2026年10月7日更新

蒼井優の出演映画一覧・おすすめ17選!『リリイ・シュシュのすべて』から『ふつうの子ども』まで、透明感と凄みの名演

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蒼井優

『フラガール』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、『彼女がその名を知らない鳥たち』で同最優秀主演女優賞に輝いた蒼井優。岩井俊二監督の『リリイ・シュシュのすべて』でスクリーンデビューして以来、山田洋次、黒沢清、白石和彌ら名だたる監督の作品に出演し、透明感のある少女から心に闇を抱えた女性まで、作品ごとにまったく違う顔を見せています。 2025年には『TOKYOタクシー』で若き日の高野すみれを演じ、第49回日本アカデミー賞の優秀助演女優賞を受賞しました。2027年1月29日には、主演映画『無用の人』の公開も控えています。 この記事では、最新作『TOKYOタクシー』までの出演映画一覧と、代表作『フラガール』『百万円と苦虫女』を含むおすすめ映画17作品を、最新作から順に紹介します。

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蒼井優のプロフィール!映画・ドラマ・舞台で活躍する実力派

蒼井優
名前蒼井優(あおい ゆう)
生年月日1985年8月17日
出身地福岡県
主な出演映画『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』『フラガール』『百万円と苦虫女』『彼女がその名を知らない鳥たち』『スパイの妻〈劇場版〉』『TOKYOタクシー』
主な受賞歴第30回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞・新人俳優賞(『フラガール』)
第49回ブルーリボン賞 主演女優賞(『フラガール』『ハチミツとクローバー』)
第41回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞(『彼女がその名を知らない鳥たち』)
第91回キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞(『彼女がその名を知らない鳥たち』)

蒼井優は1985年8月17日生まれ、福岡県出身の俳優です。1999年にミュージカル『アニー』で舞台デビューし、2001年に岩井俊二監督の『リリイ・シュシュのすべて』で映画デビューを果たしました。 2004年の『花とアリス』で鈴木杏とW主演を務め、2006年には『フラガール』『ハチミツとクローバー』に出演。第30回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞と新人俳優賞を受賞し、ブルーリボン賞の主演女優賞にも輝いて、若手実力派として広く知られる存在になりました。 その後も『百万円と苦虫女』『洋菓子店コアンドル』『アズミ・ハルコは行方不明』などで主演を重ね、2017年の『彼女がその名を知らない鳥たち』で第41回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞。2020年には黒沢清監督の『スパイの妻〈劇場版〉』で主演を務め、同作は第77回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)に輝いています。2026年にはドラマ『Tシャツが乾くまで』でも主演するなど、映画・ドラマ・舞台の第一線で活躍を続けています。

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蒼井優の出演映画一覧【年代順】

蒼井優の主な出演映画を、公開年の古い順にまとめました。

公開年作品名役名
2001年『リリイ・シュシュのすべて』津田詩織
2004年『花とアリス』有栖川徹子(W主演)
2005年『ニライカナイからの手紙』安里風希(主演)
2005年『亀は意外と速く泳ぐ』扇谷クジャク
2005年『男たちの大和/YAMATO』野崎妙子
2006年『ハチミツとクローバー』花本はぐみ
2006年『フラガール』谷川紀美子
2006年『虹の女神 Rainbow Song』佐藤かな
2006年『鉄コン筋クリート』シロ(声)
2007年『蟲師』淡幽
2007年『クワイエットルームにようこそ』ミキ
2008年『人のセックスを笑うな』えんちゃん
2008年『百万円と苦虫女』佐藤鈴子(主演)
2010年『おとうと』高野小春
2010年『雷桜』遊
2011年『洋菓子店コアンドル』臼場なつめ(主演)
2012年『るろうに剣心』高荷恵
2013年『東京家族』間宮紀子
2014年『春を背負って』高澤愛
2014年『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』高荷恵
2015年『岸辺の旅』松崎朋子
2015年『花とアリス殺人事件』有栖川徹子(声)
2016年『家族はつらいよ』間宮憲子
2016年『オーバー・フェンス』田村聡
2016年『アズミ・ハルコは行方不明』安曇春子(主演)
2017年『東京喰種 トーキョーグール』神代利世
2017年『彼女がその名を知らない鳥たち』北原十和子(W主演)
2018年『斬、』ゆう
2018年『ペンギン・ハイウェイ』お姉さん(声)
2019年『長いお別れ』東芙美
2019年『宮本から君へ』中野靖子
2019年『海獣の子供』安海加奈子(声)
2020年『ロマンスドール』北村園子
2020年『スパイの妻〈劇場版〉』福原聡子(主演)
2020年『おらおらでひとりいぐも』桃子(若き日)
2021年『るろうに剣心 最終章 The Final』高荷恵
2022年『Dr.コトー診療所』仲依ミナ
2025年『ふつうの子ども』上田恵子
2025年『ミーツ・ザ・ワールド』ユキ
2025年『TOKYOタクシー』高野すみれ(若き日)
2027年『無用の人』(1月29日公開予定)羽島聡美(主演)

