2019年12月24日更新

『ドラゴンボール』ミスター・サタンの活躍を振り返ると、実はスゴイ人物だった!?

ドラゴンボール ミスターサタン 孫悟空

鳥山明による日本が世界に誇る漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクター、ミスター・サタン。どこかコミカルで、マヌケで、頼りなさそうなサタンですが、実はすごい人物だった? サタンの凄さがわかるポイントを紹介しています。

目次

ミスター・サタンの活躍を振り返る!実はスゴイ男【ドラゴンボール】

ミスター・サタンは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、名前は本名ではなくリングネームとして使われています。 サタンは格闘技の世界チャンピオンで、本名はマーク。エイジ736年生まれ。もじゃもじゃの髪に、割れた顎が特徴的です。 セル編の後半で登場したキャラクターで、格闘技の世界チャンピオンということもあり、自分が一番強いと過信しているところがありますが、悟空達の驚異的なパワーを前に圧倒されてしまいます。当初彼らの力に対して「あれはトリックだ」と言い、認めていませんでしたが、娘ビーデルが悟空の息子・悟飯と結婚し悟空と親戚になったことで、徐々にその力の存在を認め始めます。 人一倍責任感が強く優しさも兼ね備えながらも、普通の一般人の中では戦闘能力は高く、たくましい存在のミスター・サタン。そんなサタンは世界中の人々から絶大な信頼を得ています。

サタンの娘は、似ても似つかない美少女ビーデル

サタンの一人娘はビーデルです。サタンは娘のビーデルから大切に思われてはいるものの「ちょっとお調子にのりすぎよ!いくらママが死んじゃっていないからってさ!チャンピオンなのを利用していろんな女の人と遊びまくってんのよ!」と言われています。女遊びを娘に気付かれているのは褒められたことではありませんが、ビーデルが良い子に育っているのはサタンのおかげでもあるのでしょう。 サタンもビーデルを大事にしており、天下一武道会でビーデルがスポポビッチに満身創痍にされたときは、大慌てで駆け付けています。 このときサタンはビーデルに仙豆を食べさせた悟飯を追い払おうとしていましたが、サタンにとっては「知らない男が大怪我をした娘に何かわからない物を食べさせた」状況だったわけで、娘を思うが故の行動だったといえるでしょう。溺愛ぶりが分かるエピソードですね。

ミスターサタンの技を紹介

ダイナマイトキック

ダイナマイトキックは、セルゲームで開戦最初にサタンがセルに浴びせた大技で、ジャンプして片足で蹴る技です。アナウンサーには「はやくも勝負がきまってしまったかーっ!」と言われていましたが、その後うるさがったセルに片手でふり払われて場外に落ちてしまいます。

サタンミラクルスペシャルウルトラスーパーメガトンパンチ

サタンミラクルスペシャルウルトラスーパーメガトンパンチは、原作ブウ編の天下一武道会で18号に放った必殺技です。食らった18号は痛くも痒くもありません。 18号は、あまりの威力のなさに「……これがお前の必殺技か?」と言っています。しかし事前に「2000万ゼニ―を払う引き換えにサタンを優勝させてやる」と取引をしていたため、18号はわざと吹っ飛んで場外負けしました。

プレゼント・フォー・ユー

プレゼント・フォー・ユーは、魔人ブウと戦うハメになったサタンが、プレゼントに見せかけて爆発物を渡して攻撃した技(?)です。 「ゲームポーイ」という携帯ゲーム機に仕込んだ爆破装置を、魔人ブウがゲームに夢中になっている隙に爆発させて倒そうとしました。 しかし効果は一切なく、魔人ブウは爆発も含めてゲームだと思ったのか面白がられています。魔人ブウがサタンに心を許す1つのステップとなったという意味では、強い技かもしれません。

セルの手柄をひとりで背負える度量

ミスター・サタンは始め、悟空達の超人的な力を信じてはいませんでした。確かに一般人からしてみたら悟空たちの力は信じがたいものです。 誰ひとりとして悟空達の力を信じていなかった時に人造人間のセルが出現し、“セルゲーム”を開催。そこに人類代表として、ミスター・サタンも出場するのですが、一般人の力で太刀打ちできるものではなくあっさりと吹っ飛ばされてしまいました。その後はただ見守るだけとなってしまいます。 しかし争いの激しさからたまたまカメラが壊れ、アナウンサーが気絶しているうちに戦いは終わりを迎えます。悟空達も去り、セルを倒した手柄はミスター・サタンの手に。その後セルを倒した功績から英雄として讃えられ、住んでいる町はサタンシティと名付けられるまでになりました。 自分が倒したわけではありませんが、その手柄を自ら背負う度量はすさまじいことでしょう。

