第七の封印

第七の封印

Det sjunde inseglet
1957年製作 スウェーデン 97分 1957年2月16日上映
rating 3.8 3.8
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『第七の封印』とは

『野いちご』、『処女の泉』など、スウェーデンを代表する巨匠イングマール・ベイルマンの監督作品。前作『夏の夜は三たび微笑む』がカンヌ映画祭で高く評価されたベイルマンが、「神の不在」をテーマに製作した作品である。主演を務めるのは同監督の『処女の泉』に出演したマックス・フォン・シドーや、同じく同監督の『野いちご』に出演したグンナール・ビヨルンストランド等。本作でイングマール・ベイルマンは第10回カンヌ国際映画祭特別審査員賞を受賞。

『第七の封印』のあらすじ

中世のヨーロッパ。十字軍の遠征を終えた騎士アントニウス(マックス・フォン・シドー)は従者のヨンス(グンナール・ビョルンストランド)と共に長い旅に苦しんでいた。そんな彼の元に死神(ベント・エーケロート)が現れる。生と死、そしてそれに対する神の意思に懐疑的となった彼は、自分の死を引き延ばすため死神にチェスの試合を挑み、その勝負がつくまでは命を取るのは待ってくれるように頼んだ。疫病と共に邪教が蔓延る街で求めた神の啓示は死神に邪魔され曇ったままだった。諦めて帰途についた彼らの道程に素朴な手品師の夫婦が現れれば生への希望を見出し、魔女の処刑を見れば懐疑的になる。旅路で起こる出来事や死神とのやりとりを通して、アントニウスは生と死の意味を少しづつ見出していく。

『第七の封印』のスタッフ・キャスト

『第七の封印』の感想・評価・ネタバレ

  • Junichi  Nakamura
    Junichi Nakamura 0 2018年9月2日

    20180901 シネマリン

  • 錆犬

    2018/08/30 名古屋シネマテーク

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2016年10月4日

    ベルイマン自身が最も気に入っているという作品。騎士の元に死神が現れ、二人はチェスをすることに。対戦中の猶予期間に騎士は様々な仲間を引き連れ自身の城を目指す。いくら神に祈ったところで死は誰にでも訪れるし、むしろ死があってこその生なので、死はむしろ神によってもたらされる救済なのでは…。そもそも信仰の必要はあるのか…。生死や信仰など小難しくて漠然と解釈しているものをコミカルに再定義しようとしている印象があります。難解ではありますが、肩の力を抜いてぼんやり観るのも良いかもしれません。騎士のチェスにダラダラと付き合ってくれる死神のビジュアルはとっても印象的です。 丘の上を騎士を先頭に手を繋ぎながら踊り歩かされる登場人物。非常に滑稽ではありますが、死に囚われもがき続ける愚かさのようなものを感じるシーンです。

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