2020年2月10日更新

『NARUTO -ナルト-』日向ネジの生き様がかっこいい!最期に呪印から開放された分家の天才

NARUTO ナルト 日向ネジ

日向一族きっての天才と称された日向ネジ。冷酷な心の裏には優しさが隠れていました。分家として生まれた彼は宗家を超える才で実力を伸ばし、第四次忍界大戦では自ら自由を掴み、笑顔で最期を迎えました。本記事ではそんな彼を詳しく解説します。

目次

『NARUTO』日向ネジを徹底解説!冷静沈着で高いプライドの持ち主【ネタバレ注意】

日向ネジは7月3日生まれで、好きな食べ物はにしんそば、嫌いな食べ物はかぼちゃです。日向一族の分家出身で、一族独自の力「白眼」を受け継ぎます。宗家の日向ヒナタと妹のハナビとは従兄妹の関係です。 ロック・リー、テンテンがチームメイトのマイト・ガイが担当する第三班(ガイ班)の一員として行動していました。ガイ班の中では冷静な性格で、リーやガイのような熱血メンバーの能力を補うのが非常に上手く、状況分析や作戦立案といった分野では下忍の頃から活躍しています。 また、冷静沈着な性格に加えて厳格でプライドが高く、仲間との衝突が度々あって周りを困らせてしまうこともありました。 ※この記事では『NARUTO-ナルト-』に関する重要なネタバレに触れています。読みすすめる際はご注意ください。

ネジは名門・日向一族の天才!独学で奥義を体得してしまう忍術センス

下忍時代チームメイトから「木ノ葉一強い下忍」評したように、体術を始め、忍術や幻術においても高い能力を持っており、実の父親から「宗家の子として生まれさせてやりたかった」と言われるほど才能と実力を持っていたと言えます。 本来、日向分家には伝えられない奥義「八卦掌回天(はっけしょうかいてん)」を独学で習得するなど、まさに日向始まって以来の天才と称された人物です。

日向家の分家に生まれた者は、籠の中の鳥として一生を宗家に尽くす

日向家は木の葉で最も古い名門の一族。生まれた順で厳しく宗家と分家に区別されており、分家の者の額には「籠(かご)の中の鳥」を意味する呪印が刻まれています。宗家の物は呪印が刻まれた者の脳細胞を簡単に破壊し殺すことも出来るのです。分家は死ぬまで宗家のために尽くさなければならず、死ぬと秘密保持のため白眼の能力を封印し呪印は消えます。 分家に生まれた者は一生、一切の自由を矜恃することなく、与えられた役目をただ全うすることになるのです。

ヒアシによって明らかになった父・ヒザシの死の真相

中忍選抜第3試験でナルトとの試合後、ヒアシに父・ヒザシ(画像右)の死の真実について聞かされます。 事件当時、ヒナタを助けに向かったヒアシは木の葉と友好関係にあった雷の国の忍びを殺してしまい、雷の国はヒアシの死体を渡すよう要求してきました。宗家は白眼の秘密を守るため、分家であり瓜2つのヒザシの死体を渡すことを決めます。ヒアシは実の弟が身代わりにされることを反対しますが、ヒザシは自らが影武者になることを望んだのです。 ヒザシは宗家を恨んでいました。だからこそ、宗家のためではなく兄として守って死ぬことこそが自分で初めて選ぶことができる自由だと言います。日向の運命に逆らってみたかったと言うヒザシは、宗家を守る為ではなくネジや兄弟、家族、里を守るために自らの意思で死を選び命を落としたのでした。

宗家をも超える圧倒的才能!ネジの瞳術と技を紹介

白眼(びゃくがん)

日向一族の血継限界で三大瞳術のひとつ。洞察力、視界範囲はうちは一族の写輪眼を上回ります。発動時は目の周りに血管が浮き上がり、数キロ先の光景と、自分の周り360度を同時に見られるようになります。

柔拳法・八卦六十四掌(はっけろくじゅうよんしょう)

ネジ、ヒナタの代名詞と言える拳法です。八卦掌と言われ、全身の点穴にチャクラを流し込むことで、相手の体を内部から破壊して戦闘不能に追い込みます。

八卦掌回天(はっけしょうかいてん)

