2019年5月16日更新

ドラマ『昼顔』は映画で完結する。映画のあらすじ・キャスト【衝撃の結末をネタバレ!】

映画『昼顔』
(C)2017 フジテレビジョン 東宝 FNS27社

2014年、社会現象ともなったドラマ『昼顔』が、2017年に映画となって帰ってきました!物語はドラマから3年後、不倫の末に別れた紗和と裕一郎が再び出会います。2人は結ばれるのでしょうか?

目次

映画『昼顔』のラストに戦慄が走る!【記事後半にネタバレあり】

不倫劇を描いた2017年公開の映画『昼顔』。2014年放送のドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』の続編となっており、ドラマに引き続き監督西谷弘が、脚本は井上由美子が担当しました。

不倫にハマっていく紗和役に上戸彩、生物教師の裕一郎役の斎藤工らメインキャストは映画でも続投しており、物語はこの映画を持って完結となりました。

この記事では衝撃のラストが待ち受けている映画『昼顔』のあらすじやキャスト、結末に関するネタバレを紹介していきます。

ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』の各話あらすじ・ネタバレはこちらから!

ドラマは2014年にフジテレビ系列「木曜劇場」で放送されました。流行語大賞に「昼顔」がノミネートされるなど、ドラマは社会現象となり多くの視聴者をざわつかせました。 ドラマ版では配偶者のある紗和(上戸彩)と北野(斎藤工)が、不倫関係にハマっていくまでの様子が描かれています。

映画『昼顔』のあらすじ【ドラマネタバレあり】

映画『昼顔』

(C)2017 フジテレビジョン 東宝 FNS27社

この見出しではドラマ版のネタバレを含んでいます。ドラマ版未視聴の方はご注意ください。

ドラマでは夫と2人で平凡に暮らしていた紗和が教師、北野裕一郎と出会い不倫関係へと発展していきます。互いに愛し合い逃避行も試みた2人でしたが、裕一郎の妻がその居場所を突き止め、2人は示談の末に別れる事となりました。その後、紗和は夫と離婚して独り身になり、裕一郎は妻と共に離れた場所へと引越していきます。 今回の映画は紗和と裕一郎が離れてから3年後が舞台。紗和は1人慎ましく海辺の街で、レストランで働きながら静かに暮らしていました。一方の裕一郎も紗和と離れた街で妻・乃里子と暮らしていました。しかしある時、講演のために裕一郎が訪れた街は偶然にも紗和の暮らす街だったのです。 そして、偶然のめぐり合わせによって再会した2人は、3年前の事が忘れられず再び関係を持つようになります......。

映画『昼顔』禁断の恋に溺れていくキャスト

笹本紗和/上戸彩

映画『昼顔』

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北野と出会い不倫関係を持った主人公・紗和はドラマに引き続き上戸彩が演じます。不倫関係を解消した後、夫とは離婚。海辺の街で1人静かに暮らしています。

上戸は1999年にアイドルグループZ-1にてデビューし、2002年にグループが活動を休止してからはソロでもCDを出しています。女優業は2000年に『涙をふいて』で活動を開始して以来数々のドラマに出演。2007年にソフトバンクのCMで上戸家長女を演じ、2017年現在も同じシリーズCMに続けて出演しています。

2012年の9月に元EXILEのHIROと結婚し、2015年に第一子を出産。今作品『昼顔』は産後の復帰作品となっており、過激なシーンも堂々と演じ切りました。

北野裕一郎/斎藤工

映画『昼顔』

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紗和と不倫関係に陥った教師・北野裕一郎はドラマに引き続き斎藤工が演じます。ドラマでは不倫を解消した後、教師も辞めて妻と2人で離れた街へと引越し、3年後の本作品で偶然に紗和と再会する事になります。

斎藤工は2001年に映画『時の香り〜リメンバー·ミー』で俳優デビューしています。イケメン俳優のポジションにいながら、本人がイロモノな役を好んでいるためか多様な役を演じており、2014年のドラマ『昼顔』の人気と共に広く知られる事となりました。

映画監督にも挑戦し、2017年に公開された監督作『blank13』は上海国際映画祭でアジア新人賞部門最優秀監督賞を受賞しています。

2人の禁断の恋に目を見張る登場人物とキャスト

北野乃里子/伊藤歩

映画『昼顔』

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北野乃里子は裕一郎の一つ年上の妻で、ドラマに引き続き伊藤歩が演じています。ドラマの中では研究所で准教授をしており、仕事は順調なものの家事は苦手で、紗和と裕一郎の不倫をきっかけに夫婦仲が悪くなっていました。

