2017年7月6日更新

ヒカリ、『ダイヤモンド・パール』のヒロインを知るための6のこと【ポケットモンスター】

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ヒカリ

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1:トップコーディネーターを目指すヒカリ

  大人気アニメ『ポケットモンスター』。多くのシリーズがある中、2006年から2010年まで放送された第3シリーズ『ダイヤモンド・パール』でのヒロインがヒカリです。 シンオウ地方・フタバタウン出身の10歳の少女。母親のアヤコと2人暮らしで兄弟は居ません。 『ダイヤモンド・パール』では、ポケモンを戦わせる通常のバトルのほかに、ポケモンの魅力を競う「ポケモンコンテスト」が行われます。このコンテストは、ビジュアルだけでなく、どれだけ華麗にバトルできるかが重要な評価対象となります。   コンテストに参加するトレーナーはポケモンコーディネーターという呼ばれ、優勝リボンを5つ集めるとコンテスト最高峰のグランドフェスティバルへ出場でき、ここでの優勝者が憧れのトップコーディネーターの称号を得られるのです。 母・アヤコは、このトップコーディネーターでした。そのため、活発でおしゃれ好きなヒカリも、母のようになりたいと思いトップコーディネーターを目標にしています。

2:『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』はこんなアニメ

  シンオウ地方のフタバタウン。トップコーディネーターを目指しているヒカリは、ポケモンの研究をしているナナカマド博士からもらったペンギンポケモン・ポッチャマと共に、各地で行われるコンテストに出るための旅に出ます。 一方、カントー地方のバトルフロンティアを制覇した主人公のサトシは、ピカチュウらを連れてシンオウリーグ挑戦のためにシンオウ地方へやってきました。そこへピカチュウを奪おうと狙っている「ロケット団」の襲撃があり、ピカチュウが吹き飛ばされてしまいます。   傷ついたピカチュウに遭遇したヒカリは、野生のポケモンと間違えて捕獲しようと攻撃しますが、逆に反撃を受けて自転車を壊されました。どうやらポケモンシリーズのヒロインは、ピカチュウに自転車を壊されるのがお約束のようです。 はぐれたピカチュウを保護し、トレーナーのサトシを探したヒカリ。その縁で同行することになり、こうしてシンオウ地方を舞台とするサトシとヒカリの夢への挑戦の旅が始まります。

3:サトシとヒカリはパートナー?ライバル?

  共に旅をすることになったサトシとヒカリ。トレーナーとコーディネーター、立場は多少違いますが、それぞれ必要なアイテムを集め、夢へと一歩一歩進んでいく過程は同じです。 そんなふたりは一緒に特訓をし、協力するベストコンビ。手持ちのポケモンを交換しお互いの力を強化したり、サトシのバトルを彼女がチアリーダースタイルで応援したこともありました。 ふたりとも勝気なため喧嘩や張り合うことも度々ですが、良いライバルでありパートナーであると言えます。

4:ヒカリの口癖

  ヒカリはよく「大丈夫」と言います。しかし、口癖で適当に口にしてしまうので、結果として大丈夫ではないことが多いようです。そのため、母・アヤコやサトシから彼女の「大丈夫」はアテにされていません。 反対に、「だいじょばない(大丈夫じゃない)」と言うことがあり、これは本当に自分で大丈夫じゃないと思った時のセリフだそうです。 また、「ちーがーいーまーすー!」など、音を一つひとつ伸ばしながら強調するのも彼女の口癖と言われています。

5:ヒット&アウェイが武器?ヒカリのポケモンたち

  ポケモンはそれぞれ得意な技を持ち、様々な戦法で戦います。攻撃してすぐ逃げる「ヒット&アウェイ(一撃離脱戦法)」がメジャーですが、ヒカリは相手の攻撃を回転しながらよけて反撃に移るという戦法を考え出し、自身のポケモンに教え込んだそうです。 それでは、ここで彼女のポケモンたちをご紹介します。

ポッチャマ

  「みずタイプ」で子どものペンギンの姿をした、彼女の初めてのポケモンです。 ナナカマド博士の研究所で初心者トレーナーを待っていたポッチャマは、同じ初心者用のポケモンとトラブルを起こし飛び出してしまい、連れ戻しに来たヒカリに反発していました。 しかし、野生のポケモンに襲われた際に彼女がポッチャマを庇ったことにより、ふたりに信頼感が生まれ、サトシのピカチュウと同じようなポジションのパートナーポケモンとなっています。 ヒカリが初めて出場したポケモンコンテスト・コトブキ大会では一次審査を突破。その後、ソノオ大会での彼女の初優勝へと導いています。 使用技は、「バブルこうせん」「がまん」「つつく」「うずしお」など。

ミミロル

  野生のポケモンで、うさぎによく似たミミロルは「ノーマルタイプ」。 ミミロルはピカチュウに一目惚れしたようで、ヒカリたちが初めてミミロルのゲットを試みた時に、ピカチュウ以外を「れいとうビーム」で凍らせてしまいます。その後、ピカチュウと共にロケット団に捕まりなんとか脱出したところをヒカリに助けられ、それがきっかけでヒカリにゲットされました。 彼女のポケモンとなってからは、同行するピカチュウの看病をしたり、ヒカリとアヤコが共同で製作したハートモチーフのベストを着た姿をピカチュウに褒められとても喜んだりと、なかなか純情な面を見せています。 また、おしゃれ好きで、ピカチュウのバトルを度々チアガールスタイルで応援したこともあり、『ダイヤモンド・パール』最終話ではモデルにスカウトされました。 使用技は、「れいとうビーム」「とびはねる」「ピヨピヨパンチ」など。

