2021年1月12日更新

来島また子、『銀魂』の騎兵隊の“紅い弾丸”を徹底紹介!【菜々緒が熱演】

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来島また子 サムネ

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来島また子、『銀魂』鬼兵隊の紅一点とはどんな人物なのか?【ネタバレ注意】

誕生日 1月8日
星座 山羊座
血液型 A型
口癖 「~っス」
性格 落ち着いているときは比較的常識人だが、基本的には短期で好戦的。敵の嘘をあっさり信じるなど、意外と抜けているところも。

来島また子とは、週刊少年ジャンプで連載中の漫画及びアニメーション作品『銀魂』に登場するキャラクターの1人です。『銀魂』は幕末の日本をパロディ化したギャグ作品。来島また子は高杉晋助が率いる鬼兵隊の一員で、鬼兵隊の唯一の女性隊員でもあります。 鬼兵隊は高杉をリーダーとした攘夷志士の集まりで、メンバーは武闘派の過激な連中ばかり。物語の中でもテロリストを起こす集団として描かれています。 リーダーの高杉は主人公の坂田銀時と攘夷戦争に参加したという間柄ですが、旧友でありながら敵対している関係であり、高杉についているまた子も銀時とは敵対している関係にあります。 ※この記事は2021年1月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

セクシーでかわいい!だけどおっちょこちょい?

紅い弾丸の異名を持つまた子は、1月8日生まれ、やぎ座のA型。ハーフアップにした金髪に釣り目のキツイ顔をしています。服装はへそ出しにミニスカートの着物というセクシーな格好をしており、原作では赤、アニメではピンク色の着物を着用しています。 落ち着いている時は比較的常識人なのですが、基本的には短気で好戦的な性格をしています。高杉の事は「晋助様」と呼んで崇拝しており、語尾には「~っス」とつけるのが癖です。しかし敵である神楽の嘘をあっさり信じたシーンもあり、意外と抜けているところもあります。

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「紅い弾丸」二丁拳銃で戦うまた子の強さを分析!

来島また子が「紅い弾丸」と呼ばれる由来は、回転式の2丁拳銃を自在に操り敵を圧倒するその戦闘スタイル。銃の腕前はもちろん、戦闘民族の神楽と互角に渡り合うほどの身体能力も持ち合わせています。 鬼兵隊の“紅”一点であり、2丁拳銃を操る彼女は、まさに「紅い弾丸」の異名に相応しいキャラクターです。

来島また子の属する鬼兵隊とは?

鬼兵隊とは高杉晋助が率いる、攘夷志士による武闘派集団です。元ネタは高杉晋作による騎兵隊となっていますが、その中身はテロリズムが目的です。 高杉は主人公の銀時と同じく攘夷戦争に参加していたのですが、師匠である吉田松陽を殺害されたことから日本が松陽を裏切ったと思っており、日本を壊したいという過激な思想に囚われています。 狂人ともいえる高杉ですが非常にカリスマ性があり、また子を始め、河上万斉や武市変平太に岡田似蔵などが彼に惹かれて集まっています。

鬼兵隊のリーダー・高杉晋助との関係は?

高杉とまた子は基本的にはリーダーと部下という関係であり、高杉はまた子の事は全くと言っていい程意識はしていない様です。一方でまた子の方は高杉を「晋助様」と呼んで崇拝しており、どうやら恋心も抱いている様子。 崇拝ぶりについては自らが命の危機にあっても真っ先に遠くにいる高杉の身を案じるシーンや、高杉が攻撃された際に「晋助様を攻撃するなんて絶対許さない」と言っている台詞からその思いが伺えます。 恋愛感情については武市が高杉に変装した際に高杉と間違って抱き着いてしまった、という出来事もあり、崇拝以外の感情も抱いているのでは?と思えるシーンが存在しています。

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晋助がまた子を救った?2人の過去とは?

攘夷戦争に参加していたまた子の父は敗戦後に罪人として処刑されてしまい、残された母とまた子も罪人の身内として迫害されるように。その後、無念のうちにまた子の母も亡くなってしまいます。 父の形見である2丁の拳銃で両親を殺した幕府に復讐することを誓ったまた子は、高杉に自分も連れて行って欲しいと頼み込みます。 その場ではすげなく断られてしまったまた子ですが、その後拳銃を所持していることを役人に見とがめられてしまい、囚われの身に。しかし、そこへ高杉が河上万斉(かわかみばんさい)と共に登場し、また子を救出します。 代わりに捕まってしまった高杉と万斉を救うべく、今度はまた子が役人を脅すなどして奮闘し、彼らは無事牢から逃げ出すことに成功。こうしてたった1人の女の子を救うために鬼兵隊は誕生し、また子は今後高杉の側を絶対に離れないことを誓うようになったのです。

来島また子の登場回・活躍を紹介!

