『マネー・ショート 華麗なる大逆転』あらすじ・キャスト【豪華キャストが集結!】

2017年7月6日更新

アカデミー賞にノミネートされ話題の映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』が、2016年3月4日(金)より全国ロードショーとなります。クリスチャン・ベール、ブラッド・ピットなど豪華キャストの共演で話題の本作。実話をもとにアメリカの金融危機を痛快に描いたあらすじと出演俳優の役どころを紹介します。

豪華キャストが集結!『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

ブラッド・ピット主演・制作の2011年の映画『マネーボール』の原作者であり、アメリカのベストセラー作家であるマイケル・ルイスが、再度ブラッド・ピットとタッグを組んだ映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』が、2016年3月4日から全国劇場上映が決定しました。

監督には、『俺たちニュースキャスター』『タラデガ・ナイト オーバルの狼』『アントマン』などのコメディ映画でしられるアダム・マッケイを起用しています。

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』あらすじ

マネーショート

2000の中頃に、アメリカ中が、住宅ローン債権の金融商品に浮かれていたころ、4人のアウトローな金融関係者だけが、この後何がおこるかを予測していた。

2005年のサンノゼで、ヘビメタ好きのマイケル・バリー(クリスチャン・ベール)は、格付けの高い不動産抵当証券を何千件と調査してあることに気がつく。それは、2~3年以内にサブプライム住宅ローンが債務不履行になるだろうということだった。しかし、ウォールストリートの銀行家はそんな予測を信じようともしなかった。

マネー・ショート

バリーは、急騰している住宅市場をこげつかすために、CDSと呼ばれている金融商品に手を出す。バリーのやり方をみて、若きウォール・ストリートの銀行家ジャレッド(ライアン・ゴズリング)は、ヘッジファンド・トレーダーのマーク(スティーブ・カレル)にCDSに多額の金を投資するよう説得するのだった。

時を同じくして、元銀行家のベン・リカート(ブラッド・ピット)のもとへ、住宅バブルに気が付いた二人の青年がやってきて、ベンに投資するにあたり、協力を仰ぎたいと言ってきた。ベンは、二人を助けることを決めて――

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』キャスト

クリスチャン・ベール - マイケル・バリー

クリスチャンベール /マイケル

1974年1月30日生まれのウェールズ出身のクリスチャン・ベールは、13歳の時に英国の小説家、JGバラードの小説の映画化『太陽の帝国』で、日中戦争時代に、上海で生活していた英国少年を演じ、映画デビューを飾りました。

数々の映画に出演しているクリスチャン・ベールは、『マシニスト』で54kgに体重を落とすなどの壮絶な役作りで知られています。

今回の映画で、クリスチャン・ベールは、主要人物となるメタル好きの元神経外科医のマイケルバリーを演じます。この役でクリスチャン・ベールはアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。

スティーヴ・カレル - マーク・ボーム

スティーヴ・カレル – マーク・ボーム

1962年8月16日生まれアメリカマサチューセッツ出身のスティーブ・カレルは、コメディアン、俳優、脚本家、映画プロデューサーと多彩な面をもっています。テレビ番組コメディーセントラルでリポーターとして出演人気を博します。映画『フォックスキャッチャー』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたことも記憶に新しいです。

スティーブ・カレル演じるマーク・ボームは、映画の主要人物で、癇癪持ちのヘッジファンドマネージャーです。

ブラッド・ピット - ベン・リカート

ブラッド・ピット – ベン・リカート

出典: time.com

1963年12月18日アメリカオクラホマ出身のブラッド・ピットは、ロバート・レッドフォード監督作品の『リバー・ランズ・スルーイット』なる映画で主役のピットを演じ、以後、数々の映画で主役を演じています。

