映画『インセプション』についてみんなが知らない20の事実

2017年7月6日更新

2010年にクリストファー・ノーラン監督・脚本を務めた映画『インセプション』はレオナルド・ディカプリオや俳優渡辺謙など豪華な出演者を揃えていることでも話題になりました。そんな『インセプション』のみんなが知らない20の事実をご紹介します。

1. 主役の座を射止めたのは・・

『インセプション』が公開された今となっては主人公ドム・コブ役はレオナルド・ディカプリオ以外にいないと誰もが思っています。しかし、実はドム・コブ役のオファーを受けたのは彼だけではなかったのです。

ブラッド・ピットそしてウィル・スミスが候補に挙がっていましたが、両者ともそれぞれの理由でオファーを断り、結局レオナルド・ディカプリオに役が回ってきたんだそうです。

2. アリアドネ役は!?

映画の中でも最も重要な役ともいえるアリアドネ役。この役も実はエレン・ペイジに決定する前には別の候補者が何人かいたそうで、その中でも第一候補だったのが映画『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』にも出演しているエヴァン・レイチェル・ウッドでした。

その他にも、エミリー・ブラントやエマ・ロバーツなどが候補にあがっていましたが、最終的にはエレン・ペイジがアリアドネ役に決まりました。

3. オーディションの必要なし!?

本作の中で夢を構築するアリアドネ役を演じたエレン・ペイジ。

本作とは全く関係のない仕事でクリストファー・ノーラン監督と一緒になったエレンでしたが、次の週には『インセプション』の台本を読んだのだそう。アリアドネ役が気に入ったエレンはそのまま役に決まりました。

4. お好きな役をどうぞ

渡辺謙演じる斉藤のライバル会社の息子であり、ドム・コブたちのターゲットであるロバート・フィッシャー役を演じたキリアン・マーフィー。クリストファー・ノーラン監督とは映画『ダークナイト三部作』を共にしています。

そんなキリアンにノーラン監督はキャスティングの際に、「なんでも好きな役を選んでいいよ。」と言ったんだとか。役者が自分に合った役を自分で選ぶとはあまり聞いたことがないですが、そんな状況でもあえて主役を選ばずにロバート・フィッシャー役を選んだキリアンからは役者魂を感じますね。

5. 嘘をついてでも掴んだ役

ドム・コブの仕事仲間であり他人になります能力のあるイームス役を演じたトム・ハーディーは、イームス役を射止めるために嘘までついたらしいのです。

イームス役のオーディションの際に、ディレクターからスキーはできるかと聞かれたトムはできると答えたそう。ですが実際は生まれてから1度としてスキーをしたことすらなかったトム。後のインタビューで「ロッククライミングができるかって聞かれたらできるって答えるに決まってるじゃないか!」とクリストファー・ノーラン監督の映画に出演することを熱望していたようです。

6. 世界中で撮影を行った『インセプション』

アーサー役のジョゼフ・ゴードン=レヴィットが飛び回るシーンはイギリスのベッドフォードシャー州で行い、山でのシーンはカナダのカルガリーで撮影されました。その他にもモロッコ、東京、ロンドンやロサンゼルスなど撮影は世界中で行われ、計6ヵ国にも及びました。

7. 3Dでの上映も考えた!?

主人公ドムらが人の夢の中を駆け巡り物語が繰り広げられていく『インセプション』の中では多くのシーンが立体的です。そのため映画の撮影後には3Dでの上映も考えたそうです。

しかし、上映までほとんど時間もなかったためやむなく断念せざるをえませんでした。

8. 現実味を持たせるために

クリストファー・ノーラン監督は爆発などのシーンを通常ハリウッドで使われるオレンジ色の炎ではなく、さらに現実的に表現したいと考えていました。

パリで撮影を行った際には安全のために実際の爆発は起こすことができなかったため、俳優陣のすぐ近くで高圧窒素を使用したんだそう。特殊効果ディレクターは「実際に演技をしている人のすぐそばで爆発を起こすのと、ただの緑のスクリーンの前で爆発が起きたものと想像して演技するのでは全く違ったリアクションになった。」と話しています。

9. 運も味方して

カナダのカルガリーで撮影が行われた山でのシーン。しかし雪山でのシーンを撮影するはずが、雪が全くなかったのです。

撮影が開始するまでは全く雪がない状態で、山肌がはだけた状態の現地の写真が送られてくるたびにかなり不安になったそうです。しかし、そんな心配をよそに実際に撮影に入る時には10年に1度の大雪に見舞われ、完璧な雪山でのシーンを撮ることができました。

10. 撮影も順調に進み

表から見る華やかな映画の世界とは違い、実際は時間とそしてお金との戦いの映画製作。映画の撮影が予定よりも長引いて監督もちょっとご機嫌斜めなんていうのはよく聞く話ですね。

ですが、『インセプション』の撮影はとても順調にそして予算内で進んでいったそうです。クリストファー・ノーラン監督は映画撮影の際には、その2点にかなり気を使っているんだとか。

11. 特殊効果はそれほど使用していない!?

CGIを駆使して制作されたようにみえる『インセプション』ですが、実際にはそれほど特殊効果は使用されていないんです。

映画『ロード・オブ・ザ・リング』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』などを制作し特殊効果を多く使用することでも知られるブロックバスターズですが、それらに比べると本作で使用した特殊効果は四分の一ほど。特殊効果があまり好きではないクリストファー・ノーラン監督の意向もあって、使用しなくてよいシーンには極力使用しなかったのだそうです。

12. 『ダークナイト』が成功したからこその『インセプション』

ノーランが監督を務めた、2008年映画『ダークナイト』は世界興行収入が10億ドルを超えるという大ヒット作となりました。そのお礼としてワーナー・ブラザースが制作費を出したらしいとの噂もあります。

2000年頃から10年近く温めていた自身の企画をついに映画にできるとあって、ノーラン監督もとても喜んだようです。