親子で夢中になれる、おすすめの子供向けアニメを10作品紹介!
多くの子どもを夢中にさせてくれるアニメ作品。家族団欒の時だけでなく、移動中の車内やちょっとした待ち時間などでも、アニメは大活躍してくれますよね。家事や仕事で忙しい時も、子どもがアニメを観ていると親は大助かりです。 本記事では、親も子も楽しめるアニメ作品のうち、特におすすめの10作品を紹介します!国民的アニメの『それいけ!アンパンマン』から、女の子に大人気の『美少女戦士セーラームーン』まで。記事中で気になる作品があったら、ぜひ親子で一緒に見てみましょう。
1.『それいけ!アンパンマン』
子供向けアニメで代表的な作品が、1988年から放送を続けている『それいけ!アンパンマン』です。原作はやなせたかしの絵本で、今や知らない人はいないと言っても過言ではない国民的アニメですよね。 ジャムおじさんのパン工場にある夜、流れ星がパンの焼き釜に降り注ぎます。「いのちの星」があんパンに宿った事で、正義のヒーロー・アンパンマンが誕生しました。お腹を空かせた人に顔のパンを食べさせる心優しいアンパンマン。しかしアンパンマンが大嫌いな悪役・バイキンマンはドキンちゃんと一緒に、アンパンマンの邪魔をしに現れます。 わかりやすい物語と親しみやすいキャラクターたちが、多くの子供たちから愛されている作品です。優しく心温かいストーリーが多いので、親も安心して小さな子どもに見せることが出来ます。
2.『ドラえもん』
『ドラえもん』は、藤子・F・不二雄原作の児童向けアニメです。1979年に二度目のアニメ化で大ヒットしてから、現在まで放送が続いています。 主人公の野比のび太(のびのびた)は、勉強と運動どちらも苦手な小学5年生。そんな彼のもとに、22世紀からやってきたネコ型ロボット・ドラえもんが現れます。ドラえもんの四次元ポケットから出てくる様々なひみつ道具にのび太は喜びますが、ひみつ道具を使って調子に乗るあまり痛い目をみることも……?! ドラえもんのひみつ道具として登場する「どこでもドア」や「タケコプター」は夢が溢れていて、子どもたちの想像力を掻き立ててくれます。幼少期にドラえもんを観ていて、懐かしい気持ちになる親も少なくないでしょう。
3.『クレヨンしんちゃん』
『クレヨンしんちゃん』は、1992年よりテレビアニメが放送されている大人気作品。原作者は臼井儀人で、 1990年8月~2010年3月に同名漫画が発表された後、2010年8月から『新クレヨンしんちゃん』という題名で雑誌連載がスタートしました。 わんぱくでマイペースな5歳児・野原しんのすけ(のはらしんのすけ)が、家族や友達、幼稚園の先生までも巻き込んでドタバタギャグコメディを展開。物語が進む中で、しんのすけが捨て犬のシロを拾ってきたり、妹のひまわりが誕生するなど、野原家の家族も増えていきます。 すぐおバカな事を始めだすしんのすけや、強烈な個性を持つ園児・保護者の登場など、皆で大笑いして楽しめる作品です。大人になって見直すと保護者側に共感できる話も多く、子供の頃とはまた違った楽しみ方が出来ます。
4.『おじゃる丸』
アニメ『おじゃる丸』は、NHKのEテレで1998年10月より放送されている作品です。平安時代の貴族・坂ノ上おじゃる丸(さかノうえおじゃるまる)は、小さな池に落ちた事がきっかけで現代の月光町(げっこうちょう)にやって来ました。 そんなおじゃる丸は、小学2年生・田村カズマ(たむらカズマ)の家に居候する事になります。ですが、おじゃる丸が持ってきたエンマ大王のシャクを取り返すため、アオベエ、アカネ、キスケの小鬼トリオがおじゃる丸を追ってきました。 物語がほのぼのとしており、まったりしたBGMにも癒される作品です。月光町の住人は子供受けするキャラクターばかりで、安心して子供に見せる事が出来ます。また、OPソングは子供向けアニメとしては珍しい北島三郎の演歌を起用しており、大人の心にも響く曲です。
5.『おさるのジョージ』
『おさるのジョージ』は、2006年9月から米国で放送されている児童向けアニメ。日本でも2008年4月から、NHKのEテレにおいてレギュラー放送が開始しました。 どんな事にも興味津々な小猿のジョージは、黄色い帽子のおじさんと一緒に暮らしています。ジョージは何かに夢中になるあまり、物を壊すなど騒動に発展してしまうことがしばしば。しかし時には、予想外に良い結果を生むことも……。優しく温かいおじさんに見守られながら、ジョージは今日も大冒険を繰り広げます。 色々な事に挑戦するジョージの顛末は、時に笑えて、時にドキドキ。ジョージが何かした事に対する結末までを物語にすることで、子供たちに観察力や推理する力を学ばせてくれます。絵本の様なタッチで描かれるジョージはとても可愛らしく、大人が見ても癒されるキャラクターです。
6.『ゲゲゲの鬼太郎』
“ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ~”のフレーズでお馴染みの『ゲゲゲの鬼太郎』。1960年に水木しげるが発表した漫画のタイトルは『墓場鬼太郎』でした。アニメは1968年から2020年3月まで計6シリーズがアニメ化されており、歴史の長い作品です。 幽霊族の生き残りである鬼太郎(きたろう)は、父親の目玉おやじ(めだまおやじ)と一緒に暮らしています。彼らの周りにはお金が大好きなねずみ男(ねずみおとこ)や、魚や鼠を見ると猫のようになる猫娘(ねこむすめ)など、個性豊かな妖怪たちが登場。鬼太郎は人間と妖怪が共に仲良く暮らす世界を実現するため、悪い妖怪や人間と闘っていきます。 2018年4月~2020年3月に放送されている第6シリーズでは、スマートフォンが登場したり猫娘のデザインが一新され現代風になっており、子どもも入り込みやすい作風です。また、現在の社会問題に切り込んだ話も多く、親目線でも興味深い内容となっています。
7.「ポケットモンスター」シリーズ
「ポケットモンスター」シリーズは、1997年12月に放送が開始してから多くの子供たちに愛されてきました。第7シリーズにあたる『ポケットモンスター』は、2019年11月より放送中です。 マサラタウン出身の少年・サトシが、相棒のねずみポケモン・ピカチュウと共に、世界中の地域を冒険していきます。サトシとピカチュウが各シリーズで様々な仲間たちと出会い、バトルを積み重ねながらポケモンマスターを目指す物語です。旅の道中では、悪の組織・ロケット団がサトシの珍しいピカチュウを捕まえるため、あの手この手でサトシ達の冒険を邪魔してきます。 登場するポケモンの種類は数多く、可愛いポケモンからかっこいいポケモンまで登場するので、男の子も女の子も楽しめるアニメです。親世代でも、ポケモンのアニメやゲームを遊んだ経験がある人は少なくないでしょう。
8.『ハクション大魔王』
『ハクション大魔王』は、1969年10月~1970年9月に放送されたタツノコプロのギャグアニメ。 2020年4月からは、『ハクション大魔王2020』の放送が開始します。 小学2年生の男の子カンちゃん(かんいち)は、家の屋根裏から壺を発見しました。埃を吸ったカンちゃんがクシャミをすると、壺からハクション大魔王が登場!ハクション大魔王はクシャミをした人の言うことは何でも聞き、またクシャミをしたら壺へ戻るという決まりがありました。さらに、カンちゃんがあくびをすると、ハクション大魔王の娘・アクビまで壺から飛び出ます。 昭和に放送されたタツノコプロの代表作ですが、その面白さは今見ても色あせません。ストーリーはギャグコメが多い一方で、最終回はとても感動的な内容となっており、大人が見ても涙腺が潤んでしまうこと間違いなし。
9.「プリキュア」シリーズ
2004年に『ふたりはプリキュア』が放送されてから、現在も新シリーズの放送が続いている「プリキュア」シリーズ。アニメ制作には東映アニメーションが携わっており、2020年2月からは『ヒーリングっど♥プリキュア』の放送がスタートしました。 「プリキュア」シリーズは2020年現在で全17作が発表されていますが、どのシリーズも“平凡な女子中学生がプリキュアに変身して、悪の組織を倒す”というストーリーは共通しています。変身後は「キュア○○」という名前で呼ばれ、例えば『ふたりはプリキュア』なら美墨なぎさ(みすみなぎさ)の変身後が「キュアブラック」、雪城ほのか(ゆきしろほのか)の変身後が「キュアホワイト」です。 「プリキュア」は、変身した少女たちがパンチやキック攻撃で闘う戦闘が特徴的。少女たちの友情や多様性は、大人からも支持を集めています。また『HUGっと!プリキュア』は子育て、『Go!プリンセスプリキュア』ではお姫様をテーマにするなど、各シリーズで女の子の夢が詰まった作品です。
10.『美少女戦士セーラームーン』
「美少女戦士セーラームーン」シリーズは1992年~1997年に放送されたアニメ作品です。日本だけでなく海外でも人気があり、2014年7月~2015年7月には新作の『美少女戦士セーラームーンCrystal』が発表されています。 天真爛漫な中学2年生の月野うさぎ(つきのうさぎ)は、黒猫ルナとの出会いがきっかけで月の光を操るセーラームーンに変身。“月に代わってお仕置きよ!”というセリフとともに、街を襲う妖魔(ようま)やダイモーンと闘います。他にもセーラーマーキュリーに変身する水野亜美(みずのあみ)や、セーラーマーズに変身する火野レイ(ひのレイ)達など、個性豊かなセーラー戦士が大活躍。 キラキラ輝きながらうさぎ達が変身するシーンは、女の子達の憧れです。最近では、幼い頃「セーラームーン」を観ていたオトナ女子向けのコラボ商品も続々と登場し、高い支持を得ています。
名作揃いの子供向けアニメ。親子で楽しいひとときを凄そう!
いかがでしたか?今回は、代表的な国民的アニメから懐かしい子供向けアニメまで、一挙紹介しました。 子供たちの傾向として、乳幼児期に「アンパンマン」に慣れ親しんだ後、少し大きくなると別のアニメ作品に移行していく子が多いようです。様々な作品からどのアニメを好きになるかは子どもの性格によって変わるので、彼らが夢中になれるアニメを見つけてくれたら親としても嬉しいですよね。 『ドラえもん』や『ゲゲゲの鬼太郎』などは、幼少期に観ていた大人も少なくないでしょう。ご長寿アニメは時の経過で声優や内容が変わっていたりするので、親目線ではそういう違いを見つけるのも楽しみの1つです。