リチャード・マッデンは肉体美の露出を制御中?『シンデレラ』の王子様役俳優の秘話を紹介
実写版『シンデレラ』の王子様役 リチャード・マッデンを徹底紹介
世界中で大人気を博したテレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の出演で一躍その名を世に知らしめ、2015年に実写版『シンデレラ』の王子様役に抜擢されたリチャード・マッデン。 そんな彼のプロフィールと出演作、こだわりや恋愛遍歴を徹底紹介します。 今後さらなる活躍が期待される正統派イケメン俳優・リチャード・マッデンについて、しっかりチェックしておきましょう。
リチャード・マッデンの基本プロフィール
■本名:リチャード・マッデン(Richard Madden) ■生年月日:1986年6月18日 ■出身地:スコットランド、レンフルーシャー ■身長:176cm ■瞳の色:ブルー リチャード・マッデンはスコットランドのレンフルーシャーで消防士だった父とティーチング・アシスタントだった母の間に生まれました。彼には、3つ年上の姉カーラと、2つ年下の妹ローレンがいます。 マッデンはシャイな性格を克服するため、11歳からアートセンターで演劇を学び始めたといいます。2007年に、ロイヤル・スコティッシュ・アカデミーを卒業。その後はイギリス国内でテレビシリーズや映画などに出演することになります。
肉体美を必要以上に晒したくない?
マッデンは高い演技力だけでなく、その肉体美と脱ぎっぷりの良さでも知られています。肉体派アクションスターではありませんが、その鍛え上げられた肉体はいつも視聴者の視線を釘付けにしてきました。 しかし本人は、自分の肉体美が一般人男性の身体の基準とかけ離れていることをとても心配していると英ヴォーグ誌のインタビューで語っています。 美しい肉体でなければという強迫観念はなにも女性に限ったことではないとし、「色んな仕事で、減量しろ、ジムに行けって数えきれないほど言われました。女性だけじゃないんですよ。男性も同じ状況です」とつづけました。 そのため最近は、ストーリー上の必然性がなければ肉体を晒すシーンは断っているのだとか。
『ボディガード -守るべきもの-』でのスコットランド訛りがセクシーと評判
イギリスの俳優の多くは出演作によって英語の発音に気を配るものですが、テレビシリーズ『ボディガード -守るべきもの-』(2018〜)でマッデンは、自身の地元スコットランドの訛りで演技をしています。 その発音がセクシーだと話題に。ドラマの刺激的な内容も相まって多くのファンを魅了しています。日本ではNetflixで配信されていますので、まだ観たことがない方はチェックしてみては?
『ゲーム・オブ・スローンズ』のロブ・スターク役で大ブレイク
リチャード・マッデンは映画並みの規模とクオリティで世界的に大ヒットを記録したテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」にロブ・スターク役で出演し、一躍ブレイクを果たしました。 彼が演じたロブは北部ウィンターフェルを統治するスターク家の長男。父エダードと同じく名誉と公正さを身につけた人物で、私生児であるジョン・スノウとも親しく、またスターク家で人質として育てられたシオン・グレイジョイとは親友という好青年です。 本作で共演したキット・ハリントン(ジョン役)やアルフィー・アレン(シオン役)、ミシェル・フェアリー(母キャトリン役)とはプライベートでも仲が良いそうです。
実写版『シンデレラ』の王子様役に抜擢
リチャード・マッデンは、2015年に公開された実写映画『シンデレラ』でキット王子役を務めました。聡明で情熱的、騎士道精神の持ち主であるキット王子は、鹿狩りの途中で偶然出会ったエラ(シンデレラ)と恋に落ちます。 『ゲーム・オブ・スローンズ』のロブ・スターク役でも発揮された上品で聡明な雰囲気が王子様役にぴったりですね。 そんなマッデンですが、王子を演じるにあたって大きな問題を克服しなければいけなかったそうです。それは、壊滅的にワルツが踊れないこと。本人もそれは重々承知していたようで、相当な努力をしたそうです。製作側からは実際の衣装ではなく練習用の衣装を使用するように言われてしまい、それが2着もダメになるまで練習したのだとか。 完璧な王子様は、そんなとてつもない努力のうえにできあがっていたのです。