今回の映画で、ブラッド・ピットは、リタイアした銀行マンのベン・リカートという主要人物を演じています。

ライアン・ゴズリング - ジャレッド・ヴェネット

ライアンゴズリング

子役として活躍し、2004年の映画『きみに読む物語』が大ヒットしたライアン・ゴズリングは、カナダ出身の俳優で、今回の映画の主要人物である口のうまいドイツ銀行のトレーダーであるジャレッド・ヴェネットなる人物を演じます。

カレン・ギラン - イーヴィ

カレン・ギラン

1987年11月28日生まれのスコットランドの女優カレン・ギランは、英国を代表する人気ドラマ『ドクター・フー』で11代目ドクター・フーと旅をしたエイミー役で人気を獲得。その後、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、今回の『マネー・ショート 華麗なる大逆転』と話題の映画に出演が続いています。

メリッサ・レオ - ジョージア・ヘイル

メリッサ・レオ

1960年9月14日アメリカニューヨーク出身のメリッサ・レオは、アカデミーをはじめ数々の主演女優賞にノミネートされた映画映画『フローズン・リバー』や、『ザ・ファイター』などで知られる女優です。

マリサ・トメイ - シンシア・ボーム

マリサ・トメイ

1964年12月4日生まれのアメリカニューヨーク市ブルックリン出身のマリサ・トメイは、『いとこのビニー』で主役のビニー恋人役で天才メカニックを演じ注目を浴びました。その後数々のドラマや映画で活躍中で、近年では、2008年の映画『レスラー』でアカデミー助演女優賞にノミネートされています。

トレイシー・レッツ-ローレンス・フィールズ

トレイシー・レッツ

1965年7月4日生まれのトレイシー・レッツは、アメリカオクラホマ出身の戯曲家兼俳優です。『8月の家族たち』というタイトルで映画化された作品の原作者がトレイシー・レッツで、この作品でピューリッツア賞&トニー賞を受賞しています。俳優としては、様々なドラマや映画に出演していて、近年2013~2015年『HOMELAND』というアメリカのヒットドラマに数話出演しています。

ハミッシュ・リンクレイター - ポーター・コリンズ

ハミッシュ・リンクレイター –

1976年7月7日マサチューセッツ出身のハミッシュ・リンクレイターは、作家兼俳優で、主な出演作は2005年の『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』や2012年の『バトルシップ』があげられます。

ジョン・マガロ - チャーリー・ゲラー

45305_ori

1983年2月16日生まれのアメリカオハイオ州出身の俳優のジョン・マガロは、2016年2月6日公開予定のアンジェリーナ・ジョリー監督作『不屈の男 アンブロークン』、2月11日公開予定の『キャロル』にも出演しています。

スタンリー・ワン - テッド・ジャン

スタンリーウオン

1987年6月8生まれのルイジアナ出身のスタンリー・ワンは、『グランド・イリュージョン』、興収1億8,000万ドル突破したアクションコメディ『21ジャンプ・ストリート』『22ジャンプストリート』などで知られる俳優です。

バイロン・マン - ウィン・チャウ

バイロンマン

1967年8月13日生まれ香港出身のアメリカ合衆国の俳優のバイロン・マンは、『北京のふたり』『キャットウーマン』などで知られます。

レイフ・スポール - ダニー・モーゼス

レイフポール

1983年3月10日生まれのレイフ・スポールはロンドン出身の俳優で、主な出演作品に『ショーン・オブ・ザ・デッド』『プロメテウス』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』などがあります。

ジェレミー・ストロング - ヴィニー・ダニエル

video-the-big-short-jeremy-strong-on-his-character-videoSixteenByNine1050

1978年12月25日生まれマサチューセッツ出身のジェレミー・ストロングは、『リンカーン』『ゼロ・ダーク・サーティ』2014年の映画『ジャッジ 裁かれる判事』などの出演で知られます。

フィン・ウィットロック - ジェレミー・シプリー

フィン

1984年10月28日生まれマサチューセッツ出身のフィン・ウィットロックは、『ニューヨーク 冬物語』『ノア 約束の舟』に出演、テレビドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』での演技が高く評価されています。

マックス・グリーンフィールド

マックスグリーンフィールド

出典: moviehole.net

1980年9月4日生まれアメリカニューヨーク州ドブス・フェリー出身のマックス・グリーンフィールドは、2011年から続くアメリカのシットコム『New Girl / ダサかわ女子と三銃士』に出演中、その他『ヴェロニカ・マーズ [ザ・ムービー]』などに出演しています。

ふたりのスターがカメオ出演!