パチリス

  ヒカリがその可愛らしさに一目惚れし、ゲットした野生の「でんきタイプ」のポケモンです。 リスに似た愛くるしいルックスとは裏腹にかなりやんちゃなようで、彼女は育てる自信を失い一度は手放します。しかし、ロケット団に襲われたヒカリたちをパチリスが得意の「ほうでん」を使い助けたことをきっかけに、改めて彼女のポケモンになりました。 やんちゃな一方でプレッシャーに弱く、初めてのコンテストではパニック状態になってしまいましたが、ヒカリの機転で何とか演技を成功させています。 使用技は、「スパーク」「ほうでん」「てんしのキッス」「いかりのまえば」など。

ブイゼル

  イタチのような姿をした「みずタイプ」のポケモンです。 野生で高い能力を持つブイゼルに、一度はヒカリのポッチャマやサトシのピカチュウも負けますが、結局は彼女がポッチャマでゲットしました。 言うことをきかなかったり、ほかのポケモンたちといざこざを起こしたりしながらも、次第に馴染んでいきます。 しかし、ブイゼルはバトルの実力が非常に高く、「コンテスト」よりも「バトル」向きであり、サトシとの相性も良かったため、彼のエイパムと交換されました。 ヒカリのポケモンだった時の使用技は、「みずでっぽう」「ソニックブーム」「アクアジェット」など。

エテボース

  エイパムの進化形で、猿をモデルにした「ノーマルタイプ」のポケモンです。 もともとはサトシがゲットしたポケモンでしたが、コンテスト向きであるためブイゼルと交換されヒカリのポケモンとなりました。 「ダブルアタック」の技を覚えた後、エイパムからエテボースに進化。サトシのポケモン時代に豊富なバトル経験があり、通常のバトルでもヒカリから期待され、ポケモンコンテストにおける主力として活躍します。カンナギ大会では、苦戦しながらも優勝を果たしました。 しかし、その後、ポケモンピンポンに目覚めて、彼女のもとから旅立ちます。 使用技は、「きあいパンチ」「ダブルアタック」「スピードスター」など。

マンムー

  ヨスガシティへ向かう途中の森で、ウリ坊に似たウリムーと出会い、ヒカリは手持ちのポケモンに加えます。その後、イノムーに進化し、さらにイノシシとマンモスをかけ合わせたようなルックスのマンムーになりました。 エテボースがポケモンピンポンの選手にスカウトされ彼女のもとを去ってからは、ポケモンコンテストにおける主力ポケモンとして活躍します。 かなりの食いしん坊なため、他のポケモンの食べ物にも手を出してしまうのが困ったところですが、ヒカリが作るお菓子・ポフィンがお気に入りで、これを与えると機嫌がよいようです。 「こおり」及び「じめん」タイプのポケモンで、使用技は、「こおりのつぶて」「とっしん」「げんしのちから」「めざめるパワー」など。

マグマラシ

  ヤマアラシに似た姿の「ほのおタイプ」のポケモンです。 シンオウ地方で開かれた「ジョウトフェスタ」でのバトルで勝利した際、賞品としてもらったタマゴから誕生。生まれた時はネズミとヤマアラシをかけ合わせたようなルックスのヒノアラシで、その後マグマラシに進化しました。 ヒノアラシ時代からバトルの才能が高く、サトシのポケモン・ハヤシガメと互角の戦いをしたり、後にマンムーの「こおりのつぶて」と「かえんぐるま」の合体技「フレイムアイス」を編み出したりと、かなりの実力派です。 使用技は、「かえんぐるま」「えんまく」「スピードスター」「ふんか」「かえんほうしゃ」など。

トゲキッス

  トゲチックの進化形で、「フェアリー」及び 「ひこう」 タイプのポケモンです。 ヒカリと瓜二つのサルビア王女から「グランドフェスティバルに連れて行ってほしい」と譲られ、彼女のポケモンとなりました。 王族に育てられたため、非常におっとりとして上品です。優雅な動作を取り入れるので技を出すのは遅いものの、その実力は高く、ポケモンコンテスト・グランドフェスティバルにおいて、ポッチャマと共に決勝戦に出場しています。 使用技は、「はどうだん」「ゴッドバード」「エアスラッシュ」「しんぴのまもり」など。

6:ヒカリ役の声優ってどんな人?

  ヒカリの声を務めたのは、東京都出身、1978年1月2日生まれの豊口めぐみ(とよぐち・めぐみ)です。声優やナレーター、ラジオパーソナリティとして活動しています。 日本工学院専門学校在学中、文化放送『広井王子のマルチ天国』火星ガールオーディションでグランプリとなり、ラジオでのレギュラーを獲得。ここから声優への道が開かれました。 基本的に、『ポケットモンスター』ヒカリや『いちご100%』西野つかさなど、明るい少女や女性の役を演じることが多いですが、『BLACK LAGOON』のレヴィのような凄みのきいたクールな役柄も人気です。 専門学校時代のラジオ番組制作の実習経験を生かしラジオパーソナリティとして活躍するほか、劇作家・演出家の野坂実と旗揚げした演劇ユニット『東京ジャンケン』の公演も精力的に行っています。