2017年7月6日更新

桐谷健太、auCMの浦島太郎がクドカン新作に出演!

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桐谷健太

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桐谷健太のプロフィール

桐谷健太(きりたにけんた)は1980年2月4日生まれ、大阪府出身で身長は181cmです。 俳優を目指したのは保育園の頃、アドベンチャー映画の名作『グーニーズ』(1985)を映画館で観たことがきっかけで、役者になりたいという気持ちはその頃から一切ブレたことがなかったとか。大学進学と共に大阪から上京し、2002年放送のドラマ『九龍で会いましょう』山崎ケン役で俳優デビューしました。 桐谷健太は交友関係が広く、大阪出身のためかトーク力があって面白いと評判です。また、タモリや井筒和幸監督にも気に入られるほど、天然で愛される人柄である一方、熱くて男前な部分も持っています。 学生時代の口癖は「ビッグになるぞ!」だったらしく、その目標を達成してしまうところから彼が熱い男であることがわかりますね。

“砂糖対応”で有名な桐谷健太

映画『パッチギ』で役作りのため、体重を15キロ増やし、撮影後すぐに約2か月で元の体重に戻すなど、俳優業に対する情熱が人一倍ある桐谷健太ですが、彼のファンに対する対応も情熱的で、“砂糖対応”として知られているようです。 (左上が桐谷健太) Twitterでは握手をしてもらったファンの絶賛の声が多く上がっています。中には頭ポンポンをしてほしいというファンからの要求もあり、快く応えているようです。 サインをもらえたファンもいるそうです。桐谷の砂糖対応っぷりはTwitterを通して多く拡散されています。

auのCMで浦島太郎を演じる

auの三太郎CMが面白いと大人気になっています。このシリーズで桐谷健太は浦島太郎として、桃太郎(松田翔太)、金太郎(濱田岳)とともに何種類ものCMに出演しています。 「海の声」篇では浦島太郎が乙姫への片想いを歌にして三線を弾きながら歌声を披露しており、心に響くようなまっすぐな歌であると話題になりました。これまでのCMではボケキャラとして遊んできた浦島太郎が見せるギャップに涙腺が緩んでしまった方が続出したようです。 桐谷健太は実際に三線を弾くことができ、撮影現場でも何度か演奏していたとのことです。 この『海の声』、音楽のプロから見ても評価が高いようです。桑田佳祐は毎年、その年の終わりに「邦楽シングル・BEST10」をラジオ番組で発表しており、2015年版BEST10では、4位に『海の声』がランクインしていました。
「しびれた! 日本のジャック・ジョンソン。300曲聴いて、これはイイ曲だね、ちょっと泣いたね。日本の歌謡曲は進化していると思いました」
桑田佳祐も絶賛の浦島太郎・桐谷健太。今後のCMの展開にも注目です!

歌手デビューは2013年の『喜びの歌』

4人組ロックバンド「THE イナズマ戦隊」との”河野勇作(桐谷健太)×THE イナズマ戦隊”名義のシングル、『喜びの歌』で歌手デビューしました。 「喜びの歌」は、翌月から放送の民放初主演ドラマ『Y・O・Uやまびこ音楽同好会』の主題歌で、カップリング曲の「君の旅路に桜が舞う」はドラマの挿入歌。桐谷はボーカル・ギターとして参加し、歌詞のストレートさが特徴的なこの曲を、ロックの衝動と熱量たっぷりに歌い上げました。 桐谷健太演じるドラマの主人公、河野勇作は売れないロックボーカリストで、友人に頼まれとある高校の代理教師として赴任します。様々な事情を抱える生徒を輝かせようと高校生バンドを結成、音楽で心を通わせながら軽音部のクラブコンテスト、「スニーカーエイジ」出場を目指す青春ストーリーです。 作中の高校生バンドが歌う曲として、ドラマのキーポイントにもなっている「喜びの歌」。桐谷曰はく、「その瞬間にしか出ない何かを、無垢な状態で閉じ込められた」曲で、最高の作品になったそうです。

日本ダービーで国歌を斉唱

2016年5月29日、東京競馬場にて開催された「第83回日本ダービー」のオープニングセレモニーに登場し、13万人の観衆を前に国歌を斉唱しました。 その様子は全国でテレビ中継され、独特の”溜め”を効かせたワイルドかつ心に響く独唱は、WEBサイト・SNSなどでも大きな話題になりました。桐谷は終了後のインタビューで、大観衆に対する興奮はあったが緊張は無く、思い切り歌えて最高の気分だったと答えています。 当日のダービー券も購入しており、当たったもののトータルではプラスにならなかったことを、笑顔で明かしていたとのこと。インタビュー途中、会場内で巻き起こった「海の声」の合唱に呼応し、即興でアカペラを披露するなど会場を大いに沸かせました。

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2016年9月にはなんとファーストアルバムが発売!