常に高杉の側にいるまた子は、最終盤のストーリーまでは出番が少なかった高杉と一緒でかなり登場回数の少ないキャラクターです。しかし、彼女は登場してからというものずっと高杉のことを一途に想い続けており、その健気な姿は最終回でも描写されています。 そんな彼女が活躍する注目すべき長編は、「紅桜篇」と「洛陽決戦篇」。イジられたりツッコミに回ったりと忙しいギャグシーンとは裏腹に、長編ではまた子の本心が吐露されるシリアスなシーンや圧巻の戦闘シーンを見ることが出来ます。

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初登場!紅桜編

来島また子の初登場は『銀魂』紅桜(べにざくら)篇での出来事。紅桜篇では、戦闘の記憶を蓄積し刀を握る人までも操る妖刀「紅桜」を巡った闘いが描かれています。 銀時や新八と別行動していた神楽は、なにやら怪しい船の中に潜入していました。そこで高杉の姿を見つけた彼女の背後には、銃を構えたまた子の姿が。 神楽の挑発を受けてギャグ漫画らしい応酬が行われる中、また子は初登場ながら神楽と互角に渡り合うほどの身体能力と戦闘能力を見せつけました。

洛陽決戦編

「洛陽決戦篇」では新たな将軍・徳川喜々(のぶのぶ)が就任し、指名手配を受けた銀時達は地下都市で潜伏していました。そこへ元・見廻組副長の今井信女(いまいのぶめ)と、彼女を追ってきたまた子が登場。 当時、幕府や春雨(はるさめ)に裏切られた鬼兵隊は、見廻組という最後の頼み綱も失って孤立無援の状態にありました。その後、また子達から助けを求められた銀時は坂本率いる快援隊と合流し、行方が分からなくなっていた高杉を発見します。 奈落の頭領・朧(おぼろ)との戦闘で深い傷を負い、意識不明の状態に陥っていた高杉を目覚めさせたのは、また子が流した涙でした。こうして高杉や銀時などかつての盟友達が再集結し、物語は奈落との激しい戦闘へと続くことになります。 最終章「銀ノ魂篇」ではアルタナの奔流に飲み込まれ死亡したと思われていた高杉ですが、その後も高杉の復活を信じて各地の龍穴を巡っていたまた子は、最終回にてついに黒髪の赤子を発見。 この子が高杉の生まれ変わりなのか、それとも高杉とまた子の子供なのかは判明していませんが、涙を流しながら赤ん坊を抱き締めるまた子の表情からは、彼女の敬愛する高杉との深い関係が察せられます。

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来島また子、名前のモデルは?

また子は女性ですが、彼女のモデルになったのは尊王攘夷志士の来島又兵衛という男性です。高杉晋作と同じ長州藩で同じ幕末を戦った志士であり、武芸の達人でもありました。 又兵衛は尊王攘夷派が京より追放された際、高杉晋作が作った奇兵隊に触発されて自身も遊撃隊という組織を立ち上げ、自らがその指揮を取りました。高杉とは互いに連携し合い、助け合ったという史実も残っており、歴史上でも彼らは盟友だったのです。 そんな歴史的背景を想いながら改めて高杉とまた子の関係を見てみると、また違った見方が出来るかもしれませんね。

アニメ『銀魂』来島また子役の声優は早水リサ

また子の声を演じたのは声優の早水リサです。早水は1975年2月28日生まれで声優及び女優としても活躍のある人物です。主役級の役が少ないために知名度は低めなのですが、声の幅が広く少年や少女の活発な声から、大人びた女性まで演じられることで名バイプレイヤーとして知られています。 出演作品も数多くあり、2003年の『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』の江口沙織や2004年のアニメ『ごくせん』の山口久美子、2008年『かんなぎ』の木村貴子などが代表作の一部となっています。

映画『銀魂』来島また子役を菜々緒が熱演

2017年公開の実写映画版『銀魂』では、女優の菜々緒がまた子を熱演。菜々緒は1988年10月28日生まれでファッションモデルや女優として活躍する人物です。ラウンドガールやレースクイーンからモデルへと転身、2011年にはドラマデビューも果たしました。 代表作は主役を演じた2012年のドラマ『主に泣いてます』や2015年の『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』など。今回のまた子は原作に忠実な格好で登場するため、菜々緒の美脚を活かした非常にセクシーな出来栄えとなっています。

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また子の活躍はあるのか!?映画『銀魂 THE FINAL』から目が離せない!

2丁拳銃を自在に操り、身体能力も高い「紅い弾丸」こと来島また子。初登場時から高杉への思いを募らせていた彼女は、最終回でも死んだ高杉の後を追い続ける一途な姿が描かれました。 健気で一途ながら強い女性としてファンからの人気も高い来島また子の活躍は、「紅桜篇」や「洛陽決戦篇」で見ることが出来ます。2021年1月8日に公開を控えている映画『銀魂 THE FINAL』に続く重要なエピソードなので、ぜひこの機会に再確認してみてくださいね。