2019年10月17日更新

『NARUTO -ナルト-』五代目風影・我愛羅のエピソードを一気に紹介!

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我愛羅

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『NARUTO -ナルト-』の人気キャラ・我愛羅

『NARUTO -ナルト-』は「週刊少年ジャンプ」にて1999年43号から2014年50号の間連載されていた、岸本斉史による大ヒット漫画です。我愛羅は風の国にある「砂隠れの里」の忍者で、第一部の中忍試験編から登場します。 我愛羅は、物語序盤では目が合っただけで相手を殺そうとするほどの残虐非道な性格でした。しかし、ナルト達との戦いをきっかけに考え方を変えていき、最後はナルト達と協力関係を築くようになります。『NARUTO -ナルト-』の作中で、最も心の成長が見られるキャラクターの1人です。 赤い髪と目の隈が特徴的で、額には「愛」の文字が刻まれています。

我愛羅のプロフィール

我愛羅は1月19日生まれのやぎ座で、血液型はAB型。性格はクールで表情が乏しく口数も少ないですが、基本的には礼儀正しいようです。砂隠れの里出身で四代目風影の息子で、姉テマリと兄カンクロウと行動を共にしています。 本記事ではこれまでの我愛羅の活躍や生い立ち、彼の得意とする術を紹介します。

一瞬で五代目風影に

我愛羅は17歳で父の後を継ぎ、五代目風影に就任します。 里の上役達からは、人柱力で疎まれていましたが、その他の里の者達からは若く才能溢れる里長として慕われています。特に同年代の異性からは、クールで可愛いところがあり、風影なところが人気だそうです。 また、里長としては異例の若さで就任しましたが、他の五影にも負けない知力と戦闘力を持っています。その実力は穢土転生で蘇った過去の影達にも認められているようです。

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一尾の人柱力

我愛羅は生まれた時に、風の国の兵器として一尾の守鶴を憑依させられました。守鶴とは尾獣族の一本尾を待つ巨大な化け狸で、砂で形成された体で大きな尾を持っています。 守鶴を憑依されたことにより、我愛羅は情緒不安定となり、体を乗っ取られる恐怖で眠れない慢性的な不眠症に陥り、目の周りには特徴的な隈ができています。 後の第四次忍界大戦では暁によって守鶴を剥がされますが、隈は消えていません。また、守鶴とも対等の関係であるような描写がされています。

我愛羅の能力・術を紹介!

背負ったひょうたんの中の砂を自在に操ります。砂はチャクラが練りこまれた特別なもので、我愛羅の意思とは関係なく盾になり守っています。これは守鶴の力ではなく、母の意思。また、盾とは別に肌の上に常に砂の鎧をまとっており防御に秀でています。 防御だけではなく、攻撃面においても突出しており、砂で相手を押しつぶしたり岩や砂があれば無限に砂を作り出すことができるようです。

砂縛柩(さばくきゅう)、砂瀑送葬(さばくそうそう)

「砂縛柩(さばくきゅう)」は、大量の砂を操り敵を捕縛する技です。捕縛された敵は身動きが取れなくなります。その後、「砂瀑送葬(さばくそうそう)」は、「砂縛柩」によって捕縛した敵を圧殺する技です。 中忍試験の「死の森」では、雨隠れの忍を「砂縛柩」で捕縛し、「砂瀑送葬」によって圧死させました。第三の試験の予選では、「砂瀑送葬」でロック・リーの左手足を粉砕しています。

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狸寝入りの術

第一部で「木ノ葉崩し」が起こった際、ナルトの攻撃に圧倒された我愛羅が使用した術です。「狸寝入りの術」によって我愛羅の中に封印された守鶴(しゅかく)を呼び覚まし「尾獣化」する事が出来ます。 普段、霊媒である我愛羅が起きている間は守鶴の力が抑えられています。我愛羅が眠ることで守鶴は本来の力を発揮する事が可能です。しかし我愛羅が寝ている間は、守鶴によってじわじわと人格を侵食されてしまうというリスクもあります。 尾獣化した我愛羅に対して、ナルトは口寄せしたガマ親分で応戦しました。

我愛羅の来歴1.過去

我愛羅の父は、四代目風影である羅砂(らさ)です。羅砂は、まだ赤ん坊の我愛羅を砂隠れの兵器とするため、チヨの力で我愛羅の体に砂の守鶴(一尾)を憑依させます。母親の加流羅(かるら)は、我愛羅を出産後に死亡しました。 体内に尾獣が封印された我愛羅は、里の者たちから化け物扱いされて嫌われ、悲しい幼少期を過ごしました。また、守鶴の力を制御出来なかった事から、危険因子として幾度となく命を狙われています。眠ると砂の守鶴に体を奪われる事から、常に不眠状態。そのため、目の周りに大きなクマが出来てしまいました。 加流羅の弟である夜叉丸には唯一心を開いていましたが、後にその夜叉丸からも命を狙われます。夜叉丸から「実は憎んでいた」と告げられた我愛羅は、夜叉丸を倒した後、自分以外の人間を憎むようになりました。 そして「自分だけ愛する」という意味を込めて、額に「愛」と自らの砂で刻みこんだのです。