伊藤は6歳の頃からモデルの仕事を始め、1993年に映画『水の旅人-侍KIDS-』で女優デビューしています。1996年の映画『スワロウテイル』にて日本アカデミー賞新人俳優賞および優秀助演女優賞を受賞した時にはまだ16歳で、その演技力が高く評価されています。

脇役としての出演が多い伊藤ですが、2015年放送の『その男、意識高い系。』や『婚活刑事』、連続ドラマWの「マイディアレスト」などでは主演も務めています。

杉崎尚人/平山浩行

映画『昼顔』

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杉崎尚人は映画版からの新しいキャストで、新しい人生を歩み始めた紗和が務めるレストランのオーナーという役どころです。

杉崎を演じる平山浩行は2003年にドラマ『高原へいらっしゃい』で俳優デビューし、それ以来数多くの作品に出演。イケメン俳優ながら、親しみが持てる演技で好感度が高く、代表作は2005年のビートたけし監督作品『菊次郎とさき』や、江戸にタイムスリップした医者を描いた2009年のドラマ『JIN-仁-』などです。

2008年に所属事務所を移籍しており、その時に芸名を平山広行から平山浩行に改めました。

欠かせない存在だった吉瀬美智子の出演は?【ドラマネタバレあり】

ドラマ『昼顔』で、紗和を不倫の世界にいざなった“平日昼顔妻”の滝川利佳子。夫の収入によって贅沢な生活を送りながら、常にほかの男性と不倫を楽しんでいます。最終的に子どもたちのために不倫相手との縁は切りますが、彼女はドラマにとって欠かせない重要人物でした。 そんな利佳子を演じたのは、クールな女性を演じるのを得意としている女優・吉瀬美智子です。本作が映画化されることになり彼女の出演はあるのかとファンの間で話題になりましたが、映画への出演はありません。 もう1度、吉瀬演じる利佳子の妖艶な演技を観たかったというファンが多かっただけに残念ですが、映画ではより紗和と北野のラブストーリーが濃く展開されています。

映画『昼顔』の主題歌はLOVE PSYCHEDELICO

LOVE-PSYCHEDELICO

ドラマ『昼顔』では歌手の一青窈がジャズバンド・SOIL & "PIMP" SESSIONSとコラボレーションし艶やか且つ力強く主題歌「他人の関係」を歌い上げ話題になりましたが、映画では音楽ユニットのLOVE PSYCHEDELICOが悲しい二人の恋の行方を彩る主題歌「Place of love」を歌い上げています。 映画のために書き下ろした楽曲ということもあり、作品にぴったりのイメージに仕上がっていますね。 LOVE PSYCHEDELICOといえば、錦織圭出演のクレジットカードのCMで楽曲が使われていることが記憶に新しく、ポップなイメージが強いですが、今回は悲しくも力強い歌声を聴くことができます。

監督はドラマに引き続き西谷弘が担当

映画『昼顔』

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ドラマ、映画で『昼顔』の監督を務めた西谷弘は、共同テレビジョンに入社後、CM部を経て2005年に映画『県庁の星』で監督デビューを果たしました。2009年の外交官を主人公にしたサスペンス映画『アマルフィ 女神の報酬』では、脚本、監督の両方を務めるなど多彩な才能も発揮しています。

代表作は、物理学者が難事件を解決する2008年のドラマ『ガリレオ』や、ヤクザが介護ヘルパーになる2009年のドラマ『任侠ヘルパー』などで、今回、ドラマに引き続き脚本を担当する井上由美子とは2003年の医療ドラマ『白い巨塔』でもタッグを組んでいます。

映画公開時にウォーカープラスに掲載されたインタビューでは、視聴者の「不倫」に対する考え方の変化について語りました。ドラマでは「不倫されど純愛」をテーマにラブストーリーとして作品を撮ったという西谷監督。しかし映画化されるまでの3年の間に、世間の不倫に対する風当たりは強くなりました。そこで監督は、「奪われた側の痛みを示す必要がある」と、心を新たに映画を制作したと語りました。

映画『昼顔』の脚本は井上由美子!衝撃の結末を書き下ろす

映画『昼顔』

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今回の脚本はドラマに引き続き井上由美子が担当しています。彼女が映画の衝撃的なストーリーを書き下ろしました。

井上は肯定も否定もできない「不倫」という形の恋愛を描く上で、「綺麗ごとにせず、女のずる賢さとか、男の不甲斐なさとかの生々しさを見せていくことを意識した」とシネマトゥデイでのインタビューで明かしています。これを突き止めたことで、映画は衝撃のラスト迎えることになったのでしょう。

