2017年7月6日更新

女優として大成した元アイドルまとめ!【満島ひかりから橋本環奈まで】

日本の芸能界を代表する人気女優たち。彼女たちの出演作は多くのヒット作に恵まれています。そんな彼女たちが人気を得る前はアイドルとして活動していたことをご存知でしたか?アイドルとしての活動を経て、人気女優となった10人をご紹介します。

アイドルから女優へ華麗なる転身、アイドルだからこそハードルが上がる?

アイドルから女優へ。アイドル時代には役者の世界を垣間見る機会も多く、人気者が辿る道筋としては規定ルートと言えるかもしれません。これまでの知名度と人脈を持ってすれば、女優人生をスタートさせるのにさほど苦労は要りませんよね。 ところが、元アイドルという実績が女優として歩む障害となる場合があるのです。自らの個性を思う存分発揮することが人気に繋がるアイドル、片や役者はといえば、個性を埋没させ他人になり代わることを求められるのです。 世間が抱くイメージを脱却し新たな才能を開花させた一握りの成功者。元アイドルから華麗なる転身を遂げた女優16人を紹介します。

1:満島ひかり

満島ひかりはその演技力が多方面で注目されている実力派女優ですが、本格的に演技を始める前は、アイドルグループに在籍し、歌とダンスを中心に活動していました。沖縄アクターズスクール出身の5人組のダンスグループ、Folder5の一員として、2000年から2003年までの3年間活動し、3作目のシングル『Believe』がアニメ『ONEPIECE』の主題歌となり、ヒットしました。 満島ひかりが女優として注目されるようになったきっかけは、2009年に出演した映画『愛のむきだし』です。園子温監督作品の今作で、満島は第83回キネマ旬報ベスト・テンで「助演女優賞」に輝き、その後も多数の映画作品に出演しています。

2:中谷美紀

主演ドラマや主演映画が次々とヒット作に恵まれている人気女優の中谷美紀ですが、デビューは、音楽番組のキャラクターであるアイドル、「桜っ子クラブさくら組」の一員としてのものでした。1996年に坂本龍一のプロデュースで『砂の果実』を発表しています。その後も数曲のヒット作に恵まれ、歌手としての評価も得ました。 その後の中谷美紀は、歌手時代から注目を集めていたミステリアスな容姿を生かし、1998年、99年にホラー映画『リング』『リング2』で高野舞役を演じ話題に。その後、1999年に初の主演となるテレビドラマ『ケイゾク』が放送され、一躍人気女優となりました。

3:広末涼子

今や3児の母となり、女優としても貫禄の出てきた感のある広末涼子は、十代の頃はとてもフレッシュな魅力にあふれたアイドル歌手でした。デビュー曲『MajiでKoiする5秒前』は、広末のボーイッシュで爽やかなイメージと相まっていきなりのヒットを記録し、その年に紅白歌合戦に出場するなど、瞬く間にトップアイドルとなりました。 広末涼子は、1997年映画『20世紀ノスタルジア』で女優としての才能を開花させ、映画賞の新人賞を総なめにしました。1998年『秘密』、1999年『鉄道員(ぽっぽや)』など出演作のどれもが話題となり、テレビでは1999年『リップスティック』において連続ドラマ初主演を果たしました。

4:篠原涼子

仕事のできる女性や姐御肌の女性を演じさせたら右に出るものはいないほど魅力的な篠原涼子。篠原もまた、かつてはアイドルグループに在籍していました。 歌とダンスを中心にパフォーマンスを行うことから、「東京パフォーマンスドール」と名付けられた女性7人組のアイドルグループの一員として、約4年間活動をしています。1992年に『WAKE ME UP!! / WEEKEND PARADISE』の両A面シングルをリリースし、グループ内ソロ曲『スコール』を担当しました。 その後グループを卒業した篠原は、ソロ歌手「篠原涼子」としてデビューします。『愛しさとせつなさと心強さと』で小室哲也プロデュースという好機を掴み、その後のシングルもヒット作を連発します。 篠原涼子が女優として注目され始めたのは、2003年の宮藤官九郎脚本ドラマ『ぼくの魔法使い』のヒロイン町田留美子役です。これをきっかけに、翌年『光と共に・・・~自閉症を抱えて~』にて連続ドラマ初主演を果たしました。その後も姐御肌で面倒見の良いキャラクターに合った役に多数恵まれ、2006年ドラマ『アンフェア』にてこれまでの最大の当たり役となる雪平夏見役と出会います。