※主な劇場公開作を掲載しています。(声)は声の出演です。

蒼井優のおすすめ出演映画17選

ここからは、蒼井優の出演映画の中から、おすすめの17作品を紹介します。最新作から順に見ていきましょう。

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『TOKYOタクシー』(2025年)高野すみれ(若き日)役

公開日2025年11月21日
監督山田洋次
脚本山田洋次、朝原雄三
原作フランス映画『パリタクシー』(2022年)
上映時間103分
主なキャスト倍賞千恵子、木村拓哉、蒼井優、迫田孝也、優香、中島瑠菜 ほか
蒼井優の役高野すみれ(若き日):倍賞千恵子演じるすみれの若いころ

『TOKYOタクシー』は、2025年11月21日に公開された山田洋次監督の映画です。2022年のフランス映画『パリタクシー』を原作に、舞台を東京に移して描き直しました。松竹の創業130周年記念作品でもあります。 タクシー運転手の宇佐美浩二(木村拓哉)は、85歳の高野すみれ(倍賞千恵子)を、東京・柴又から神奈川・葉山の施設まで送ることになります。道中で何か所も寄り道を頼むすみれは、やがて自らの人生をぽつりぽつりと語りはじめます。 蒼井優が演じたのは、すみれの語る回想パートに登場する若き日の高野すみれです。『東京家族』『家族はつらいよ』シリーズに続く山田洋次作品への出演で、この役で第49回日本アカデミー賞の優秀助演女優賞を受賞しました。倍賞千恵子とふたりでひとりの女性の人生を紡ぐ、静かで力強い演技に注目です。

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『ミーツ・ザ・ワールド』(2025年)ユキ役

『ミーツ・ザ・ワールド』 杉咲花
©金原ひとみ/集英社・映画「ミーツ・ザ・ワールド」製作委員会
公開日2025年10月24日
監督松居大悟
脚本國吉咲貴、松居大悟
原作金原ひとみ『ミーツ・ザ・ワールド』
上映時間126分
主なキャスト杉咲花、南琴奈、板垣李光人、蒼井優、渋川清彦 ほか
蒼井優の役ユキ:歌舞伎町で由嘉里と出会う作家

『ミーツ・ザ・ワールド』は、2025年10月24日に公開された映画です。第35回柴田錬三郎賞を受賞した金原ひとみの同名小説を、『アズミ・ハルコは行方不明』でも蒼井優と組んだ松居大悟監督が映画化しました。 擬人化焼肉漫画をこよなく愛する27歳の会社員・由嘉里(杉咲花)は、合コンで泥酔したところを歌舞伎町のキャバ嬢・ライ(南琴奈)に助けられます。ライとの奇妙な同居生活をきっかけに、由嘉里はこれまで知らなかった街の人々と出会っていきます。 蒼井優が演じたのは、由嘉里が歌舞伎町で出会う毒舌の作家・ユキです。ライのことで悩む由嘉里の話に耳を傾けながら、ときに辛辣な言葉を投げかけます。杉咲花との掛け合いで見せる、つかみどころのない大人の色気が魅力です。

