2017年11月28日更新
レネー・ゼルウィガー、あの話題の女優がハリウッドに帰ってくる!
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レネー・ゼルウィガーのプロフィール
レネー・ゼルウィガーは、1969年4月25日生まれ、テキサス州出身のアメリカの女優です。
高校時代に演劇クラブに参加し、テキサス大学オースティン校では演劇の授業を履修してプロの俳優としてのキャリアを模索しはじめます。大学卒業後も俳優活動を続けたいとゼルウィガーは考えていましたが、ハリウッドへは移住せず、ヒューストン周辺でオーディションを受け続けました。そして、1994年の映画『リアリティ・バイツ』や1995年の『エンパイア レコード』で役をゲットし、さらにトム・クルーズ主演の『ザ・エージェント』(1996)でブレイクします。
レネー・ゼルウィガーの代表作『ブリジット・ジョーンズの日記』
2001年に主演した『ブリジット・ジョーンズの日記』で、レネー・ゼルウィガーは注目を集めました。
『ブリジット・ジョーンズの日記』は、ジェーン・オースティンの小説『高慢と偏見』を下敷きとして原題風にアレンジした同名小説が原作のイギリスのロマンチックコメディです。
この作品でゼルウィガーはダイエットに励むイギリス人の女性を演じるため、2つの問題をクリアしなければなりませんでした。
1つは英語の発音の問題。製作者サイドは、『ブリジット・ジョーンズの日記』を制作するにあたり、イギリス人の女優を起用しようと決めていました。しかし、オーディションにやってきたゼルウィガーと話しをするうち、英語の発音を除き、主人公にぴったりだと感じたそうで、その結果、見事主演に抜擢されました。その後、専門家について発音のレッスンを受け、イギリス英語を習得しました。
もうひとつは体型の問題です。スリムなハリウッド女優のままでは、ダイエットに悩むブリジットを演じることはできません。そのため、ゼルウィガーは毎日3,000カロリーの朝食をとり、ミルクシェイクを飲むなどして13kgの増量に成功しました。また、撮影終了後には増量前以上の体重を落とし、その体型変化で周囲を驚かせました。
この作品で彼女は、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされました。
『シカゴ』での演技が評価されゴールデングローブ賞を受賞
ブロードウェイミュージカルを映画化した『シカゴ』(2002)では、見事な歌とダンスを披露し、注目を集めました。
ゼルウィガーが演じたのは女優を目指すロキシー・ハートです。ロキシーは、彼女をスターにすると言っていた不倫相手の嘘が発覚し、彼を殺してしまいます。逮捕され収監された刑務所で出会った他の犯罪者たちの身の上、裁判での駆け引きなどをミュージカル形式で演じ、興行的にも成功を収めました。
この作品でゼルウィガーはアカデミー賞主演女優賞、英国アカデミー賞主演女優賞にノミネートし、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しました。
遂に結婚!歴代のスキャンダルの相手が豪華すぎる
レネー・ゼルウィガーは、恋多き女優としても知られています。
映画『ふたりの男とひとりの女』で共演したジム・キャリーと婚約しましたが、2000年秋に破局。2001年ごろにはジョージ・クルーニーと交際し、2003年から2004年にはロックバンド、ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトと交際していました。
2005年の5月9日にカントリー歌手のケニー・チェルズニーと結婚しましたが、同年9月にはゼルウィガーの方から婚姻無効を申請し、12月20日に正式に無効になりました。2009年の夏頃からは、『ケース39』(2006)で共演したブラッドリー・クーパーと交際し、結婚も秒読みかと噂されていましたが、約2年間の交際の末に破局しています。
2012年ごろからは、大学時代から友人であったギタリストのドイル・プラムホール二世と交際をはじめ、2年間の交際を経て結婚しました。今後は子供を持つことも検討しているということで、今度こそしあわせになってほしいですね。
あの時トイレにいたの?
レネー・ゼルウィガーは、2000年に映画『ベティ・サイズモア』で二人の殺し屋に殺された夫の妻役でもゴールデングローブ賞を獲得しています。しかし獲得のアナウンスがされた瞬間は、自身はトイレの中にいたそうです。
重要な発表の瞬間にトイレにいたって、なんか一流感がありますね。
レネー・ゼルウィガーに整形疑惑が!?
