ビル・ナイ、ハリーポッターにも出演していた俳優の事実を7選にして紹介!

2017年7月6日更新

ラブコメ映画『ラブ・アクチュアリ―』で破天荒なロック歌手役を演じたことをきっかけに幅広い作品へ出演し、映画のみならず舞台や声優としても活躍するビル・ナイの足跡や出演作品をご紹介します。

1. 学生時代には文学・演劇を学んだビル・ナイ

ビル・ナイ(本名:ウィリアム・フランシス・ナイ)は、1949年12月12日にイングランドのサリー州生まれたイギリス人俳優です。

元々ジャーナリスト志望だったビルでしたが資格不足に夢を断念。のちに雑誌社の雑用係をしたり、小説を執筆しようとパリへ渡ったりもしていましたが、当時交際していたガールフレンドの勧めでギルドホール音楽演劇学校に入学し演技を学びました。

このギルドホール音楽演劇学校はイギリスにある名門学校で、ユアン・マクレガーやオーランド・ブルーム、ダニエル・クレイグも当学校の出身生です。

そしてビルは、『Softly Softly: Task Force(原題)』(1976年)にテレビドラマに初出演し、サスペンス映画『針の眼』(1981年)では映画デビューを果たし、その後も多くの作品に出演。

そして彼が世界的に広く知られるきっかけとなったのが、老いたロック歌手ビリー・マック役を演じた『ラブ・アクチュアリー』(2003年)への出演でした。

その後は、吸血鬼と狼人間の一族の闘争を描いた映画『アンダーワールド』シリーズや、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、そして『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』など、シリーズ作品にも多く出演していきました。

またテレビ映画『ナターシャの歌に』(2005年)ではゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞し、『The Vertical Hour』(2006年)で、ブロードウェイデビュー。初出演でありながら高く評価されました。

今後は、『Their Finest Hour and a Half(原題)』(2016年)や『Payne&Redemption(原題)』(2016年)への出演も決まっています。

2. 『ラブ・アクチュアリー』で助演男優賞を受賞!

ビルの存在を広く知ら占めるきっかけとなった『ラブ・アクチュアリー』(2003年)は、おすすめの恋愛映画に必ずと言っていいほどランクインしている人気映画です。

映画はオムニバス形式をとっており、ロンドンでのとあるクリスマスを舞台に、19人の男女のそれぞれの恋愛模様や生き様を描いたストーリーで、出演者にはヒュー・グラントやリーアム・ニーソン、アラン・リックマンなどイギリスを代表する俳優たちが多く出演しております。

ビルが演じたビリー・マックは元大人気ロック歌手でしたが今や人気も低迷しており、そこから脱却すべく過去にヒットした自身の楽曲のクリスマス・アレンジで再ブレイクしようとマネージャーと共に試行錯誤しており、映画の中ではコミカルな存在です。

ビルはこの役での演技が高く評価され、英国アカデミー賞では助演男優賞に輝きました。

3. パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズではデイヴィ・ジョーンズを演じる

ビルは、大ヒットアドベンチャー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズにも出演しています。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(2006年)では、主人公の海賊、キャプテン・ジャック・スパロウの宿敵で、顎からはタコの足が生えており、幽霊船フライング・ダッチマン号の冷酷非情な船長、デイヴィ・ジョーンズ役を演じています。

シリーズ3作目の『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007年)では、前作でデイヴィ・ジョーンズによって窮地に陥れられたジャック・スパロウが、彼と因縁の対決を繰り広げます。

ビルは前作同様に冷徹なデイヴィ・ジョーンズを演じていますが、今作では彼の悲しい過去なども明かされて彼の苦悩や複雑な心境などをも描かれています。

4. ハリーポッターにも参戦していた!