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『ふつうの子ども』(2025年)上田恵子役

「ふつうの子ども」嶋田鉄太、唯士、蒼井優
(C)2025「ふつうの子ども」製作委員会
公開日2025年9月5日
監督呉美保
脚本高田亮
原作オリジナル
上映時間96分
主なキャスト嶋田鉄太、瑠璃、味元耀大、瀧内公美、風間俊介、蒼井優 ほか
蒼井優の役上田恵子:主人公・唯士の母

『ふつうの子ども』は、2025年9月5日に公開された呉美保監督の映画です。『そこのみにて光輝く』『きみはいい子』でも呉美保監督と組んだ高田亮が脚本を手がけた、オリジナル作品です。 生き物が好きな小学4年生の上田唯士(嶋田鉄太)は、両親と3人暮らしの10歳。環境問題に高い意識を持つクラスメイト・三宅心愛(瑠璃)に恋をした唯士は、彼女の環境活動に加わります。そこへクラスの問題児・橋本陽斗(味元耀大)も合流し、3人の活動は思わぬ方向へ転がっていきます。 蒼井優が演じたのは、主人公・唯士の母親・上田恵子です。子どもたちの目線で描かれる物語の中で、息子をそばで見守る母親を自然体で演じました。子どもたちのまっすぐな姿と、それを受け止める大人たちの表情が胸に残る1本です。

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『スパイの妻〈劇場版〉』(2020年)福原聡子役

スパイの妻
©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
公開日2020年10月16日
監督黒沢清
脚本濱口竜介、野原位、黒沢清
上映時間115分
主なキャスト蒼井優、高橋一生、東出昌大、坂東龍汰、恒松祐里、笹野高史 ほか
蒼井優の役福原聡子:貿易会社を営む福原優作の妻(主演)

『スパイの妻〈劇場版〉』は、2020年10月16日に公開された黒沢清監督の映画です。同年6月にNHK BS8Kで放送されたドラマを、スクリーンサイズや色調を新たにして劇場版としました。第77回ヴェネツィア国際映画祭では、黒沢清が銀獅子賞(監督賞)を受賞しています。 1940年、太平洋戦争開戦前夜の神戸。貿易会社を営む夫・福原優作(高橋一生)と何不自由なく暮らしていた聡子は、満州から戻った夫の様子に違和感を覚えます。やがて夫が国家の機密に関わる何かを抱えていると知り、聡子は自らの生き方を選び取っていきます。 蒼井優が演じたのは、主人公の福原聡子です。ドラマ『贖罪』、映画『岸辺の旅』に続く黒沢清監督とのタッグで、時代の空気に無頓着だった妻が、夫を信じ抜こうと大胆な行動に出る姿を体現しました。抑えた佇まいから激情へと振り切れる、蒼井優の真骨頂ともいえる熱演です。

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『ロマンスドール』(2020年)北村園子役

『ロマンスドール』高橋一生 蒼井優
©2019「ロマンスドール」製作委員会
公開日2020年1月24日
監督・脚本タナダユキ
原作タナダユキ『ロマンスドール』
上映時間123分
主なキャスト高橋一生、蒼井優、浜野謙太、三浦透子、大倉孝二、ピエール瀧、渡辺えり、きたろう ほか
蒼井優の役北村園子:哲雄の妻となる元美術モデル

『ロマンスドール』は、2020年1月24日に公開された映画です。『百万円と苦虫女』でも蒼井優を主演に迎えたタナダユキが、自身の同名小説をもとに監督・脚本を手がけました。 美大を卒業後、ひょんなことからラブドール職人として働きはじめた北村哲雄(高橋一生)。ある日、ドール制作のために美術モデルとして現れた園子に一目惚れし、ふたりは結婚します。しかし哲雄は、自分の仕事を妻に隠したままでした。 蒼井優が演じたのは、哲雄の妻・北村園子です。美しく気立てのよい妻として哲雄を支えながら、園子もまた夫に言えない秘密を抱えています。10年にわたる夫婦の時間を、高橋一生とともに丁寧に積み重ねていく演技が心に残ります。

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『宮本から君へ』(2019年)中野靖子役

『宮本から君へ』
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会
公開日2019年9月27日
監督真利子哲也
脚本真利子哲也、港岳彦
原作新井英樹『宮本から君へ』
上映時間129分
主なキャスト池松壮亮、蒼井優、井浦新、松山ケンイチ、佐藤二朗 ほか
蒼井優の役中野靖子:宮本と恋に落ちる女性

