2017年7月6日更新

アンソニー・ホプキンスの驚きの事実12選

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アンソニー・ホプキンス
©picture-alliance //Newscom/Zeta Image

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アンソニー・ホプキンスのプロフィール

アンソニー・ホプキンスは『冬のライオン』、『人形の家』、『羊たちの沈黙』など数々映画で大活躍している人気俳優です。プライベートでは3度結婚しており、最初の妻との間に娘が1人います。 ピアニスト志望だったアンソニーが俳優に転向し、アカデミー賞主演男優賞に輝くまでの波乱万丈な人生の中で、あまり知られていない12の事実を紹介したいと思います。

1.アル中を患っていた過去が

1939年イギリスはウェールズ生まれのアンソニー・ホプキンスは1960年代半ばから俳優としての活動を始めます。しかしその頃はアルコール中毒に悩んでいました。その後1975年には完治しています。

2.台詞を覚えるためのとんでもない方法

アンソニー・ホプキンスといえばハンニバル・レクター博士。その怪演は今でも語り継がれていますが、彼の台詞の覚え方はとにかく繰り返すこと。覚えなければいけない部分は少なくとも200回繰り返し読み込みます。少なくとも、です。すごいですよね。

3.ハンニバルであることに誇りを持っている

レクター博士の演技が絶賛されているのはリアルすぎる演技にあります。 例えば第1作目『羊たちの沈黙』のワンシーンで、レクター博士がクラリス(ジョディ・フォスター)のアクセントを真似して出身地を当てます。このとき、クラリスを演じたジョディは「本当に」怒ったのだそう。その怒りが演技上のクラリスに反映され、そのシーンは絶賛されることとなりました。 このレクター博士の役は誇りだったとホプキンス自身も述べており、時に共演者のリアルな感情を引き出すことができたようです。

4.ピアノの腕もプロ級!

演技が第一級であることは誰もが認めることですが、ホプキンスピアノの腕前もかなりのものだということです。

5.撮影中に九死に一生を得た経験も

『ザ・ワイルド』の撮影中死にかけた経験も。なんと凍った川の中に転落し、病院に緊急搬送されたのだとか。とっさの対応で低体温症による死を免れたのだそうで、本当によかったですね!

6.ただ1人、自分と似ているというキャラクターは?

俳優として、自分と異なるキャラクターを演じることに慣れているホプキンス。しかし2005年の『世界最速のインディアン』で演じたバート・マンローだけは別だったようで、これほど自分みたいなキャラクターは今までなかったと話していたほど。

7.ディスクレイシアを克服して大俳優に

あまり知られてはいませんが、ホプキンスはディスクレイシア(失読症)です。文字を読むことが苦手なわけですが、記憶力や何度も繰り返し台詞を読む才能と努力でキャリアをものにしてきました。

8.両親はパン屋だった

ホプキンスが幼い頃、彼の両親はパン屋を営んでいました。よく両親を手伝っていたのだそう。

9.『007』へ出演するチャンスが数度あった

イギリス人スパイジェームス・ボンドを描く『007』シリーズ。ホプキンスはイギリス出身ということもあってか3度ばかり出演の機会を手にしたことがあります。どれも実現はしていませんが、次のオファーがあれば出演になるかも!?

10.栄光に隠された裏話

『羊たちの沈黙』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたホプキンス。実は彼がこの賞を受賞した日は、父親の命日と一緒だったのだそう。11年経った後、彼はこの賞を手にしました。

11.役のイメージがつくのを嫌った

レクター博士の役があまりにも有名なアンソニー・ホプキンス。本人はその役のイメージがつくことを嫌い、1992年の『ドラキュラ』でヴァン・ヘルシング博士を演じました。これは今までとは真逆のイメージの役でした。

12.俳優になった理由は憧れの女優に会うため!?

そんな大俳優がこの道を志したわけは意外なところにあります。ホプキンスはその理由について、ある女優に会うためだったとインタビューで答えています。それはチャップリンの『ライムライト』でヒロインを演じたクレア・ブルーム。意外に単純なところに理由があったようですね。