2017年7月6日更新

『終わりのセラフ』ミカエラについて元ネタまで徹底紹介!

終わりのセラフ

鏡貴也原作、人間と吸血鬼の戦いを描いたダークファンタジー漫画が『終わりのセラフ』です。2015年にはアニメ化され人気沸騰しました。 ここでは、百夜優一郎と並ぶもう一人の主人公百夜ミカエラについて詳しく紹介します。

『終わりのセラフ』二人目の主人公百夜ミカエラ

  百夜孤児院2人目の生き残りにして、百夜優一郎の親友でもある百夜ミカエラは、『終わりのセラフ』もう一人の主人公とも言える存在です。

金髪に碧い瞳が印象的な容姿。通称はミカで旧姓は進藤。5月1日生まれ。両親に虐待された上に捨てられ、百夜孤児院に引き取られたという生い立ちの持ち主です。孤児院の中で最年長だったことからリーダー的存在として育ちました。

吸血鬼都市脱出のとき、第七位始祖の吸血鬼フェリド・バートリーによって殺されたと考えられていましたが、自身が吸血鬼となることで生存していました。優一郎は人間に利用されていると考えており、優一郎を救出するため行動します。

ロシア人と日本人のハーフ

  その容姿から、ミカエラは純粋もしくは混血の異国人であると、一瀬グレンは予測していましたが、小説版『終わりのセラフ 吸血鬼ミカエラの物語』の中で、とうとう本人の口から、ロシア人の父親と日本人の母親との間に生まれたハーフであることが明かされました。

さらに、高速道路で走行中の車から、母親の手によって突き落とされたこと、直後に両親が事故死したこと、それはどうやら彼を生かすためだったことなどが、小説の中で判明します。

小説『終わりのセラフ 吸血鬼ミカエラの物語』について

  『終わりのセラフ』の小説シリーズとして、2015年、1と2の2巻に渡って発表されたのが、『終わりのセラフ 吸血鬼ミカエラの物語』です。

ウィルスによる世界崩壊の直後、百夜孤児院に暮らすミカエラは、自らの出生に疑問を抱き始めます。人間だったころのクローリーの死闘、フェリドとの出会い、そしてついに出生の秘密が明らかになっていきます。

彼のファンはもちろん、アニメ版のファンであれば、必読の書です。

ミカエラの元ネタはミカエル?

  上記小説の中で、ミカエラの名前の由来が明かされます。ずばり、聖書に登場する大天使ミカエルでした。

ミカエルは、教派によって異なるものの、三大天使・四大天使・七大天使の一人だと考えられ、天使の中でも最も神に近い存在として崇拝されています。名前の語源は「神に似た者」。つまり「天使の中の天使」とみなされています。

死んだ両親の願いと、ミカエラの背負う運命がこの名にこめられているのです。 

ミカエラの強さは?

  ミカエラは、人間と吸血鬼の狭間に立つ騎士ですが、その血は第三位始祖クルル・ツェペシによって与えらています。さらに、一級武装も所持しているため、その強さは貴族のレベルに達しています。位が高い貴族であればあるほど、強くなるためです。事実、グレンとは互角以上の戦いを繰り広げました。

そればかりか、百夜孤児院にいた頃から、頭の回転の速さやひらめきは、誰よりも秀でており、それが吸血鬼になった今も存分に生かされています。

クルルとの関係は?

  地下都市にいたときのミカエルは、自ら進んで吸血鬼達に血を提供し、脱出の機会をうかがっていました。ところが、ようやく見つけた脱出のときに瀕死の重傷を負ってしまいます。その際、クルルに血を与えられることで、吸血鬼として復活したのです。

他の吸血鬼とは異なり、人間の血を一切飲まず、クルルの血だけを飲み、生きながらえてきました。そのため、吸血鬼を憎みながら、命を助けてくれたクルルだけは特別な存在となっています。

クルル・ツェペシについて

  クルル・ツェペシは、ピンク色の髪と赤いツリ目が特徴の、第三位始祖で吸血鬼の女王です。小柄ながら高い戦闘能力を誇り、クルルを本気で怒らすと、吸血鬼の貴族であろうと生きてはいられないと言われるほどの力を持っています。

瀕死のミカエラに血を与えて吸血鬼に変えましたが、実はそこには深い意図がありました。

ミカエラの声優は?

幼少期を担当したのは千菅春香

  声優のみならず、歌手としての活動も目覚ましい千菅春香。2012年、「ミス・マクロス30コンテスト」の歌手部門に応募した彼女は、3000通を超える応募者の中から見事グランプリを獲得し、デビューのきっかけをつかみ現在に至ります。

翌年には、ゲームソフト『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』の主題歌を担当し、ファーストシングル「プラネット・クレイドル/ワンダーリング」をリリース、また、ヒロインの1人であるミーナ・フォルテ役で声優デビューも果たしています。

2014年4月には、テレビアニメ『ソウルイーターノット!』の主人公春鳥つぐみ役に抜擢、初のメインキャラクターを演じました。

歌手、声優、ラジオDJなどマルチに活躍が期待される若手の一人です。

少年期を担当したのは小野賢章

  劇団ひまわり系列の砂岡事務所に所属し、子役として活動してきましたが、12歳からは10年間、映画『ハリー・ポッター』シリーズの日本語吹き替えで主人公・ハリー・ポッター役(ダニエル・ラドクリフ)を担当し、一躍その名を知らしめました。

以後、声優として多数の作品に出演していますが、2014年2月には、『黒子のバスケ 2nd season』のエンディングテーマ「FANTASTIC TUNE」で、CDデビューも果たしています。

ミカエラのアフレコにあたっては、次のように述べています。  「ミカは自分のことより周りの人を考えているとても優しい子です。 優ちゃんに見せた涙がとても印象的で、いつも明るく振舞ってるけどミカも辛い思いをしてるんだなと切なくなりました。」  子役としての経験が、声優の仕事にも見事に生かされているようです。