『宮本から君へ』は、2019年9月27日に公開された真利子哲也監督の映画です。新井英樹の同名漫画を原作に、2018年にテレビ東京で放送されたドラマ版のその後を、池松壮亮と蒼井優が続投して描きました。R15+指定の作品です。 文具メーカーの営業マン・宮本浩(池松壮亮)は、不器用ながら筋を通さずにはいられない青年です。自立した女性・中野靖子と恋に落ちた宮本は、ある出来事をきっかけに、人生最大の試練と向き合うことになります。 蒼井優が演じたのは、宮本の恋人・中野靖子です。この作品や『長いお別れ』などでの演技により、第11回TAMA映画賞の最優秀女優賞を受賞しました。池松壮亮と真正面からぶつかり合う、むき出しの感情表現は圧巻です。

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『長いお別れ』(2019年)東芙美役

『長いお別れ』
(C)2019『長いお別れ』製作委員会
公開日2019年5月31日
監督中野量太
脚本中野量太、大野敏哉
原作中島京子『長いお別れ』
上映時間127分
主なキャスト蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山崎努、北村有起哉、中村倫也 ほか
蒼井優の役東芙美:東家の次女

『長いお別れ』は、2019年5月31日に公開された中野量太監督の映画です。原作は直木賞作家・中島京子の同名小説で、認知症になった父と家族の7年間を描きました。 厳格な父・東昇平(山崎努)の誕生日に久しぶりに集まった娘たちは、父が認知症になったことを母・曜子(松原智恵子)から告げられます。少しずつ記憶を失っていく父と向き合いながら、家族はそれぞれの人生の岐路に立たされていきます。 蒼井優が演じたのは、東家の次女・芙美です。夢や恋がなかなかうまくいかず、もがきながら父に寄り添っていく芙美を、自然体で演じました。長女・麻里役の竹内結子との姉妹の掛け合いも見どころで、笑いと涙が同居する、やさしい家族の物語に浸れる1本です。

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『彼女がその名を知らない鳥たち』(2017年)北原十和子役

『彼女がその名を知らない鳥たち』(2017年)
©2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
公開日2017年10月28日
監督白石和彌
脚本浅野妙子
原作沼田まほかる『彼女がその名を知らない鳥たち』
上映時間123分
主なキャスト蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊、村川絵梨 ほか
蒼井優の役北原十和子:15歳上の陣治と暮らす女性(阿部サダヲとW主演)

『彼女がその名を知らない鳥たち』は、2017年10月28日に公開された白石和彌監督の映画です。沼田まほかるのミステリー小説を原作に、蒼井優と阿部サダヲがW主演を務めました。R15+指定の作品です。 十和子は、15歳上の佐野陣治(阿部サダヲ)と暮らしながら、下品で不潔な彼を嫌悪し、それでいて経済的には頼りきっています。8年前に別れた男・黒崎(竹野内豊)を忘れられずにいた十和子は、ある日、刑事から黒崎が行方不明になっていると知らされます。 蒼井優が演じたのは、わがままで身勝手な女性・十和子です。この役で第41回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞と、第91回キネマ旬報ベスト・テンの主演女優賞を受賞しました。観客の共感を拒むような女性を、目が離せない存在に変えてしまう凄みに圧倒されます。

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『アズミ・ハルコは行方不明』(2016年)安曇春子役

公開日2016年12月3日
監督松居大悟
脚本瀬戸山美咲
原作山内マリコ『アズミ・ハルコは行方不明』
上映時間100分
主なキャスト蒼井優、高畑充希、太賀、葉山奨之、石崎ひゅーい、加瀬亮 ほか
蒼井優の役安曇春子:地方都市で暮らす独身の会社員(主演)

