新作「インディジョーンズ5/運命のダイヤル」あらすじ・キャスト最新情報 これまでのネタバレを事前予習!
ハリソン・フォード主演の人気シリーズ「インディ・ジョーンズ」の第5作目が、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の邦題で2023年6月30日から劇場公開されます! 本作をもって、ハリソン・フォードはシリーズを卒業することが決定しています。この記事では、本作のあらすじやキャストなど最新情報をまとめました。さっそく詳細を見てみましょう。
1作目からおさらいする
新作「インディジョーンズ5/運命のダイヤル」あらすじ
舞台は冷戦時代の1969年、米ソによる宇宙開発競争が苛烈を極めていた時代。考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズは、旧友の娘ヘレナからある秘宝の話を持ちかけられます。その秘宝とは、インディが若き日に発見した「運命のダイヤル」。 それは人類の歴史を変える力を持つといわれる伝説の秘宝であり、インディが生涯かけて探し求めたものでした。しかし彼の因縁の宿敵、元ナチスの科学者フォラーも運命のダイヤルを狙っており、世界を股にかけた争奪戦を繰り広げることになります。
新作「インディ・ジョーンズ5/運命のダイヤル」キャスト一覧
インディアナ・ジョーンズ役/ハリソン・フォード
主人公インディアナ・ジョーンズを演じるのは、もちろんハリソン・フォード。1989年の1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』からインディを演じ続けています。 「スター・ウォーズ」シリーズのハン・ソロ役や「ブレードランナー」シリーズなど、数多くのアクション映画で活躍。その一方で『刑事ジョン・ブック 目撃者』(1985年)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、実力派としても知られています。 しかし2023年には80歳を迎えることもあり、本作をもって「インディ・ジョーンズ」シリーズから卒業することが決まっています。
ヘレナ役/フィービー・ウォーラー=ブリッジ
イギリス出身で、脚本家、プロディーサーとしても活躍するフィービー・ウォーラー=ブリッジが、ヘレナ役で本作に出演します。ヘレナはインディの旧友の娘で、インディが名付け親。引退したインディの前に現れ、運命のダイヤルの話を持ち込みます。 彼女は主演・原案・脚本を務めた『Fleabag フリーバッグ』(2016年〜2018年)で、英国アカデミーテレビ賞女性コメディ演技賞やプライムタイムエミー賞コメディ・シリーズ作品賞を受賞するなど、幅広く活躍しています。
ユルゲン・フォラー役/マッツ・ミケルセン
デンマーク出身のマッツ・ミケルセンもユルゲン・フォラー役で本作に出演。フォラーは元ナチス党員の科学者で、運命のダイヤルを巡ってインディと熾烈な争奪戦を繰り広げる本作のヴィランです。 『偽りなき者』(2012年)でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞したマッツ・ミケルセンは、『007/カジノ・ロワイヤル』(2006年)で世界中の注目を集め、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年)などハリウッド映画にも数多く出演しています。
クレーバー役/ボイド・ホルブルック
俳優、モデルとして活躍するボイド・ホルブルックは、2012年には米Variety紙で「2012年に注目すべき俳優10人」に選ばれた人物。フォラーの右腕となるクレーバー役で本作に出演します。 Netflixオリジナルドラマ『ナルコス』(2015年〜2018年)や、2017年のマーベル映画『LOGAN/ローガン』、2018年の映画『ザ・プレデター』などへの出演で知られています。
レナルド役/アントニオ・バンデラス
2005年の『レジェンド・オブ・ゾロ』などで知られるスペイン出身のアントニオ・バンデラスが、インディの友人レナルド役で出演しています。 2019年には朋友ペドロ・アルモドバル監督による『ペイン・アンド・グローリー』でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞。アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされるなど実力派として知られ、アクションからドラマ映画まで幅広く活躍しています。
新作「インディ・ジョーンズ5/運命のダイヤル」の監督・スタッフ一覧
監督:ジェームズ・マンゴールド
シリーズを通して監督を務めてきたスティーヴン・スピルバーグが本作でもメガホンを取る予定でしたが、彼は監督を降板しプロデュースにまわることになりました。 彼の代わりに監督に就任したのは、『17歳のカルテ』(1999年)や「ウルヴァリン」シリーズ、『フォードvsフェラーリ』(2019年)などで知られるジェームズ・マンゴールド。彼はこれまで、ロマコメからアメコミ映画まで幅広い作品を手掛けてきました。 スピルバーグが降板したことについて当初ファンからは落胆の声があがりましたが、さまざまなジャンルで活躍してきたマンゴールドの手腕に期待したいですね。
