ブラッドリー・クーパーのあなたの知らない12のトピック 恋多き実力派俳優
タップできる目次
- 恋多き俳優、ブラッドリー・クーパーのキャリアが輝かしすぎる
- 1. 俳優を志すきっかけになった映画とは
- 2. ニューヨークのアクターズ・スタジオ時代
- 3. ドラマ俳優としてデビューしたものの、パッとしなかった初期ブラッドリー・クーパー
- 4. ついに映画デビュー!アクターズスクールの卒業式と被る
- 5. ジェニファー・アニストン、キャメロン・ディアス、レネー・ゼルウィガーゾーイ・サルダナ……豊かすぎる彼女遍歴
- 6. 「ハングオーバー」シリーズのフィル役でついにブレイク
- 7. 映画『グリーン・ランタン』のオーディションでの大失敗が笑える
- 8. 『世界にひとつのプレイブック』で再起を図る男を熱演
- 9. 個性的パンチパーマも似合っちゃう『アメリカン・ハッスル』
- 10. 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ロケット役で声優としても一流に
- 11. 『アメリカン・スナイパー』 でのストイックな役作りが凄すぎる
- 12. 2018年『アリー/スター誕生』でついに監督デビュー
- ブラッドリー・クーパーは魅力の泉ですね
恋多き俳優、ブラッドリー・クーパーのキャリアが輝かしすぎる
ブラッドリー・クーパーは1975年生まれ、ペンシルベニア州フィラデルフィア出身の俳優です。身長は185cm。 1999年のドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』で俳優デビューしました。キャリア初期はテレビを中心に活動していたため国際的な知名度はあまり高くありませんでしたが、2009年のコメディ映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』でブレイクします。 2012年の『世界にひとつのプレイブック』、2013年の『アメリカン・ハッスル』、そして2014年の『アメリカン・スナイパー』と3年連続でアカデミー賞にノミネートされている、まさに現代のハリウッドを代表する俳優の一人です。 今回は、そんなブラッドリー・クーパーの知っておきたい12のトピックを紹介します。
1. 俳優を志すきっかけになった映画とは
生い立ち〜学生時代
1975年1月5日にアイルランド系の父とイタリア系の母の元に生まれたブラッドリー・クーパーは、ある日デヴィッド・リンチ監督の『エレファント・マン』に出会って俳優になることを決意したといいます。 当時12歳のブラッドリーは、リビングの赤いソファーに座り、『エレファント・マン』を鑑賞していました。本作の主人公の青年、ジョン・メリック(ジョン・ハート)の尊厳と人間性に感銘を受け、涙が止まらなかったそうです。 そんな彼は後の2012年に、ブロードウェイの舞台『エレファント・マン』でジョン・メリックを演じています。
めちゃめちゃインテリなブラッドリー・クーパー
また、ブラッドリーはジョージタウン大学英文学科を優秀な成績で卒業。フランスに留学していたこともあって、フランス語を流暢に話すことができるとか。 高校や大学時代にはあまり演劇には参加せず、スポーツが好きな学生だったそうです。
2. ニューヨークのアクターズ・スタジオ時代
ブラッドリー・クーパーはアクターズスタジオの修士課程オーディションに参加し、『エレファント・マン』のワンシーンを演じました。 アクターズ・スタジオの副校長で、『アクターズ・スタジオ・インタビュー』のホストとしても有名なジェームズ・リプトンは、その時のパフォーマンスに魅了され、ブラッドリー・クーパーの成功を確信したそうです。
バイトはホテルのドアマン
ブラッドリーはニューヨークで演技の勉強をしながら、ホテルのドアマンとして働いていました。働いていたホテルには多くのセレブが訪れ、彼らをゲストとして迎えたといいます。その中の一人には『タイタニック』で人気が爆発した直後のレオナルド・ディカプリオがいたとか。
