2017年11月27日更新

映画『火花』、2017年最後の泣ける青春邦画はコレ!【菅田将暉×桐谷健太!キャスト・あらすじ】

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桐谷健太、菅田将暉『火花』
(C)2017「火花」製作委員会

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映画『火花』が公開!菅田将暉と桐谷健太が主演を務める!

お笑い芸人ピースの又吉直樹による小説『火花』が映画化されることになりました。主演の二人には大阪出身で、auのCMでもお馴染みの菅田将暉と桐谷健太が抜擢。 本作は2016年にNetflixドラマとして実写化、林遣都が主演を務めた作品です。 実写映画化されることとなり、大阪出身の2人の掛け合いに注目が集まっています。2017年11月23日公開の話題作『火花』について、紹介していきます!

『火花』のあらすじ

『火花』
(C)2017「火花」製作委員会
主人公はお笑いコンビ「スパークス」として活動するも、なかなか芽がでない徳永。あるとき、熱海の花火大会で漫才をする仕事を引き受けたスパークスは、時には罵声も浴びせながらも興味なさそうに通り過ぎる来場者を前に徳永たちはなんとか漫才をやりきります。 精神的にも肉体的にもヘトヘトな徳永。そんな彼らの後に漫才を披露したコンビの1人が、通り過ぎる来場者の顔を一人一人指差しながら「地獄!」と叫びだしました。邪魔者でも見るかのような顔で漫才師を見上げる来場者に、正々堂々と「地獄!」と叫ぶ男に徳永は感銘を受けます。その男が神谷、そしてこれが徳永と神谷の出会いです。 神谷の芸人観と天才的な魅力に心を打たれた徳永は、彼に弟子入りしたいと懇願。神谷の伝記を書くことで弟子入りすることとなった徳永の成長と、周囲の人物を巻き込んだ人間味溢れるドラマが描かれています。

豪華キャストに期待の声が!又吉も興奮!そして板尾創路監督なら安心?

菅田将暉、桐谷健太『火花』
(C)2017「火花」製作委員会
主演に菅田将暉を迎え、菅田演じる徳永が影響を受ける先輩芸人・神谷を桐谷健太が、そして神谷の彼女・真樹を木村文乃が演じることから、知名度・演技力ともに申し分ないキャストの豪華さとイメージにぴったりの配役で映画『火花』への期待の声が高まっています。 原作者の又吉直樹はこの豪華なキャストを知らされた時、とても興奮したのだそう!3人に対し、色気と才能が爆発していると表現し絶賛しました。また、先輩芸人にもあたる板尾創路がメガホンを取ることに関し、心から尊敬している人にメガホンを取って貰えることが嬉しいと語りました。

関西出身の俳優が主演キャストに!『火花』の主人公には菅田将暉

徳永/菅田将暉

菅田将暉『火花』
(C)2017「火花」製作委員会
神谷と熱海の花火大会で運命的な出会いを果たし、人間として、芸人として成長していく主人公・徳永を演じるのは若手俳優として引っ張りだこの菅田将暉。原作ファンからはぴったりの配役に期待の声が上がっています。また、作中で髪の毛を銀色に染めるシーンがありますが、画像を見てわかるようにとても似合っていますね! 2009年に『仮面ライダーW』で俳優デビューしましたが、俳優デビューするまでは大阪で生活をしていました。 東京で生活するようになった現在でも、友人や兄弟などと話す際は関西弁で話す姿がバラエティ番組などで披露されています。

先輩お笑い芸人・神谷を演じるのは桐谷健太

神谷/桐谷健太

『火花』
(C)2017「火花」製作委員会
徳永に笑いについてを指南するも、いつの間にか自分自身も徳永から影響を受けていく強い信念を持つ先輩芸人・神谷を桐谷健太が演じます。こちらも菅田同様、原作のイメージにぴったりだとファンからの指示の熱いキャスティングです。 また、菅田将暉同様大阪出身である桐谷は「お笑い」に関して熱い思いがあるようで、「俳優として芸人を演じるのではなく芸人を生きる」と、『火花』出演に意気込んでいます。 並々ならぬ熱意を胸に演じてくれること間違いなしの桐谷演じる神谷を早くスクリーンで確認したいですね!

吉本芸人の板尾創路が映画『火花』の監督を務める

板尾創路
原作者又吉の先輩でもある、芸人の板尾創路が実写映画『火花』で監督を務めます。このことに原作者の又吉直樹も喜びのコメントを寄せました。さらに、脚本は2014年に公開された『クローズEXPLODE』で監督を務めた豊田利晃と共同で制作をしたもの。豊田利晃は又吉が「東京で1番最初に好きになった人」とコメントするほど信頼を置いている人物です。 板尾創路は最終的に、劇中に出てくる菅田将暉演じる徳永が組む漫才コンビ「スパークス」と桐谷健太演じる神谷が組む「あほんだら」という漫才コンビをM1グランプリに出場させたいのだそう!このことからも、劇中ではとてもリアルな芸人像を覗くことができるのでしょう。脚本・キャスティングに自信があることが伺えますね!

