ロンダ・ラウジーとは?
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ロンダ・ラウジーは1987年2月1日生まれ、カリフォルニア州リバーサイド出身の総合格闘家・元柔道家です。彼女の母であるアン・マリア・ラウジー・デマルスも世界選手権に出場する程の実力を持った柔道家でした。柔道家としてオリンピックや世界柔道選手権で戦績を残した後、総合格闘技(UFJ)に活躍の場を移しました。
2015年現在はバンダム級の総合格闘家として一線で活躍しつつ、女優としても活動しています。
格闘家・ロンダ・ラウジー!
柔道家として活躍(~2009年)
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11歳から柔道を始めたロンダ・ラウジーは、柔道家として二度オリンピックに出場しています。初出場は彼女が17歳の時のアテネオリンピック(2004年)。二度目の出場を果たした北京オリンピック(2008年)では柔道女子70kg級で銅メダルを獲得しました。そのほかにも世界柔道選手権やパンアメリカ競技大会でもメダルを獲得しています。
総合格闘家としての活躍(2010年~2015年現在)
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柔道から総合格闘技にフィールドを移したロンダ・ラウジーは今では“人類最強の女性”と呼ばれるほどになりました。力強い打撃技と柔道が融合した唯一無二の独自のスタイルを築きあげているロンダ・ラウジー。得意とするのはストレートアームバーと呼ばれる関節技で、この技を使い何度も防衛戦を勝ち抜いてきました。
映画にも出演!女優としても期待大
闘っている時は恐ろしく過激なロンダ・ラウジーだが、普段は笑顔が素敵な28才の女性。近年では女優としても活躍の場を広げています。
2014年に『エクスペンダブル3 ワールドミッション』のルナ役を演じ、2015年には『ワイルド・スピード SKY MISSION』に出演しています。どちらの作品でも、ロンダ・ラウジーのアクションシーンは圧巻の一言!上の動画は『ワイルド・スピード SKY MISSION』での一幕で、他の女優には出せない気迫と動きで、シーンに現実味を与えています。
他にもケヴィン・コナリー主演の2015年のコメディードラマ映画『Entourage』(原題)にも本人役として出演しました。
ヒョードルへのラブコール公言
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ロンダ・ラウジーはメディアでたびたび公言している通り、“皇帝”エメリヤーエンコ・ヒョードルの大ファン!。大好きすぎて結婚したい程らしいですよ。インタビューでは、ヒョードルとの「57人の子供が欲しい。」と語っており、その熱烈ぶりが伺えます。
モデルもこなすロンダ・ラウジーですが、10代の頃は体系や性格を気にしておしゃれを楽しめなかった、とあるインタビューで答えています。世界最強と呼ばれても、女性はやっぱり同じ様な問題に直面するんですね。オリンピックや女優業を経て、今では自分自身に正直であることが一番との事。ヒョードルが結婚していることを知っているそうですが、「自分に正直である」という信念のもと、メディアに堂々と公言しています。
しかしヒョードルはロンダのラブコールを受け、彼女の格闘技は「印象に残らない」と一蹴しており、また女性の格闘技自体に反対した意見をのべました。
ロンダ・ラウジーはベジータが好き!?
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ロンダは日本の伝説の漫画『ドラゴンボール』の大ファンで、特にベジータ好き。「精神と時の部屋」で修行するなら悟空よりベジータがいいと語っています。悟空とはできない、深い話をベジータできそうだということで、ロンダのストイックさが垣間見れますね。
2015年3月にWWEのイベント、レッスルマニア31に出場した際にはベジータの『IT’S OVER 9000!!』Tシャツを着て試合に臨みました。
日本の漫画好きということで親近感が持てますね!
ロンダ・ラウジーの今後
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2015年5月にアメリカで出版されたロンダ・ラウジーの自伝『My fight/Your fight』の映画化が本人主演で計画されています。
また、2016年公開予定のアクション映画『Mile 22/マイル22』(原題)にロンダ・ラウジーは出演予定です。CIA捜査官とインドネシア人警察官が一緒に調査をすることなり巻き込まれていくという本作で、ロンダは主演の一人を担います。
女性格闘家として破格の強さを持つロンダ・ラウジーは、たびたび周りから男女混合マッチのアイデアが上がります。2015年2月、総合格闘技団体・UFJ代表のダナ・ホワイトが男女混合マッチの可能性を示唆しましたが、ロンダ・ラウジーはそれを否定しています。しかし、ファンからの要望も多い中、今後の展開はどうなっていくのか気になるところです。
格闘家と女優、強さと美しさというさまざまな魅力を持つロンダ・ラウジーの活躍から目が離せません。