実写映画『シンデレラ』あらすじ・キャスト・声優・ネタバレ解説【リリー・ジェームズ主演】

2017年6月16日更新 12260view

ディズニーの名作アニメーションを、リリー・ジェームズを主演に迎えて製作した実写映画『シンデレラ』(2015)。美しいドレスや美術などアニメの世界が見事に再現され話題となりました。この記事では本作の情報をまとめてご紹介します。

あの名作アニメを完全再現した実写映画『シンデレラ』!

1952年に公開されたディズニーアニメーション映画『シンデレラ』は不朽の名作として、世界中の人々に親しまれている作品です。そんな名作をリリー・ジェームズ、ケイト・ブランシェットなど豪華俳優陣を迎えて実写映画化された作品が2015年に公開となりました。

世界中で愛されている童話というだけあって、見覚えのあるシーンが盛りたくさん。そして美しいドレスや場面と見事にマッチングした素晴らしい音楽は何度も何度も聴き返したくなってしまいます。

この記事では、実写映画『シンデレラ』(2015)のあらすじ、キャスト、吹き替え声優などの情報をまとめてご紹介します。

実写版シンデレラのあらすじは?

ディズニーアニメ映画『シンデレラ』の完全実写化で、実写ならではのさまざまな工夫がされている実写版『シンデレラ』。その物語は今も昔も変わらない「シンデレラストーリー」として輝きを失っていません。

幼くして母を亡くしたエラは、娘の将来を心配して再婚を決意した父も亡くしてしまいます。エラの継母となったトレメイン夫人とその連れ子のドリゼルとアナスタシアは、エラを召使いのように扱って蔑み、ひどい仕打ちを繰り返していました。

あまりの仕打ちに耐えかねたエラは屋敷を飛び出し森をさまよいますが、そこでキットという若者に出会います。実はキットは身分を隠した王子でした。二人は互いに惹かれ合い、王子は城に戻ってもエラのことが忘れられませんでした。

病床にある国王に花嫁を探すように言われた王子は、エラを探すため国中の娘たちを集めて舞踏会を開くことにしました。しかし継母と義姉の意地悪な仕打ちで、エラは舞踏会に行くために仕立て直した亡き母のドレスを破かれてしまいます。

打ちひしがれて泣いているエラの前に、老女が現れます。老女は美しい妖精の姿に変身し、エラが舞踏会へ行けるようにドレスに魔法をかけてくれました。カボチャの馬車で城へ向かったエラは、王子と再会することができたのですが・・・。

エラ/シンデレラ:リリー・ジェームズ

実写版『シンデレラ』の主人公エラを演じたのは、1989年イギリス・サリー州生まれのリリー・ジェームズです。2010年演劇学校を卒業した彼女は、2012年に『タイタンの逆襲』で映画デビュー、テレビドラマシリーズ『ダウントン・アビー』で貴族階級のローズ・マクレア役をシーズン3から演じ注目されました。

『シンデレラ』の主役に抜擢された後は、2016年に舞台『ロミオとジュリエット』のジュリエット役に抜擢され初舞台を踏み、同年テレビドラマシリーズ『戦争と平和』のナターシャ・ロストヴァ役で6エピソードに出演しています。

私生活では、イギリスの俳優マット・スミスと交際中でロンドンに同棲しているとのこと。また『シンデレラ』のオーディションでは、初めはアナスタシア役で受けていたといいます。本物のシンデレラ・ガールですね!

エラ役吹き替え声優:高畑充希

主人公エラ/シンデレラの声を担当したのは、ホリプロ所属の女優である高畑充希です。1991年生まれの大阪府出身で、歌手としても活動しています。歌手活動時の名義は「みつき」で、ワーナーミュージック・ジャパン所属。『シンデレラ』の吹き替えでもその歌声を披露しています。

舞台・テレビドラマ・映画・CMで活躍するほか、2017年3月18日公開のアニメ映画『ひるね姫~知らないワタシの物語』では主人公ココネの声を担当しています。2016年のNHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』では主演を務めました。

キット王子:リチャード・マッデン

エラに好意を寄せ探し続ける一途なキット王子を演じたのは、1986年スコットランド生まれのリチャード・マッデンです。11歳でアートセンターで演劇を学び始め、2007年にはロイヤル・スコティッシュ・アカデミーを卒業、2011年に大人気ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』のロブ・スターク役で知られるようになりました。

2016年には舞台『ロミオとジュリエット』で、ジュリエット役のリリー・ジェームズと再び共演を果たしました。私生活ではリリー・ジェームズとは良い友だちであり、2011年ごろからイギリスの女優ジェナ・ルイーズ・コールマンと交際していましたが、どうやら破局したようです。