脚本:ジョナサン・カスダン
当初は前作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』に引き続き、デヴィッド・コープが脚本家として起用される予定でした。 『カリートの道』や『ミッション:インポッシブル』、『スパイダーマン』など数々の名作・話題作の脚本を手掛けてきたコープ。過去には、スピルバーグと『ジュラシック・パーク』とその続編の『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』、『宇宙戦争』などでタッグを組んできました。 しかし、コープは自らが監督する新作映画『You Should Have Left 』に注力するために離脱。新たに雇われたのは、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のジョナサン・カスダンです。 彼は「スター・ウォーズ」シリーズや『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』を手掛けてきた名脚本家・ローレンス・カスダンの息子で、「ハン・ソロ」では父とともに脚本を手掛けました。 旧来よりのインディ・ジョーンズ映画の遺伝子を継ぐようなジョナサン・カスダンの活躍に期待です。
ジョージ・ルーカスは製作に参加せず
今回の新作の製作に、シリーズ生みの親であるジョージ・ルーカスは参加していません。 過去4作で彼は原案と製作総指揮を担当してきましたが、今回はキャラクター原案としてのクレジットにとどまります。 「スター・ウォーズ」シリーズにおいても製作から距離をおいているジョージ・ルーカスですが、「インディー・ジョーンズ」シリーズからも距離を置くことになったようです。
「インディ・ジョーンズ」第6弾の可能性は?
「インディ・ジョーンズ5」でハリソン・フォードがシリーズを卒業することが決定しています。では、その後の展開はどうなるのでしょうか。 2019年にハリソン・フォードは、Todayのインタビューで「ほかの誰もインディ・ジョーンズにはならない。私がインディ・ジョーンズだ。私がいなくなるとき、彼もいなくなる」と語っています。 今回の5作目がハリソン・フォードがインディ・ジョーンズを演じる最後の作品であり、シリーズ完結編となる予定。いまのところ6作目製作の可能性は低そうです。
インディの息子マットの出番はなし!?
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』でインディ・ジョーンズの息子のマット・ウィリアムズを演じたシャイア・ラブーフは、第5作目には出演しないようです。 ラブーフは新作についてスピルバーグ監督からいろいろな話は聞いているものの、マット役の評判があまり良くなかったことや、交通事故に遭うなど私生活でトラブルが続くなどの理由で今現在出演の予定はないとのこと。
前作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』をネタバレでおさらい
東西冷戦に突入し、反共産主義の嵐が吹き荒れていた1957年。核実験を翌日に控えたネバダ州の米軍施設「エリア51」で、イリーナ・スパルコ大佐率いるソ連軍兵士たちがインディと相棒マックを捕えて、ある物を探していました。それは、1947年に起きた「ロズウェル事件」で米軍が入手した謎のミイラ。 マックの裏切りに遭いながらも脱出したインディでしたが、FBIから目を付けられて共産主義者として大学から追われてしまいます。国外へ出ようとしていたインディにマットと名乗る青年が声をかけ、インディの旧友オックスと母親マリオンがペルーから助けを求めていると語りました。 オックスが古代マヤ語で書いた手紙をもとに、ナスカへ向かったインディたち。しかしその後をスパルコ大佐たちも追っていました。彼女が求めていたのは、マヤ文明の遺跡に隠されたクリスタル・スカル。実はそれは、ロズウェルのミイラと同種族の「宇宙人」のものだったのです。 インディとマットはソ連兵に拉致されていたオックスとマリオンに再会し、遺跡にクリスタル・スカルを戻すため奮闘。しかしスパルコ大佐たちは執拗に追いかけてきて、ついに遺跡で対決するのでした。
新作「インディ・ジョーンズ5/運命のダイヤル」のあらすじ・キャストを要チェック
全世界待望のシリーズ第5弾『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』。2023年6月30日に全世界同時公開となります! 前作「クリスタル・スカルの王国」から15年ぶりの新作、そしてハリソン・フォードがインディ役を卒業することになる作品。ぜひ劇場で、インディ最後の雄姿を目に焼き付けましょう!