僕の村は戦場だった

僕の村は戦場だった

van's Childhood
1962年製作 ソ連 97分 1963年8月23日上映
rating 4.5 4.5
8 11

『僕の村は戦場だった』とは

ウラジミール・ボゴモーロフによるベストセラー短編小説「イワン」を彼自身で脚色し、当時全ソ国立映画大学出身の若手だったアンドレイ・タルコフスキーがメガホンを取り、長編映画デビューを飾った記念碑的な作品。 ナチスに両親を殺された少年兵の半生を描いた本作で、後年に通じる叙情性溢れる映像美が高く評価され、1962年ヴェネチア国際映画祭にてサン・マルコ金獅子賞を受賞。出演はコーリャ・ブルリャーエフ、ワレンティン・ズブコフ。

『僕の村は戦場だった』のあらすじ

第二次世界大戦、独ソ戦の真っ只中のソビエト。弱冠12歳にして、小さな体を活かしてソビエト赤軍の斥候兵として、危険な任務に身を投じている天涯孤独の少年イワンの生きる目的はただひとつ。母親を行方不明に追いやり、父親を戦死させたナチス・ドイツ軍への復讐だけであった。今や彼の親代わりとなっている司令部のグリヤズノフ中佐をはじめとする兵士たちは、彼の身と将来を案じ、最前線を離れ幼年学校へ入学することを命じるが、戦争中に休むなんてとんでもない、と頑として拒否するイワン。大人たちの心配も虚しく、大隊長であるガリツェフ上級中尉率いる部隊に籍を置かれたイワンを待っていたのは、これまで以上に過酷な戦争の現実であった……。

『僕の村は戦場だった』のスタッフ・キャスト

『僕の村は戦場だった』の感想・評価・ネタバレ

  • 錆犬

    2017/04/10 名古屋シネマテーク

  • ゆう

    WW2真っ只中のロシア。 母と妹を殺された少年が復讐を胸に戦地へと役を買って出る。 中佐や大尉との会話が多く、その間は強気な少年としか思えず愛おしい。 ただそんな少年の胸の内に巣食っているのは復讐のみということを痛感させられるラスト。最後まで彼は純粋無垢な目でその相手を睨み殺したんだろうと思うと戦争の残酷さ冷徹さを感じされられる。 楽園と思える綺麗なビーチで、可愛い妹と美しい少年が微笑ましく駆け回るシーンを見ると死ぬ事しか彼を幸せにできなかったのかと胸を締め付けられる。

  • Aki

    白黒映画。でもとてもキレイで魅入ったシーンがいくつもあった。第二次世界大戦舞台の映画としてはなかなか毛色の違う感じを受けた。夢や回想?シーンと現在の少年の様子が違い過ぎてかなしい。

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