ビルは、ファンタジー要素だけでなくダークな要素も増し、物語もいよいよクライマックスへとさしかかったシリーズ6作目『ハリーポッターと死の秘宝Part1』(2010年)にも、出演しています。

彼は、更迭されたコーネリウス・ファッジに代わって魔法大臣となり、そしてハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーの3人にダンブルドア校長からの遺品を渡したルーファス・スクリムジョール役を演じています。

映画の冒頭は小説には無いビル演じるルーファスの会見のシーンから始まるのも見どころですね。

5. 声優としても大活躍するビル・ナイ

世間知らずのネズミが“ネズミ社会”で奮闘する物語

ドリームワークスと『ウォレスとグルミット』シリーズを制作したアードマンによるクレイ・アニメーション映画『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』(2006年)。

ロンドンのお金持ちの家で飼われているネズミのロディは、ひょんな出来事から下水に流されてしまい、地下世界に広がるマウス・タウンへと辿りつきました。他のネズミの協力のもと、地上へ戻ろうとする世間知らずのロディでしたが、マウス・タウンに忍び寄る陰に巻き込まれていきます。

今作で、ビルは裏社会の支配者の間抜けな手下、ホワイティ役に挑戦。また、今作では主人公ロディの声をヒュー・ジャックマンが担当しています。

誰もが知る日本の漫画をCG映画化

漫画家手塚治虫原作の『鉄腕アトム』をCG映画化した『ATOM』(2009年)は、空中都市メトロシティを舞台に、不慮の事故で息子トビーを亡くしたテンマ博士はロボットとして息子を甦らせます。

ロボット「トビー」は一度テンマ博士から拒絶されるも、彼は後にアトムとなり、そんな彼の活躍、そして父と子の愛情を描いた作品です。

ビルは、アトムの生みの親であるテンマ博士の同僚で、アトムを目にかけてくれるお茶の水博士の声を担当しています。

ヒーローに憧れたカメレオンの冒険物語

『ランゴ』(2009年)は、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの監督であるゴア・ヴァービンスキー製作のアニメーション映画です。ジョニー・デップ演じるカメレオンは、それまでペットとして飼われていましたが、アクシデントで砂漠へと放置されてしまいます。

カメレオンは自らをランゴと名乗り、自分の言動のせいで凄腕のガンマンだと誤解されて町の保安官として祭り上げられてしまう、ランゴの栄光と挫折、そして挑戦を描いた映画です。

ビルは、ガトリングガンの尻尾を持つ毒蛇、ジェイクの声を担当しました。

サンタの息子が大活躍するクリスマスの物語

『アーサー・クリスマスの大冒険』(2010年)はクリスマスを舞台にしたCGアニメーション映画です。

600万人の子供たちにクリスマス・プレゼントを配っていたサンタと息子スティーブは手違いでたった1人の子供にプレゼントを届ける事が出来ませんでした。

2人は諦めようとしますが、末っ子のアーサーは日が昇るまでの2時間の間でその子供にプレゼントを届けようとするストーリー。ビルはサンタ役の声を担当しています。

6. 舞台での評価がすごい!サム・メンデス演出の作品にも出演

映画やテレビドラマ、声優として多くの作品に出演しているビルですが、その活躍はそれだけにとどまらず、サム・メンデス演出の『The Vertical Hour(原題)』(2006年)では、ブロードウェイにデビューしています。

サム・メンデスとはイギリス人映画監督・演出家で、第72回アカデミー賞作品賞を獲得した『アメリカン・ビューティー』(1999年)や『007 スカイフォール』(2012年)、『007 スペクター』(2015年)の監督でも知られています。

1950年を舞台に、ジュリアン・ムーア扮する戦場特派員から国際政治学者に転じた女性ナディアが、ある週末にビル扮する婚約者の父親オリバーと出会い、それによって彼女に新しい価値観を見つける、というストーリーです。

ビル・ナイは、ブロードウェイデビューにして、その演技が大絶賛されました。

7.ビル・ナイは娘を持つお父さん

ビル・ナイは、女優のダイアナ・クイックと、2008年に円満破局するまで27年間交際していました。また、2人は結婚はしなかったものの、1984年には娘で女優のメアリー・ナイが誕生しております。

メアリーも両親同様、女優として活動しており、2006年に公開された映画『マリー・アントワネット』ではランバル公妃役を演じました。

コメディからシリアスな役柄まで、そして声優や舞台俳優としても活躍するビルの今後も目が離せませんね。