セレーナ・ゴメス

日本でも人気の若きポップスター、セレーナ・ゴメスがラスベガスのカジノでのシーンに本人役でカメオ出演しています。またセレーナと同じく本人役で出演しているのが、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』への出演などで知られる女優マーゴット・ロビー。バスルームでのシーンに出演、セクシーな魅力を存分に発揮しているようです!

マーゴット・ロビー特別映像

アカデミー賞にノミネート!

アカデミー賞作品賞タイトル

2016年1月に発表されたアカデミー賞ノミネートで、作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞、編集賞の5部門にノミネートされました。出演キャストが豪華なだけでなく、作品自体も高い評価を受けているということで、日本公開を前にして期待が高まります。

アカデミー賞脚色賞を受賞!

マネー・ショート

出典: time.com

日本時間の2月29日に発表されたアカデミー賞。作品賞や助演男優賞での受賞は惜しくもかないませんでしたが、本作は「脚色賞」を受賞しました。小説や舞台などを原作とした映画の優れた脚本を評価したこの部門。

原作小説に負けない面白さを期待できそうですね!

「マネー・ショート」の原作を紹介

マネー・ショート

世界を巻き込んだ金融危機・リーマンショックに多くの投資家が混乱するなかで、巨額の富を手に入れた4人を描いた物語「マネー・ショート」。

本作の原作となったのがノンフィクション小説『世紀の空売り―世界経済の破綻に賭けた男たち』。小説『マネー・ボール』で注目を集めた金融業界出身の作家マイケル・ルイスが2010年に発表した作品です。

観る前に知っておきたい!『マネー・ショート』に出てくる専門用語

【サブプライムローン】

マネー・ショート

サブプライムローンとは返済能力の低い人を対象に組まれたローンのことです。返済できる可能性が低いため、金利は高く設定され、また借りたお金で購入した住宅を担保にすることで返済源を確保しようという考えでした。当時のアメリカは住宅バブル。値上がりした住宅を返済にあてることができると考えられていました。

しかも、サブプライムローンには最初の数年は金利を低く設定することができるという条件がありました。そのため低所得者にも多くこのローンが適用されることになったのです。

結果として、住宅バブルが崩壊し、サブプライムローンの債務不履行が起こりました。

【リーマンショック】

サブプライムローンの債務不履行がもたらしたものこそが、リーマンショックです。当時、サブプライムローン問題によってアメリカの住宅バブルは崩壊を始めており、2008年9月15日に銀行リーマン・ブラザーズが破綻しました。これが原因で世界全体はアメリカ経済に強い不安を示し、世界的金融危機へとなりました。

この一連の金融危機がリーマンショックです。

【MBS(Mortgage Backed Security)】

MBS(モーゲージ債)とは、住宅ローン業者が銀行に対して売ったローンの権限を、投資家や投資ファンドに対して売り出す証券(金融商品)のことです。つまり住宅ローンを担保に持つ証券ということです。MBSは投資家にとって高い流動性と利回りが魅力とされて取引されています。

【CDO(Collateralized Debt Obligation)】

CDOとは、ローンや債券、サブプライムローンを担保にして発行された証券(金融商品)のこと。金融機関や機関投資家などがCDOを運用していましたが、リーマンショックによりサブプライムローンをはじめとする担保が破綻し、多くの投資家が巨額の損失を被ることになりました。

