2020年5月27日更新

『NARUTO -ナルト-』木ノ葉隠れの里の中忍一覧

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『NARUTO -ナルト-』に登場する“中忍”とは

中忍とは、『NARUTO-ナルト-』に登場する忍たちに与えられた階級のようなもの。ほぼすべての忍が、下忍・中忍・上忍のいずれかに該当します。木ノ葉隠れの里には忍者学校(アカデミー)が設立されており、試験に合格した素質ある子どもだけが通うことを許されます。 卒業試験に合格した時点で下忍になり、中忍・上忍と昇給していくためには、一定期間の間に行われる試験に合格しなければいけません。中忍選抜試験は、下忍昇給時に組まれるチームごとの受験になり、チームを担当する上忍が受験するか否かを判断します。 合格して中忍になると、任務のほかに忍者学校の教師を任されることが多く、中忍選抜試験の試験官を担当するようにもなります。本記事ではそんな中忍に位置する木ノ葉隠れの忍たちを一挙紹介します! ※本記事では『NARUTO -ナルト-』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

うみのイルカ

うみのイルカは、幼い頃に両親を亡くしたナルトの親代わりであり忍者学校時代の担任です。疎まれ続けた彼の存在を初めて認め、数少ない理解者として終始寄り添い続けました。物語を通して、ナルトの精神的支えとしての役割が大きく、本編では最後まで前線に立つ姿が描かれませんでした。 しかし『臨の書』によると、才能に恵まれ優秀であったこと。Aランクの任務を幾度となくこなしており、上層部の信頼を得たことで教師に選抜されたと明らかになっています。

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ミズキ

ミズキは、ナルトらが通う忍者学校の(元)教師。卒業試験に落ちたナルトを唆し、初代火影・千手桂間が封印した禁術の巻物“封印の書”を盗むよう仕向けました。手裏剣術に長けており、最初の奇襲ではイルカを追い込んだミズキですが、“封印の書”にあった影分身の術を発動させたナルトに一方的に倒されてしまいます。 下忍以下の彼に負けたということは、中忍としての実力は高く無かったのかもしれませんね。倒された後の消息は不明でしたが、アニメでは大蛇丸の部下として再登場。薬で自身の体を強化しており、イルカやナルトと再戦を果たすものの敗北しています。

油女シノ

第四次忍界大戦の終結後はアカデミーの教師になり、ボルトたちの担任を務めていました。油女一族なので蟲を操ることができ、応用力が高い能力なため様々な場面で活躍する実力者です。 教師を志したのは、ナルトとヒナタの結婚祝い探しの際にイルカの生徒達を宥め、諭した事が切っ掛けでした。 教師としての熱意は持っていますが、相変わらず話を最後まで聞いてもらえなかったり、生徒に授業をサボられたりと、不遇の扱いを受けることが多々あります。 落ちこんでいるところを鵺に操られてしまい、ボルト、ミツキ、シカダイに襲い掛かってしまったことがあり、教師を辞めようとしていましたが、ボルトたちに引き留められて踏みとどまりました。教師になっても悩みが絶えないシノですが、教え方には定評があり、生徒想いの良い先生です。

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うずまき(日向)ヒナタ

うずまきナルトの妻で、ボルトとヒマワリの母親。日向一族特有の血継限界「白眼」を使って360°の視界と透視、望遠能力を得ることができ、チャクラの排出口である「点欠」を突く体術を使って戦います。 かつては夕日紅を隊長とした元第八班の一員で中忍でしたが、現在は籍を残っているものの任務に赴くことはなく、主婦業をメインとしているようです。 温厚で優しい性格ですが、本気で怒ると白眼を発動した状態で容赦なく叱るため、ボルトはもちろん、ナルトも逆らうことはできません。また、ナルトが連れ去られそうになった際には敵に1人で立ち向かうなど、芯が強い面も持ち合わせています。 ですが、普段は火影という忙しい身のナルトを気遣ったり、子供たちを温かく見守る良妻賢母といった姿が描かれています。

奈良シカダイ

奈良シカマルとテマリの息子。基本的にシカマルによく似た見た目をしていますが、目だけはテマリに似たつり目になっています。 ボルトとはアカデミー入学前から仲が良い親友で、卒業後は山中いのじん、秋道チョウチョウと共に第十班に所属しています。父親譲りの面倒くさがりな性格で、当初は何となく任務をこなしていましたが、「白夜団」のリョウギとの出会いをきっかけに忍としての自覚や責任感を持ち始めました。 両親から受け継いだ明晰な頭脳を活かした戦いを得意とし、隊長不在時には作戦立案や現場指揮も受け持ちます。奈良一族の秘伝忍術「影縛りの術」とテマリが得意とする風遁を使えますが、一時期は父親の顔を立てるため風遁は使用しないようにしていたようです。 中忍試験では、第三次試験でボルトに敗退したものの、岩隠れの里の動乱で見せた活躍で隊長としての資質を評価され、同期の中で最速の中忍昇格を果たしました。