『アズミ・ハルコは行方不明』は、2016年12月3日に公開された松居大悟監督の映画です。山内マリコの同名小説を原作に、蒼井優が主演を務めました。主題歌はチャットモンチーが担当しています。 地方都市で暮らす独身の会社員・安曇春子が、ある日突然姿を消します。街には春子の顔をモチーフにしたグラフィティアートが広がり、男たちを無差別に襲う女子高生集団の噂もささやかれるように。物語は、春子の失踪前と失踪後のふたつの時間軸を行き来しながら進みます。 蒼井優が演じたのは、行方不明になる主人公・安曇春子です。閉塞感のある日常に息苦しさを抱える20代後半の女性を、等身大の姿で演じました。高畑充希らとともに描く、ポップでひりひりとした群像劇が楽しめます。

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『オーバー・フェンス』(2016年)田村聡役

『オーバー・フェンス』 オーバーフェンス
公開日2016年9月17日
監督山下敦弘
脚本高田亮
原作佐藤泰志『オーバー・フェンス』
上映時間112分
主なキャストオダギリジョー、蒼井優、松田翔太、北村有起哉、満島真之介 ほか
蒼井優の役田村聡:鳥の求愛ダンスをまねる風変わりなホステス

『オーバー・フェンス』は、2016年9月17日に公開された山下敦弘監督の映画です。『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』に続く、佐藤泰志の小説を原作とした「函館三部作」の最終章にあたります。 妻と別れ、故郷の函館に戻ってきた白岩義男(オダギリジョー)は、職業訓練校に通いながら、学校とアパートを往復するだけの空虚な毎日を送っていました。そんなある日、白岩は訓練校の仲間・代島(松田翔太)に連れられて行ったキャバクラで、鳥の求愛ダンスをまねる風変わりなホステス・聡と出会います。 蒼井優が演じたのは、激しい感情の起伏を抱えるホステス・田村聡です。オダギリジョーと向き合いながら見せる、危うさと純粋さが同居した芝居は必見です。

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『東京家族』(2013年)間宮紀子役

公開日2013年1月19日
監督山田洋次
脚本山田洋次、平松恵美子
上映時間146分
主なキャスト橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、妻夫木聡、蒼井優 ほか
蒼井優の役間宮紀子:平山家の次男・昌次の恋人

『東京家族』は、2013年1月19日に公開された山田洋次監督の映画です。小津安二郎監督の名作『東京物語』(1953年)をモチーフに、現代の家族の姿を描きました。 瀬戸内海の小さな島で暮らす平山周吉(橋爪功)と妻・とみこ(吉行和子)は、東京で暮らす3人の子どもたちに会うため上京します。しかし、それぞれに忙しい子どもたちとの間には、少しずつすれ違いが生まれていきます。 蒼井優が演じたのは、次男・昌次(妻夫木聡)の恋人・間宮紀子です。上京した周吉ととみこに心を込めて接する、気立てのよい女性として描かれます。のちの『家族はつらいよ』シリーズにもつながる、山田洋次作品での蒼井優の原点ともいえる役です。

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『るろうに剣心』(2012年)高荷恵役

るろうに剣心 2013
公開日2012年8月25日
監督大友啓史
脚本藤井清美、大友啓史
原作和月伸宏『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』
上映時間134分
主なキャスト佐藤健、武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、江口洋介、香川照之 ほか
蒼井優の役高荷恵:武田観柳のもとから逃げ出してきた女医

『るろうに剣心』は、2012年8月25日に公開された大友啓史監督の映画です。『週刊少年ジャンプ』で連載された和月伸宏の人気漫画を、佐藤健主演で実写化しました。 幕末に「人斬り抜刀斎」と恐れられた緋村剣心(佐藤健)は、明治の世では人を斬れない逆刃刀を携え、流浪人として旅を続けていました。東京にたどり着いた剣心は、神谷道場の師範代・神谷薫(武井咲)と出会い、やがて街を脅かす陰謀に巻き込まれていきます。 蒼井優が演じたのは、実業家・武田観柳(香川照之)のもとから逃げ出してきた女医・高荷恵です。続編の『京都大火編』『伝説の最期編』、さらに『最終章 The Final』でも同じ役を演じました。大迫力のアクションの合間に、恵の凛とした存在感が光ります。

