2017年7月8日更新

伊藤歩が『昼顔』で魅せた怪演がやばい!美しい歌声を持つ女優に迫る

このページにはプロモーションが含まれています

AD

伊藤歩のプロフィール

伊藤歩『昼顔』
(C)2017 フジテレビジョン 東宝 FNS27社

伊藤歩(いとう あゆみ)は1980年4月14日生まれ、東京都出身の女優です。身長は166cm。6歳の頃からモデルとして活動し、映画やドラマ、CMにゲームの声優まで幅広く活動しています。 『婚活刑事』で初めて民放ドラマの主演を務め、映画『昼顔』での怪演が話題の伊藤歩について紹介します。

ドラマ『昼顔』での怪演が話題に

2014年7月クールにフジテレビ系にて放送されたドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』。ドラマの放送で「昼顔」というワードはその年の流行語にノミネートされ、社会現象を巻き起こしたヒットドラマです。 物語の主人公は、友人に煽られたことをきっかけに道ならぬ恋に堕ちていく笹本紗和。上戸彩が演じています。また紗和が恋する高校教諭・北野裕一郎役を斎藤工、紗和の友人・滝川利佳子役を吉瀬美智子、利佳子の不倫相手を北村一輝が演じ、この4人が軸となりストーリーが展開。伊藤歩が演じたのは北野の妻・北野乃里子です。 高学歴・高キャリアで家事が苦手な乃里子は紗和とは対照的な存在として描かれています。自信に満ち溢れた乃里子が、夫の不倫を知り徐々に追い詰められていく様は鬼気迫るものがあり「怖い!」「あの上手い女優さんは誰?」と話題に。 同時期に森永乳業の『マウントレーニア カフェラッテ』のCMで伊藤が明るく朗らかな演技を披露していたこともあり、実力派女優・伊藤歩の名が広まることとなりました。

AD

映画『昼顔』では伊藤歩がキーパーソン

ドラマ『昼顔』は大反響のうちに幕を閉じました。同ドラマの演出を手掛けた西谷弘の「感触の良いドラマだったので、このまま死なせたくない。」という思いがあり、そこから映画化の話がスタートしたそうです。 2017年6月10日に公開を迎えた映画『昼顔』では、新たな登場人物は最小限に抑え紗和、北野、乃里子の3人をメインに、彼らの心情をより深く掘り下げて描いています。 ドラマからの「不倫は贖罪」という路線もブレておらず、紗和と乃里子の女同士の直接対決と「紗和に奪われる側の痛みをどれだけ刻み込むか」ということも強く反映された内容になっています。 ドラマから3年が経過したという設定で、紗和と北野が再会するところから物語がスタート。乃里子は最初から北野を疑っており、そんな自分を嫌悪しながらも不倫発覚後は通常の精神状態ではありえない台詞や行動を連発。紗和と北野だけでなく観客をも戦慄させます。 ドラマでは「怖い」だけだった乃里子を、より「愛する者を奪われた存在」として描いた本作。彼女の笑いながら心で泣いているような、精神が崩壊していく怪演が話題になりました。 それほどに伊藤歩が乃里子という女性をただのヒール役ではなく、リアルで深みのある女性として演じ切っているのです。「不倫は贖罪」がテーマの本作で、紗和、北野、乃里子がどんな結末を迎えるのか、ご自身の目でしかと確かめてみてください。

AD

女優の木村文乃と似ていると話題

女優の木村文乃がメディアに多く登場するようになった際に「伊藤歩に似ている女優がいる。」と話題になりました。二人があまりに似ていて区別がつかないという視聴者もおり、二人の画像を比較紹介するサイトまで登場しました。 確かに透明感のある雰囲気はどこか似ている気がします。また顔だけでなく、下積み時代が長い実力派女優という共通点もあります。 実際のところ木村と伊藤は10歳弱年齢が離れています。お互い実力派女優であることから、今後も多くの作品に出演することでしょう。 それでは女優・伊藤歩が実力派と言われるようになった所以を探ってみましょう。

伊藤歩のデビュー作『水の旅人 侍KIDS』

伊藤歩がデビューしたのは13歳の時で、1993年に公開された映画『水の旅人 侍KIDS』の出演でした。 現代で一寸法師のような侍のおじいさんに出会ってしまう小学生の男の子・楠林悟の姉である楠林千鶴子役として、思春期の女子学生を演じました。

岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』に出演し注目を集める

ji__kyt 伊藤歩があの若さですごい演技力。 チャラの歌と映像がすごくいい味だしてます。好き嫌いがかなり分かれそうです。
『Love Letter』や『花とアリス』で知られる岩井俊二監督の1996年の映画『スワロウテイル』ではアゲハ役を演じ、当時16歳でありながら上半身ヌードを披露して注目されました。日本語だけでなく英語や中国語も織り交ぜられている作品で、伊藤歩は英語のセリフのためにかなり英語を勉強したようです。 親を失い、大人たちに振り回される孤独な少女を体当たりで演じました。歌手のCHARAや三上博史、江口洋介、渡部篤郎などと共演しています。その中で彼女は架空のバンド「YEN TOWN BAND」のボーカルを務めたCHARAの義娘であるアゲハを演じ、視聴者に強烈な印象を残しました。

広末涼子主演のドラマ『リップスティック』にメインキャストとして出演

1999年に放送された、少年鑑別所が舞台のドラマ『リップスティック』では広末涼子演じる主人公・早川藍と同じ部屋に収容されている4人のうちの1人、松田理恵子役を演じました。 窪塚洋介や池脇千鶴、三上博史らが出演しており、多少過激な内容で話題となった作品です。

AD

映画『リリイ・シュシュのすべて』で丸坊主になった伊藤歩

akyamitsu ・万引き、集団強姦、援交、いじめ、自殺 様々な社会問題を中学生を通して描かれています。 かといって社会問題を大々的に取り扱ってるわけではないです。お堅い話ではないです。 問いかけられたことに対しての答えもないです。 淡々とストーリーは進みます。 重いです。人によっては鬱映画。 唯一の救いは蒼井優の可愛さです✌︎
岩井俊二監督の2001年の映画『リリイ・シュシュのすべて』は市原隼人や蒼井優が出演し、思春期や青春の中で思い出したくない記憶やトラウマを豪快に抉り出した名作そして鬱映画として知られています。 伊藤歩は久野陽子役で出演しています。ある日、久野陽子が坊主で登校するシーンがあるのですが、伊藤歩は実際に頭を丸坊主にして撮影に挑みました。女優として本気で取り組んでいることが分かる素晴らしいプロ意識ですね。

映画『ふくろう』ではヘアヌードシーンにも挑戦

大竹しのぶと共演した2004年公開の映画『ふくろう』では、大竹しのぶ演じるユミエの娘・エミコ役で出演し、ヘアヌードを披露しています。母と娘で水浴びをしているところで急に伊藤歩の全裸ヌードを見ることになります。ちなみに、大竹しのぶは一切脱いでいません。 伊藤歩は足が綺麗でスタイルもかなり良いと話題になっていて、ヌードのためだけに視聴してもいいとの声もあるので、見たい方は自分の目でじっくり見ましょう!

伊藤歩主演の、岩手県の魅力が詰まったwebドラマがあった!

物語を通して県産品や観光名所など岩手の魅力をPRする岩手県のPR動画である『cafe イーハトーブ - いわての くにの ものがたり -』に、伊藤歩が主演しています。伊藤にとって岩手県は母の故郷であり、幼い頃から度々訪れたゆかりの地だそうです。 岩手県出身のかの有名詩人・宮沢賢治の世界観から着想を得たというこの短編ドラマ。20分程度の枠で岩手県の魅力は勿論、伊藤歩の魅力も存分に味わえる作品となっています。

サンボマスターの楽曲にゲストボーカルとして参加

「い・ろ・は・す」CMでもお馴染みのサンボマスターの楽曲「世界をかえさせておくれよ」。2010年公開の映画『ソラニン』でサンボマスターのベース・近藤洋一と共演したことがきっかけで、伊藤歩がこの曲にゲストボーカルで参加することになりました。 また、2012年発売のサンボマスターのアルバム『ロックンロールイズノットデッド』の中の楽曲「恋する季節」でもゲストボーカルで参加しています。

AD

ドラマ『婚活刑事』で民放ドラマ初主演!

