2020年2月19日更新

「デスノート」ニアの知られざる事実に迫る!ライトを追い詰めたLの後継者候補

ニア デスノート サムネイル

『DEATH NOTE』に登場し、ずば抜けた知能と戦略でキラを追い詰めたLの後継者、ニア。天才児として孤児院で育った彼について、名前の由来やキャラクターデザインについてなどの知られざる事実をわかりやすく紹介します。

目次

「デスノート」ニアはイギリス育ちの少年!天才児用の孤児院で育つ【ネタバレ注意】

ニアはワタリが創設したイギリスのウィンチェスターにある天才児用の孤児院「ワイミーズハウス」で育った孤児の少年でした。 ワタリはLの右腕的な存在の老紳士なのですが、その正体はキルシュ・ワイミーという発明家で、その発明資金で世界各地に孤児院を設立します。 そしてニアとメロを輩出した孤児院「ワイミーズハウス」も彼が設立した施設でした。 ニアは白髪で白いパジャマをいつも着ている天才少年です。1991年8月24日生まれの18歳です。常に敬語を使うなど、Lと類似している点があります。 メロの本名はミハエル・ケール。いつも板チョコをかじっており、負けず嫌いな性格のため、常にニアに対して対抗心を露わにしていました。目的を遂行するためなら犯罪行為も厭わない人物として描かれました。 ニア、メロともに第2部からメインキャラクターとして登場しました。 ※本記事では『DEATH NOTE』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

ニアはLの後継者候補だった メロと2人ならLを超えられる!

「ワイミーズハウス」はLの後継者を探しており、ニアとメロの2人は後継者候補として選ばれました。ニアは「ワイミーズハウス」で常に成績トップで冷静沈着です。 ニア自身もLへ尊敬の念を抱いており、Lを慕っていたようです。メロと同時期に「ワイミーズハウス」を去った後、キラ対策機関SPKを結成します。 Lが未解決に終わってしまったキラ事件は、ニアが最初に担当する事件となりました。 行動力ではメロに劣りますが、頭脳や冷静さではニアは優れています。個々の能力ではLに及ばないが2人で協力すればLを超えられるとニアは言及しています。 メロからは常に敵対心を向けられていましたが、ニアはメロのことを慕っていたようです。

L同様の癖をニアにも設定!当時のアシスタントは大変……。

積み木

ネーム担当の大場つぐみはニアにL同様の癖を与えました。Lの癖は角砂糖等を積み上げることだったので、ニアには継承としてサイコロやマッチタワーを積み上げる癖を設定します。 無数のカードやサイコロ、マッチなどを描かなくてはならず、大変な苦労です。当時のアシスタントの募集には「かなり厳しい職場なので忍耐力があり細かい作業が好きな人。経験者の方優遇です」と記載されていたそうです。

ニアの名前の由来は?後継者候補として申し分ないネーミング

ニアの本名は「ネイト・リバー」です。英語表記では「Nate River」。 天然の才能「ナチュラル」と、Lから流れ受け継がれるという意味の「川」という理由が名前の理由となりました。 また夜神月の前では「N」と名乗っています。

もともとはメロとキャラクターデザインが逆だった!?まさかのミスで決定

作画担当の小畑健が作った初期のデザインではメロとニアは逆でした。メロとニアのデザインを担当に手渡す際に、キャラクターの名前を誤ってメロのデザインに「ニア」、ニアのデザインに「メロ」と描いてしまいます。 その誤りのデザインにネーム担当の大場つぐみから許可をもらってしまったので、今更キャラクターデザインが逆だと言い出せなかったそうです。そうして、現在のニアとメロのデザインは決定されました。 小畑健にとって、最初のニアは悪人面のイメージだったそうですが、結果的に現在のデザインで良かったと言っています。

連載後の読み切りで再登場!キラの模倣犯、Cheapキラを無視?

連載終了後の特別篇、本編から3年後の世界ではニアはCheapキラと対決しました。死神ミードラがキラの事件に興味を持ち、興味本位でデスノートを落としたことがきっかけで、新たなキラを生み出しました。 Cheapキラの名前の由来は「安っぽい」と軽蔑の意味を込めてニアが命名しました。新たなキラによって高齢者の不可解な死が多発します。 キラによって日本の平均寿命が転落する規模にまで発展しました。しかし、ニアが3代目キラについて捜査はしないと知った後、3代目キラは絶望し、自らデスノートに自分の名前を記載し、自殺します。

クールでかっこいいニアの名言3選

1.「確かに、私1人ではLを越せません。 しかし、2人ならLと並べる。Lを追い越せる。」

物語終盤、遂に月を追い詰めた場面でこのセリフを口にしました。2人とはニアとメロのこと。彼は自分達ではLを追い越せない現実を認めていました。ニアには行動力が、メロには冷静さが欠けている——。 しかし、個々では届かなくても2人でならLに劣らない、きっとLを凌ぐことが出来るとニアは同時に考えていたのでした。 実際に直接協力し合った訳ではないのですが、互いに足りないモノを補うかのようにニアはメロの行動によりLでも挙げられなかった、月の正体がキラである証拠を掴みました。ライバル関係にあった2人が力を合わせるという熱い展開を作った代表的な名言です。

2.「あなたはただの人殺しです。」

ニアの証拠によって言い逃れも出来そうにないといった状況に追い込まれた月は、自身がキラであることを認めます。そして自分こそが新世界の神であると熱弁し始めるのでした。 「人を殺すことが犯罪だとは解っている。だが、もうその方法でしかこの世は正せない。それが自分に与えられた使命なのだ」と、毅然とした態度で主張し続けます。 そんな月に対し言い放ったのがこの名言です。一刀両断といったように、真っ向から月の思想を否定したニア。ストレートで辛辣な彼らしいセリフですね。

3.「私利私欲のために使い、何人か殺してしまう人間の方がまだ私は理解できますし、まともだとさえ思います。」

これは月をただの犯罪者と評したニアが、さらに続けて発言したセリフです。デスノートの力に負け、それを正義と確信し人を殺そうとしている月よりも、自分の欲のためにノートを使用する人間の方がまだ正常であると述べたのでした。 何が正義で何が悪かは誰にも分からない、正しいか正しくないかは己で決めると言い出すニア。神を語りながら片っ端から人を殺す事を「悪」と見なす、それが彼の思う正しさでした。ニアが持つ正義の中では、月は完全な「悪」でありその行為は到底納得できないもの。そんな彼の考えが表れた名言と言えるでしょう。

ドラマ版「デスノート 」では優希美青が一人二役で演じた!メロはニアの別人格という設定

2015年に制作されたテレビドラマ『デスノート』では優希美青(ゆうきみお)がニアを演じました。白い髪に白い服と、原作に忠実な姿でしたが、性別は不明なキャラクターとして描かれました。 ドラマ版ではニアは多重人格という設定で、メロはニアの人格の一つとして登場します。冷静沈着なニアに比べて、メロは冷酷で野心家な人格として描かれました。