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『百万円と苦虫女』(2008年)佐藤鈴子役

公開日2008年7月19日
監督・脚本タナダユキ
原作オリジナル
上映時間121分
主なキャスト蒼井優、森山未來、ピエール瀧、笹野高史、竹財輝之助 ほか
蒼井優の役佐藤鈴子:百万円貯まるたびに町を移り住む21歳の女性(主演)

『百万円と苦虫女』は、2008年7月19日に公開された映画です。タナダユキが監督と脚本を手がけたオリジナル作品で、蒼井優が主演を務めました。 短大を卒業したもののアルバイト暮らしを続ける21歳の佐藤鈴子は、ささいなトラブルから前科がつき、実家に居づらくなってしまいます。「百万円貯まったら家を出ていく」と宣言した鈴子は、百万円貯めるたびに見知らぬ町へと移り住んでいきます。 蒼井優が演じたのは、人と深く関わることを避けながら町を転々とする主人公・佐藤鈴子です。海辺の町や山あいの村で出会う人々との交流を、飾らない表情で見せていきます。森山未來との不器用な恋模様にも胸が締めつけられる、蒼井優の代表作のひとつです。

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『フラガール』(2006年)谷川紀美子役

公開日2006年9月23日
監督李相日
脚本李相日、羽原大介
原作オリジナル(実話をもとにした作品)
上映時間120分
主なキャスト松雪泰子、蒼井優、豊川悦司、山崎静代、富司純子、岸部一徳 ほか
蒼井優の役谷川紀美子:フラダンサーを目指す炭鉱町の少女

『フラガール』は、2006年9月23日に公開された李相日監督の映画です。福島県いわき市の常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾートハワイアンズ)誕生にまつわる実話をもとに描かれ、第30回日本アカデミー賞では最優秀作品賞に輝きました。 昭和40年、閉山の危機に揺れる炭鉱の町。町の再生をかけて計画されたレジャー施設の目玉として、フラダンスショーのダンサーが募集されます。東京から招かれたダンス教師・平山まどか(松雪泰子)のもと、炭鉱の娘たちは未経験のフラダンスに挑んでいきます。 蒼井優が演じたのは、炭鉱で働く母(富司純子)の反対を押し切ってフラダンスに打ち込む少女・谷川紀美子です。この役で第30回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞などを受賞しました。クライマックスで披露する本格的なフラダンスは、何度見ても胸が熱くなります。

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『ハチミツとクローバー』(2006年)花本はぐみ役

公開日2006年7月22日
監督高田雅博
脚本河原雅彦、高田雅博
原作羽海野チカ『ハチミツとクローバー』
上映時間116分
主なキャスト櫻井翔、蒼井優、伊勢谷友介、加瀬亮、関めぐみ、堺雅人 ほか
蒼井優の役花本はぐみ:天才的な画才を持つ美大生

『ハチミツとクローバー』は、2006年7月22日に公開された映画です。羽海野チカの人気漫画を、櫻井翔と蒼井優の共演で実写化しました。 舞台は、とある美術大学。建築科の竹本祐太(櫻井翔)は、教員・花本修司(堺雅人)の研究室で、修司の親戚で油絵科に入学したばかりの花本はぐみに一目惚れします。才能あふれる先輩・森田忍(伊勢谷友介)もはぐみに惹かれ、若者たちの片想いが交差していきます。 蒼井優が演じたのは、小柄で無垢な天才肌の美大生・花本はぐみです。『フラガール』とあわせて、第49回ブルーリボン賞の主演女優賞を受賞しました。キャンバスに向かうはぐみの、ひたむきな表情に引き込まれます。

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『花とアリス』(2004年)有栖川徹子役

公開日2004年3月13日
監督・脚本岩井俊二
原作オリジナル
上映時間135分
主なキャスト鈴木杏、蒼井優、郭智博、相田翔子、阿部寛、平泉成 ほか
蒼井優の役有栖川徹子(アリス):花の幼なじみ(鈴木杏とW主演)