5:仲間由紀恵

上品で知的な雰囲気が魅力的な女優、仲間由紀恵。篠原涼子も在籍していた「東京パフォーマンスドール」に仲間も一時期在籍していました。その後、小室哲也の音楽番組がきっかけで、プロデュースを担当してもらうことになり、『MOONLIGHT to DAYBREAK』で歌手デビューをしています。 仲間由紀恵が女優としての成功をつかむ転機となったのは、2000年の映画『リング0バースデイ』での山村貞子役です。現在も黒髪のロングヘアがトレードマークの仲間由紀恵ですが、そのクールで神秘的な雰囲気を役に投影させています。同年、長寿シリーズとなる『TRICK』の山田奈緒子役で連続ドラマ初主演を果たし、人気女優への道を歩み始めます。

6:菅野美穂

キュートな笑顔と裏腹な卓越した演技力のギャップが、女優としての底知れない実力を感じさせる菅野美穂も中谷美紀同様、音楽番組の企画ユニットの一員としてデビューしました。音楽番組『桜っ子クラブ』のメインキャラクターでもある企画ユニット「桜っ子クラブさくら組」のメンバーとして活動しながら、演技にも活動の幅を広げていきます。 1995年にNHK連速テレビ小説『走らんか』の三浦真理役に抜擢されたことをきっかけに女優としての転機を掴み、翌年に『イグアナの娘』でヒロイン青島リカ役で演技力を評価されます。1997年から定期的に放送されたスペシャルドラマ『君の手がささやいている』では聴覚障害者という難役をこなし、一躍人気女優となります。

7:永作博美

永作博美は、年齢を重ねるごとにその可愛らしさと魅力を増していくような女優ですが、アイドルユニット「ribbon」のメンバーとして、芸能活動をスタートさせています。 「ribbon」は、女性3人組のアイドルユニットで、永作博美はそのセンターを務めていました。コント番組を持つなどお笑いやバラエティ分野にも積極的なアイドルで、この時の経験が後の永作博美の演技力に見事に生かされています。 1993年に初舞台となる『タイムスリップ黄金丸』に出演したことをきっかけに芝居に目覚め、本格的に女優としての活動を開始。テレビドラマに精力的に出演を続け、1998年の『冷たい月』や1999年の『週末婚』で女性同士が火花を散らし合うような心理サスペンスで迫真の演技を見せ、高い評価を得ます。

8:深田恭子

30代に突入してから新たな魅力が増したと人気が再燃している深田恭子。ホリプロ主催のオーディションイベント、ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、その後同イベント出身者で結成されたアイドルユニット「HIPS」に在籍します。 HIPSとしての活動は、ラジオ番組「HiP HOP パラダイス」に出演し、同番組の企画CD「Pretty HiP」を1999年に発表しています。 在籍時から単独でのドラマ出演が多く、初の主演ドラマ『神様、もう少しだけ』でHIVに侵される少女の役を熱演し話題となります。その後も2000年の『イマジン』、2001年の『ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ』で自身のキャラクターと良く合ったハマリ役を得て、2004年、映画『下妻物語』でそのキャラクターを生かした独自の演技スタイルを確立しました。

9:三吉彩花

テレビドラマ『エンジェルハート』での香瑩役が記憶に新しい、女優三吉彩花。三吉の芸能界デビューは早く、小学校1年生の時から読者モデルとして活動した後、現在も所属している事務所アミューズに所属します。 事務所のセンバツメンバーで結成されたアイドルグループ「さくら学院」のメンバーに選ばれ、2010年には初のシングル『夢に向かって』をリリース、2011年に卒業するまで、アイドルとして多数のライブイベントを行いました。 アイドルとしての活動と並行して女優業も行ってきた三吉ですが、2014年に出演した『ロストデイズ』の立花五月役で注目を集め、2015年には『エンジェル・ハート』にてヒロインの香瑩(シャンイン)役に抜擢。女優としての人気と評価を得ました。

10:川栄李奈

川栄季奈は、国民的アイドルグループAKB48に在籍していました。選抜総選挙などでは人気はふるわないものの、単独でドラマ出演を果たすなど、AKB在籍時から、その演技への真剣さと実力の高さが評価されています。 AKB48時代の川栄の選抜メンバー参加曲は、2014年発表の『心のプラカード』です。このシングル選抜メンバーをかけた総選挙前の握手会で襲撃事件に合い、一時は活動を休止する事態もありました。 女優としての活動は、2014年に主演である秋月百花を務めた『セーラーゾンビ』での評価をきっかけに、同年の『ごめんね青春』での神保愛役や、2016年『早子先生、結婚するって本当ですか?』の守山風子役など、次々に良役に恵まれています。2016年現在は朝ドラ『とと姉ちゃん』に出演中です。

