大人は判ってくれない

大人は判ってくれない

LES QUATRE CENTS COUPS、THE 400 BLOWS
1959年製作 フランス 99分 1960年3月17日上映
rating 3.7 3.7
50 37

『大人は判ってくれない』とは

公開されるや否や、フランス映画界のヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波)として、ジャン・リュック・ゴダールの『勝手にしやがれ』と共に大きな驚きと共に迎えられ、一躍時の人となったフランソワ・トリュフォーの監督デビュー作。身勝手な親に愛情を注がれることなく、寂しく放置された毎日を過ごす貧しい少年が、やがて悪事に身を染め、自分自身と大人たちとの間で葛藤する姿を、あくまでも主人公である少年の目線にて描いている。主人公をその後トリュフォー監督の常連となる、当時12歳のジャン・ピエール・レオが演じている。『死刑台のエレベーター 』のアンリ・ドカエの映像も素晴らしい。

『大人は判ってくれない』のあらすじ

花の都、パリの下町。12歳になる少年アントワーヌは、狭いアパートの一室に親子三人暮らし。両親は共稼ぎだが常に貧しい生活で、毎日が憂鬱なアントワーヌ。学校へ行けば叱られて立たされ、宿題を命じられ、家に帰れば日課の掃除、常に口やかましい母と、母に罵られてもおどおどするだけの父との食事の後は後片付け。宿題などする暇もなかった。彼は母親の連れ子だったが、いつも厄介者扱いだった。ある日、親友のルネと登校中ばったり会ったアントワーヌは、学校をさぼって束の間の楽しい時間を過ごす。午後街を歩いていると、見知らぬ男と母が密会しているのを目撃する。その瞬間から、彼の人生は大きく岐路を変え始める……。

『大人は判ってくれない』のスタッフ・キャスト

『大人は判ってくれない』の感想・評価・ネタバレ

  • Rin

    狭い家、毎日任されるゴミ捨て、冷たい両親。学校ズル休みの言い訳が、「母が死にました。」さて私はどんな子育てが出来るだろう。

  • ゆう

    見よう見ようと思って中々見ていなかった映画。 こうい時代なのでしょうか?こういう愛のない家庭の描かれ方が不思議でした。 最後までもやもやが続くもあのラストシーンはやっぱり印象的。

  • tmck3000

    海を背にアントワーヌの決意の表情で終わる。何もわかってくれない大人になる。

『大人は判ってくれない』に関連する作品