スリザリンは嫌だ?ちょっと意地悪なスリザリンの生徒まとめ

2017年11月30日更新

『ハリー・ポッター』では主人公たちをはじめ、ホグワーツ魔法魔術学校に通う生徒たちは、グリフィンドール、ハッフルパフ、レインブンクロー、そしてスリザリンの4つの寮に振り分けられます。ここでは悪名高き(?)スリザリンの生徒たちを紹介します

スリザリンは本当に悪名高い寮なの?

『ハリー・ポッター』シリーズには、4つの寮が登場します。グリフィンドール、ハッフルパフ、レインブンクロー、そしてスリザリン。もともとホグワーツ創立者の4人の名前から来ています。魔法学校創立後、スリザリンは「選ばれし血筋のモノ、魔法族の者のみに魔法を教えるべき」と主張し、他の3人と意見が対立し、スリザリンはホグワーツを去りました。 どの寮に住むかは、生徒自身が決めるのではな4人の創立者が知恵を吹き込んだ「組み分け帽」が決めます。そのため、スリザリンには創立者、サラザール・スリザリンの意志を継いだ者たちは血筋を重んじる家系の子どもたちが入寮する傾向にあります。特にハリーとしょっちゅう対立するドラコ・マルフォイがその代表例です。自分達、純血以外の魔法使いを認めようとしません。 この寮からは、ヴォルデモート、シリウス・マルフォイ(ドラコの父)、セブルス・スネイプら闇の魔法使いを輩出しています。そこから「スリザリンは悪名高い」というイメージが付いたのかもしれません。 スリザリンのシンボルは蛇、シンボルカラーは緑と銀、寮旗は緑地に銀の蛇があしらわれています。寮監はスリザリン出身のセルブス・スネイプ。ここに住むゴーストは「血みどろ男爵」です。

ドラコ・マルフォイ

ハリーのライバル(?)ドラコ・マルフォイは純血の名家・マルフォイ家の息子です。父・ルシウス・マルフォイに続いてスリザリンに組み入れられました。 ホグワーツ入学前にハリーとは2度遭遇していますが、お互い印象は悪く、その関係はホグワーツ入学後も何かとハリー、ロン、ハーマイオニーをはじめとするグリフィンドールの生徒たちと対立します。 シリーズを通してでマルフォイを演じているのはトム・フェルトン。『ハリー・ポッター』シリーズ完結後は、ルパート・ワイアット監督『猿の惑星:創世記』(2011)に出演しています。長きに渡り、お高くとまったドラコを演じていたトム・フェルトンですが、素顔は鯉釣りが好きな、気さくないい人だそうです。ドラコ役が好評で、2011年にはMTV映画賞の最優秀悪役賞を受賞しました。

ビンセント・クラッブ

英国版内山君のような立派な体格のビンセント・クラッブは、純血の魔法族クラッブです。ドラコの家来のように一緒に行動することが多かったビンセントですが、ドラコの父(ルシウス・マルフォイ)とビンセントの父の力関係によるものです。 2人の父はヴォルティモートに賛同した闇の魔法使いの集団「死喰い人」の一員です。ビンセント本人は、渋々ドラコに付き合っていたふしがあります。 シリーズ第7巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』でビンセントは、ヴォルティモートの分霊箱である「レイブンクローの髪飾り」を探しに来たハリー、ロン、ハーマイオニーをドラコたちと待ち構え、襲撃しました。 その際、自分が仕掛けた「悪霊の火」に巻き込まれ死亡しました。 演じていたのはジェイミー・ウェイレット。2009年に大麻所持で逮捕され、さらに自宅で大麻栽培をしていることも発覚してしまいました。2011年8月に起こった「イギリス暴動」に加わり、略奪行為に関与していたとして2012年3月に禁錮2年の判決が言い渡されました。

グレゴリー・ゴイル

ビンセントと同じく、ドラコ・マルフォイの子分的存在だったグレゴリー・ゴイルは、ロンが飼っていたスキャバーズ(ピーター・ペティグリューがネズミに姿を変え、ウィズリー家のペットとして飼われていた)に噛みつかれたこともある。 映画『死の秘宝PART2』で、ビンセントが操り損なった「悪霊の火」を放ったが、やはり使いこなすことができず焼死してしまいました。 演じていたのはジョシュア・ハードマン。2015年には父親とバイクの2人乗りをして事故にあったと報道されました。そして誰もが驚いたのが2016年5月、ジョシュア・ハードマンは全身タトゥー、筋骨隆々の総合格闘技家としてデビューしたと報じられました。映画に出ていたころとはまるで別人です。

パンジー・パーキンソン

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ドラコ・マルフォイに気があるパンジー・パーキンソンは、原作ではあまりかわいくない女の子という設定で描かれています。ハーマイオニーを敵視していて、なにかにつけいちゃもんをつけてくる子です。 演じていたのは『アズカバンの囚人』(2004)ではジュヌヴィエーヴ・ゴードン、『炎のゴブレット』(2005)ではダニエル・クロックフォード、『謎のプリンス』(2009)、『死の秘宝PART2』(2011)ではスカーレット・バーンが演じました。

ブレーズ・ザビニ

母親が美人、父親が7人もいたけれど全員死亡し、そのつど保険金が入るので大金持ちのザビニくん。お高くとまった性格でドラコと決して仲がよいわけではなさそうです。映画版には『謎のプリンス』(2009)『死の秘宝PART2』(2011)に登場し、ルイス・コーダイルが演じています。

