2017年7月6日更新

映画『ホビット』シリーズについての意外な21の事実

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『ホビット』

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1.ビルボ役はダニエル・ラドクリフだったかも?

ホビット
ビルボ役のマーティン・フリーマンは当初他の作品の撮影スケジュールのため、出演が不可能だったのこと。しかしピーター・ジャクソン監督がスケジュールを再調整、交渉の結果無事出演できることに。 その調整の間「ハリーポッター」でお馴染みの
や『トランスフォーマー』の
が検討されていたそうです。

2.映画の中の台詞がきっかけでスティングが商品に

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スティング (原作の「つらぬき丸」って訳も面白いですね) はビルボの短剣のことですが、一作目「ホビット 思いがけない冒険」でドワーフに「剣というよりペーパーナイフだな」なんて言われています。この台詞がきっかけで映画公開後、実際にスティングを模したペーパーナイフが売られることに。

3.監督がカメオ出演

ピーター・ジャクソン
実はピーター・ジャクソンがカメオ出演しちゃってます。『ホビット 思いがけない冒険』『ホビット 竜に奪われた王国』では確認できますが、もしこれからまた観る機会があれば探してみましょう!

4.レゴラスは原作には登場しない

ロードオブザリング
オーランド・ブルーム演じるレゴラスは『ホビット 竜に奪われた王国』から出演しますが、実は原作のホビットシリーズには未登場(もちろん「指輪物語」には登場します!)。ちなみに『ホビット 決戦のゆくえ』にも引き続き登場します。

5.エルフの剣が傘立てに!?

ホビット
レゴラスの父親でエルフ王のスランドゥイル。彼を演じたリー・ペイスは制作後もエルフの剣を自分のものにしていたらしいのですが、報じられたところによると彼の傘立てに突っ込んであったそうです。 ちなみにこの剣を模したペーパーナイフも売っているらしいです。

6.タウリエルも原作にはいない

ホビット
が演じるエルフの守備隊長タウリエル。彼女は原作のホビットだけでなく指輪物語にも登場しないオリジナルキャラ。ピーター監督の、話の中にもっと女性を登場させたいという理由から創られたエルフです。確かによく考えると女性キャラ少ないですよね。

7.「五軍の決戦」はなんと45分も

原題にもなっているクライマックスの「五軍の決戦(The Battle of the Five Armies)」のシーンはなんと45分にも及びます。

8.ゴラム役のアンディ・サーキスはこんなことまで

』でもお馴染みのゴラムですが、彼をモーションキャプチャで演じているのはアンディ・サーキス。彼は『ホビット 思いがけない冒険』で撮影第二班の監督をもしています。 また彼は『
』ではゴジラを、『猿の惑星: 新世紀/創世記』ではシーザーをモーションキャプチャで演じていた人物でもあるのです。

9.ホビットは以前にも映画化

ホビット
「ホビット」は本シリーズが初の映画化ではなく、1977年にアニメのテレビ映画として公開されていました。ちなみにこのガンダルフの声は、『マルタの鷹』や『007 カジノロワイヤル』で知られる映画監督ジョン・ヒューストンということ。

10.エキストラから出世した俳優!?

ジェド・ブロフィー演じるノーリは『ロード・オブ・ザ・リング』3部作にも登場する唯一のドワーフですが、ジェドの顔が鮮明に映るのは『ホビット 思いがけない冒険』が初めてです。 ピーター・ジャクソンによると、ジェド・ブロフィーは『ロード・オブ・ザ・リング』3部作でオークや村人などエキストラとして何度も出演していたそうです。

11.新たな撮影手法を採用!?

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『ホビット 思いがけない冒険』は新たな撮影手法48fpsを採用した作品です。fpsとはフレーム・パー・セカンドの略で、1秒間に表示される画像の数を意味します。 一般的な映画は24fpsを採用していますが、本作はその倍です。そのため、アクションシーンなど動きが激しい場面の映像がより鮮明になっています。

12.ガンダルフ=フロド、ビルボ=その他のお笑い担当ホビット!?

ホビット
『ロード・オブ・ザ・リング』3部作では主人公フロドはヒーロー、サム、メリー、ピピンがコメディリリーフを担っていました。 一方、『ホビット 思いがけない冒険』では主人公ビルボはコメディリリーフを担い、ドラマチックな役割を担ったのはガンダルフでした。そのため、マーティン・フリーマン(ビルボ)は本作には必要不可欠だったそうです。

13.原作とは別物!?

ホビット
『ホビット 思いがけない冒険』はJ・R・R・トールキンの『ホビットの冒険』を原作にした作品です。 しかし、ガンダルフのプロットやドワーフがドラゴンに支配された国から追い出された設定などピーター・ジャクソンは原作にはない設定を数多く取り入れていました。

14.青の魔法使いの名前がない理由とは!?

ホビット
魔法使いが何人いるか?と聞かれ、ガンダルフは自分、サルマン、ラダガスト、そして青の魔法使い2人の5人と答えます。 この2人の青の魔法使いはJ・R・R・トールキン原案、トールキンの息子編集の未完本に登場し、“アラタール”“パルランド”という名前がありました。 しかし、映画では権利を獲得できなかったため、青の魔法使いの名前が使用できなかったそうです。

15.ゴラムがアクション指導していた!?

原作のゴラム登場場面は1シーンしかありませんでした。ゴラムを演じたアンディ・サーキスは本作の撮影を初週に終えていましたが、アクション監督として現場にとどまっていたそうです。

16.シリーズ初の不名誉!?

アカデミー賞
『ホビット 思いがけない冒険』は世界中で大ヒットを飛ばしましたが、本作はピーター・ジャクソン『ロード・オブ・ザ・リング』フランチャイズで初めてアカデミー作品賞ノミネートを逃した作品です。

17.親から子供へ受け継がれた武器!?

ロードオブザリング
ピーター・ハンブルトン演じるドワーフ“グローイン”は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに登場したギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)の父親、2人は同じ斧を使用しています。

18.そのまま過ぎる特徴!?

サルマン、ガンダルフ、ラダガストはそれぞれ“白”、“グレー”、“ブラウン”の魔法使いとして知られています。彼らのニックネームはそのまま服や髪の毛の色とリンクしています。 またサルマンは唯一、帽子やマントで頭を覆っていない魔法使いです。

19.ドラゴンは少女の声!?

スマウグがエレボールを襲撃するファーストシーンであげている雄叫びにSFX監督の7歳の娘の声が使用されていたそうです。娘の叫び声を録音後、ドラゴンの雄叫びに加工されていました。

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20.本物の体毛で演じられた唯一のドワーフ!?

唯一キーリを演じたエイダン・ターナーはリアルな体毛でドワーフを演じていたそうです。他の12人の俳優は付け髭や付け顔毛でドワーフを演じていました。

21.サルマンは別行動だった!?

本作はニュージーランドで大規模な撮影が行われていましたが、イアン・ホルム(現在のビルボ)とクリストファー・リー(サルマン)は健康上問題を抱えていたため、ロンドンのパインウッズスタジオで撮影に臨んでいたそうです。