井上は1991年に『過ぎし日の殺人』で脚本家としてデビューして以来、数々の有名ドラマや映画を手掛けています。代表作に未成年の少女による妊娠と出産を描いた社会派ドラマ『14歳の母』や、医療の現場を派閥や権力の観点から捉えた『白い巨塔』があり、2006年には弁護士が奮闘するドラマ『マチベン』で向田邦子賞を受賞しています。

上戸彩は「不倫映画」に複雑な心境

映画『昼顔』
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本作は2014年に放送されたドラマの映画化。ドラマ放送から3年もの時間が経ち、スクリーンに帰ってくる作品はそう多くはありません。 主演の上戸彩もドラマのヒットを受けて映画化されることは嬉しいと語りましたが、「不倫」が題材ということで複雑な心境だったようです。その背景には当時、連日報道されていた不倫騒動の影響があるのかもしれません。 『昼顔』が不倫ドラマの火付け役となり、2017年1月に放送された『奪い合い、冬』や4月より放送が開始した『あなたのことはそれほど』など不倫を題材に扱った作品が反響を呼んでいます。

【ネタバレ注意】映画『昼顔』には衝撃の結末が待っている

映画『昼顔』
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衝撃的な展開で話題を呼んだドラマ『昼顔』ですが、映画もさらに衝撃的な結末が待ち受けていました。『昼顔』を鑑賞したciatr編集部員が以下ネタバレ含むあらすじを紹介します。 ドラマから3年たち、「北野先生と会ってはいけない、もう連絡もしない」という示談を結んでいた紗和は不倫の事を誰も知らない海辺の街に一人でひっそりと暮らしていました。しかし偶然再会してしまう紗和と裕一郎。一度顔を合わせれば恋心は燃え上り、二人は「森でホタルをみる」という名目のもと、週に一回逢瀬を重ねるようになりました。 しかしその再会が心配で後をつけてきた裕一郎の妻、乃里子にバレてしまいます。逆上し二人をなじる乃里子ですが、その時の裕一郎の様子からもう彼の心が自分に戻ってくることはないと痛感し、離婚に向け動き始めます。 離婚協議を進めながら紗和と裕一郎は同棲を始め、すれ違うこともありつつも順調に愛を育んでいきます。そんな時、乃里子がマンションから飛び降り自殺を図ります。脊椎を損傷し歩けなくなってしまう乃里子を気遣いつつも、裕一郎の紗和に対する愛はかたくようやく離婚が決定。 周囲に迷惑をかけ、たくさんの人を悲しませながらもようやく結ばれそうな恋を目前に、舞い上がる裕一郎と紗和。しかし、所詮は「許されない恋」。二人の前には衝撃の悲劇が待ち受けていたのです。

映画『昼顔』がラストに残したメッセージとは?ネタバレ考察&解説!

ciatrのこちらの記事ではラストシーンに触れながら、そのシーンが意味することを考察&解説しています。衝撃的ラストにあなたは何を思いましたか?

映画『昼顔』に続編の可能性はある?

映画『昼顔』
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2014年に放送されたドラマの続編として、2017年に公開された映画『昼顔』。物語は映画で完結となりましたが、余韻を残したラストを描いたことで続編があるのかと勘ぐってしまう人もいたのではないでしょうか? 紗和と裕一郎の関係はこれ以上続くことはありませんが、映画のラストシーンは、紗和の人生が続いていくことを暗示していました。 しかし不倫を題材にした本作は、紗和と裕一郎という人物の、ある意味純愛を描いた作品。そのため、続編として紗和のその後の人生を描けたとしても、これまでのドラマ・映画「昼顔」とは違ったテーマの作品になりそうです。 もしシリーズが続くのであれば、1997年と2016年に2度ドラマ化された『不機嫌な果実』のように、リメイク、もしくはリブート作品として製作されるかもしれません。

ドラマ「昼顔」は映画で“完結”する。そのラストは見逃せない

映画『昼顔』
(C)2017 フジテレビジョン 東宝 FNS27社

不倫ドラマの火付け役となった『昼顔』。映画は2017年6月10日に全国で公開され、ロングヒットとなりました。DVD&ブルーレイは2017年12月20日に発売されています。 ドラマでもいったん完結の形がとられましたが、本当の“完結”は映画を観ないとわかりません。是非映画を観て、『昼顔』が伝えたかったことを考えてみてはいかがでしょうか。