2015年12月にCMが放送され、大ヒットとなった前述の「海の声」。なんとそのCMで歌声を評価された桐谷健太のCDリリースが決定しました。 「海の声」を初め、2013年に放送されたドラマ『Y・O・U やまびこ音楽同好会』内で桐谷が演じた河野勇作として、“河野勇作×THEイナズマ戦隊”名義でリリースした「喜びの歌」「君の旅路に桜が笑う」 などの6曲が収録されています。 桐谷が初めて臨んだ作詞曲も2曲(タイトル未定)も含まれており、発売が楽しみですね。 1stアルバム『香音-KANON-』は2016年9月28日に発売予定です。 次の見出しからは桐谷健太の出演作について紹介します。

まずはコミカルな役でお茶の間を盛り上げた出演作を紹介!

ドラマ『ルーキーズ』で一気に知名度を上げる

2008年に放送された青春スポ根ドラマ『ROOKIES』に平塚平役で出演し、明らかに高校生ではないような強烈な見た目とキャラクターで一躍知名度が上がりました。ちなみに撮影当時の桐谷健太は28~29歳でした。 ギャグシーンが多い単純なバカキャラで、三振王としても有名です。お世辞にも野球が上手いとは言えませんが、代打や守備でまれにとんでもないファインプレーを見せることから、チームメイトからは秘密兵器とも呼ばれています。 2009年には同キャスト・スタッフによる劇場版が公開されました。

『流星の絆』では妄想係長・高山を演じる

2008年に放送されたドラマ『流星の絆』は東野圭吾原作、脚本は宮藤官九郎が務めている作品です。メインキャストは嵐の二宮和也、関ジャニ∞の錦戸亮、戸田恵梨香。シリアスなミステリー作品ですが、桐谷健太演じる妄想係長・高山久伸という人間がコミカルで、『ルーキーズ』に引き続きまたしても視聴者に強烈な印象を残しました。 戸田恵梨香が演じる兄妹の末っ子・有明静奈の会社の上司で、悪口を書いた紙を静奈の額に貼るなどの嫌がらせをしますが、心の中では静奈に想いを寄せていて、日々妄想しているという笑いどころ満載のキャラクターです。

映画『ソラニン』では吹き替えなしでドラムを披露!

浅野いにお原作の漫画『ソラニン』が2010年に実写映画化され、桐谷健太は山田二郎(通称ビリー)役で出演しました。劇中ではバンドでドラムを担当、吹き替えではなく実際に本人が叩いています。 桐谷健太は原作を読んでいた時からビリーが好きで、そんなビリー役を絶対に勝ち取ろうと、かつてバンドでドラムを担当していた高校時代から約10年ぶりにドラムと向き合い、ビリー役のオーディションを受けました。 宮崎あおい、高良健吾、サンボマスターの近藤洋一などと共演しています。

映画『BECK』でも吹き替えなしで歌・ラップを披露!

『ソラニン』と同じく2010年に公開された『BECK』はハロルド作石の同名漫画の映画化作品です。佐藤健、水嶋ヒロ、向井理、中村蒼らと共演し、桐谷健太はラップとヴォーカルを担当する千葉恒美役で出演しました。 千葉役はキャストの中でも一番ピッタリハマっている、と原作のファンからも評判が高いようです。 当初は歌声とラップ部分は吹き替えになるかもしれないと言われており、それを聞いた桐谷健太は堤幸彦監督と原作者のハロルド作石に向けて「俺の声を聞いてください」とビデオレターを送ってアピールしたといいます。 さらに、歌・ラップだけでなく歌詞も本人が書いていて、インタビューで以下のように語っていました。
台本にはト書きだけしかありませんでした。なので「どうするんだろ?」と思っていて、「僕に書かせてください」と堤監督に相談をしてみたら、「じゃあ書いたものを持ってきて」と言われ、書いて見せに行ったら、「いいじゃん!これで行こう!」ということになったんです。
引用:www.barks.jp

桐谷健太の恩人・井筒監督作品『ゲロッパ!』(2003)

『ゲロッパ!』は井筒和幸監督による2003年の作品で、桐谷健太が初めて出演した映画です。西田敏行や常盤貴子、岸部一徳などが出演しています。 オーディションで合格し、撮影中は井筒監督に相当厳しく怒鳴られたそうですが、全力を出して直感で演じたことが褒められ、『パッチギ!』シリーズや『黄金を抱いて翔べ』(2012)など、のちの井筒作品に出演するようになりました。息子のように可愛がられている桐谷健太は井筒監督について「人生を変えてくれた人」と慕っています。

