少年は残酷な弓を射る
少年は残酷な弓を射る
WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN
イギリス 2012年6月30日上映
rating 3.5 3.5
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『少年は残酷な弓を射る』のゆうの感想・評価・ネタバレ

ゆう

現在の主人公を軸に回想として出てくるストーリーがメインになってくるから時系列がめちゃくちゃだけどそのおかげで最後まで何故主人公があんな扱いを受けているかわからない。 冒頭のトマト祭りとか、途中のハロウィン。 シリアルを潰したり、ライチを食べるシーンは印象的だった。 最後まで一番知りたかったことが明かされなかった。 何故ケヴィンはあんなにも母親に対して反抗的な態度を取り続けたのか。 人それぞれ解釈はあるだろうけど僕はとにかく母親にかまってもらいたかったのかな?って思いました。 赤ちゃんの頃は泣けばかまってくれるのが親。 幼少期から頭がキレるケヴィンは問題を起こすとかまってくれるのも知ってたのかなって。 熱で倒れた時珍しく甘えたケヴィン。その時に母親が読んでくれた絵本の内容だって最後まで引きずってる。珍しく甘えたケヴィンに幸せそうに母親が読んだ絵本。 そのまま月日は流れ人懐っこい妹が生まれ、更に離婚の話が持ち上がる。父親は母親に「親権は明確だ」と、その話を聞いていたケヴィンは母子の縁を切りたくなくついにあの行動に出たのかもしれない。最後母親の「何故あんなことをしたのか」という問いに「あの頃はわかっていたつもりだけど、、、」と。 その後にハグ。母親もあんな仕打ちをずっとされ続けたのに最後まで息子を思いやってるように見える。 もちろん今までのケヴィンを知ってるこちらとしては最後のハグにも何か裏があるのかと思ってしまうし、何より何故高校であんなことをしたのかもわからない。 本当に全く母親を愛していなかったのかもしれない。 考え方が違うだけで「親子の無条件の愛」の肯定にも否定にも思えました。 エズラミラーが美しかったです(*^^*)