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猿飛ミライ

猿飛アスマと夕日紅の娘で、三代目火影・ヒルゼンの孫。木ノ葉丸とは従兄妹の関係です。「BORUTO」開始時点で既に中忍になっており、基本的に火影護衛任務についていますが、先代火影のカカシとガイの護衛として湯の国について行ったこともありました。 生まれてくる前に亡くなってしまった父や祖父を尊敬しており、任務に赴く前には仏壇に手を合わせてから家を出るようにしています。父に似ておおらかな性格ですが、生真面目で純粋なところもあり、時折頑固で思い込みが激しい一面を見せることも。 また、下忍時代に師事していたシカマルのことも尊敬しており、テマリから風遁を教えてもらっているため奈良家と深い関わりがあり、シカダイとも交流があります。 母から受け継いだ幻術を得意としており、加えて父が使っていた火遁と風遁、形見のチャクラ刀を用いた体術も使える万能な忍です。

スズメ

スズメは忍者学校の教師であり、幼い頃のサクラやいのの担任。生け花や手芸、茶の湯に関する知識をくノ一候補たちに教えていました。中忍試験の途中、サクラの回想シーンの中で初登場しています。 原作では回想シーンのみでしたが、アニメ第2部ではフリドー一味の襲来時に、綱手の指示を仰ぐ場に姿を現しています。その後はしばらく登場しませんでしたが、ペイン襲来後にイルカら他の教師と使える教材を探す姿が見られました。

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奈良ヨシノ

奈良ヨシノは奈良シカクの妻であり、シカマルの母親です。夫曰く「時折見せる笑顔が魅力的」とのことですが、相当なかかあ天下だったようで、夫と息子に終始恐れられていました。 ヨシノは登場回数が少ないうえに作中での戦闘描写がほぼありません。シカクが優秀な上忍ということもあり、実戦からは退いているのかもしれませんね。使用する術なども判明していないので、中忍としての実力は不明のままです。

犬塚ハナ

犬塚キバの姉であり、里の優秀な獣医として活躍している犬塚ハナ。3つ子の忍犬・灰犬3兄弟を相棒としており、1人につき1匹の忍犬を扱う犬塚家では珍しいようです。獣医の技術を活かし、戦闘で負傷したキバの忍犬・赤丸を治療したこともありました。 木葉崩し編では母親のツメ、忍犬・黒丸と共に音忍や砂忍と交戦。第四次世界大戦では第5部隊に配属されており、10万体のゼツを迎え撃っています。

たたみイワシ

ナルトらの中忍選抜試験の試験官として登場した、たたみイワシ。試験中、受験生の状況・情報を常に把握し、必要であれば上官に報告する任務に就いていました。 実際に「我愛羅を含む受験生たちがわずか1時間強で“死の森”を突破した」と特別上忍のみたらしアンコに報告しています。第1部の終盤では、シズネ・ライドウ・ゲンマと組み、共に任務に就いている描写もありました。

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はがねコテツ

ナルトらの中忍選抜試験、第一試験の試験官を務めたはがねコテツ。里の門番をしていることがあり、綱手が五代目火影に就任した後は、秘書業務も担当していました。 戦闘における武器は、巻物から出した鎖付きの大きなハンマー。第2部ではアスマ・シカマル・イズモとフォーマンセル小隊を組み、暁の飛段・角都と交戦することに。力及ばず撤退したものの、第四次忍界大戦へ参戦した際に蘇生した角都と再戦しています。

神月イズモ

神月イズモはコテツの幼馴染であり、同じくナルトらの中忍選抜試験、第一試験の試験官として登場しました。コテツと行動を共にすることが多く、五代目火影に就任した綱手の秘書業務も行っていたのだとか。 第2部では暁の飛竹・角都と交戦し、得意とする水遁・水飴掌原で角都の動きを封じることに成功します。後方支援を行いコテツとの絶妙な連携を披露しますが、全滅の危機に瀕したため撤退。第四次忍界大戦にはダルイ第一部隊の増援として参戦しており、コテツと共に角都と再戦することになりました。

飛竹トンボ

ナルトらの中忍選抜試験、第一試験の試験官として登場した飛竹トンボ。当初は、意義を申し立てた受験生を壁に叩きつけ、恐怖でねじ伏せるという行動で反感を買っていました。 包帯と額当てで顔の大半が覆われているにも関わらず、探知能力に優れています。上官の意図を組み命令には素直に従っており、上忍・山中いのいちの下で任務に励んでいました。作中で目立った活躍はないのですが、本人曰く「中忍の中でもエリート」とのことです。

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シホ

シホはビン底眼鏡にボサボサの髪が特徴で、口癖は「ぶっちゃけ」という変わったくノ一。暗号部の解読班に所属しており、ナルトとシカマルが自来也の残した暗号を解読する際に活躍しています。暗号部としての判断力に優れ、ナルトの気付きをヒントに解読までこぎ着けました。 この1件でシカマルに好意を持ったようで、「何かあったらまた伺います」と去った後も素直に待っていた様子。しかしそれ以降の進展は無く、シホ自体の登場もほぼありません。