グール)という生き物たちをめぐる物語を描いた作品です。

グールから民間人を守るべく結成された対策本部、人間と共生しようとするグール、積極的に暴力を働き人間を捕食するグール、と様々な観点から不可思議な世界が描かれます。

登場する組織の関係について

東京グール

東京喰種には、いくつかの組織が存在しています。主人公の所属する、人間との共存を良しとする「あんていく」の一派、暴力的なグールの集団である「アオギリの樹」、グール対策本部の「CCG」が主な組織です。その他として、医師・嘉納とピエロ集団も目的があって動いている組織の1つと言えます。

全ての組織は物語が進むにつれて複雑に絡み合っている事が分かってきます。特にCCG、嘉納、アオギリについては、嘉納がCCGの元解剖医だったこと、グールを創る実験にアオギリが賛同していること、CCGもグールを創り出す実験に関与している事実から、深い繋がりがあると推測されます。

それぞれの目的は異なりそうですが、隻眼のグールを創り出す、という部分はどの組織にも絡む大きなポイントになっています。

隻眼の王と梟の謎について

物語終盤で、芳村には人間との間に産まれ子供がおり、それが隻眼の梟と呼ばれていること、また、その子供はアオギリのメンバーのエトだった、という事実ははっきりと明かされました。物語では、隻眼の王と梟は同一人物のような雰囲気も漂いますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

ヨモが芳村に対し、隻眼の王について「王は梟では?」と問うた時、芳村は「王なのであれば違うだろう」と、否定しています。ニコも隻眼の王に対して「そんなヤツいない」と否定しています。

登場人物たち、特にCCGに勘違いさせておいて、実は梟は王とは違う、という伏線のように思えます。

嘉納とアオギリの目的の謎について

東京グール

序盤でカネキの手術をした嘉納については、ほぼ明かされていません。分かっているのは、リゼでグールを作っていることと、過去にCCGにいたという事実です。アキラの予測のセリフですが「見たくないものを見たんじゃないのか」と言っていることから、CCG時代に何か辛い経験をした過去がありそうです。

また、カネキに対しての「世界の裏側を教えてあげよう」という台詞から世の中に絶望するような出来事があったと考えられます。CCGが隻眼のグール作りに関与している節があるので、実は過去にCCGがグールを作っていた事実を知り絶望した、もしくは、肉親が実験に使われた、などという可能性は大いにありそうですね。

有馬と鈴屋のグール説への伏線

東京グール 有馬

CCGの捜査官、鈴屋什造ですが、彼はグールではないかという推理は割と出やすいかと思います。幼少期からの卓越した身体能力に、著しい情緒の欠如など、人間よりグールに近い性質を持っています。食事シーンが敢えて出てきたのが思わせぶりです。

また、有馬貴将については無敗の捜査官として圧倒的な力を持っています。グールさえも恐れる、他を寄せ付けない能力は、ただの人間としては少々説明がつきにくいです。20区での戦いでカネキの名前を知っていたのも謎ですし、有馬は普通の人間ではないという伏線になっていると推測されます。

ピエロ集団の謎

東京グール

物語の途中にちらほらと出ていたピエロ集団ですが、実はウタやロマがその一員だったこと、リゼを事故に合わせたのが実はピエロ集団の1人らしい、という事実が出てきました。一番の謎に包まれている組織ですが、リゼを潰した事実があるので隻眼とピエロもまた関わりがありそうです。

ピエロ集団は一定の区域にいるものではなく、個々で活動をしており、気ままに集まる、もしくは目的があり、その目的のために動く時だけ集まっている様子。ピエロ集団は目的らしい目的すら出てきませんが、リゼの事故の関わり、「最後に笑うのはピエロ」という台詞など謎が多いです。

ニコ、ロマ、宗太、ウタ、イトリがメンバーだという事実が明らかになりました。今後は組織として動いてきそうですね。

数字による伏線

東京グール 鈴屋什造

コミックの人物をアップで見てみると気になる部分がいつくかあります。一番わかりやすいのは鈴屋のピン留めが”XⅢ”の形になっています。また、カネキがリゼを食らってグールと化した時は腕に”12″と書かれています。

数字からしてタロットのものと思われます。鈴屋の13はタロットで死神。カネキの12はタロットでいうと吊人の意味です。109話目のタイトルが”吊人”であることや、高槻の本のタイトルが吊人のマクガインなど、関係してくる言葉も出てきます。

他にもアキラの涙の痕が14に見えますし、滝沢政道の涙の痕は15に見えます。このように隠された言葉や数字がいくつかあるようですが、これらの伏線は何を意味し、どのように回収されていくのか、気になるポイントです。

東京喰種(グール)に関する考察まとめ

東京グール カネキ 金木

隻眼のグールを創り出す事、という大きなキーワードを元に多くの謎を残した本作品。嘉納とアオギリの動向は?ピエロの目的は?というのも気になりますが、亜門は本当に死んだのか、カネキの生死はどうなったのか、ヒデの生死は?など、多くの謎を残しました。

謎に包まれたキャラたちの正体は一体何なのか。物語は『東京喰種Re:』へと続いていますので、どこまで明らかになっていくのか楽しみです。

この記事はこちらの特集に含まれています。

『東京喰種トーキョーグール』特集
参考URL
topicks.jp
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