相方を演じるキャストにはこんな人々が

徳永の相方・山下/2丁拳銃・川谷修士

『火花』
(C)2017「火花」製作委員会
主人公・徳永とお笑いコンビ「スパークス」を組む相方・山下は、自身もお笑いコンビ「2丁拳銃」として活動する川谷修士が演じます。映画への出演は本作の他にも『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』での電車の乗客役などがあります。 菅田と漫才を繰り広げる彼の演技に注目です。

神谷の相方・大林/三浦誠己

桐谷健太『火花』
(C)2017「火花」製作委員会
徳永に天才と思わせた芸人・神谷とお笑いコンビ「あほんだら」を組む相方の大林役には三浦誠己が決定しました。 三浦は以前にお笑いコンビ「トライアンフ」を結成しており、当時は千原ジュニアと親交があったそう。実際に芸人としての過去を持つ俳優ということで今回の演技にも期待が高まります。 2017年公開映画には映画『火花』の他にも、『関ヶ原』などを含めた4作の作品に出演しています。

映画『火花』に出演するその他のキャスト

真樹/木村文乃

『火花』
(C)2017「火花」製作委員会
神谷を経済的にも精神的にも支える美人の恋人・真樹を演じるのは2016年11月に一般男性との結婚を発表した木村文乃です。 2004年に女優としてデビューしますが、一時仕事が入ってこなくなり女優業から遠ざかっていた頃がありました。ちふれのCMなどで露出の場が増えていき、徐々に活躍の場を広げてきました。2017年には岡田准一主演の映画『追憶』や2018年公開予定の『羊の木』など、大作に出演することが決定しています。

鹿谷/加藤諒

爆発的なブレイクを果たすピン芸人・鹿谷を演じるのは個性的なビジュアルが印象的な加藤諒。鹿谷は徳永の後輩でありながらも、瞬く間にスターへの道を駆け上ります。 鹿谷に扮する加藤はというと、10歳のころに芸能界に足を踏み入れ、その後長い下積み時代を経験した俳優です。映画『デトロイト・メタル・シティ』や朝ドラ『こころ』など話題作にバイプレイヤーとして地道に出演し続け、現在では確固たる地位を確立しました。

主題歌はビートたけしの名曲「浅草キッド」のカバー!

板尾監督の希望により、映画のラストを飾る主題歌はビートたけしの名曲「浅草キッド」に決定しました。しかもこの名曲を主演の菅田と桐谷がカバーするとのこと。 「浅草キッド」はたけし自身が作詞作曲し、売れることを夢見て日々もがく若手芸人について歌った一曲。映画の内容にぴったりです。 そんな名曲をカバーすることに対して、菅田は「なんて贅沢」と喜びを滲ませながらも、歌詞の意味をかみしめ役に照らし合わせていました。桐谷は「関西出身の自分たちが、東京の芸人であるビートたけしの歌をカバーすることは感慨深い」とコメントしました。

映画『火花』の撮影終了!「素晴らしい画が撮れた!」と板尾創路太鼓判

『火花』
(C)2017「火花」製作委員会
監督の板尾が沖縄で開催された「沖縄国際映画祭」で、映画『火花』のオールクランクアップを報告しました。 板尾は大阪出身の菅田と桐谷をキャスティングが理想の布陣だったことを告白。オファーをした際に両名とも興味を持ってくれたと言います。また「菅田も桐谷も、演技以上に漫才師として笑わせたい気持ちがあった。リハーサルとは違ったネタを本番で見せるなど、ライバル心が垣間見えた。」と撮影時のエピソードを披露。 天候にも恵まれ、「素晴らしい画がたくさん撮れた」そうで、十分な手ごたえを感じているようでした。

映画『火花』の完成披露試写会で撮影秘話を暴露!

11月8日に行われた本作の完成披露試写会。ステージには主演の菅田将暉、桐谷健太をはじめ、監督の板尾創路、共演者の木村文乃、川谷修士、三浦誠己が登壇しました。 お笑い芸人役に挑戦した菅田は、「難しいなんていうものじゃない」と役を振り返りました。菅田と、相方を演じた川谷修士は19歳も年齢が離れているというのに、劇中では同級生の役。そのギャップを埋めるために川谷は菅田に「タメ語禁止令」を出し、2人はそのあと6時間も飲んだそうです。 こういった役作りによって、同級生コンビならではの雰囲気を醸し出しているのかもしれません。

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京都国際映画祭2017でワールドプレミア上映!

2017年10月12日から吉本グループ企画で開催された、京都国際映画祭2017。2014年に初開催された本イベントは、今年で4回目を迎えます。 このイベントで映画『火花』がワールドプレミア上映されました。『火花』のほかには、萩本欽一の最初で最後のドキュメンタリー映画『We Love Television?』やフランス女優と日本人俳優が共演した『KOKORO』などの作品が上映され、映画祭は盛り上がりを見せました。

過去にNetflixにてドラマ化

『火花』
(C)2017「火花」製作委員会
今回、映画化が決まった『火花』ですがドラマ化された過去を持ちます。主役の徳永を林遣都が演じ、初の火花の実写化ということで話題を呼びました。 現在もNetflixにて配信されており、漫画家やお笑い芸人からも高い評価を得ています。

原作は又吉直樹著の『火花』

原作は本好きお笑い芸人で知られる又吉直樹の小説です。2015年に発行された本作は第153回芥川賞を受賞しその年の話題をさらいました。 その後Netflixと吉本興業、共同で製作された実写ドラマでは主人公の徳永を林遣都が演じ、神谷を波岡一喜が演じています。本ドラマで撮影協力として関わっていた板尾創路が、今回の実写映画『火花』で監督を務めることとなっています。

映画『火花』は2017年11月公開!

桐谷健太、菅田将暉『火花』
(C)2017「火花」製作委員会
豪華キャストと注目監督で製作される映画『火花』は2017年11月23日公開です。