桐谷健太の初・主演映画『愚郎 GROW』

様々なヒット作に出演している桐谷健太。彼の初・主演映画は2007年公開の『愚郎 GROW』。俳優でもある榊英雄が監督として、いじめられっこの高校生の友情と成長を描いた青春ストーリー。 桐谷は家にも学校にも居場所のない、落ちぶれた男子高校生・敦を演じます。自殺をしようと廃墟に忍び込んだところ、伝説の不良高校生3人組(寺島進、木下ほうか、菅田俊)と遭遇。彼らの些細なアドバイスが、敦をどん底から救い出すというストーリーになっています。 人気者のイメージがある桐谷健太演じる落ちぶれ高校生。ぜひチェックしたい作品です。

熱い男の役が多い桐谷健太

小栗旬、山田孝之、高岡蒼甫、遠藤憲一などと共演したヤンキー映画『クローズZERO』シリーズ全2作で両方出演しており、芹沢多摩雄(山田孝之)率いる芹沢軍団のナンバー2である辰川時生役を演じています。滝谷源治(小栗旬)の中学時代の友人でもあり、持病と戦うため病院に通いながらも抗争に参加します。

映画『バクマン。』ではヤンキー漫画が得意な漫画家に(2015)

映画『バクマン。』は、高校生・高木秋人(神木隆之介)と真城最高(佐藤健)がタッグを組み、週刊少年ジャンプへの連載を狙うというストーリー。 桐谷健太は漫画家・福田真太を演じます。手塚賞で佳作を取り、高木秋人と真城最高のライバルとなりますが、最終的には仲間として彼らとともに夢の実現を目指します。 染谷将太、小松奈菜、山田孝之、リリー・フランキーら豪華俳優陣と共演しています。

時代劇にも出演!

日曜劇場『JIN-仁-』(2009)

2008年に放送された『JIN-仁-』では佐分利祐輔役で出演しました。村上もとかによる同名漫画が原作となっており、現代から江戸へとタイムスリップしてしまった脳外科医・南方仁(大沢たかお)の右腕として活躍する若手医師の役です。慣れない和装を着こなすために着付けのDVDや本まで買って勉強したそうです。 『JIN-仁-』に続いて2010年には大河ドラマ『龍馬伝』に出演し、コミカルな役から時代劇まで、どんな役を演じていても存在感があり、演技に全力を注いでいることが分かります。

大河ドラマ『龍馬伝』(2010)

福山雅治主演の大河ドラマ『龍馬伝』に池内蔵太として出演しました。池内蔵太は坂本龍馬が弟のようにかわいがる存在で、薩長同盟実現のために奔放します。 和服姿の桐谷健太はとても凛々しいですね。

2014年に一般人女性と結婚

2014年4月に一般女性との結婚が発表され、当時29歳であった相手の女性が妊娠中であることも明かされました。同年10月には第1子を出産し、さらには2015年7月に第2子の妊娠も発表されました。 出会ったのは2010年頃で2013年末に急接近し、「本能で決めた」という桐谷健太。出来ちゃった結婚となってしまいましたが、「人生も芝居も真剣に遊ぶので温かく見守ってくれたら嬉しい」と語る姿は、これからパパになるという決心をつけた男気のあるものでした。

クドカン最新作『『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』では地獄で緑鬼を熱演

2016年6月25日に公開された、宮藤官九郎が監督・脚本を務める最新作『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』にTOKIOの長瀬智也や神木隆之介、尾野真千子らと共演しています。 本作は宮藤官九郎のオリジナル作品です。17歳にして事故で死んでしまった高校生・大助(神木隆之介)はなぜか地獄へ行ってしまいます。赤鬼のキラーK率いる地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)と出会い、輪廻転生して生き返る方法を探るという“超絶地獄”コメディ。 クドカン監督作品には初めての出演となりますが、特殊メイクに90分かけ、バンド・地獄図(ヘルズ)のドラムを担当している緑鬼・COZY(コージー)役として一生懸命ふざけたと語っています。
「バンドで演奏しているところは本当にかっこいいので、そこはぜひ映画館の爆音で見てもらいたいですね!」
引用:mdpr.jp
今回も暑苦しいキャラクターと強烈なビジュアルで楽しませてくれそうですね。

映画『彼らが本気で編むときは、』にマキオ役で出演

『かもめ食堂』で知られる荻上監督がメガホンを取る最新作『彼らが本気で編むときは、』に桐谷が出演します。 この物語は、母親に育児放棄された少女・トモ(柿原りんか)が、叔父のマキオ(桐谷健太)と、その恋人でトランスジェンダーのリンコ(生田斗真)と一緒に生活を送る人間ドラマです。 生田斗真が自身初めての女性役を演じる、ということで早くも話題になっている本作ですが、メインキャストの3人の他にもミムラや小池栄子、門脇麦ら女優が脇を固めています。 『彼らが本気で編むときは、』は2017年2月25日に公開予定です。 この他にも桐谷健太は2016年7月30日公開のハリウッド映画『ターザン:REBORN』で、日本語吹き替え版のターザン役を務めます。 これからも彼の活躍から目が離せません。