敵の攻撃を全身の点穴から放出されるチャクラで防ぎ、弾き飛ばす体術です。 本来は日向宗家の嫡子にのみ伝えられる体術ですが、ネジは天賦の才と実力により習得しました。テンテンからは「我愛羅の砂に並ぶ第3の絶対防御」と称されました。

ネジの運命や生き様を大きく変えた!盟友ナルトとの関係を解説

日向ネジにとってナルトは日向宗家と分家、そしてヒナタとの間を取り持ったと言って良い存在です。そこでナルトとネジの関係が垣間見れる2つのエピソードをご紹介します。

中忍試験

ナルトと本気で戦ったのは同じアカデミーの仲間では、サスケとキバとネジの3人です。中忍試験ではナルトを“落ちこぼれ”と見下し圧倒的な力で追い詰めます。 しかし窮地に立たされたナルトが発動させた九尾の力を前に敗北。この対戦後、長年自身の運命を恨み日向宗家であるヒナタを憎んでいたネジに、日向宗家当主のヒアシから、父が死んだ真相を伝えらえ、少しずつネジの心を氷解していきました。 第1部最終話では、ヒアシとヒナタとでお茶を飲んでくつろぐシーンが描かれています。

サスケ奪還任務

大蛇丸によって呪印を刻まれたサスケは自身の宿命に苦悩する中、音の五人衆等により、大蛇丸の元へと誘い込まれてしまいます。そこでナルト、シカマル、チョウジ、ネジ、キバ、ネジの5人はサスケを連れ戻すためサスケ奪還任務に立ち上がりました。ネジは、最も難しい後方警式の任務を負うことに。 音の五人衆により苦戦を強いられ、決死の作戦を用い「絶招・八門崩撃」で撃破しましたが重傷を負い、任務は失敗。サスケは大蛇丸の元へと行ってしまいました。

第四次忍界大戦では日向ネジが死亡……。突然の最期に多くのファンが悲しんだ

第四次忍界大戦では十尾を相手にヒアシ、ヒナタと共にナルトを守るため奮闘します。そんな中、十尾がナルトに向けピンポイントで攻撃。ヒナタは咄嗟にナルトの体を庇いますが、ネジは攻撃の軌道を白眼で読む事でヒナタとナルトを命がけで庇い、致命傷を負います。 ナルトに何故庇ったのかという呼びかけに「お前(ナルト)に天才だと言われたからだ」と言い残し息を引き取りました。ネジにとっては、ナルトという天才に、「天才」と言われる事が誇りだったのでしょう。 呪印が消えゆく中、父と同じように仲間を守るために死を選ぶという自由な気持ちを実感しながら最後を迎えたのです。 あまりにもあっけないネジの最後に賛否両論なのですが、原作者の岸本斉史先生は劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』上演記念のインタビューでこう話しています。 「死って意外なほど突然来るんですよ。それまで、例えば自来也の死のシーンとか、わりとねちっこく演出することもありましたが、ネジのときはそれをあえてやめました。死は突然だし、戦場の中で感傷に浸る余裕もない。いつ誰が死ぬか分からないという覚悟がないといけないし、丁寧に描き過ぎればウソくさくなる。」 そのリアリティさが、多くの人の心に残る場面になった理由の1つかもしれません。

アニメ版「NARUTO」シリーズでネジを演じた声優は?

ネジを演じた声優は2人います。ここではアニメ版「NARUTO」シリーズでネジを演じた2人の声優をそれぞれ紹介!

根本圭子(ねもとけいこ)

幼少期を演じたのが根本圭子(ねもとけいこ)です。 1979年12月10日生まれで81プロデュースに所属しています。主に女性役や少年役を演じることが多いようです。 主な出演作品は、『ナルト』日向ネジ役(幼少期)や、『ナルト』シズネ役、『銀魂』村田鉄子役です。 また、2012年に同じく声優の高塚正也と結婚しました。

遠近孝一(とおちかこういち)

もう1人のネジ役は遠近孝一(とおちかこういち)。1971年10月20日生まれ、東京俳優生活協同組合に所属しています。主にクールなキャラクターを演じることが多いですが、熱血キャラや関西弁のキャラクタもこなしています。 主な出演作品は『ナルト』日向ネジ役、『フェアリーテイル』エリゴール役、『キン肉マンⅡ世』イリューヒン役など。また、歴史マニアで自身のラジオではその話題になると止められないほど饒舌になるそうです。