11:早見あかり

すらりと伸びた長身に彫りの深い顔立ちが印象的な早見あかり。NHK朝ドラ『マッサン』に主人公の妹・すみれ役で出演、映画『百瀬、こっちを向いて』に主演と、女優として順調な滑り出しを見せました。最近では映画・ドラマだけでなくCMでもよく見かけるようになりました。 中学生で「ももいろクローバー」の一員としてデビューした早見あかりは、2年半の活動後、アイドルを辞め女優一本で生きる決断を下しました。そんな彼女を女優の道へ押し上げてくれたのが、客席を前にシチュエーションコメディを繰り広げる『ウレロ☆シリーズ』。 レギュラーメンバーをそのままに2016年で4シーズン目を迎えています。お笑いのプロに囲まれたステージ上での経験は、女優・早見あかりが開花する起爆剤となったことでしょう。

12:前田敦子

2017年1月期ドラマ『就活家族』の演技に注目が集まった前田敦子。ずしりと重いテーマを掲げた中、富田家の長女・栞を見事演じ切りました。 14歳で1期生に合格し、瞬く間にAKBを牽引する存在となりました。初主演作『もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』で日本アカデミー賞話題賞を受賞しています。 以来、芥川賞受賞作『苦役列車』の康子役、『イニシエーション・ラブ』の繭子役等、才能の片鱗を覗かせる作品を世に送り出してきた前田敦子。今後の活動から目が離せませんね。

13:大島優子

小柄な体つきからは想像もつかない存在感で、テレビや映画、舞台にまで活躍の場を広げる大島優子。前田敦子と共にAKB48黄金期を築き上げたスーパーアイドルとして知られています。 芸能界入りをしたのは7歳の時。ドラマ『バージンロード』では、和久井映見演扮する主人公・桜井和美の少女時代を演じる姿を見ることができます。 2014年の映画『紙の月』では、主人公を無意識に転落へ導いてしまう銀行員役が好評を呼び、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。舞台「No.9-不滅の旋律-」においてもマリア役が評価され、WOWOW主催「勝手に演劇大賞」の女優賞を受賞しています。2017年のドラマ『東京タラレバ娘』では、吉高由里子、榮倉奈々とともにメインキャストに抜擢されました。

14:真野恵里菜

2016年ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で演じた、元ヤンの「やっさん」こと田中安恵役がはまり役に思われた真野恵里菜ですが……。 15歳でハロプロ研修生「ハロプロエッグ」に合格、17歳の時には「乙女の祈り」でメジャ-デビューした正真正銘の元アイドルです。女優として転機を迎えたのは、2016年NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』で演じた早乙女朱美役。 主人公・恒子に辛く当たる先輩社員を演じ一気に注目が集まりました。2017年11月公開の映画『覆面系ノイズ』では高校生バンドのボーカル・深桜役に挑みます。元アイドル真野恵里菜の歌声が聴けるかも?!

15:橋本環奈

地元福岡でローカルアイドル活動をしていた時の写真がピックアップされ、「1000年に1人の逸材」として日本中に旋風を巻き起こした橋本環奈。 小学校3年生から地方CMやローカルアイドル活動を始め、「奇蹟の一枚」と呼ばれるショットを撮られたのが中学3年生の時でした。映画『セーラー服と機関銃-卒業‐』では、初主演とは思えない堂々たる演技を見せ周囲を驚かせています。 高校卒業とともにアイドルグループRev. from DVLを卒業。女優業を本格化させた2017年7月公開予定の実写化映画『銀魂』です。「ゲロイン」と揶揄されるほど品格に問題のある「神楽」役をいかに演じるのか、注目が集まるところです。

16:島崎遥香

2017年NHK朝ドラ『ひよっこ』への出演が発表され、改めて演技力が見直されることとなった島崎遥香。約2,450人が集結したオーディションでは島崎遥香の演技力に魅了された制作陣が、新たな役柄を準備したのだと言います。 2009年にAKB48入りした「ぱるる」こと島崎遥香は、2012年に「永遠プレッシャー」のセンターを務めたのを皮切りに、ドラマにCMにとスター街道を走り続けてきました。 卒業後、初出演となったドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』では反抗期の娘役を好演。重松清原作のNHKドラマ『ブランケット・キャッツ』にも出演することが決定しています。