3. ドラマ俳優としてデビューしたものの、パッとしなかった初期ブラッドリー・クーパー
俳優デビュー作はドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』でのちょい役
ブラッドリー・クーパーが1999年、『セックス・アンド・ザ・シティ』に出演していたことはあまり知られていません。それもそのはず、彼が出演したのはほんの3分間だったからです。 出演シーンの中にでマニュアル車を運転する場面があったのですが、彼は当時マニュアル車を運転できませんでした。そのため、わざわざマンハッタンの自動車学校へ通い撮影に臨みました。しかし結局は上手くいかず、代わりのスタントマンが運転したそうです……。
ドラマ『エイリアス』ではクビにされると思っていた
J・J・エイブラムス製作総指揮の大人気ドラマ『エイリアス/2重スパイの女』ウィル・ディッピン役でレギュラー出演していたブラッドリー・クーパー。 ストーリーが進むにつれて、ブラッドリーは自身の役の存在感が薄くなってきたと感じていました。彼はクビにされると思い、その前に自ら行動することを決断、J・J・エイブラムスに「エイリアス」からウィルを消すように頼んでいたといいます。 自身のキャリアプランニングに加え、作品の質に対して客観的な視点をもった、インテリなブラッドリーらしいエピソードですね。
4. ついに映画デビュー!アクターズスクールの卒業式と被る
2001年のコメディ映画『ウェット・ホット・アメリカン・サマー』で、ブラッドリー・クーパーは映画デビューを果たしました。その撮影期間と大学卒業の時期が重なり、卒業式に出席することができなかったそうです。 ちなみに、『ウェット・ホット・アメリカン・サマー』は2015年9月よりNetflixで配信されています。
5. ジェニファー・アニストン、キャメロン・ディアス、レネー・ゼルウィガーゾーイ・サルダナ……豊かすぎる彼女遍歴
活躍の場を広げつつプライベートでは離婚も経験
ブラッドリーは過去に何度も熱愛報道が流れ、関係が長く続かないことで知られていました。 2006年に女優のジェニファー・エスポジートと結婚しましたが、わずか4ヶ月後の2007年10月にはスピード離婚。離婚前にはジェニファー・アニストンと、離婚後にはキャメロン・ディアスやレネー・ゼルウィガーらとの交際が噂になりました。 2012年には『ザ・ワーズ 盗まれた人生』で夫婦役を演じたゾーイ・サルダナと交際。その後イギリスのモデルであるスキ・ウォーターハウスと付き合い、17歳差カップルと話題になりますが、またもや破局。 スキとの復縁の可能性は高いと報道されていましたが、彼女との破局直後にロシア出身のモデル、イリーナ・シェイクとの熱愛報道が流れます。彼女とはその後も交際を継続。2017年3月には2人の間に女児が誕生しました。
6. 「ハングオーバー」シリーズのフィル役でついにブレイク
実はしかし一番しんどかったらしい
双極性障害の男、FBI捜査官、最強のスナイパーなど、困難な役を数多く演じてきたブラッドリー・クーパー。そんな彼が最も演じるのが困難だった役とは何でしょう? 意外なことに、その役は「ハングオーバー」シリーズのフィルだと言います。フィルはブラッドリーとは似て非なる人物で、「フィルを見る時はいつも自分を見ている感じがしない」と本人も語っています。
7. 映画『グリーン・ランタン』のオーディションでの大失敗が笑える
2009年、ブラッドリー・クーパーはグリーン・ランタン役のオーディションを受けています。その時、ブラッドリーはあるキャラクターをイメージしてオーディションに臨んでいたとテレビのインタビューで語っています。 それは『バットマン ビギンズ』でクリスチャン・ベールが演じたバットマン。オーディションではマスクを着けてセリフを言う審査があり、バットマンのような太く低い声(クリスチャン・ベールのモノマネ)で与えられたセリフを演じたそうです。ブラッドリーはその時の自身が演じたバットマンについて、「史上最悪のバットマンだった」と振り返っています。 結局彼はオーディションに落選。グリーン・ランタン役はライアン・レイノルズに決まり、2011年に公開されました。