2015年7月クールの深夜ドラマ『婚活刑事』で、民放ドラマで初主演を務めた伊藤歩。好きになった人が常に犯罪者であるという特殊能力を持ってしまった悲しい女性の婚活と、刑事としての仕事との両方が絡み合ったドラマです。コメディ要素もありながら、失恋から立ち直る姿や刑事としての信念など、シリアスなドラマとしても楽しめるようです。
「35歳以上になると、婚活もそうですが、妊活も含めて結構シビアになってくる年齢なので、台本を読む度に心に刺さります(笑)。」
引用:dogatch.jp
自虐で笑いを誘う、主人公と同じ35歳で本作の主演を務めた伊藤歩。本作への出演が役者としての更なるステップアップになることでしょう。

ドラマ『わたしを離さないで』に堀江龍子役で出演

2016年1月に放送あれたドラマ『わたしを離さないで』で伊藤歩は堀江龍子役で出演しました。主演は綾瀬はるかで、三浦春馬、水川あさみなどが出演。 日系イギリス人のカズオ・イシグロによる原作の同名SF小説から始まり、アンドリュー・ガーフィルドやキーラ・ナイトレイが出演したイギリス映画版(2010年)、蜷川幸雄が演出を手掛けた舞台版(2014年)、そして2016年に連ドラ化が決まりました。ドラマ版で物語の舞台となっているのはイギリスではなく日本に設定が変更されています。

伊藤歩は歌も上手!YUKI、CHARAなどとともにバンドを結成

2001年にYUKI、CHARA、他ミュージシャン2人と共に「Mean Machine」(ミーンマシーン)というガールズバンドを結成しています。YUKIやCHARAがなんとメインボーカルではなくツインでドラム担当、伊藤歩がメインボーカルを務めています。伊藤歩はバンド内の最年少で、CHARAとは10歳以上も離れています。 ボーカル担当を決める際、映画『スワロウテイル』で共演していたCHARAから声が掛かり、伊藤歩がボーカルに決まったのだそうです。

伊藤歩出演おすすめドラマ

『ウェディングプランナー SWEETデリバリー』2002年

『ウェディングプランナー SWEETデリバリー』は2002年に、フジテレビ系列で放送された作品です。結婚式の最中に婚約者に逃げられた過去を持つ主人公・大森トオルが不幸に追い打ちをかける様に披露宴をプランニングする子会社・スウィートブライダルへの出向を命じられ、初めは戸惑いながらもそこで働く社員たちと共に良い挙式、良い披露宴をプランニングするべく奮闘する姿を描く物語で、主人公・トオルをユースケ・サンタマリアが演じています。 この作品で伊藤歩は、22歳のスウィートブライダル社員・相沢くるみを演じています。

AD

『家栽の人スペシャル』2004年

『家栽の人スペシャル』は2004年に、TBS系列で放送されたスペシャルドラマです。少年犯罪を多く扱う家庭裁判所を舞台に、人を“裁”くのではなく、植物を“栽”培するように温かく見守っていくことを信条とする裁判官・桑田判事の活躍を描いた物語で、主人公・桑田を時任三郎が演じました。 伊藤歩はこの作品で、桑田の同僚の新人調査官・野上真智子を演じています。

『おひさま』2011年

『おひさま』は2011年に放送された、NHK朝の連続テレビ小説です。井上真央演じるヒロイン・陽子の半生が、愛する母との別れを経験する少女時代、生涯の友と出会う女学校時代、亡き母の遺志を継いで教員となった戦前、自らの能力に限界を感じて教職をやめ婚家の蕎麦屋を切り盛りしながら初めての子育てに奮闘する戦後などに分けて描かれました。 伊藤歩はこの作品で、陽子の尋常小学校時代の担任で、陽子が教員となってからは教育係となる教師・高橋夏子を演じています。

『結婚しない』2012年

『結婚しない』は2012年に、フジテレビ系列で放送された作品です。妹の結婚を機に実家を出たヒロイン・千春が、ひょんなことから知り合った年上の女性・春子が1人で暮らす家に転がり込んだことから2人の奇妙な同居生活が始まり、時に喧嘩したり助け合ったりしながら自らの生き方を模索していく姿を描いた物語で、ヒロイン・千春を菅野美穂、戸惑いながらも千春を受け入れるもう1人のヒロイン・春子を天海祐希、後に千春と恋仲になる春子の出向先の生花店のアルバイト店員・純平を玉木宏が演じました。 伊藤歩はこの作品で、純平の美大時代の後輩で純平の絵画の才能にほれ込む女性・河野瑞希を演じています。

AD

『その男、意識高い系。』2015年

『その男、意識高い系。』は2015年にNHKBSプレミアムで放送された作品で、入社11年目で仕事にすべてをかけてきたヒロイン・坪倉春子が、林遣都演じる意識は高いが中身は伴わないいわゆる“意識高い系”の新入社員・一条ジョーに翻弄され、イライラしながら尻拭いに奔走する中で自らも成長していく姿を描いた物語です。 伊藤歩はこの作品でヒロイン・坪倉春子を演じ、連続テレビドラマ初主演を飾っています。