キット王子役吹き替え声優:城田優

エラに一目惚れするキット王子の声を担当したのは、俳優の城田優です。1985年生まれの東京都出身で、若手男性俳優グループ「D-BOYS」のメンバーでした。

テレビドラマや映画の俳優としての活動のほかにも、シンガーソングライターとしてもアルバムを出しています。ミュージカル舞台も多数出演しており、ライブコンサートも行っています。洋画の声優を担当するのは『シンデレラ』が初めてです。

トレメイン夫人:ケイト・ブランシェット

エラの父親の後妻となったトレメイン夫人を演じたのは、1969年オーストラリア・メルボルン生まれのケイト・ブランシェットです。『エリザベス』シリーズでのエリザベスⅠ世役や『ホビット』シリーズのガラドリエル役などで有名ですが、2013年の『ブルージャスミン』でついにアカデミー賞主演女優賞に輝きました。

ほかにも『アビエイター』のキャサリン・ヘップバーン役でアカデミー賞助演女優賞を獲得し、男装してボブ・ディランを演じた『アイム・ノット・ゼア』でも評価されています。2008年から2010年の3年間、劇作家である夫のアンドリュー・アプトンとともにオーストラリアの権威ある劇団「シドニー・シアター・カンパニー」の監督に就任していました。

トレメイン夫人役吹き替え声優:塩田朋子

意地悪な継母トレメイン夫人の声を担当したのは、劇団「文学座」所属の女優・声優の塩田朋子です。1961年生まれの福岡県出身で、1987年に初舞台を踏み、その後も主に舞台を中心に活動しています。洋画の吹き替えではケイト・ブランシェットを担当しているほか、ダイアン・レインやエマ・トンプソンなどの女優や数多くの作品で声優を務めています。

フェアリー・ゴッドマザー:ヘレナ・ボナム=カーター

老女から美しい妖精へ変身するフェアリー・ゴッドマザーを演じたのは、1966年イギリス・ロンドン生まれのヘレナ・ボナム=カーターです。1983年に『レディ・ジューン/愛と運命のふたり』で映画デビュー、1986年公開の『眺めのいい部屋』のルーシー・ハニーチャーチ役で注目されました。

『ハリー・ポッター』シリーズのベラトリックス・レストレンジ役でも有名ですが、ティム・バートン監督の作品に数多く出演しています。バートン監督とは2人の子どもをもうけた良きパートナーでしたが、2014年に破局したことがわかりました。実は1994年の『フランケンシュタイン』で共演したケネス・ブラナーと交際していた時期もあったそうです。

フェアリー・ゴッドマザー役吹き替え声優:朴璐美

エラを魔法で助ける妖精・フェアリー・ゴッドマザーの声を担当したのは、演劇集団「円企画」所属の声優・女優・歌手・ナレーターの朴璐美です。1972年生まれの東京都出身で、テレビドラマや舞台で女優業を行うほか、声優としてテレビ・劇場アニメに多数出演しています。

洋画吹き替えではヘレナ・ボナム=カーターのほか、ヒラリー・スワンクやルーシー・リューなどの女優を担当しています。またアニメソングを歌う歌手としても活動しています。

大公:ステラン・スカルスガルド

国益を第一優先にし隣国との政略結婚を目論む大公を演じたのは、1951年スウェーデン・ヨーテボリ生まれのステラン・スカルスガルドです。身長が191センチもあり、アレクサンダー、グスタフ、ビルの3人の息子は全員俳優という芸能一家です。

1972年にストックホルム王立劇場の団員となって舞台俳優からキャリアを始め、映画デビューは1973年、その後1990年代からはハリウッド映画にも進出しました。『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』からビル・ターナー役を演じ、ケネス・ブラナー監督の『マイティ・ソー』シリーズではエリック・セルヴィグ教授で出演しています。

大公役吹き替え声優:広瀬彰勇

トレメイン夫人とともに悪巧みを企てる大公の声を担当したのは、俳優の広瀬彰勇です。1962年生まれの東京都出身で、劇団四季の舞台俳優として17年間在籍し、2009年に「Artist Company 響人」を創立しました。劇団四季退団後は声優としても活動を始め、洋画やテレビドラマの吹き替えを数多く勤めています。

ドリゼラ・トレメイン:ソフィー・マクシェラ

トレメイン夫人の連れ子の「賢い」ほうの娘ドリゼラを演じたのは、1985年イギリス・ヨークシャー州ブラッドフォード生まれのソフィー・マクシェラです。ミュージカル舞台『グッバイガール』で12歳からプロとして演技を始め、『アニー』のウエストエンド公演や地方公演にも参加しています。

その後のキャリアとしては主にテレビでの活躍が目立ち、2010年から2015年にはテレビドラマシリーズ『ダウントン・アビー』で屋敷の使用人デイジー・ロビンソン役を演じて知られるようになりました。2015年から2016年にはアメリカのテレビドラマシリーズ『Galavant(原題)』のグウェイン役で6エピソードに出演しています。