8. 『世界にひとつのプレイブック』で再起を図る男を熱演
愛する人を失った者同士で互いを慰めながら、次へ進もうとする男女を描いたハートフル・コメディドラマ『世界にひとつのプレイブック』(2012)。 本作でブラッドリーは、妻の浮気が原因で仕事も家庭も失ったどん底男パットを演じており、アカデミー賞主演男優賞やゴールデングローブ賞主演男優賞など様々な賞にノミネートされました。
9. 個性的パンチパーマも似合っちゃう『アメリカン・ハッスル』
実際にあった話を元に作られたフィクション映画『アメリカン・ハッスル』(2013)は、FBI捜査官と詐欺師が手を組み、社会的地位をもつ大物たちを追い詰める、おとり捜査を描いた爽快サスペンスコメディです。 ブラッドリーは本作でアカデミー賞助演男優賞やゴールデングローブ賞助演男優賞などでノミネートされました。 パンチパーマの型破りで感情表現が激しいFBI捜査官を演じたブラッドリー・クーパー。その個性的すぎるキャラクターとビジュアルでファンを喜ばせました。
10. 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ロケット役で声優としても一流に
マーベル・スタジオから誕生したはみ出し者集団が銀河を救うSFアクション超大作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)。 キュートなルックスからは想像ができない過激な宇宙の無法者、アライグマのロケットの声優を勤めたのがブラッドリーでした。本作だけでなく、「アベンジャーズ」シリーズにもロケットは登場します。アメコミファンの間でも人気を獲得しましたね!
11. 『アメリカン・スナイパー』 でのストイックな役作りが凄すぎる
ブラッドリー・クーパーはクリント・イーストウッド監督『アメリカン・スナイパー』(2014)で、イラク戦争において米軍史上最多の160人を射殺した「伝説の狙撃手」、クリス・カイルを演じました。 用意された準備期間はわずか3ヵ月!その間、彼は2時間のトレーニングを一日2回、一日5000キロカロリーを摂取。実際に使用していた武器の扱い方の習得などカイルを演じるために様々なアプローチで役作りに励みました。 撮影に入る頃には18キロ増量し、デッドリフト(ウエイトリフティングの一種)で188キロ上げるほど屈強な体を作り上げました。
ブラッドリー・クーパーが女性から人気な理由の一つに、鍛え上げられた肉体美が挙げられますが、その筋肉は著名人も多く通うジムで作り上げられたものらしいです。 ロサンゼルスにあるそのジムにはライアン・ゴスリングやジョディー・フォスター、クリストファー・ミンツ=プラッセなどが通っているらしく、彼らと一緒にトレーニングにいそしんでいるようです。
12. 2018年『アリー/スター誕生』でついに監督デビュー
2018年12月公開の映画『アリー/スター誕生』では、ブラッドリーはレディ・ガガ演じるヒロインの相手役という俳優出演だけでなく、自身初の監督にも挑戦! ブラッドリーは世界的ロックスター「ジャクソンと」いうキャラクターを演じており、SNS上では、多くのガガファンが彼女のライブシーンだけでなく、ブラッドリーのライブシーンも高く評価していることが確認できます。 本作ではスターダムを上り詰めていくスターとそれとは対照的に落ちぶれていくスターが描かれますが、演技やライブシーンはもちろんのこと、ブラッドリーの演出手腕にも注目して欲しいです。
ブラッドリー・クーパーは魅力の泉ですね
爽やかさと色気を併せ持ち、女性はもちろんのこと、男性からも熱い支持を集めるブラッドリー・クーパー。俳優だけでなく監督としての活躍も今後は期待できそうです。 人気作品への参加が立て続けに決まっている彼の、次なるステージに注目です。