2019年12月1日更新

「ハリー・ポッター」シリーズの意外な事実&トリビア 魔法界の裏側をこっそり教えます!

ハリーポッター
©Warner Bros Pictures

誰もが知る名作ファンタジー映画、「ハリー・ポッター」シリーズ。全8作で構成される本シリーズには、ファンなら知っておきたい様々な裏話やトリビアが含まれています。今回はそんな意外な事実を紹介していきましょう。

目次

「ハリー・ポッター」のトリビアあなたはいくつ知ってる?

ハリーポッターと不死鳥の騎士団
© Warner Bros. Pictures

イギリスの作家J・K・ローリングによるファンタジー小説を原作とした映画シリーズ「ハリー・ポッター」。2001年に『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開されてからというもの、最も有名なファンタジーの冠を欲しいままにしてきたハリーの物語も、2011年の8作目『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』によって幕を閉じました。 この記事では、ファンなら知っておきたい「ハリー・ポッター」シリーズのトリビアを紹介します。

ハリー・ポッターのトリビア 眼鏡はできるだけつけたくなかった?

ヘドウィグは4羽いた?

ハリーポッター アズカバンの囚人
© 2005 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights J.K.R.

本シリーズにはたくさんの動物が登場します。そのため動物を扱うチームがあり、彼らを訓練していました。 ハリーのペットであるヘドウィグは、4羽のよく訓練されたフクロウが演じています。ロンのペット・ペテグリューは12匹以上のネズミが、ハーマイオニーが飼っているクルックシャンクスは4匹の猫が、ハグリッドの犬ファングは9頭の犬が、それぞれ演じていました。

ハリーのスタントマンが大怪我をしていた?

シリーズ中でいくつかの危険なシーンは、ダニエル・ラドクリフの代わりにスタントマンのデイヴィット・ホームズが演じています。 「死の秘宝Part1」ではスタジオ内の壁に衝突し、首を折るという大ケガをしてしまいました。そのときは病院に運ばれ、下半身が麻痺していたといいます。

ダニエル・ラドクリフは眼鏡アレルギーだった!?

ハリーポッター 秘密の石
© 2001 - Warner Bros. - All Rights Reserved

本作の主人公、ハリーの必需品の一つといえば、丸い眼鏡。この役を演じるダニエル・ラドクリフは、10年もの間眼鏡をかけつづけていましたが、実は極度の眼鏡アレルギーでした。金属やプラスチックにアレルギーがある場合、それらの素材を使った眼鏡をかけるとかぶれたりすることがあるそうです。 このことは撮影が始まり、眼鏡をかけるようになった1週間後に判明。特に撮影に使われていた眼鏡との相性は抜群に悪く、目の周りに発疹が出来るほどのアレルギー反応だったとか。

ロンのトリビアを紹介 18台の空飛ぶ車を所有していた?

ロン・ウィーズリー家をボロボロに見せるための工夫

ウィーズリー家をボロボロに見せるために、セットにはある工夫が施されました。壁は真っ直ぐには立てず、セットを建てたあとには柱を引っ張って傾けられたのです。

空飛ぶ車は18台存在していた!?

ハリーポッター 秘密の部屋
© 2002 Warner Bros. All Rights Reserved. Harry Potter Publishing Rights/J.K.R

2002年に公開されたシリーズ第2作『ハリー・ポッターと秘密の部屋』にハリーとロンがホグワーツ急行に乗り遅れ、空飛ぶ車(フォード・アングリア)で学校へと向かう場面がありますが、そのシーンのために18台の車が用意されていたそうです。 また、約7mの夜の騎士バス(『ハリー・ポッターとアズガバンの囚人』)を制作するために、3台のダブルデッカーバスが使われていました。

ハーマイオニーのトリビア エマ・ワトソン以外が演じる可能性があった?

ハーマイオニーはエマ・ワトソンではなくなっていたかもしれない?