『花とアリス』は、2004年3月13日に公開された岩井俊二監督の映画です。短編作品として発表された物語を、長編映画として完成させました。2015年には、ふたりの出会いを描く前日譚のアニメ映画『花とアリス殺人事件』も公開されています。 高校に入学した荒井花(鈴木杏)は、一目惚れした先輩・宮本雅志(郭智博)を追いかけて落語研究会に入部します。ある出来事をきっかけに、花は宮本に「先輩は記憶喪失になった」と思い込ませ、幼なじみのアリスまで巻き込んで嘘を重ねていきます。 蒼井優が演じたのは、花の幼なじみで天真爛漫な少女・有栖川徹子(アリス)です。鈴木杏とW主演を務め、紙コップをトウシューズ代わりにして踊るバレエのシーンは、いまも語り草になっている名場面です。

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『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)津田詩織役

公開日2001年10月6日
監督・脚本岩井俊二
原作岩井俊二(インターネット小説)
上映時間146分
主なキャスト市原隼人、忍成修吾、伊藤歩、蒼井優、稲森いずみ ほか
蒼井優の役津田詩織:主人公・雄一の同級生

『リリイ・シュシュのすべて』は、2001年10月6日に公開された岩井俊二監督の映画です。岩井俊二がインターネットの掲示板で発表した小説をもとにした作品で、蒼井優はこの作品で映画デビューを果たしました。 地方都市に暮らす中学2年生の蓮見雄一(市原隼人)は、カリスマ的な歌手リリイ・シュシュの音楽と、彼女のファンサイトの掲示板だけを心のよりどころにしていました。かつての親友・星野修介(忍成修吾)が夏休みを境に豹変し、雄一は息苦しい学校生活に追い込まれていきます。 蒼井優が演じたのは、雄一の同級生・津田詩織です。星野に弱みを握られ、つらい境遇へと追い込まれていく少女を、10代半ばにして鮮烈に演じました。いじめや暴力も描かれる重い作品ですが、透明感あふれる映像とともに、蒼井優の原点を確かめられる1本です。

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蒼井優の出演映画についてよくある質問

蒼井優の最新の出演映画は?

2025年11月21日公開の山田洋次監督作『TOKYOタクシー』で、倍賞千恵子演じる高野すみれの若き日を演じました。2027年1月29日には、主演映画『無用の人』の公開が予定されています(2026年10月時点)。

蒼井優が日本アカデミー賞で最優秀賞を受賞した作品は?

第30回で『フラガール』により最優秀助演女優賞と新人俳優賞を、第41回で『彼女がその名を知らない鳥たち』により最優秀主演女優賞を受賞しました。2026年の第49回では、『TOKYOタクシー』で優秀助演女優賞を受賞しています。

蒼井優の映画デビュー作は?

2001年公開の岩井俊二監督作『リリイ・シュシュのすべて』です。主人公・蓮見雄一の同級生、津田詩織を演じました。2004年には同じ岩井俊二監督の『花とアリス』で鈴木杏とW主演を務めています。

蒼井優が主演した映画は?

『百万円と苦虫女』(2008年)、『洋菓子店コアンドル』(2011年)、『アズミ・ハルコは行方不明』(2016年)、『彼女がその名を知らない鳥たち』(2017年、阿部サダヲとW主演)、『スパイの妻〈劇場版〉』(2020年)などがあります。2027年1月29日公開予定の『無用の人』でも主演を務めます。

映画『無用の人』はどんな作品?

作家の原田マハが初めて監督・脚本を手がけ、2027年1月29日に公開予定の映画です。蒼井優は美術館の監視員として働く主人公・羽島聡美を演じ、イッセー尾形、渡辺えり、永山瑛太らと共演します(2026年10月時点)。

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蒼井優の出演映画は『リリイ・シュシュのすべて』から『TOKYOタクシー』まで見逃せない!

映画「無用の人」
©2026 映画「無用の人」製作委員会

蒼井優は、『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』で鮮烈な印象を残し、『フラガール』『百万円と苦虫女』『彼女がその名を知らない鳥たち』と、時代ごとに代表作を更新してきました。透明感のある佇まいと、内に秘めた激しさを同時に感じさせる芝居が持ち味の俳優です。 2025年は『ミーツ・ザ・ワールド』『TOKYOタクシー』と出演作が続き、2027年1月29日には主演映画『無用の人』の公開も控えています。気になる作品から、蒼井優の演技をチェックしてみてください。

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