2017年7月6日更新
ベン・スティラー、『LIFE!』主演俳優のおすすめ映画や私生活に迫る!
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俳優一家に生まれたベン・スティラー
1965年ニューヨークに生まれたベン・スティラー。彼の両親は伝説のコメディアン、ジェリー・スティラーとアン・メイラ。「なぜ自分の両親は人気者なのだろう」と子供心に思っていた彼ですが、そんな両親を見て育ったためか映画に興味を持つのに時間はかからなかったようで、家では姉のエイミーとお芝居ごっこをしていたそう。また10歳の時には自分のカメラで映像を撮り始めていました。
UCLAを退学した後、TVドラマなどで活躍し1987年には『トラブル・バケーション/熱い追跡』で映画デビュー。その後100を超える映画出演、さらには製作や監督も手がける売れっ子となったのです。
『LIFE!』では製作・監督・主演を務めた!
そんなベン・スティラーの最近の注目作は2013年の『LIFE!』。
この作品は『虹を掴む男』(1947年公開)のリメイクで、雑誌LIFEの編集部で働く冴えない男ウォルターが1人の男を探すために文字どおり冒険へと繰り出すというファンタジードラマです。スティラーは主役のウォルターを演じ、同時に監督・製作も手がけました。
『ナイトミュージアム/エジプト王の秘密』では一人二役をこなした
2014年に公開された人気シリーズ3作目『ナイトミュージアム/エジプト王の秘密』では主役のラリーと、ラリーを「パパ」と呼ぶネアンデルタール人ラーの一人二役を果たしました。
夜になると動く博物館の展示品たちに引っかき回されるラリーと息子ニッキーを描いた本シリーズですが、この作品では舞台がニューヨークから大英博物館へと移りました。また、ロビン・ウィリアムズ(写真左から2番目)が出演した最後の作品(声の出演としては『ミラクル・ニール!』が遺作)としても有名ですよね。
ベン・スティラーの主な出演作品
コメディ要素たっぷりの演技は両親譲り?ベン・スティラーの代表作は以下のようになっています。
『リアリティ・バイツ』(1994年)
1990年代の若者たちの姿を描いた青春ドラマ。この映画が初監督作品となるスティラーは、ウィノナ・ライダー演じるリレイナの恋人でMTVの編集局長であるマイケルを演じます。
リレイナやトロイ(イーサン・ホーク)が葛藤を抱えながらも生きていく様子が共感を呼び、大ヒットしたこの作品。子ども時代にスティラーが撮っていた映画の影響が残っていると言われています。ちなみにこの作品には彼の姉エイミーと母アンがゲスト出演しているのだとか。
『メリーに首ったけ』(1999年)
キャメロン・ディアスの出世作となった『メリーに首ったけ』。キャメロン演じるメリーに「首ったけ」な男ベンを演じたスティラーは劇中で下ネタ炸裂しており、この映画はR指定を受けています。にも関わらずスマッシュヒットとなった本作、実はスティラー自身が好きな出演作だと述べているのだそう。
『ミート・ザ・ペアレンツ』(2000年)
恋人のパパに会うことになったグレッグ。しかしそのパパがとんでもない頑固者で…。
ロバート・デ・ニーロ演じる父親に振り回されっぱなしのグレッグ(スティラー)には何度見ても笑わされます。実際この映画は大ヒットし、2004年と2010年にシリーズ第2作目と3作目が公開されています。
『マダガスカル』(2005年)
アニメ映画の声優としての活動も目立つベン・スティラー。
『マダガスカル』では主役のライオン、アレックスの声を演じています。すっかりと動物園での生活に慣れてしまったアレックスたちが突如マダガスカルの大自然の中に投げ込まれて始まるすったもんだが爆笑必至。こちらもシリーズ化し3作目まで公開されています。
ベン・スティラーの親友はトム・クルーズ
『インターンシップ』や『グランド・ブタペスト・ホテル』のオーウェン・ウィルソンと仲のいいことで知られるスティラー。さらにトム・クルーズとも仲良しなんだとか。もともとトム・クルーズの大ファンだったのが1996年頃から友人となったのだそう。
ベン・スティラーの恋愛遍歴
コメディ映画に引っ張りだこ、さらには監督や脚本も手がけるだけあって女性からはモテモテ。
今までにジャニーン・ガラファロー、キャリスタ・フロックハート、アマンダ・ピートと浮名を流しています。そんな彼が落ち着いたのは2000年のこと。『ズーランダー』で共演した女優のクリスティン・テイラー(写真)と結婚したことがきっかけでした。2人の間には2002年に娘が、2005年に息子が生まれています。
ベン・スティラーのトリビア
米大手映画サイトIMDbよりベン・スティラーのトリビアを5つご紹介します。
1.ユダヤ系の父とユダヤ教の母を持つ
彼の父ジェリーはオーストリア系とポーランド系のユダヤ人の血を受け継いでいます。母アンはアイルランド系ですがユダヤ教に改宗しています。そんな2人は度々スティラーの映画にカメオ出演しているのだとか。
2.ラジー賞である意味記録を樹立
最低な映画に送られるラジー賞。1年に1度授賞式のあるこの賞で、スティラーは1度の授賞式における最多ノミネート者という記録を打ち立てています。なんとこの年に主演した6つの映画のうち5つ(『ポリーmy love』『スタスキー&ハッチ』『隣のリッチマン』『ドッジボール』『俺たちニュースキャスター』)で主演男優賞にノミネートされてしまいました。
3.あのアメコミの大ファン
スター・トレックの大ファンで、自身の制作会社にはあるエピソードにちなんだ名前をつけています。
4.好きな女優の記事を書いたことも
好きな女優を聞かれると必ず名前を挙げるのがダイアン・キートン。1997年にはある雑誌に彼女についての記事を寄稿したこともあります。
5.あの人気作に出ていたかもしれない
ジョニー・デップの大ヒット映画『チャーリーとチョコレート工場』。実はデップが演じたウォンカ工場長にはスティラーの名前も挙がっていたんだとか。彼の演じるウォンカもちょっと見てみたかったですね!