ハリーポッター 秘密の部屋
© 2002 Warner Bros. All Rights Reserved. Harry Potter Publishing Rights/J.K.R

ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリントとともにシリーズを牽引してきたエマ・ワトソンですが、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の時にこの役を降りようとしていたことを後に明かしています。 当時は自分に適切な道を考え、女優を辞めて学業に専念したかったのだとか。 その思いをワーナー・ブラザーズに話をしたところ、彼女が学業と両立できるような撮影スケジュールを組んでくれました。そのため、試験の後から撮影を開始できるようなったのです。 ワーナーの対応のおかげで、エマ・ワトソンは最後までハーマイオニー・グレンジャーを演じることができたのですね。

ハグリッドのトリビア 大きく見せるための工夫とは?

ハグリッドを大きくみせるために、大きい小屋と小さい小屋の2つを用意していた

ハリーポッター 秘密の石 ハグリッド
© 2001 - Warner Bros. - All Rights Reserved

ハグリッドを大きく見せるために監督は185センチの俳優を起用し、彼の小屋は2つのセットが用意されました。1つはハリーやハーマイオニーが普通のサイズに見えるように大きなセット、もう1つはハグリッドが大きく見えるように小さいサイズのセットが使われていました。

ハグリッドのマスク!?

ハグリッドはロビー・コルトレーンが演じていましたが、制作チームはわざわざ精巧に作られたハグリットのマスクも作っていました。

アラゴグの動力はモーターだった!?

ハグリットが森で飼っている巨大な蜘蛛アラゴグはモーター付きのモデルで再現。ある場面では、およそ100人がかりでアラゴグを動かしていたそうです。

マルフォイのトリビア 友達はやっぱり悪友だった?

マルフォイの友達が逮捕されていた?

2002ハリーポッターと秘密の部屋マルフォイとスリザリン
© Warner Bros. All Rights Reserved

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』などでマルフォイの友達として登場していた大食いのクラップを覚えていますか?このクラップは原作では全作品で登場していますが、映画版では6作品にしか出演していません。 それは、クラップを演じていたジェイミー・ウェイレットが麻薬の所持で捕まってしまい、降板させられてしまったからなのです。なので、シリーズ途中から姿が見えなくなっています。

ダンブルドアのトリビア 校長室の凝り具合がスゴイ!

800個もの小瓶に手作業でラベルを貼ったりと、ダンブルドアの校長室は異常に凝っていた

ハリー・ポッターと謎のプリンス ダンブルドア
© Warner Bros.

ダンブルドアの校長室は、非常に手間をかけて作られました。 デザインチームは何100もの電話帳に革の表紙を貼り、本棚を埋め尽くしました。また、壁には歴代のホグワーツ校長の肖像画が48枚下げられています。ダンブルドアがハリーに見せた記憶のキャビネットに飾られている800個以上の小瓶には、手作業でラベルが貼られました。

スネイプのトリビア 黒い服だと思っていたのに……

スネイプの衣装は何色?

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 スネイプ
© Warner Bros.

常に真っ黒な衣装を身に纏っているイメージが強いスネイプ。 画面上では黒く見えるこの衣装、実際のところは紺色の布で作られていました。また、出演者の衣装が少しずつ変わっていく中、スネイプの衣装は10年間ずっと同じだったそうです。

ヴォルデモートのトリビア 半分人間・半分CGで再現!

ヴォルデモートの作り方!?

ヴォルデモート
© Warner Bros.

ハリー・ポッターの宿敵・ヴォルデモートは、半分人間、半分CGで再現されていました。 ヴォルデモートを演じるレイフ・ファインズに、メイクアーティストが血管を再現するタトゥ、コンタクトレンズ、付け眉毛、付け爪、入れ歯といった特殊メイクを施し撮影。撮影された映像にデジタルチームが鼻を消すなどのCG処理をすれば、ヴォルデモートの完成です。

ホグワーツのトリビア リアルな階段はひとつだけ??