セオドール・ノット

痩身で内気なセオドール・ノットは、ドラコと同じく父親が「死喰い人」のメンバーです。かといって、ドラコの子分ではなく対等な付き合いをしています。残念ながら原作本のみ、映画には登場しないキャラクターです。

フローラとヘスティア・カロー

フローラ、ヘスティアの双子の姉妹は、映画オリジナルのキャラクターです。『謎のプリンス』、『死の秘宝』に登場します。

トム・リドル(ヴォルデモート)ら悪名高い死喰い人

ハリー・ポッターの宿敵、ヴォルデモート卿ことトム・マールヴォロ・リドルは魔法界を支配し、マグル(普通の人間)出身者を廃除しようとしています。目的達成のためなら容赦なく赤子も殺すことができる残忍な性格です。しかし、ハリー殺害に失敗し、自らの力と体を失ってしまいました。 「トム」という平凡な名を嫌い、自信のフルネームをアナグラムで「I am Lord Voldemort(私はヴォルデモート卿)」と名乗るようになりました。その邪悪な思想は他の魔法使いたちから恐れられ、その名を口にすることも憚られる存在となり「名前を言ってはいけないあの人」と呼ばれるようになりました。 死喰い人とは、ヴォルデモートの思想に賛同し、忠誠を誓った闇の魔法使いたちのことを言い、ヴォルデモードの復活を待ち望んでいます。主なメンバーは、セルブス・スネイプ、ルシウス・マルフォイ、ドラコ・マルフォイ、ピーター・ペティグリュー、バーテミウス・クルラウチ・ジュニア、ベラドリックス・レストレンジです。

セブルス・スネイプ

ホグワーツ魔法魔術学校で魔法薬学の教鞭を取り、スリザリン寮監を務めるセブルス・スネイプは、学生時代からハリーの父親・ジェームズ・ポッターとは犬猿の仲でした。そのため、ジェームズに生き写しのハリーを目の敵にしていました。死喰い人のメンバーで、後にダンブルドア校長を殺害し、自分が校長の座に就きます。 しかし、これはすべて仮の姿だったのです。若き日のスネイプは、ハリーの母、リリーに恋していました。一時はヴォルデモートに従っていたスネイプですが、占い学の教授であるシビル・トレローニーの「ヴォルデモートを倒す者が7月の終わりに生まれる」という予言をヴォルデモートに伝えてしまい、その結果、ポッター一家が狙われることになりました。 スネイプはヴォルデモートに「リリーの命だけは助けてほしい」と懇願したのですが、願い叶わず…。スネイプはダンブルドアに助けを求めました。スネイプは死喰い人のメンバーで「不死鳥の騎士団」をスパイする任務を与えられながら、自ら「不死鳥の騎士団」に加入し、ヴォルデモートの動きを見張る二重スパイになったのです。 さらに、ダンブルドアからはハリーのことを守るよう命じられます。 直接的にはハリーに厳しい態度をとっていたスネイプですが、ホグワーツに入学してからずっとハリーのことを守っていたのです。最愛のリリーを失ってしまった、その贖罪として…。『ハリー・ポッター』シリーズは、ある意味、セブルス・スネイプの壮大なリリーへの愛の物語だったといえるでしょう。 演じていたのはイギリスの名優、アラン・リックマンです。『ダイ・ハード』(1988)、『ロビン・フッド』(1991)、『ラブ・アクチュアリー』(2003)など、シリアスからコメディーまで、幅広い役どころを演じる実力派です。残念ながら、2016年1月14日、ガンのため亡くなりました。享年69。

心優しいスリザリン卒業生も

ホラス・スラグホーン

ホグワーツ在学中はスリザリン寮にいたホラス・スラグホーン。卒業後は母校に勤めるようになり、ダンブルドアとは同期です。教師だったころ、スラグホーンはトム・リドルと一番親しかったとされています。非常に優れた魔法使いと称され、死喰い人からも勧誘を受けていましたが、ヴォルデモート、ダンブルドア、どちらにもつきませんでした。 母校に勤めていたころは、優秀な生徒たちに声をかけ、プライベートな会合「スラグ・クラブ」を開いていました。メンバーは学生だったころのトム・リドル、ハリーの母・リリー、スネイプ、ルシウス・マルフォイ、そして現役生徒たちの中からは、ハリー、ハーマイオニー、ネビル・ロングボトム、ジニー・ウィーズリーらが参加しました。 最後、ヴォルデモートとの戦いでは、今までどっちつかずだったスラグホーンでしたが、多くの魔法使いたちに声をかけ、一緒にヴォルデモートと戦いました。

アンドロメダ・トンクス

姉はベラトリックス・レストレンジ(映画ではヘレナ・ボム・カーターが演じる)、妹はシリウス・マルフォイと結婚したナルシッサ・マルフォイです。家柄からして、スリザリン寮のOGと思われます。アンドロメダの従弟でハリーの名づけ親だったシリウス・ブラック(映画ではゲーリー・オールドマンが演じる)とは大変仲が良く、そのためか、ハリーたちの味方になってくれました。 アンドロメダは若い頃デッド・トンクスと駆け落ちして結婚、2人の間に生まれたのがニンファドーラ(映画ではナタリア・テナが演じる)です。ニンファドーラは同じ不死鳥の騎士団に入団し、リーマス・ルーピン(映画ではデヴィット・シューリスが演じる)と恋に落ち結婚しましたが、2人ともヴォルデモートとの戦いで命を落としました。 残念ながらアンドロメダは映画に登場しませんが、物語上では、死んだ娘夫婦の忘れ形見を育てたそうです。