2015年の10月20日、ビバリーヒルズのフォーシーズンズホテルで開催されたElle Women in Hollywood Awardに出席したレネー・ゼルウィガー。しかし、彼女の容姿の変貌ぶりに、欧米のメディアはこぞって整形疑惑を報道しました。翌週の29日にはすっぴん写真がパパラッチされ、それでも疑惑は晴れませんでした。
これに対し本人は「生活が変わっただけ」と受け流しており、むしろ「変わったといわれてうれしい」と発言しています。
アメリカのPerezhiltonがレネーを直撃取材し、すっぴんの彼女に疑惑の質問をぶつけた際も、以下のようにコメントしています。
「オーマイゴッド、あなたはその質問を私にぶつける気ね! ちょっと私に言わせてちょうだい。私は(以前よりも)いい生活を送っているの。それからあなたも同じようにするべきって確信してるわよ」
まだまだ疑惑の目から逃れることができておらず、これからも注目があつまりそうです。
女優活動を休止していた理由は?
2010年の『My Own Love Song(原題)』を最後に、ゼルウィガーはハリウッドから遠ざかっていました。女優としての活動をしていなかった理由を、本人は次のように語っています。
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、その理由についてレネーは、「あまりにもいろんな人物を演じてきたけれど、人生について人に語るには自身の経験が足りない」と思ったのだとか。 「もめ事やスキャンダルのなかにいるのはもうこりごりよ。女優という仕事を愛しているけれど、とてもハードなの。仕事と呼ぶには不思議な職業ね」ともコメントしています。
女優業を休止していた間は、さまざまな仕事に取り組んでいたそうです。
2011年にはドイツの映画賞であるGolden Camera AwardsでBest Internatioanl Actressを受賞しており、その後もいくつかの授賞式やイベントに姿を現しています。
同年、トミー・ヒルフィガーの乳がん啓発キャンペーンで限定バッグのデザインにも参加し、広告モデルも務めました。
また、彼女の広報担当の女性が筋萎縮性硬化症を患っていることもあり、長年チャリティーイベントでの活動も行っています。
いよいよ女優として本格復帰するゼルウィガーの、今後の活躍に期待したいですね。
12年ぶりに『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』が公開!
レネー・ゼルウィガーは、自身の代表作となった『ブリジット・ジョーンズ』シリーズの第三弾『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』への出演が決定し、再び注目を集めています。
今回は、40代で予想外の妊娠をしたブリジットですが、父親が誰かわからないということで展開されるどたばたのストーリーのようです。
原作小説の最新作では婚約者のマーク・ダーシーを交通事故で亡くし、ブリジットはシングルマザーとなっていますが、マーク役のコリン・ファースの続投や撮影現場での様子も報じられ、原作とは違う展開になるとのこと。
また3度目のブリジットを演じるにあたり、今回に限っては、体重増量を契約内容から外すことを条件に出演をOKしたようです。というのも、第2作目で体重を13kg増やした際、当時35歳のゼルウィガーは撮影終了後に体重を戻すのに苦労した経験から、今回はファットスーツを着用することにしたとのこと。当初は前回同様、体重を増やすつもりでしたが、42歳の今では体に大きな負担を強いられるため、安全な道を選んだようです。
また、前2作で主要キャラクターのひとりとして登場していたダニエル・クリーヴァー役のヒュー・グラントは出演しないということです。代わりに『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』のパトリック・デンプシーが登場するとのことで、その役柄にも注目が集まっています。
『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は10月29日公開です。
『砂上の法廷』
2016年公開のキアヌ・リーヴス主演映画『砂上の法廷』に、レネー・ゼルウィガーも出演します。本作は殺人事件を取り扱う法廷の話です。真実を語る場であるはずの法廷で、証人、警察官、母親、弁護士それぞれが自分のために嘘をつく。人間の持っている汚い部分が見え隠れする映画です。
リーヴスは、裕福な父親を殺したとされる10代の容疑者を弁護する弁護士を、ゼルウィガーは、容疑者の少年の母親を演じています。
レネー・ゼルウィガーの今後の出演作
『Same Kind of Different as Me(原題)』
ゼルウィガーは、白人の資産家と黒人のホームレスの友情を描いたノンフィクションを原作とした映画『Same Kind of Different as Me(原題)』への出演も決定しています。
資産家のロン・ホール役に『リトル・ミス・サンシャイン』のグレッグ・キニア、黒人のホームレス役には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ワイルドスピード SKY MISSION』のジャイモン・フンスーがキャスティングされています。
この作品のため、ゼルウィガーはブロンドの髪をブルネットに染め、役作りをしました。彼女の役は、ふたりを引き合わせたホールの妻です。
本格的に女優業に復帰したレネー・ゼルウィガーの今後の活躍に注目ですね!