大広間のろうそくは最初はすべて本物だった

大広間で浮いているろうそくはもともとは本物のろうそくを何百本もワイヤーで支え、電動で動かせるようにしたものでした。しかし、第1作目の撮影中に火がワイヤーに燃え移り、ろうそくが長テーブルに落ちるという事故が起こったことから、その後はすべてデジタルで作られるようになりました。

「炎のゴブレット」で登場した大量のデザートは一部は本物だったので出演者たちはたらふく食べていた

お菓子(ホームアローンの記事で使用)

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で大広間のテーブルを埋め尽くしたデザートのほとんどは合成樹脂から作られていました。しかし、いくつかは食べることができる本物で、キャストはデザートをたらふく食べたそうです。

グリフィンドール寮の部屋のベッドが小さく、ダニエル・ラドクリフたちはいつも体を折り曲げていた

ハリーのグリフィンドール寮の部屋では小道具がシリーズごとに変えられていました。監督はベッドわきのテーブルや壁にキャラクターが興味ありそうなスポーツポスターやペナントを並べていました。しかしベッドの質は最後のシリーズまで改善されず、ダニエル・ラドクリフやほかの俳優たちは撮影中ベッドからはみ出ないように体を折り曲げていなければいけませんでした。

クラスルームの壁のガラス瓶には、髪の毛や地元の肉屋からもらった腸や骨などとにかく奇妙なものをかき集めて入れていた

クラスルームの大きさはシリーズが進むにつれて大きくされました。クラス内の壁に並べられていた何百ものガラス瓶の中は髪の毛から腸、骨など地元の肉屋などから奇妙なものをかき集めました。

ホグワーツの動く階段はひとつだけ本物で、あとは全てプラモデル

ホグワーツの動く階段は、実はひとつしかありません。撮影時に俳優たちは1つの階段のセットに乗り、そのほかのシーンはすべて小さな階段のプラモデルを使用して映像が作られました。

動く肖像画のモデルはスタッフたち

ホグワーツ内の動く肖像画は、本物の絵とプラズマスクリーンによって構成されています。プラズマスクリーンには、映画製作に関わったスタッフたちが映っています。スタッフたちとっても、自分の姿が映画の中に刻まれ、いい記念になったのではないでしょうか。

クィディッチシーンは2つの専門チームの力を結集して作り上げていた!?

クィディッチシーンはシリーズの特殊効果チームと視覚効果チームの力を結集して再現されました。 まず特殊効果チームが箒など小道具をグリーンバックにセットしてシーンを撮影。その後、視覚効果チームがデジタル処理をして完成です。 また、捕れば試合が終了する金色のボール・スニッチには数種類のデザインバリエーション候補がありましたが、最終的に金でメッキされたデザインが採用されました。

ホグワーツを模型で再現していた!?

ホグワーツ城の引きの画を撮影するため、プロダクションデザイナーのスチュワート・クレイグのスケッチを基に、24分の1スケールのホグワーツ城モデルが制作されていました。 本物の砂利、植物を使用して映画に登場する部屋、搭、庭などを再現。塔に明かりが灯るなど、とても精巧なホグワーツ城モデルは、86人のアーティストが数ヵ月をかけて完成させた力作です。

ホグワーツ魔法魔術学校の由来は◯◯だった!?

「ホグワーツ」という単語は思いつきでつけたはずだ、と原作者は主張していましたが、友人の指摘により、本当は名前の由来があったことが判明しました。 由来となったのは、トウダイグサ科の「hogwort」という植物。彼女は以前、ロンドンにあるキュー王立植物園でこの植物を見たことがあったそうで、それが脳裏に刷り込まれていた……のかもしれません。

魔法省のトリビア エキストラの中に関わりの深い人が紛れていた

「ハリー・ポッター」のプロデューサーは魔法省の職員だった!?

魔法省の壁は赤と緑の木製タイルで再現、ワープが出来る暖炉は高さが9m以上ある巨大なものでした。魔法省のセットが巨大だったため、撮影には数百人のエキストラを要し、中には「ハリー・ポッター」シリーズのプロデューサーが含まれていたそうです。

あるシーンで努力が水の泡になっていた!?