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我愛羅の来歴2.第一部

我愛羅は兄のカンクロウ、姉のテマリと共に木の葉隠れの里を訪れ、中忍試験に参加します。第二次試験の「死の森のサバイバル」では、無傷かつ97分という異例の速さで突破し、歴代記録を更新しました。 第三次試験の本戦では、うちはサスケと闘いますが、戦闘中に大蛇丸が騒動を起こし、我愛羅は里の外へ撤退します。実は、我愛羅たちは「木ノ葉崩し」を目論む大蛇丸と手を組んでいたのです。森の中で、我愛羅は追ってきたサスケやナルトと再度戦います。 同じ「人柱力」として我愛羅の気持ちを理解したナルトは、ガマ親分を口寄せして尾獣と化した我愛羅と応戦します。ナルトに敗れた我愛羅は、ナルトの強さの背景には「自分のためでなく仲間のために戦う」気持ちがあると気付きました。 ナルトとの戦いをきっかけに我愛羅は意識を変えていきます。

我愛羅の来歴3.第二部

第一部から2年半後、砂隠れの里の長である風影となった我愛羅。 そんな中、「暁」という組織のデイダラとサソリが砂隠れの里を強襲します。我愛羅の中にいる尾獣を狙っての侵攻でした。 デイダラは、粘土を爆弾に変える忍術を使います。砂の中に爆弾を埋め込まれた我愛羅は、盾の内側から爆破されて敗北しました。そして、「暁」に生け捕りにされてしまいます。 その後、木の葉隠れの里からナルト達が駆けつけ、デイダラたちと戦闘。「暁」を撃退し、我愛羅を取り戻します。しかし尾獣を抜かれた我愛羅は既に死亡していました。 砂隠れの里のチヨは、死亡した我愛羅に、転生術である「己生転生」を使います。我愛羅に一尾の守鶴を封じた張本人であるチヨは、己の命と引き換えに我愛羅を生き返らせたのでした。

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我愛羅の来歴4.第四次忍界大戦

人柱力を巡って、うちはオビトと五大国の間で「第四次忍界大戦」が起こります。我愛羅は「戦闘大連隊」隊長に任命されました。五大国の間にも争いの歴史があり遺恨が残っていましたが、我愛羅は演説で皆をまとめます。 敵は禁術である「穢土転生」を使って、歴代の火影や有名な忍を手下として繰り出してきました。我愛羅の父親・羅砂も転生によって我愛羅と戦う事になります。羅砂は、成長した我愛羅が風影になり友達も作るなど、その変貌ぶりに驚愕しました。 羅砂は、人柱力としての力を判断するため意図的に夜叉丸に我愛羅を襲わせていた事を告白します。また、我愛羅が母親から愛されていた事も発覚しました。我愛羅は羅砂の事を許し、涙を見せる羅砂を封印します。

我愛羅の来歴5.「BORUTO-ボルト-」

第四次忍界大戦から15年の時が経過しています。シンキという息子を養子にしており、シンキは我愛羅の事をとても尊敬しているようです。また姉のテマリは奈良シカマルと結婚し、甥っ子であるシカダイが誕生しました。 中忍選抜試験を観戦するため、受験生であるシンキ達と共に木ノ葉隠れの里を訪れます。しかし試験の観戦中、会場に現れた大筒木モモシキと大筒木キンシキによって、ナルトが誘拐されてしまいました。我愛羅は他の五影と強力し、モモシキと戦います。 その後、大筒木一族の一員である大筒木ウラシキから一尾を狙われるようになります。一尾護衛のため、我愛羅はうちはサスケと共に守鶴を狙うウラシキと交戦。戦闘で負傷した我愛羅は、木ノ葉の里に守鶴を匿うよう、ボルトとシンキに命じます。

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我愛羅の声優は誰?

『NARUTO -ナルト-』で我愛羅を演じるのは石田彰。子供の頃に『機動戦士ガンダム』を見て声優に憧れ、ミステリアスな役や個性の強いキャラを演じることが多く『新世紀エヴァンゲリオン』渚カヲルや『銀魂』桂小太郎などが有名です。 少年や青年、はたまた女性まで演じ分けることができ、多彩な演技力に魅力があります。2007年には『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』アスラン・ザラ役で第1回声優アワードサブキャラクター賞男優部門を受賞しました。 『NARUTO -ナルト-』では我愛羅を演じていますが、カカシ役のオーディションを受けていたという事実もあるそうです。

今後の我愛羅の活躍に期待!

第二部以降、すっかり好青年になった我愛羅。「BORUTO-ボルト-」では大人になり、さらにかっこいい我愛羅を見ることが出来ます。 アニメ『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』は2017年4月より絶賛放送中です。大人の我愛羅が今後どのような活躍を見せてくれるのか、これからも目が離せません!