魔人ブウまでも取り込む社交力

セルを倒してしばらくしてから、魔人ブウを倒すよう送り込まれますが、ブウの強さにビビり機嫌をとりながら隙をみて倒そうと計画。毒入りのチョコレートや爆弾付きゲーム機を送るなど試行錯誤しました。しかし効果は全くなし。むしろブウに気に入られ下僕としてブウの世話をし始めます。 ある日ブウが怪我をした子犬を連れ帰り可愛がっている様子を見て「人を殺すことはよくない」と説得します。すると、ブウは素直にサタンのいうことを聞き入れるのです。サタンの見事な社交力によって、ブウの説得に成功し人を殺すことは無くなったのでした。 しかし、心ない人間のせいで子犬が射殺されてしまい、そのショックからブウは悪の姿に変わってしまいます。悟空達がブウと戦い、元気玉で勝負を決めようとしますが、地球の人々に呼びかけても見向きもされず、全く元気玉はたまりません。それを見たミスター・サタンは人々に喝を入れ、悟空達に力を集めるように呼びかけます。 すると、サタンがそう言うのであればと人々は悟空達に力を送り始めます。こうして超人的な悟空達と地球人を結びつける架け橋の役割をし、世界の救世主として活躍したサタンは、人々からも、悟空達からも“救世主”として賞賛されました。 その後サタンは、ドラゴンボールの力で人々からブウの記憶を抹消。ブウと仲良く暮らすことを選び、またブウが悪い姿に変わらないよう見張り役として行動を共にすることとなります。

暴力を振るわない温和さ

ミスター・サタンのすごいポイントは、その温和さも欠かせない要素となっているでしょう。魔人ブウを倒そうと様々な計画を立てているときに、ブウが子犬と戯れていた姿を見て、思わず倒すことをやめてしまいます。 また、ミスター・サタンは一度も死んだことのないキャラクターとして有名です。ドラゴンボールで蘇っているとはいえ、悟空やクリリン、亀仙人でさえも死亡しているのに対し、彼は魔人ブウが地球滅亡のために放った光線すらもなぜか絶えぬき、ここまで一度も死なずに悟空達を陰ながら支えています。

優勝記録保持者

悟空達が出場しなくなった天下一武道会に参加し、サタンは優勝しています。 悟空達が桁外れの戦闘力なだけで、私たち一般人からすれば、サタンは強い部類に入るのでしょう。さらに、一般の農夫の戦闘能力が5に対し、サタンは18の戦闘能力をもっているので、一般人の中でもだいぶ強く、初期の悟空よりも強いということになります。

美人な奥さんをゲット?

もじゃもじゃの頭、割れた顎、立派なもみあげ、痛そうなヒゲという風貌のサタンですが、20代の前半でとてつもなく美人の歌手、ミゲルと結婚していたました。彼女は魔人ブウ編ではすでに故人となっていましたが、結婚当初は天使と悪魔が結婚したと騒がれていたそうです。 あのサタンから、とてつもなく可愛い娘のビーデルが生まれたのは、きっとお母さんの遺伝なのでしょう。しかし、あれだけ可愛い奥様を捕まえられるのも、サタンの強さに惚れてのことなのでしょうか。やはり強運の持ち主ですね。

悟空達の勝利に貢献している

普段、びびって物陰からその戦闘を見ているだけに思われるサタン。実は間接的ではありますが、結構悟空達に貢献しているのです。 魔人ブウ戦では、サタンの掛け声によって人類は悟空達に力をおくるようになりますし、戦闘不能になったベジータを抱えて運んだり、その後の魔人ブウが悪さをしないようにきちんと見張っていることなど、間接的にでも悟空達に貢献できるほどの強さをもっています。

サタンが悟空とポタラ合体した姿がショックすぎる!

悟空とサタンがポタラで合体した姿は、原作では悟空の想像でのみ登場します。サタンがちょっとカッコよくなったような、悟空がちょっとオッサンじみたような、なんともいえない風貌です。PS2発売の『ドラゴンボールZ2』では、まさかのプレイアブルキャラクター「ゴタン」として登場しました。 悟空は魔人ブウに追い詰められ、合体するしかない……!という状況に追い込まれてしまいますが、そのとき悟空と合体できる状況にあったのはサタンだけでした。悟空は「ダメだサタンとじゃ。1000の力が1001になったって勝てやしねえ」と辛辣です。

ミスター・サタンの声優は誰?

ミスター・サタンの声を吹き込んだのは郷里大輔。1952年生まれの声優です。野太く、力強い声質からアニメでは主に悪役の声を担当することが多かった郷里ですが、性格は正反対で、温厚であったそうです。 郷里の死後、おもに『ドラゴンボール超』では、『ポケットモンスター』オーキド博士を担当する石塚運昇がミスターサタンの声を担当していました。しかし石塚も2018年に惜しまれつつも他界しています。 今後『ドラゴンボール』の新作が制作される際には、誰がミスターサタン役を務めるのか、という点にも注目です。