ドリゼラ役吹き替え声優:新谷真弓

トレメイン夫人の娘ドリゼルの声を担当したのは、劇団「ナイロン100℃」所属の女優・声優の新谷真弓です。1975年生まれの広島県出身で、主にナイロン100℃の舞台で活動しています。ドラマ・映画に女優として出演するほか、テレビ・劇場アニメの声優や洋画の吹き替えも担当しています。『この世界の片隅に』では主人公すずの義母サン役の声を担当し、キャスト用の広島弁ガイドにも携わっています。

アナスタシア・トレメイン:ホリディ・グレインジャー

トレメイン夫人の連れ子の「可愛い」ほうの娘アナスタシアを演じたのは、1988年イギリス・マンチェスター生まれのホリディ・グレインジャーです。6歳のころから子役として芸能活動をはじめ、リーズ大学とオープン大学で英文学を学んでいます。

2008年の『魔術師 MERLIN』でテレビドラマデビュー、2011年の『ジェーン・エア』で映画デビューを果たしています。2011年から2013年には、カナダのテレビドラマシリーズ『ボルジア家 愛と欲望の教皇一家』にルクレツィア・ボルジア役で出演し注目を集めました。

アナスタシア役吹き替え声優:加藤忍

トレメイン夫人の娘アナスタシアの声を担当したのは、俳優事務所「グランドスラム」所属の女優・声優の加藤忍です。1973年生まれの神奈川県出身で、主に「加藤建一事務所」の舞台公演で活動しており、女優として映画・テレビドラマにも出演しています。また、ドラマ・洋画の吹き替えも務めており、韓国ドラマ『トンイ』の主役トンイの声を担当していました。

国王:デレク・ジャコビ

エラが住む国の王を演じたのは、1938年イギリス・ロンドン生まれのデレク・ジャコビです。ケンブリッジ大学出身で、イギリスではとても有名なシェイクスピア俳優です。デレク・ジャコビが演じた『ハムレット』を観て、ケネス・ブラナーは俳優を志したという話もあります。

2010年のクリント・イーストウッド監督の『ヒア アフター』では朗読で本人役として出演、同年の『英国王のスピーチ』ではコスモ・ラング大司教役で出演しています。1994年にナイト位を授与され、2006年には長年のパートナーであったリチャード・クリフォードと同姓婚しています。リチャード・クリフォードも著名なシェイクスピア俳優で、『ヘンリーⅤ世』『から騒ぎ』『フランケンシュタイン』などケネス・ブラナー監督の作品にも出演しています。

国王役吹き替え声優:糸博

キット王子を優しく導く国王の声を担当したのは、声優事務所「81プロデュース」所属の声優・俳優・ナレーターの糸博です。1933年生まれの福岡県出身で、その長いキャリアの中でドキュメント番組のナレーターや洋画・海外ドラマの吹き替えのほか、アニメ声優などを務めてきました。低く渋い声が特徴で、『英国王のスピーチ』でもデレク・ジャコビ演じる大司教ラング役の声を担当しています。

エラの父:ベン・チャップリン

エラを残し旅先で亡くなったエラの父を演じたのは、1970年イギリス・ロンドン生まれのベン・チャップリンです。ギルドホール音楽演劇学校を卒業後、映画や舞台で活動を始め、1993年に『日の名残り』で映画デビュー、ハリウッド映画にも進出して1996年のアメリカ映画『好きと言えなくて』でユマ・サーマンと共演しています。

エラの父役吹き替え声優:畠中洋

エラの行く末を心配し温かく見守る父親の声を担当したのは、K-Factory所属の俳優・声優の畠中洋です。1966年生まれの山形県出身で、テレビドラマや舞台、ミュージカルなど幅広い分野で活動しています。ディズニー映画ではプリンセスの相手役の吹き替えもしており、『魔法にかけられて』ではエドワード王子、『塔の上のラプンツェル』ではフリン・ライダーの声を担当しています。

大佐:ノンソー・アノジー

王子を陰ながら支える大佐を演じたのは、1979年イギリス・ロンドン生まれのノンソー・アノジーです。2002年にロンドンの演劇学校「セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマ」を卒業し、2005年には舞台『オセロ』での演技でイアン・チャールソン賞を受賞しています。

2007年のイギリス映画『つぐない』のフランク役で注目され、その後は『コナン・ザ・バーバリアン』『ザ・グレイ』『エージェント:ライアン』『エンダーのゲーム』などのアメリカ映画にも出演しています。

大佐役吹き替え声優:乃村健次

キット王子の護衛隊長で王子の理解者である大佐の声を担当したのは、声優プロダクション「アクセント」所属の声優の乃村健次です。1970年生まれの岡山県出身で、1997年のテレビアニメ『VIRUS』で声優デビューしました。それ以降テレビ・劇場アニメを中心に活動、洋画の吹き替えも数多く担当しています。