一般的に、債権とは期限や利率があらかじめ決まっているため安全な金融商品として扱われています。しかしCDOには返済能力に乏しいサブプライムローンも含まれていたため、アメリカの住宅バブルが崩壊すると債務不履行が続出しました。

【CDS(Credit Default Swap)】

CDSとは、社債や貸付債権などにかける保険のことです。債権者や投資家が買い手となり保険料を支払います。債権が契約中に債務不履行となった場合、不履行によって生じる損失を保証する役割を持っています。また売り手は保険料を受け取る代わりに、債務不履行となった場合、損失分を支払うという仕組みです。

海外での感想・評価は?【ネタバレ注意】

とにかく豪華俳優陣の共演が見逃せない!

マネー・ショート

映画を鑑賞した海外ファンからは、とにかくブラッド・ピット、ライアン・ゴズリングをはじめとした超人気ハリウッド俳優たちの共演にワクワクした!といった声が多く聞かれています。キャラクターもはっきりしていて悪役も魅力的だったとのこと。

コメディ俳優としての印象が強いスティーヴ・カレルも「役者としての魅力がさらに高まった」と評される好演を見せています。

コメディでありながら社会派ドラマでもある!

マネー・ショート

出典: www.ew.com

本作は多くのコメディ的要素を含むエンターテインメント性の高い作品でありながらも、2000年代のアメリカ経済が揺らいだ時期と資本主義競争がまねく騙し合いの連鎖をとてもリアルに描いた作品として高く評価されています。

挿入曲は映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の雰囲気にも似ているらしく、『ウルフ~』が好きな人にはぜひおすすめの作品だということです!

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』みどころ

超スター俳優たちが信じられないくらい”ダサい”んです

ライアンゴズベリング

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の上映にともない、ライアン・ゴズリング、クリスチャン・ベール、スティーブ・カレルそれぞれが、ニューヨーク・マガジンのカバーを飾りました。

ゴズリングはインタビューで「変なかつらをつけてハンサムでないように演じるという経験をはじめてした」といっています。

カツラを装着するのに30分もかかったゴズリング。メイクアップをしおえて、外に出ていくと、そこにはスティーブ・カレルがいたそうで、カレルはゴズリングをみるなり、真面目な顔で「二度とこんな仕事は引き受けてはだめだ。今回はがんばれ。でも二度とこんな役はひきうけるな」といったそうです。

カツラと奮闘したゴズリングの演技をスクリーンで見るのが待ち遠しくなるエピソードですね。

スティーブカレル

カレルはインタビューの中で映画について「ダークなコメディ映画だ」と答え、続けて「これは本当に起こったことなんだ。ひどく恐ろしいよ」と話しました。

クリスチャン・ベール

クリスチャンベールは、「彼ら4人は本当に莫大な金を儲けた。でも、この映画の中にはヒーローなんて一人もいない」と話しています。異端な方法で成功を収めた彼らですが、それが本当に幸せとよべるか…実際のところは難しいですね。

『マネーボール』主演のブラッド・ピットが製作にも携わる

ブラッド・ピット

今回の「マネー・ショート」は、ブラッド・ピットが主演と製作を務め、アカデミー作品賞を受賞した『マネーボール』と同じく、マイケル・ルイスの小説を原作としています。

『それでも夜は明ける』『ツリー・オブ・ライフ』でも製作に携わった彼が本作でも製作陣に名を連ねています。製作を担当した映画が二度アカデミー作品賞を受賞しているブラッド・ピット。アカデミー賞に4部門でノミネートされた今作にも期待が高まっています。

豪華すぎるアウトローを見に、映画館へ行こう!

マネー・ショート

出典: www.msnbc.com

アメリカが住宅バブルに浮つくなか、その危うさを見破り、行動を起こしていく異端な4人たちを描いた映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は3月4日(金)より全国で公開されます。

クリスチャン・ベール、ブラッド・ピットをはじめとした豪華すぎる俳優陣の競演から目が離せません!ぜひ劇場へ。