シリーズ第5作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』でハリーが死喰い人を探しに魔法省へと向かい、予言のオーブを見つける場面があります。 このシーンのために実際15000ものオーブを制作、セットデザイナーによって光が灯されていました。 しかし最終的にデジタル処理でオーブを再現、結局オーブは廃棄されてしまいます。 ハリー・ポッターのスタジオツアーでこの時制作されたオリジナルオーブを見ることが出来ます。

魔法ではなく石鹸で作られていた!?

魔法省の噴水にある“Magic is Might”(魔法は力なり)と刻まれた像は石鹸から作られています。

意外なものが合成で再現されていた!?

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』などに登場した意地の悪い役人・ドローレス・アンブリッジのオフィスの壁には、いくつもの猫のプレートかかっています。 プレートの猫は実際に描かれたものではなく、プロデューサーが猫のスナップ写真を撮り、撮影終了後に合成したものです。

ゴブリンのシーンは特に大変だった!?

魔法界の銀行グリンゴッツのシーンのために、数十人のチームがゴブリンマスクを40以上も制作するなど、撮影に取り掛かるまでにとてつもない時間と労力がかけられていたそうです。 また、CGやモデルで再現される前、「ハリー・ポッター」シリーズ全てのクリーチャーは、まずスケッチで描かれていたそうです。

CGで再現する前にわざわざモデルを作っていた!?

ハリーポッター と秘密の部屋 ドビー
© 2002 Warner Bros. All Rights Reserved

ドビーやマンドレイクなどのキャラクターはCGですが、実際にドビーとマンドレイクのモデルが形成されていたそうです。 視覚効果班がキャラクターのモデルをスキャンでコンピュータに取り込み、その過程を経てからCGで再現されていました。

原作者 J・K・ローリングのトリビア

J・K・ローリングは過去に3回告訴されていた?

ハリーポッター J・K・ローリング
©Vivienne Vincent/Landmark Media.

作者のJ・K・ローリングは「ハリー・ポッター」シリーズの中に著作権違反または盗作疑惑があったとして、3度訴えられたことがあります。 1度目はナンシー・スタファという作家に訴えられており、『伝説のラーとマグル』という本に出てくるキャラクターと“マグル”という魔力を持たない人間を表す表現をこの本から真似たのではないかと、訴えられ、その他二回も同様に存続の本の内容を真似したとして、裁判に発展したことがあります。

そのほか小道具、魔法界のトリビア

何万もの小道具を収納するために5つもの巨大な倉庫が用意されていた

5つの巨大な倉庫がすべての小道具をしまうのに必要でした。5000個の家具、12000もの手作りの本、25000の雑誌、40000もの悪戯用品専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」の商品などが含まれています。

いたずら専門店のセットを作るのには3ヶ月以上かかった

120個ものデザインされた商品と共に悪戯用品専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」のセットを作るのには3か月かかりました。また、オリバンダーの杖の店の中には17000個以上の杖の箱が積み重ねられています。

炎のゴブレットは手彫りだった!?

2005年に公開されたシリーズ第4作『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』に登場した炎のゴブレットはニレの木から手彫りで制作、高さは約1m50cmにも及びます。

ダイアゴン横丁のイメージはある有名作家の本だった!?

ハリーが魔法の杖を買った店やグリンゴッツ銀行があるダイアゴン横丁は、『クリスマス・キャロル』など知られるチャールズ・ディケンズの本をイメージしてセットがデザインされたそうです。

「ハリー・ポッター」シリーズには、意外な事実が盛り沢山!

誰もが観たことのある映画「ハリー・ポッター」シリーズ。 今回は本シリーズにまつわるトリビアを紹介しました。これらの意外な事実をおさえてから本シリーズを鑑賞すれば、新たな面白さが見つかるかもしれませんね。