1.ニコラス・エンジェル&ダニー・バターマン
2007年エドガー・ライト監督『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』
サイモン・ペグ演じるエンジェルはとても有能な警察官ですが、不運にもその有能さを上司にうとまれてサンドフォードへと左遷されてしまいます。
エンジェルがサンドフォードで出逢ったのは彼と真逆の性格の警官ニック・フロスト演じるダニーでした。
はじめ、田舎町サンドフォードに犯罪などないように思えましたが、街のおそろしく根深い闇を2人は知ることになります。
2. ジェームズ・カーター&リー警部
1998年ブレット・ラトナー監督『ラッシュ・アワー』
クリス・タッカー演じるカーターはひょんなことからFBIに依頼されジャッキー・チェン演じるリー警部のお守り役に任命されます。
任務は誘拐された中国領事の娘を救出することでしたが、2人が最初にやるべきことは異なる文化や性格とどう折り合いをつけるかということでした。
3.マーカス・バーネット&マイク・ラーリー
1995年マイケル・ベイ監督『バッドボーイズ』
マーカス(マーティン・ローレンス)とマイク(ウィル・スミス)はマイアミ署麻薬捜査班のバディ“バッドボーイズ”。
2人は署内で盗まれたヘロイン100キロを5日以内に奪還する任務につきます。
正反対の性格をした2人の掛け合いが本作の大きな魅力、多くのセリフがマーティンとウィルのアドリブだったと言われています。
4.ロジャー・マータフ&マーティン・リッグス
1987年リチャード・ドナー監督『リーサル・ウェポン』
捜査一課のベテラン刑事ロジャー(ダニー・グローヴァー)と元アメリカ軍特殊部隊の若手刑事マーティン(メル・ギブソン)が自殺にみせかけた殺人事件を追う姿を描きました。
マーティンは交通事故で妻を亡くし精神的に不安定で気性が荒い性格、そんなマーティンを経験豊富なロジャーが手綱を握り上手くコントロールします。
5.モートン・シュミット&グレッグ・ジェンコ
2012年フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督『21ジャンプストリート』
警察官のモートン(ジョナ・ヒル)とグレッグ(チャニング・テイタム)が高校で蔓延する新たなドラッグ“HFS(ホーリー・ファッキン・シット)”を調査するために高校に潜入捜査へ向かいます。
どう見ても高校生に見えない2人の高校生活やドラッグHFSでトリップしてしまう姿を見ればお腹を抱えて笑わずにはいられないでしょう。
6.ジョン・マクレーン&ゼウス・ガーバー
1995年ジョン・マクティアナン監督『ダイハード3』
犯人の指示で黒人差別のプラカードを下げたジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は黒人街でリンチ寸前。マクレーンを救ったのは店の店主ゼウス(サミュエル・L・ジャクソン)でした。
何の接点もなかった2人は最高のバディと化し、テロを防ぐためにニューヨーク中を駆け回ります。
7.アクセル・フォーリー&ウィリアム・ローズウッド&ジョン・タガード
1984年マーティン・ブレスト監督『ビバリーヒルズ・コップ』
デトロイト署の刑事アクセル(エディ・マーフィー)の親友マイキーが殺害され、悩んだ末に事件の捜査に乗り出すアクセル。アクセルが警察署で問題児と知られていたこともあり、ローズウッド刑事(ジャッジ・ラインホルド)とジョン・タガート刑事(ジョン・アシュトン)がサポートすることに。
反発しながらも3人の共通の目的は悪党に制裁を与えること、次第に互いを尊敬するバディへ成長していきます。
8.ジミー・モンロー&ポール・ホッジス
2010年ケヴィン・スミス監督『コップ・アウト~刑事した奴ら~』
娘の結婚式の費用を捻出するために泣く泣くプレミアベースボールカードを手放すことになったニューヨーク市警刑事ジミー(ブルース・ウィリス)。しかし、強盗に遭ってカードを盗まれてしまいます。
ジミーはカードを何とか取り返すためにお調子者の刑事ポール(トレイシー・モーガン)をバディに迎えて強盗を追うことに。ジミーとポールの映画ネタ下ネタ満載の掛け合いは必見です。
9.ハリー・ロックハート&ペリー
2005年シェーン・ブラック監督『キスキス、バンバンLA的殺人事件』
ひょんなことから俳優オーディションに合格した泥棒ハリー(ロバート・ダウニー・Jr)。探偵の役作りのためゲイの私立探偵ペリー(ヴァル・キルマー)のもとで働きはじめました。バディとなった2人は奇妙な殺人事件に巻き込まれていきます。
ハリーとペリーは泥棒とゲイの私立探偵という異色バディ、他作品とは一味違う2人のギャップがとても魅力的です。
10.テリー・ホイツ&アレン・ギャンブル
2010年アダム・マッケイ監督『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事』
ニューヨーク市警の刑事テリー(マーク・ウォールバーグ)はワールドシリーズ中誤ってデレク・ジーターを撃ってしまいました。罰としてテリーはオタク刑事アレン(ウィル・ファレル)とバディを組むことに。
マーク・ウォールバーグ、ウィル・ファレル共にコメディ作品はお手の物、本作では抜群の相性で落ちこぼれ刑事のバディを演じています。