エルトン・ジョンの半生を描くミュージカル映画『ロケットマン』に出演
マッデンは2019年8月23日に日本公開が予定されているエルトン・ジョンの半生を題材にしたミュージカル映画『ロケットマン』に出演しています。 マッデンが演じるのは、エルトンのマネージャーで当時の恋人だったジョン・リード。彼は1970年から1998年の28年間にわたってエルトンのマネージャーを務め、そのうち5年間は恋人同士でした。『ロケットマン』では、エルトン・ジョンを演じるタロン・エジャトン(エガートン)とマッデンのラブシーンなどがあり、イギリスでは2019年5月24日に、アメリカでは5月31日にR指定で公開されたことでも話題になりました。
「007」新ジェームズ・ボンド役の候補に
2020年2月に公開が予定されている「007」シリーズ最新作『ボンド25(原題)』。本作でジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグが降板することが決まり、次のボンドは誰が演じるのかに注目が集まっています。 これまでにMCUロキ役で知られるトム・ヒドルストンや「X-MEN」シリーズのマイケル・ファスベンダー、初のアフリカ系ボンドとなるのでは、と言われているイドリス・エルバなど、多くの実力派俳優の名前が挙がってきました。 そんななか、新たにリチャード・マッデンがボンド役の有力候補になっているとの情報が。Mail Onlineによれば2018年10月、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリがマッデンに注目し、交渉を開始しようとしたとのこと。 英GQのインタビューでこの件について聞かれたマッデンは「みんな、この件の噂をするのが好きなだけですよ」「今回はたまたま僕が標的になっただけ。来週にはまた別の人が噂の中心になりますよ」とコメント。 しかし、2019年5月現在マッデンが出演している「ボディガード」の製作に関わっているプロデューサーのひとりは、「彼が同作のシーズン2に出演するかはわからない。ジェームズ・ボンド役が決まるかどうかによるから、我々にはなんとも言えない」と語っています。 新ボンド候補者と言われているなかでは最年少のマッデン。今後の動向に注目したいですね!
リチャード・マッデンのこれまでの彼女や恋愛遍歴は?
2011年から2016年にかけて、リチャード・マッデンは女優のジェナ・コールマンと交際していました。コールマンは2012年から2015年にかけてイギリスの人気SFシリーズ「ドクター・フー」にレギュラー出演していたことでも知られており、2017年には主演ドラマ『Victoria(原題)』で数多くの賞にノミネートされました。 しかし、お互いに仕事が忙しくなったり、コールマンとイギリス王室のヘンリー王子のデートが目撃されたことで破局してしまったようです。 その後、アイルランド出身のテレビ司会者ローラ・ホイットモアとの交際の噂もありましたが、詳細は不明。2017年には10歳年下の女優、エリー・バンバーと交際を開始しましたが、2019年に破局してしまったようです。
リチャード・マッデンに今後も注目!
『ゲーム・オブ・スローンズ』で人気俳優の仲間入りを果たし、映画『シンデレラ』、テレビシリーズ『ボディガード -守るべきもの-』と活躍をつづけているリチャード・マッデン。2019年8月23日に日本公開される『ロケットマン』でも重要な役割を演じています。また、次のジェームズ・ボンド役候補にも名前が挙がるなど、ますます注目を集めています。 2019年12月公開予定の『1917(原題)』にも出演。さらにMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新作『エレメンタルズ(原題)』への出演も噂されています。 今後も注目のリチャード・マッデン。正統派イケメンなだけではない実力派俳優として、さらに活躍の幅を広げてくれることでしょう。